ウイグルの旅①　西の果て　カシュガル

2017/02/12 - 2017/03/03

中国の西域、ウイグル。ここカシュガルは多くのウイグル人が居住しており、彼らの生活感が色濃く残る街です。
モスクに向かうウイグル人独特な黒い帽子をかぶったおじいちゃん達、バザールのような毎日開かれる露店。カシュガルには活気があふれる場所と、物憂げな場所の大きく二つに分かれます。どちらがウイグルの真の姿化は僕には判断しかねますが、どちらも現実です。
多くの人がここを訪れることもなく、訪れたとしてもツアーで来る人ばかりで、表面的な部分しか目にせず、その意真相を知ることはないでしょう。僕も4日間ほどいただけで真相を掴んだとは言わないですが、ここには緊迫した、主に民族間での張り詰めた空気がありました。
しかしここにあるのはそういったトゲトゲした空気だけでなく、現地の人たち笑も、バザールの活気も。多くの自由を制限されていながらも強く生きる人たちがそこにはありました。今までの旅行とは一味違って、ウイグルで触れた空気、感じたこと、は自分の中にある自由と生に対する価値観を大きく変えることになりました。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー バイク 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

新疆sultanホテル。中国の一番西野辺境でも…こんな設備のそろったホテルがあるなんて…想像していませんでした…
ウイグルの旅を動画にまとめたので、ぜひご覧になってください！
https://youtu.be/ceeRGOpMItA

ウイグル特徴のもこもこした黒い帽子！
おじいちゃんたちがモスクの前で礼拝の時間を心待ちにしています。
（礼拝中は非ムスリムは入れませんでした）

ウルムチからカシュガルへに機内のテンシャン山脈！
めっちゃきれい！！！！

カシュガル旧市街一角で出会った子供たち

チェスってここでもたしなまれてるのですね！
言葉は通じないけど、これはわかるぞ―――！

寒くても外で笑ってお仕事してるおじいちゃん。
バザールは活気があって好きです

カシュガル、泥の古城の一角。
近いうちに無くなるかもしれない…今のうちにと写真をいっぱ撮りました。
女性の物憂げな表情は、迷子の子供が泣いているのを見つめています

中国当局公認の、ウイグル伝統の陶器を作る人間国宝認定された方のお家を訪問しました。壁には当時の取材の嵐だっただろう花の時代の記事がいっぱいに掲げられていましたが…いまは泥の古城のいかっくにひっそりと住んでいます。

泥の古城。

カシュガルの町のはずれ、物売りの女性。