2017/09/12 - 2017/09/12
67位(同エリア81件中)
ladyさん
今年の夏休みはバルト三国に!
日ごろの仕事による精神的&肉体的疲れがあって、行ったことのない国はたくさんあれど、なかなかココ行きたい!という元気が出ない…
そんな時に本屋さんで『バルト三国』の可愛らしい写真に出会い、町が小さそうでのんびりゆっくりと旅ができそう♪と出発2週間前に行先決定!
エストニアのタリンへはフィンランド・ヘルシンキからフェリーで、ついでに船内泊、ラトビア・リガから十字架の丘のあるシャウレイを経てカウナス、ヴィリニュスへと南下して行くことにしました。
この旅行記は、リトアニアのシャウレイにある聖地、十字架の丘編。
十字架の丘へはリガからバスで行き、その後カウナスに寄ってビリニュスに行こうと思っていましたが、意外と時間がかかり、直接ビリニュスに行くことに。
生憎の曇り空でしたが、十字架の丘では幾万もの平和を願う十字架に圧倒され、また十字架を飾る装飾のデザインの素晴らしさにも感動しました!
【旅程】
9/08(金) 07:10 HND 羽田-08:25 KIX 関西空港(JL221)
10:45 KIX 関西空港-14:55 HEL ヘルシンキ(AY078)
18:00 HEL ヘルシンキ-(Tallink Siljaフェリー)
9/09(土) 08:00 タリン
9/10(日) 08:00 タリンー13:25 リガ(Lux Express)
★9/12(火) 09:00 リガ-11:25 シャウレイ(Lux Express)
14:15 シャウレイ-13:25 ヴィリニュス(バス)
9/13(水) 09:04 ヴィリニュス-11:25 カウナス(鉄道)
13:45 カウナス-1:25 ヴィリニュス(バス)
9/14(木)14:30 VON ヴィリニュス-15:45 HEL ヘルシンキ
17:15 HEL ヘルシンキ-
9/15(金)08:55 NRT 成田
【交通費&宿泊費】
バス リガーシャウレイ 12ユーロ@133.500(1,602円)
タクシー シャウレイ⇔十字架の丘 24ユーロ@130.664(3,136円)
バス シャウレイーヴィリニュス 15.2ユーロ@134.803(2,049円)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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十字架の丘へ出発前日に宿泊したのは、EUROPA ROYAL HOTEL。
地球の歩き方に「19世紀の富豪の館を改装」とあり、期待していたのですが、客室は普通。。。 -
唯一の改装感がこちらの、耐久性強化のための?斜めの支柱。
部屋にも1本あってビックリしました。 -
7時に朝食レストランに向かいます。
エレベーターでレストランのある1階に降りると、細長い通路に無駄にたくさんのソファ(;^ω^) -
ロビーまで進むと格天井のような寄木財具の豪華な天井の広い格式あるホール。
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大理石風の大きな暖炉もあります。
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寄木造りで装飾された大きな木製ドアを抜けると
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豪奢な天井の広間が朝食レストラン☆
まるで昨日行ったルンダーレ宮殿のよう♪ -
広間に続く寄木造りの控えの間がドリンクコーナー。
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金色ベースの漆喰彫刻が細やかに施されています☆
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頂きまーす♪
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食後、レストランから続くバー・ラウンジにも足を踏み入れてみました。
こんなラウンジでお酒を頂いたら、優雅だな~♪ -
ラトビアの民族衣装を着た少女たちがモデルのステンドグラス!
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反対側の窓にも別のステンドグラスが!
暗い部屋に二つのステンドグラスが程良い明るさをもたらしてくれています。 -
1階を探索していたらこんな場所を見つけました!
大通りに面した玄関口のようです。 -
天井の装飾が19世紀の富豪の館を物語っています。
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床には紋章のようなタイル!
奥の木製扉の彫刻の素晴らしさ!! -
GF階のフロント・ロビー。
富豪の館らしさを垣間見た後、ホテルをチェックアウト。 -
ホテル入口前より。
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トラムの走るバルァナ(Barona)通りから見た、瀟洒なホテル外観。
Europa Royale Riga ホテル
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バルァナ(Barona)通りを挟んでヴェールマネス公園が広がっています。
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ホテル前のMerkela ielaからトラムに乗ります。
リガ・バスターミナルを通るトラムは本数が少なかったため、ひとつ先のオペラ座で乗り換えてバスターミナルへ。 -
2日間で何度も乗ってたトラムとリガの石畳とお別れ。
e-タロンスは回数券でも良かったけれど、10回券より24時間乗り放題5ユーロを2枚(10ユーロ)買って使っていました。 -
十字架の丘のあるシャウレイ行きのバスは事前にネットで購入済み。
出発まで時間があったので、世界遺産のひとつである中央市場に行ってみます!中央市場 市場
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半円形状の屋根の骨組みを見ることができます。
ここは元ドイツの飛行船の工場だったというだけあって、縦に長ーい。 -
生鮮食品のチーズやヨーグルトにケフィール。
ケフィールは本当に美味しくてエストニアのタリンでも、リガのホテルでも、毎朝朝食にあって美味しかった!! -
これは蜂蜜屋さんの蜜ろうでできたキャンドル!
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いかにも自家製なソーセージや
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パン屋さん。
0.19ユーロとか0.27ユーロとか、すごく安くないですか?! -
ケーキ屋さんまで、何でもあり。
大きなホールで10ユーロ弱っていうのも安い! -
市場の建物の外には新鮮で色鮮やかな野菜や
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果物が並んでいます。
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一番奥には花屋さんがいっぱい並んでいました。
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少し早めに、リガ・バスターミナルへ。
チケットは事前にネットで購入して12ユーロ。 -
20番のバス停からシャウレイ経由クライペダ行きのバスに乗車。
バスと言ってもワゴンサイズ!
ミニバスには他に日本人のご夫婦の他、男性と女性がひとりずつ乗車していて、日本人率高かったです。 -
バスターミナルから、今回の旅では乗る機会がなかった黄色と青の列車が見えました。
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リガ大聖堂の塔と旧市街を遠くに、ダウガヴァ川を渡ります。
ラトビアは、ユーゲントシュティール建築にリガ旧市街、ルンダーレ宮殿と本当に見所たっぷりでした。 -
車窓からの田園風景。
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ラトビアの住宅は切妻屋根が一般的な様子。
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11:15 定刻10分前にシャウレイのバスターミナルに到着。
生憎曇りの中、十字架の丘までバスだとバス停から歩いて2km、20分はかかるというのと、早めに戻ってくればカウナスに寄れるかもという淡い期待があり、タクシーで行くことに。バスターミナル (シャウレイ) バス系
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11:30 バス停のタクシーはボラれるというので観光案内所まで歩いて来ました。
自転車のレンタルもあり、らしい。
でも、十字架の丘までのタクシーをお願いすると、現地で1時間フリータイムで往復24ユーロとのこと。
本当はバスで一緒だった方たちと一緒にタクシーに同乗できたらよかったのですが、話しかけることができなくて。。。観光案内所 (シャウレイ) 散歩・街歩き
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11:35頃、タクシーが来て出発!
出発してすぐに聖ペテロ&パウロ大聖堂が見え、タクシーの中より遠くから写真を撮っていたら、立ち寄ってくれました!(^-^) -
十字架の丘に続く道。
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細い道に入って1分程で
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11:50 駐車場に到着!
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駐車場前の十字架グッズが売っているお店で、十字架の丘に建てる自分の十字架を購入!
小さいもので1.5~2ユーロ。
リトアニアは琥珀の産地としても有名で、琥珀製品や小さな琥珀がいっぱい付いた十字架も売られていました。 -
リトアニアの木工技術が生かされたコースターがいっぱい♪
お土産にいろんな種類を買いました☆
1枚 1.5ユーロ -
クリスマス・ツリーに飾るための十字架のオーナメントにも!
各1.5~2ユーロ -
貴重な1時間フリータイムだというのに、何と!お土産探しに夢中になり過ぎて、気付いたら20分くらい経っていた・・・(@_@)
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イチオシ
十字架の丘は入場無料!
急いでゲートをくぐる!!
広い広い草原におびただしい数の十字架!!! -
この場所での記念撮影が人気☆
ここまでバイクで来る人がいたりドローンが飛んでいたり、結構な人出です。十字架の丘 史跡・遺跡
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5万本を超える十字架が立ち並ぶ、十字架の丘。
1850年、ロシアに蜂起し処刑された人たちを弔うために建てられました。
十字架が建てられているものの墓地ではありません。 -
イチオシ
1961年にソ連政府に十字架の信仰が禁止され破壊されてもなお、夜中に隠れて十字架を置きに来る人たちが絶えなかったといいます。
人間の自由に対する想いや希望はどんな迫害にも負けないんだな、と胸が詰まります。 -
イチオシ
今では十字架を置いて神様にお祈りすれば願いごとが叶うと信じられていて、ここに幸せを願って十字架を置きに来る人が来てやみません。
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結婚したら家庭円満を願いに来たり、学校を卒業できたことを感謝しに来たり。
日本でいう神社へお参りみたいな感覚かもしれません。 -
大きな十字架に、小さな十字架やロザリオが架けられて。
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さぁ、十字架の丘を登ります!
ちゃーんと階段と手摺があって、歩きやすいです。
丘を上がる道の両側に、様々なデザインの十字架がそびえています。 -
十字架にいろいろなイエス・キリスト像。
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イチオシ
丘の上から。
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イチオシ
おーい!ここだよ~♪とイエス様。
はい、はるばる日本からここまでやって来ました! -
イチオシ
こちらのみなさんが覗き込んでいるのは、ドイツの人たちが深い謝罪の気持ちを込めて虐殺されたユダヤの人たちのために置いた十字架。
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どの国の人でもどんな宗教の人でも十字架を捧げることができるというので
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私も十字架も捧げました。
民族や宗教の違いによる紛争のない世界の平和を祈って。 -
丘の上まで登った!と思っていたら、なだらかな道がまだ続いていて
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さらに小高い丘が!(((・・;)
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そして、丘の上には聖母マリア様がいらっしゃいました。
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天に向かってそびえ立つ十字架。
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十字架の後光のデザインは様々で
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そうしたデザインの中に芸術性や創造性が感じられ
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リトアニアの木工技術が優れていることにも驚きました。
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丘の麓の緑に映える十字架。
カラフルな十字架も、風雨に晒されいつかは朽ち果てて行くのだろうか。 -
イチオシ
ここに来るまで、リトアニアが旧ソ連の国だったというだけで、芸術性や創造性のない無機質で合理主義的なイメージを持っていました。
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ソ連に併合されたことは悲しい歴史であって、本来のリトアニアは宗教心が厚く、心温かな、文化的創造性のある民族だったんだなーと胸を打たれました。
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もうそろそろ時間です。
タクシーの運転手さんが待っているので行かなくちゃ・・・ -
十字架のデザインがいろいろ☆
形も大きさも様々!! -
十字架の装飾のバリエーションとデザインがため息が出るくらい素晴らしくて、いつまでも眺めていたかったです。
やっぱりバスで来て好きなだけここにいてバスで帰るのが一番かも(;^ω^) -
イチオシ
今日で5日連続の曇り空、、、(;^ω^)
十字架が青空の中に映える様子を見たかったなぁ。。。
後ろ髪を引かれながらも、駐車場に急いで戻ります。 -
12:55 十字架の丘を出発して、シャウレイのバスターミナルへ!
本当はカウナスの杉原千畝記念館に寄ってからビリニュスにと思っていたのですが、もう閉館時間に間に合わなさそうだったので諦めて直接ビリニュスへ向かうことにしました。 -
13:20 バスターミナル窓口でビリニュス行きのバスのチケットを購入。
出発まで時間があったので、ファーストフードで昼食。 -
奮発して2.5ユーロのベリー・スムージーとハンバーガーとポテト。
TTL 4.45ユーロの昼食。 -
14:15発のビリニュス行きのバスは大型バス!
でも、そんなに混んでいませんでした。
料金:15.20ユーロバスターミナル (シャウレイ) バス系
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17:45 ビリニュス・バスターミナルに到着!
車内でぐっすり睡眠zzz
十字架の丘は、予想通りの神々しい場所で心が洗われました。
民族や宗教の迫害もなく平和に暮らしている今の生活が先人たちによって築かれたことに感謝するとともに、表現の自由が守られている生活がいかに恵まれているのかを改めて考えるよい機会となりました。バスターミナル (ビリニュス) バス系
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