南三陸の復興は道半ばか？

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2017/11/09 - 2017/11/10

184位(同エリア187件中)

のりじいさん

浪江から、次の宿泊地の南三陸ホテル観洋には、夕方のうちに入りたいと思い、朝早めに出たのですが、浪江のY氏のご案内でいろいろと、相馬馬追の場所までご案内頂き、しかもお土産をご用意されていました。すっかりご馳走になり、（浪江町役場となりの仮設商店街での海鮮丼が美味しかったです。）予定より一時間遅れの、２時に南相馬ICに乗りました。まっすぐに高速ができ、桃生津山ICで降りて、あとは志津川方面に行きました。途中でセブンイレブンの仮設店によりました。まだ仮設なのにびっくりしました。私がボランティアできていた当時（５年前）では、何もない平面でしたが、今はあちらこちらに土盛りをしていて、どこが道路かよくわかりません。それは翌日の語り部ツアーに参加してまた実感しました。
それでも４時半にはホテルの到着、新潟からホテルのスタッフになったS氏とお会いしてお部屋にご案内いただきました。
ボランティアの当時は、このホテルが避難所でもありましたので、ごった返していました。お風呂もよく頂いた覚えがあります。お風呂に入り、震災当時のビデオを拝見、震災写真も掲示されています。夕食はバイキングではなく、一膳一膳の方式。これもいいなと思いました。バイキングガ先でしたので、食事も順番に食べました。ここも美味しかったです。さすがにご飯のおかわりは食べられませんでした。
翌日は朝食後に語り部ツアーに参加しましたが、その前に、６時１０分の朝日を拝めました。家内とお風呂でそれぞれの感慨を持って見れました。結果的にはこの日の夕日は２９０号線の新発田で眺めることになりました。その後の朝食バイキングは先ほど見た朝日の見える港を見ながらいただきました。思ったよりもう食べられず、旅行も２日目になると食べられないのだなと思いました。この日の宿泊客は４００名ほどだと伺いました。私たちの近くには、埼玉、仙台からのお客様がいられました。
語り部ツアーには、バス一台が満員でホテルから８時４５分発で一時間５００円でした。二人で参加して、その後の復興の模様が見れます。戸倉小学校、戸倉中学校の跡地、志津川での復興の現場、入り乱れる土盛り、高野会館、防災庁舎などを拝見できました。まだまだ復興は道半ばでこれからどうなるのかなという感じをもちました。
歌津の平成の森の仮設住宅におられたTさんとその近くのローソンで待ち合わせて、１０時半には再会できました。Tさんには縁あって、震災当時にわかめ小屋を寄贈させていただきました。いつもわかめとか牡蠣を送ってもらっていましたので、ようやく仮設をでて、我が家と作ったことは大変だったでしょうね。小高いところを開拓して、地元のハウスメーカーの新築の家を拝見できました。駐車場も広々と有り、素晴らしい生活の様子が分かります。お茶とケーキをいただき、ここでもお土産を頂いて帰ります。帰りは南三陸海岸ICから利府JT、富谷JTを経て白石ICで
降ります。その後は１１３号線をまっすぐ新潟へ。
南三陸海岸ICを１１時半に乗り、白石ICへは２時間、その後は１１３号線で七ツ宿の紅葉に酔いしれ、高畠の道の駅で休憩して、長井、小国、関川と紅葉を見ながらの道中でした。４時半には、新発田駅に到着、２９０号線を初めてとおり、夕日を眺めての運転でした。新発田駅で、研修で私と一緒に合格したW氏と再会して、夕食を食べ、W氏の農業での第二の人生をお聞きしました。８時すぎに新発田を出て、今度は家内の運転で９時半には我が家に無事到着しました。2日間の旅でしたが、Y氏、T氏、W氏の生き様を教えられたいい旅でした。今度はまた我が家での再会を楽しみにしています。