2017/10/17 - 2017/10/18
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ヒコにゃんさん
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10月18日の水曜日、トリカラ病院、カランバカ病院、カランバカインフォメーションセンターなどなどにお世話になりました。受けた数々の親切、心に沁みました! ありがとう!
さて、本題に移る前に少々、話題脱線します。ご了承を。
私が海外旅をしたいと思うようになったのは、前の旅行記でもちょっとだけ取り上げた「何でも見てやろう」(1961年、小田実著)を20代の時に読んでからです。この本の中で、作者がギリシャを大絶賛していました。今でも覚えてますから、当時の20代から今現在に至るまで、「ギリシャという国を小田実さんが気に入ってた」は、私の頭のどこかに残っていたのでしょう。
この本は、私に断捨離されず、ずっと本棚に残っていたので、ギリシャのその部分を読み返してみました。講談社文庫295ページから引用してみたいと思います。
「ギリシャ無銭旅行~ 日本人は、ギリシャ人と同じくらい親切という説があるが、世界各国のひとびとのなかで、ギリシャ人ほど、客好き、外国人好きの国民はいないと思う。理屈もなにもない。彼らは外国の旅人にむやみやたらと親切なのであった。ギリシャ語には、「フィロクセノス」(外国人好き)というコトバがあるが、おそらくギリシャ語がその意味をただ一語でもって言い表わすコトバをもつ世界で唯一の言語ではないか。北欧人もドイツ人も、外国人に親切である。が、彼らの場合、生活が豊かだから、というコトバに還元することもできる。が、ギリシャはスペインと並んで、ヨーロッパの貧乏国のひとつなのだ。「国民性」というものは、やはり、あるものである。(中略)それに、気持のよいことには、彼らは外国人に親切でありながら、自分の国に対して強い誇りを持っているのであった。これがどんなに気持のよいことかは、たとえば、イタリアから来てみるとよく判る。貧乏人の誇りと廉直、私はそういったものをギリシャ人に感じた。」
今回、この一件で心の底から、この文章に納得、共感しました!
本題に戻ります。
オリンポス山の下山中、最後、ゴールのプリオニアがもうそこという山道で、こけました。手激痛。あー! やってしもた! この日は、移動日です。この辺で病院行ってる暇はありません。
プリオニアのタベルナからタクシー手配、来てもらって乗車。リトホロをバスで出発したのは12時半。どうしても、次の目的地カランバカに行かねばなりません。
さて、13時過ぎ、カテリーナバスステーション到着。ここから鉄道駅まで激痛の右手をブラブラさせながら歩きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エーゲ航空 アシアナ航空 ペガサス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
14時過ぎ、カテリーナ駅に列車がやってきました ラリッサ駅まで向かいました 列車の中で、通路をはさんだ向かいのご婦人の方となんかしらがきっかけで少しお話しました
”私の娘、日本語ならってるのよ 日本が好きなのよ”
嬉しい一言でした ギリシャへの好感度アップです -
14時40分到着、ここからトリカラ行きのバス発着所を目指しました
-
人に聞き聞き向かいました おじさん、女子高生2人組、別のおじさん、ガソリンスタンドのお兄ちゃん、バスの傍らにおられた女性
暑くてフラフラ、手は痛いし、泣きそうになりました
やっと発見!
30分ほど前に通り過ぎてました なんか、KTEΛの看板が小さくて見落としてたのです アホやなー!
5人の皆さんが教えてくれた場所は全部合ってたのです ありがとう
ラリッサ17時出発 -
トリカラで乗り換え、カランバカのホテル到着は19時
ホッとしました
でも、バスの中で手がどんどん痛くなってきてました
この夜、眠れず
夜中AM3時(日本時間9時)、カード会社の日本語安心サービスに電話しました
私
”カランバカにカードで治療費を払ってくれる病院はありますか”
日本語安心サービス受付の方
”残念ながらアテネしかないですね”
アテネまで我慢できるわけありません。明日は病院行くぞ! 持ち合わせ150ユーロしかないけど、どうかな? 500ユーロとか1000ユーロとか言われたら、どないしよ? 不安で不安でたまりませんでした -
翌朝、カランバカ病院に行きました
見ていただいた先生、
”うちでは、診察できないのね 紹介状書くので、その病院に行ってね”
”手が痛いね ペインキラー飲む?”
私
”はい”
先生
”包帯まいとくね”
私
”ありがとうございます お代は?”
先生
”いらないよ”
ものすごい、スマートで親切でいい先生でした もてるでしょうなー! ギリシャへの好感度アップです -
紹介状をいただきました この病院は、街のはずれにあるので、中心部まで戻ります
-
次に向かったのはカランバカインフォメーションセンター
対応してくれた美人お姉さん トリカラの地図まで出してきてくれてトリカラ病院の行き方をバスはどこで降りるかということも含め教えてくれました
なんと親切! -
もらった地図と持参の磁石を頼りに、トリカラ市街を歩きました
-
何書いてあるのか、分かりませんが、とりあえず入りました
まず、入ったところで紹介状を渡しました
看護師さんの言葉の中に”エマージェンシー”というコトバ入っていました
緊急病棟に連れて行ってもらいました
事務員の女性
”あなた、インシュアランス(保険)に入ってる?”
私
”はい 〇〇〇の保険です”
ここで確信しました ”相当高いんやろなー”
先生にみてもらい、レントゲンをとり、レントゲンDVDを携え先生のところにもどり、昼休憩後、先生にDVDをみてもらいました
先生、レントゲン画像を見て、何か考えています 次に私の手首を触診
私、時々”ぎゃー、痛い” 先生他のところも押します 私ところどころで”ぎゃぁ”
先生は最後に
”フラクチュアー” 日本語「骨折」
さて、最後に、気になっていたお代は?
なんと.....3ユーロ !!!!!
ハー?
私、数秒後に笑い出しました 私を支払いカウンターに連れて行ってくれた事務員の女性
”日本ではいくらくらいするの?”
あなたね(女性の事務員さんのこと)、保険に入っているとか聞いて、よくも私をビビらせてくれましたね!
トリカラ病院の先生、スタッフ、看護師の皆さま ほんとにほんとにありがとう! -
右手を吊ることになりました
-
時刻は14時 お腹へりました
-
いただきます
-
カランバカまで帰ってきました
-
ほっと一息
-
ホテルに戻りました
その後、熟睡 -
起きたら21時
食べに外に行きました -
肉串刺しとソーセージ
-
大切なのはカルシウム補給
-
この日は、ヨーロッパチャンピオンズリーグの日
バルセロナ対オリンピアコス・ピラエウス
皆さん、テレビ観戦中
もちろん私も! -
1対1から、メッシがフリーキックをゴールに突き刺し、2対1
このタベルナの中、しーん
病院顛末記これでおわります
最後までお読みくださりありがとうございました
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この旅行記へのコメント (8)
-
- travelさん 2020/08/20 10:53:24
- 海外での怪我、治療費が高額でなくてほっとでしたね。
- ヒコにゃんさん、気を付けていても海外で体調を壊したり怪我をすることもあるので保険加入は絶対必要ですね。
3ユーロ、ほっとされた気持ちが伝わって来ました。
ギリシャの旅はより以上に記憶に残る旅になったのではないかと思います。
ポタラ宮とジョカン寺&セラ寺の旅行記にも訪問頂きありがとうございます。
私もガイド付きは気を遣うので苦手なのですがラサは個人では自由に旅行出来ないようになっているので不便です。
今日と明日は猛暑日が続くとの事、体調には十分お気を付け下さい。
travel
- ヒコにゃんさん からの返信 2020/08/22 01:48:09
- RE: 海外での怪我、治療費が高額でなくてほっとでしたね。
- travelさん
こんばんは。
3年も前のギリシャの旅行記を見ていただいたことに感謝です。そうなんです。2か所の病院を経験し、そこに行くためにいろいろな方に聞きまくり、そして地元の人しかいないところをさまよいまくり、そこでご飯を食べたなど、なんかいろいろ面白かったです。病院の支払いの時、正直不安な気持ちで一杯でした。3ユーロ。聞き間違いかと思って聞き直しました。伝票も確認し納得しました。そんなこんなでギリシャが大好きになりました。
ラサ、昔からチベットの代表的なところということで、興味がありましたので覗かせてもらいました。山の写真いいですね。ですが、2018年に中国に行ったとき思ったことなんです。自由気ままに行きたいところに勝ってに行くということが許されそうにないので、チベット旅行計画保留しています。ということで写真楽しませていただきました。ありがとう。
-
- noelさん 2017/11/08 18:51:03
- 紹介文ありがとうございます。
- ヒコにゃんさん
いつも旅行記をご覧いただいた上にご投票していただき、ありがとうございます。
そして今回は紹介文まで書いていただきまして、ありがとうございます。
拙い私の旅行記ですのに、本当に恐れ多いです・・・。
さて今回のギリシャへの旅行、また思い出深いものになりましたね。
しかも大変でした。
骨折はその後大丈夫でしょうか?
それにしても治療費が3ユーロとは吃驚仰天です。
(しかも最初は無料でしたし・・・。)
私は病院には行きませんでしたが、それでも薬を買いに行った際に、0が1つ足りないくらいの値段で吃驚したのを思い出しました。
ヒコにゃんさんの旅行は、本当に凄いですね。
アララト山にまで行かれたり、羨ましいです。
私ができない旅行記、これからも楽しみにしています。
まずは、ご紹介文、本当にありがとうございました。
寒くなりますので、どうぞご自愛ください。
noel
- ヒコにゃんさん からの返信 2017/11/08 20:03:27
- RE: 紹介文ありがとうございます。
- noelさん
こんばんは。私が勝手にしたことですのにお礼いただくなんて恐縮です。いつも、旅行記と口コミ楽しみにさせていただいております。私は、山を歩きまくる、高いところに登る、電車に乗る、路線バスに乗る、地図を見て磁石を見て考える、車窓から外の風景を見るというのには強いのですが、博物館とか美術品、建造物などの分野に弱いのです。書物を片っ端から読みまくるというタイプでもないのです。イスタンブールで共通券を買い、どんどん見たのですが、途中で疲れてきたりします。アテネでも古代アゴラの中の博物館が大きすぎて途中かなりすっとばしたのです。ですから、noelさんの旅行記を見せていただいて、なるほど、そうだったのかと感心することがしばしばあります。ありがとうございます。今後、イタリア編も読んで行きたいと思ってます。
さて、骨折の件、大阪に帰ってきてから整形外科の先生にレントゲンを見てもらった結果、実は折れておりませんでした。ご心配をおかけしました。すみません。もう右手、ちょっと痛いぐらいまで回復しております。ギリシャの病院の先生もおそらくわかっていたのだと思います。私がすごく痛がるものですから、右手に堅いカバーをしておいてあげようという暖かいお心で、ギブスしてくれたと思います。話が長くなり恐縮です。今後ともよろしくお願いします。
ヒコにゃん
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- ももであさん 2017/11/07 19:07:37
- 金太郎キラー!?
- 久々にこれぞ旅行記~!って感じの旅行記に巡り会えて嬉しく思います♪
「〇〇が美しい」、「〇〇が美味しい」...のガイドブックの検証旅行ばかりの
ブログに食傷し、4traは長らく離れておりました。
手の骨折や慣れない異国の地での病院巡りは、ホント大変なのでしょうが
今となっては、きっと一番の思い出で、生涯忘れることはないでしょうね。
金太郎飴のようなツアーでは絶対に味わえない、苦労して進む旅
なんだか羨ましくさえ思えました。
スマホやGPSに頼らず、地図とSilvaのコンパス
ヒコにゃんさんの旅心を象徴しているようです。
- ヒコにゃんさん からの返信 2017/11/08 02:40:22
- RE: 金太郎キラー!?
- はじめまして。お便りいただきありがとうございました。なんと言いますか、病院めぐり旅行記に共感していただいたことが、嬉しくて嬉しくてたまりません。磁石がSilvaというのも、実は、私の写真での、さりげない主張で、このことわかってくださったことが嬉しいです。大阪や難波で見かける隣の国々の観光客は、そろいもそろって皆さんスマホとにらめっこ。私、それがイヤなのです。わからんかったら、そこらへんの人に聞く。これが楽しいのです。
ももであさんの4Tサイトは、鯨の味噌汁さんの紹介文で知りました。昨日です。2つだけ見ました。トラックがこけて葡萄取り放題の話、ギリシャの田舎で山羊に囲まれた話、どっちもおもしろかったです。車のドライブ旅、たぶんハプニングもたくさんあったと思います。世界遺産とかにとらわれず、世界の田舎めぐりされているももであさんの旅行記、おもしろいです。毎日ちょっとずつ読んで楽しみたいと思います。
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- 地中海人さん 2017/11/02 09:21:31
- 何でも見てやろう!
- ヒコにゃんさん おはようございます。地中海人と申します。
私も、小田実の「何でも見てやろう」を読んだことから、20歳の夏西欧に旅立ちました。
小田実は、ペロネソス戦争に負けたアテネを舞台にした小説「大地と星輝く天の子」(1963年。岩波文庫)を書いており、今月最後のギリシャ旅行のため
読んでいたところでした。
カランバカ旅行記を参考にさせていただきます。
- ヒコにゃんさん からの返信 2017/11/02 12:17:33
- Re: 何でも見てやろう!
- 地中海人さん
こんにちは。メールありがとうございました。地中海人さんも若かりしころ「何でも見てやろう」を読んでと海外に行きたくなった口ですね。あのころは、インターネットも何もなかった時。字面と文庫本に載ってる小さな白黒写真を見て、思いを馳せてました。「大地と星輝く天の子」(1963年。岩波文庫)早速、読みたいと思います。楽しみです。ありがとう。
ヒコにゃん
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