どこかにマイル・宮崎編－【完】

2017/10/23 - 2017/10/25

平和台公園、中央にあるのは平和の塔（36.4m）、神武天皇の即位2600年に当たる昭和15年に建設されました。

10/23　宮崎着、バスで青島へ。青島泊
10/24　青島神社、鵜戸神宮を観光して宮崎泊
★10/25　宮崎市内を観光、帰路へ

エリア 宮崎市(宮崎)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ

塔の4隅に高さ4.5mの４魂像があります。左から荒御魂（あらたま・武人）、寄御魂（くしみたま・魚人）、幸御魂（さちみたま・農耕人）、和御魂（にぎみたま・商工人）です。

公園の奥にある「はにわ園」

馬と武人（左）

踊る男、右は踊る女の後姿です。頭に髪の毛を団子にして乗せています。

子持ち家と、奥は舟。子持ち家は、母屋の周りに小さな家がついていて
5軒分です。有力者の家でしょうか？

犬

聖火台
東京オリンピックの時、聖火は鹿児島・宮崎・千歳が基点となり、宮崎は平和台公園が出発点となりました。聖火は午後7時に到着し、翌朝の出発までこの聖火台で燃えていました。

東京オリンピックを記念して、日比谷公園から寄贈された白鳩250羽の子孫です。
白鳩はドバトと交配はしないの？と心配したら、ネットに「同じハト科でも属が異なるため交配は不可能」とありました。

新池のまわりをウォーキングする人がたくさんいました。

歩き疲れて外へ出たいのだけど、出口が見つからず結構歩いてしまいました。はにわ園から降りてきたのですが、覚悟して降りてください。池を1周してはにわ園まで戻って階段を上がるか、うんと遠くの第4駐車場へ出るかみたいです。私は第4駐車場から出て、バスで（バス停・平和台下）宮崎神宮へ行きました。

宮崎神宮。御祭神は日本の初代の天皇・神武天皇です。神武天皇は宮崎の出身なんですね。それもその筈、山幸彦の孫なんです。

ざっと整理しましょう。山幸彦と奥方が青島神社に祭られています。山幸彦の両親は青島神社の右手前にある小さな石神社に祭られています。
次に山幸彦の息子が祭られているのが鵜戸神宮、そしてその息子の神武天皇が宮崎神宮というわけです。

今年は神武天皇が即位されてから2677年になります。

ボランティアのガイドさんに案内していただきました。
勉強しましたよ。屋根の上をご覧ください。両端に交差して突き出ているのは千木（ちぎ）です。千木の先はスパッと垂直に切れていますね。
これは男の神様を祭っていることを示します。あと中央に丸太のようなものがあるでしょう。鰹木（かつおぎ）です。この数が奇数だと男神、偶数だと女神ですが、例外もあるようです。
ちなみに、国技館の土俵の上の吊り屋根は男神の様式です。

宮崎神宮は神武天皇のお孫さんが作りました。左に神武天皇の両親の名前があるので、一緒に祭られているのですね。

おきよ丸
神武天皇はこの舟で関西へ向かい、大和を平定して橿原に宮殿を建て、
初代天皇に即位されたのですって。

宮崎神宮境内にある五所稲荷神社

四半的（しはんまと）、座って弓を射ます。大会が行われていました。

宮崎神宮駅。これが駅だとは思わず、通り過ぎてしまいました。(^^ゞ

空港行の電車に乗る予定でしたが、その電車が人身事故を起こし1時間遅れでやってきました。待っていた乗客は駅から出て行く人もいましたが、私はたっぷり時間はあったので待っていました。1時間の間、ホームでのアナウンスは2回だけ、のんびりしてますねぇ。

宮崎ブーゲンビリア空港

ビルの屋上に飛行機が展示してあります。航空大学で未来のパイロットを乗せて訓練していたC90A型（キングエア）です。航空大学は宮崎と仙台が飛行機の訓練基地となっています。2011年3/11の東日本大震災の日、この飛行機は着陸態勢に入っていましたが、地震が起きてゴーアラウンド（再び上昇すること）をし、危機一髪、津波から逃れられたそうです。

操縦席にも座れます。お子さんには小さなパイロット用の服を貸してくれます。

航空大学の訓練機が着陸しました。

少し走って

再び上昇します。これがタッチアンドゴー

J-AIRの飛行機が出発します。
牽引車にプッシュバックしてもらっています。

地上係員がおじぎをしています。

地上係員が手を振っています。

この光景に初めて出会った外国のパイロットは感激するそうですよ。
私は飛行機に乗っていて、地上係員が手を振ってくれたら、必ずこちらも手を振ります。それに気づいてくれると、係りの人の手の振りが大きくなるのが嬉しいです。

私が乗った機種はB-737、行きの飛行機より大きくてWi-Fiはインターネットもできたので旅の実況中継のブログを更新しました。

次の旅は12月にお届けする「名古屋ワインオフ会」です。