2017/11/03 - 2017/11/03
661位(同エリア1725件中)
いしいやすなりさん
- いしいやすなりさんTOP
- 旅行記45冊
- クチコミ2件
- Q&A回答4件
- 31,677アクセス
- フォロワー3人
秋に帰国した際に、是非三峯神社を訪れてみたいと思い、3連休の真ん中でしたが、混雑を覚悟の上、朝一の列車とバスを狙って、頑張って出かけました。帰りに、御花畑駅から熊谷まで、SL「パレオエクスプレス」号に乗ってみました。思い出に残る1日になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
池袋6時50分発の西武特急で、西武秩父駅に8時15分に到着したら、8時半発の臨時一番バスの乗り場には、すでにご覧の通りの行列ができていました。この行列は、見る見る長くなっていきました。バスは2台来ましたが、どちらもギュウギュウ詰めで、私はかろうじて座れましたが、所要75分のバスで、立ち乗りの人たちはかわいそうでした。
西武特急は、1か月も前にネットでチケットを購入してあったのでよかったですが、当日は見事に満席でした。すごいですねえ。このエネルギーには圧倒されてしまいます。 -
バスはドンドンを山を登っていきました。途中、急カーブが続いたりする中、見事な景色を見ることができます。天気が良くて本当にラッキーでした。
-
三峰神社の駐車場に到着する500メートルほど手前で、渋滞になっているから、降りて歩いたほうが早いと言われ、ゾロゾロとバスを降りて歩きだしました。
-
駐車場から神社に上がっていく道には、見事に紅葉した木があって、気分をほころばせてくれました。
-
参道前に食堂やお土産屋さんが何軒があります。朝早かったので、ここらで一休みしようかなと思っていると、ふと、「名物 いもでんがく」と書いてある旗が目に入りました。
朝早く出てきたので、ちょっと小腹が空いていたことだし、休憩ついでにおやつをいただいてみることにしました。 -
よく見ると、こんな風に、ジャガイモではなく、現地で少量とれる貴重なもので、便秘がピタリと治るなどと、健康にもよさそうなことが書いてあります。味噌たれが絡まったいもがゴロゴロと竹串に刺さって、炭火にあぶられ、いい匂いがしています。思わず一つ買って食べてみました。ホクホクとアツアツで、素朴な味がしておいしかったです。まあ、あんまりたくさん食べるものではなく、一人で一串食べたらちょっと多かったです。
-
腹ごしらえができたところで、さっそく参道を歩いて行ってみました。ここにも見事に紅葉した木がありました。
-
参道を歩いていくと、立派な門があり、横には「三峰神社」と書いてあります。日光の東照宮を思い出させられます。ここは、関東一のパワースポットだとか聞いていたのですが、なんだかさっそく厳かな気分になり、エネルギーがわいてくる感じです。
-
それもそのはず、この神社の門を守るのは、狛犬ではなく、いかにも強そうなオオカミなんですね。
-
本殿はこんなにカラフルで立派。ものすごく見ごたえがあり、思わず息を呑んしまいます。遠い道乗りを、はるばるやってきた甲斐がありました。
列に並んで順番に参拝します。もっと人でごった返してるのかと思ったら、それほどでもなかったので、落ち着いて参拝できました。神社によって、参拝の方法が少しずつ違いますが、前に出たら、ちゃんと正しい方法を説明したカードが目の前にあったので、まごつかずに、無事にお参りを済ませることができました。 -
手水舎の屋根もこんなに立派です。
-
思わずあちこちにカメラを向けてしまいました。
-
美しく紅葉した木を背景にすると、さらに映えます。右の方に2本並ぶ大木は、どうも気をいただく有難い木のようで、それぞれ列ができていて、順番に木に両手を当ててパワーをいただこうとしている人がたくさんいました。僕は、まあ、どうでもいいやという感じで、見るだけにしましたけど。信仰心がなくてすみません・・・。
-
少し散歩をしてみると、ちょっとはずれの方の坂を上がったところに、素戔嗚尊の銅像がありました。出雲大社にも似たような銅像があったような気が・・・。
-
そして、横にそれてさらに一寸上ったところに、こんなに眺めのいい見晴らし台がありました。ちょっといい気分です。
-
一通り歩いて腹ごなしをしたところで、まだ11時でしたが、さっきの色々な店が並ぶところまで降りて行き、今度は別の店に入って、「わらじカツ丼」というのを食べてみることにしました。名前も聞いたことなかったので、いったい何だろうと思ったら、本当にわらじみたいなカツがどんぶりに2枚乗っかっているだけの素朴なもの。普通のカツ丼は、カツが切ってあって、玉ねぎと一緒にだし汁で煮て、たまごでとじてありますけど、これは大胆。味がないのかと思ったら、一応だし汁のようなものがかかっていて、下のごはんにもしみていました。アツアツでおいしかったです。これで1,000円でしたけど、それって高いのか安いのか・・・、まあ雰囲気っていうものもあるし、珍しい名物らしいから、これはこれでよしとします。
-
さて、三峯神社の参拝も無事に済ませ、お腹も満たしたところで、道路が渋滞しないうちにさっさと帰りのバスに乗ることにしました。本当はお風呂にも入っていきたかったのですが、入り口には午後1時からと出ていて、そんな時間まで待っていられないので、あきらめて、早めにお昼を済ませて11時半のバスに乗りました。このバスも満員で、自分はまたまたラッキーにかろうじて座れましたけど、立ち乗りでギュウギュウでした。
終点の西武秩父駅でバスを降り、少し街の中を散歩してみました。ここは、かわいい家具や小物を売る店とカフェが併設されたユニークな店ですが、ここに入って、コーヒーとクッキーをいただきました。 -
さて、時間になったので、駅に行きました。ここは御花畑駅。この日は連休の中日なので、SL「パレオエクスプレス」号が運行しています。なんだかお祭りっぽい雰囲気ですが、それもそのはず、今年はSL運行30周年に当たるんです。記念の旗があちこちで配られていました。駅では子供連れが大勢いました。これから乗るとワクワク気分でホームに出て行く人たち、写真を撮るだけの人たちと、色々です。
-
いよいよ入線です。なんだか自分も思わずワクワクしてしまいました。
-
SLは3両編成で、SLのすぐ後ろの1両目が指定席、それ以外の2両は自由席で、乗車券に加えてそれぞれ指定券か整理券が必要です。僕は、やっぱり1か月前に指定券を買っておいてもらいました。
-
車内はこんな感じで、やっぱり30周年の垂れ幕があったり、子どもたちがはしゃいでいたりで、賑やかな雰囲気です。
座席は昭和時代を思わせる昔ながらのボックス席で、モケットの色がやや派手な色ですが、レトロな雰囲気たっぷりです。 -
すぐ隣の秩父駅では、こんな光景も。SL30周年のお祝いです。
-
列車は、ゆっくりとしたスピードで走り、途中にはこんな美しい景色も見られます。
-
SLは蒸気を上げながら、こんな風に民家の近くを優しく走ります。思わず窓を開けて首を出してしまいました。
-
沿線にはこんなに人がいっぱい出ていて、手を振ったり、旗を振ったり、カメラを向けたりしています。時速300キロで走る超特急があるかと思えば、こんな風に、ゆっくりと笑顔を見せながら走るSLもあり、鉄道がこんなにも国民に愛されている国って、日本だけじゃないでしょうか。外国に住んでいると、そんな日本の暖かさをしみじみと感じます。
-
SLは、2時間弱かけて無事に熊谷駅に到着しました。この年になって、生まれて初めて乗ったSLでした。なんだか子供に戻ったような気分を味わいました。
-
楽しい1日をありがとうございました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
秩父(埼玉) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
27