2017/11/21 - 2017/11/21
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j-ryuさん
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☆2017年の紅葉狩りシリーズの大トリは今年も福島県いわき市の山間にある『戸草川渓谷』の紅葉です。
厳密に言えば東北最後の紅葉は戸草川より少し下流に位置する『いわき龍神峡』の紅葉で、戸草川渓谷より1週間ほど遅く見頃になるので、ほぼ最後の紅葉かな(^^);。
9月下旬の磐梯吾妻から始まった福島県の紅葉も12月上旬の“いわき市”で終わりを告げます。
なぜ戸草川渓谷が禁断の渓谷かと言うと、
この渓谷沿いの道路は度重なる土砂崩れにより2008年8月からずっと通行止めになっていましたが、
それに輪を掛けて東日本大地震、台風など相次ぐ災害で、
車はおろか人もペットも入渓禁止になっているからです。
じゃ、なぜ貴方は入渓できたのですか?と問われれば、
大きな声では言えませんが・・・・・
復旧工事が始まる前の早朝に、こそっと訪れました(^^);。
なので旅行記としてUPさせていただきましたが、本来は行ってはいけない『禁断の渓谷』なんです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆いわき市周辺&戸草川渓谷へのルートMap①
Google Mapに加筆
※https://www.google.com/maps/@37.0080035,140.6467125,8799m/data=!3m1!1e3 -
☆戸草川渓谷へのルート拡大Map
Google Mapに加筆
※https://www.google.com/maps/@37.0080035,140.6467125,8799m/data=!3m1!1e3
郡山市やいわき市内から戸草川渓谷へ一番便利なルートは県道14号線(御斎所街道)です。
もしくは県道71号線(勿来・浅川線)の田人町貝泊経由で入ることになります。
貝泊側からなら掘り切の滝や家老沢の滝が近いですが
二階滝や二岐の滝へは才鉢側が便利です。
ただ、戸草川渓谷への県道390号線の進入地点にはどちら側にも一般車両通行止めの看板があります。
その先は完全通行止めなので、工事中は車では完全アウトです。
徒歩も本来はアウトなんですが、工事の始らない早朝ならギリギリ可能かも。
しかし、あくまで自己責任ですから無理はしないで下さい。 -
☆2017年11/21 県道390号線才鉢側通行止め地点。
このゲートの写真は帰りがけに撮ったのでゲートが開いていますが
早朝は締まっていたのでゲート脇通りぬけました。
昨年はこの時期休工中でしたが今年は木の伐採作業をしていたのは想定外。
帰りがけ叱られるかと覚悟しましたが、
工事関係者がいるはずのない人間がいてあっけにとられたのか
運良く(?)誰からも注意は受けませんでした。
でも本当は徒歩でもアウトなので少なくとも工事期間中の入渓は
やめたほうが賢明です(ーー;)。
詳しい情報は“福島県道路通行規制情報”でご確認ください。
福島県道路通行規制情報
http://www.pref.fukushima.jp/douro/kisei/kisei-map.htm -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
予想通り戸草川渓谷の紅葉はちょうど見頃を向かえていました。
同じ福島県でも私が今年初めの紅葉を楽しんだのは
9/26の磐梯吾妻・一切経山や魔女の瞳周辺で
それから2ヶ月遅れてようやく”いわき市”の紅葉が見頃になるのですから
福島県の紅葉がいかに長い期間楽しめるかお分かりいただけたでしょう。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
戸草川渓谷の紅葉の見頃は11月下旬ですが
おなじ市内でも『いわき龍神峡』は戸草川渓谷とさほど離れていないものの
標高が低く海にも近いので見頃は12月上旬と関東や西日本とあまり変わりません。 -
☆県道390号線/戸草川渓谷の工事現場。
才鉢側ゲートから徒歩15分ほどで二階滝への降り口ですが、
二階滝の前に少し上流の二岐の滝を先に行こうかと思ったら
二階滝への降り口の少し先が完全に工事現場状態。
早朝なので労働者はいませんがさすがにこの先はヤバイと思い
今年は二岐の滝はあきらめました(ーー;)。
道路そのもの復旧はほぼ終えていますが
山側の木を伐採し、落石防止工事をするようです。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二岐の滝 (2016/11/22撮影)
二岐の滝へは今年は途中工事中だったので昨年11/22に撮った写真をご覧ください。
二岐の滝は戸草川が大きくU字型に蛇行する場所にあり落差は6m、滝幅は12m。滝の真ん中に鮫川石と呼ばれる大きな1枚岩があり二岐に分かれて流れ落ちるのが大きな特徴です。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
二階滝へは県道の降り口から50mほどの急斜面(崖)を降りなければなりません。
道と言えるほどの道はなく獣道程度の踏み跡があるだけです。
ただその踏み跡を辿らなければとても谷底には降りられないと思いますが
誰か知っている人に同行するか、詳細を教わなければその踏み跡され
見つけるのは至難の技だと思います。
急斜面の一部はかなり崩れているので細心の注意を払いながら
降りてくると、だいたいこの辺りに降り立てます。
滝の名前は二階滝ですが、この位置からでさえ三階にも四階にも見える
段瀑です。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
二階滝の名前のように上記の位置なら二階滝でもいいと思いますが
二階滝は上記の滝の下流にも段瀑になっていて
数え方によっては五階にも六階にも見える滝です。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
二階滝は鮫川の支流・戸草川にあり
一般的には最上段の2段の滝を二階滝と呼びます。
落差20m、滝幅8mほど。
下流の渓流瀑を含めると
落差は30m、長さは100mにも及ぶけっこう大きな滝で、
いわき市では一番大きな滝だと思います。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
最上段の滝のさらに上に白いラインが見えますが
あそこが県道390号線の白いガードレールです。
戸草川渓谷の周囲の山々の標高はせいぜい600mほど、
その割にはかなり深いV字峡谷です。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
県道390号線辺りは日当りがいいので紅葉も鮮やかですが
滝のある谷底は日当りが悪いので紅葉的にはイマイチです。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
下流側にはまるで水路のような部分があります。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
この水路のような部分から上を二階滝とみなした方がいいような気もしますが、
見るポイントが縦位置と横位置では長さも形もかなり違って見えるし、
滝には明確な定義や規定がないので、どかからどこまでを一つの滝とみなすかは
かなり難しくもあり、いい加減でもありますね。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
最上段の段瀑とその下の渓流瀑の最下流部分です。
見ようによってはここら上流全体が一つの滝に見えないこともありまません。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
最下流から再び上流側に戻ります。
撮影地点はずっと左岸(見た目では右側)で
右岸に渡れないこともありあせんが
角度的に左岸も右岸も見た目的には大差ありません。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
上記の写真は三脚を立て、だいたい中腰状態で撮影していますが、
ここから下は三脚を目一杯短くし、水面レベルに近い位置から撮ってみました。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
三脚を短くし水面位置から撮影した方が迫力感が出ます。
ただこのポーズだとすぐ腰が痛くなります(ーー;)。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
再び、一般的に二階滝と呼ばれている部分に戻ってきました。
この位置までくると滝飛沫がすごく
すぐレンズが濡れたり曇ったりするので
レンズを拭きながらの撮影です。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
この位置からは豪快で迫力ある滝が撮れますが
滝の形的には私の好みではありません(^_^;)。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
滝の傍らには朽ちかけた大木があります。
生きていた頃はこの大きさからして
滝の見通しが悪かったかも。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝
これでもかと似たような写真を撮りまくったので
再び県道390号線に復帰します。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝 (撮影は2016/11/22)
県道390号線に復帰し、上流側に少し歩けば
二階滝の落ち口も見ることができますが
今年は工事中なので下流の駐車場方面に戻ります。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/県道390号線
二階滝の撮影に夢中になっていたら時刻は朝9時前。
休工中ではなかったので既に工事が再開していました(ーー;)。
注意されるかもと冷や汗ものでしたが
そ知らぬ顔して工事現場を無事(?)通りぬけ一安心(^_^;)。
マジ、良い子はけしてマネしないでね。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
関門をなんとか通り抜け
あとは渓谷の美しい紅葉を愛でながら
才鉢駐車場方面に戻ります。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
谷底は薄暗いので紅葉はイマイチですが
県道390号線沿いは明るいので紅葉も鮮やかです。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
今は工事関係者しか楽しめない貴重な紅葉。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の黄葉。
黄葉もまた趣があり素敵だし・・・ -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
渓谷は湿度が高いので渓谷に迫り出した古木は苔むしています。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
戸草川渓谷は手付かずのモミジの古木がたくさんあります。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の黄葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
戸草川渓谷は深いV字渓谷なので道路から谷底に降りられる場所は限定的で
唯一取水堰のある場所だけ谷底に降りる階段があります。
その取水堰左岸から望んだ渓谷上流側です。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
戸草川渓谷には五滝と呼ばれる滝があります。
上流から『堀切りの滝』『家老沢の滝』『壺の滝』『二岐の滝』『二階滝』ですが
『二岐の滝』『二階滝』に比べ『堀切りの滝』『家老沢の滝』『壺の滝』は少し見劣りするかも。
それより『二階滝』の下流の『魚止め滝』の方が見栄えがいいと思います。
他にもたくさんの小滝がありますが、谷が深くて撮影できませんし、
どの滝も名無しで、この写真の小滝も名前はありません。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
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☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
取水堰の上から上流側の眺め。 -
☆戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉。
取水堰の上から上流側の眺め。
これで◆禁断の戸草川渓谷・みちのく最後の紅葉/二階滝編◆はお仕舞いです。
次回は下流の『魚止め滝』や今回初めて訪れた『安行滝』を紹介します。
いつも最後までご覧くださり、さらに『いいね』もありがとうございます。
では、また。 j-ryu
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