自転車大好きな旦那にくっついてフランスのサヴォア県の小さな町でツールドフランス観戦しました。

サン＝ジャン＝ド＝モーリエンヌでツールドフランス

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2017/07/16 - 2017/07/22

81位(同エリア253件中)

エリア

その他の観光地(フランス)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ショッピング: 3.5

交通: 2.5

交通手段: レンタカー

航空会社: キャセイパシフィック航空

旅行の手配内容: 個別手配

フランスの小さな田舎街、サン＝ジャン＝ド＝モーリエンヌは自転車乗りが拠点とするにはちょっと便利な場所です。

と言っても自転車持参で旅行すると自転車を停めるスペースが必要。

町に行けば自転車ロッジって民宿もあるんですが、ツールドフランスの時期は早く予約しないと満員になるので、駐車料金がかからない山の中腹の一軒家を借りました。

予約は Airbnbというサイトで取りました。
結構当たり外れがあるので、スーパーホストという賞を貰ってる人を選ぶと割といいと思います。

ここはそうじゃなかったので、大家さんが不在中に来て、自転車は家の中じゃなくて外の鍵のかからない倉庫に入れろとか、家の小さい電気がつけっぱなしだったとかメッセージで文句言われました。

色々含めると楽に１００万円はする自転車を鍵のかからない倉庫に入れるなんて絶対に出来ません～！とお返事しました。
何軒かの家が隣同士に建っていて駐車場は共有スペースです。
家の前の道路には牛さんも歩いてるのどかさ。
ぶどう畑じゃなくて道端の雑草にまみれてなってるぶどう。
家の庭にはキツネも遊びに来ました。
キツネっぽくないと思って、Le Bourg-d'Oisans に行った時に自然博物館の方に写真見せて聞いちゃいました。キツネだそう。
町までは車だと遠回りで3kmくらいあるのですが、急斜面の山道を降りると1km。
小さいけれど素敵な町です。
町の中心に近い場所にオピネル家が作ってるナイフの無料博物館があって、こじんまりしてるけど必見。
昔の苦労やどんな風に発展してきたか分かります。
博物館の出口でナイフも買えるんですよ。お土産に最適です。
町の観光案内所にはツールドフランスのグッズが売られていました。
自分の町を通って欲しくてツールドフランスの主催者にお金を出すらしく、町の経済活性化に繋げたいところなんでしょう。
せっかく急斜面を降りて町に行ったのでケーキ屋さんでケーキ購入。
こういうケーキでした。日本人にはちょっと甘すぎでしょうか。
ツールドフランスに向けてあっちこっちの道路で報道関係者が陣取り。
こんなトンネルもツールドフランスで通り抜けるんですね～。大丈夫か心配になります。スピード出てるし、狭いし。
ツールドフランスがここを通る前日なのでセンターラインにコーンを設置してる車が徐行してました。
本当に自然が美しいです！
ここもコースの一部。
当日は早くから道路閉鎖してしまうので数日前に下見しておくといいですよ。

自動車は規制するけれど自転車は結構ぎりぎりまで走らせてくれるので、旦那さんはゴール近くの登りで見学するんだって、朝早く出かけて、スーパーマーケットやアウトレットモールの無料駐車場に車を停め、そこから自転車でゴール近くまで2時間くらいこいで行ったそう。
私は家の側で見学。レースが到着する1時間前くらいにスポンサーが工夫を凝らした車で通って石鹸やらキーホルダーやら投げてきます。
地元の人はこれ目当てで待ってて選手が通る頃は家に帰ってテレビで観戦って方も多かったです。

でも自転車乗らない私でも最初の選手が通った時は結構感動でした。急いで帰って家のテレビでゴールまで観てましたよ。

旦那さんは通行止めで戻ってこれなくなって、夜8時頃帰宅。

本当は家からずっと自転車だったらさっさと帰れたのだけど一緒に自転車持って旅した友達が長距離の登りはダメだったので車持ってったんです。

でもゴール近くの観戦は最高だったそう。

ちなみに、自分の自転車持参した場合、自転車専用のバッグかケースに入れて飛行機に乗せるのですが、大きさが標準規格から外れる為、別料金で１００米ドルほど片道取られることが多いんです。

でも今回使ったキャセイパシフィック航空は行きも帰りも特別料金取りませんでした。

荷物も個数に関係なく重さの範囲内なら預かってくれたので帰りはお土産が増えていたので大助かりでした。