2017/11/01 - 2017/11/01
1位(同エリア5件中)
スネフェルさん
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ニューヨーク州の州都アルバニーに出張になった。北米の東海岸にくるのは20年ぶり。時差半日はいい歳したオッサンには結構キツイ。
とはいえ、日本でほとんど知名度のない街に来る機会など、そうそうあるものではない。時間の合間にアルバニーの街をブラブラ歩いてみた。
ちなみに、アルバニーでしか選べなかったので便宜上アルバニーと記載しているが、現地で聞いていると、オルバニーと発音している様になって聞こえる。ウィキペディアはアルバニーではなく、オールバニーとして項目がある。そのウィキペディアによると、このアルバニーは旧ニューネーデルラント最初の永続的植民地フォート・オレンジで、イギリス植民地になるにあたり、名称をオルバニーにした、とのこと。フォート・オレンジの創設が1624年だということなので、400年近い歴史のある街、ということになる。フレンチ・インディアン戦争の時には英国植民地連合軍の総司令部が置かれた、との事。独立以前はなにかと賑やかな街であったらしい。ブラブラ歩きにはもってこいの街だ。
アルバニー市はバスのネットワークが比較的充実しており、急いでいなければ、移動は苦にならない街だった。
ただ、街中に商業施設は少なく、娯楽は少なさそうな街ではある。
が、街並みはシックで静か。
北米の大都市の様に、パトカーのサイレンをしょっちゅう聴くなどといったことはなく、比較的静かで瀟洒な街であった。
海外に出て住んでみたいなぁ~と思うことは滅多にないが、この街は住んでみたいなぁ、と思った数少ない街だった。
家々はイングランドの街を思わせる街並みを形成していた。
使い勝手は悪いだろうが、古くヨーロッパ的な雰囲気がある。
ただ、不景気は否めず、空き家が多い。
街の中心部の商業地域でも空き家が多く、ラストベルトの一角である、というのはヒシヒシと感じられた。
ニューヨーク州は街の数だけ大学がある、と言われるほど大学が多いところ(州内では65もの大学があるらしい)だが、大学で町おこし、というのは一定の成果を挙げているようだ。
街には若者が多く、老人の姿は少ない。
ストリップやバーの類は郊外らしいので、街中では役人しかカネを使わないのだろうが、それでも若者が目立った。
また、古い街のためか、教会が実に多い。多種多様な宗派の教会を見ることができるのも面白かった。
そして、圧巻は州政府の建物。
馬鹿みたいに大きく、バカみたいに重厚。権威の見せ方としては分かりやすく、かつ、暴力を正当化している狂気のようなものを感じる。
これぞ、ザ・アメリカ、と言った感じだった。
ちなみに、アルバニーの一番の産業は何?と尋ねると
「政府」
との答えだった。
不景気に感じられたのは、民間経済が低調でいうのがあるのだろう。
それにしても、合衆国に行くたびに感じるのは日本の暮らしやすさ。外食の物価も安いし、喉が渇いても1ドルくらいで飲み物がいつでも手に入る。病院のコストはタダ同然。大学の学費も安い。
日本をディスる人達は日本以外の国を知らないか、知ってていて故意に事実を捻じ曲げている。それに乗る低知性の人々が多いから彼らはそうするんだろうけど。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 1.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
今日は秋(?)晴れ。
飛行機雲がはっきり見えるいい天気! -
朝靄が綺麗でした。
-
終わりかけでしたが、紅葉は観ることができました。
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バス停に向かう途中、朝食中のリスさんに遭遇!
ちょこまかと駐車場内を動き回っていました。 -
バス停で職務質問をうける不審人物。
荷物チェックをされています。
その後、なぜか救急車に乗せられて、この場を去りました。
婦警さんが可愛い(^^)
ちなみに、住民にアフリカ系は多そうだったのに、警官にアフリカ系は一人も見かけませんでした。 -
アルバニー市のバス。
割と新し目でした。 -
乗った時間が通勤通学時間が外れる9時代だったためか、車内はガラガラ。
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バスは先払いの1.5ドル一律料金。
お釣りは出ないので、事前にきっちり準備が必要。
降りる時は窓枠の上にある紐を引いてお知らせします。(日本のようなボタンではありません。) -
11/01のためか、家々のハロウィンの飾りはまだ残ってました。
白いのはオバケ?幽霊? -
ハロウィンのカボチャ。
本当に作っておいてるんだ!ということにちょっと興奮。 -
バス停を降りるとモダンと伝統が混在する街並みが。
-
バス停から降りて程なく出会った教会。
ウィルバニー教会というようです。 -
雰囲気のある街並み。
手前はモダン、奥がクラッシックとモザイク画のよう。
ブロックの境となる角の建物は意匠が異なる場合が多かったです。 -
雰囲気のある街並み。
アメリカじゃないみたい。
路駐の車の車間が狭い! -
ニューヨーク州会議事堂を見つめて立つワシントン像。
タイツ姿が時代を感じさせます。 -
ニューヨーク州会議事堂と向かい合わせに建つSmith state office building。
石造りなのにデケー!
正面入り口扉に重なって小さく見える緑色の物体がワシントンの銅像です。
馬鹿みたいに大きかったです。
州政府ってこんなに職員が必要なの? -
ニューヨーク州会議事堂(state capital)
紅葉と赤い屋根と白い大理石。
絵になります。 -
会議事堂の明かり。
銅が良い色を出し、年月を感じさせています。 -
会議事堂となりの州政府の建物も巨大。
意匠として採用したギリシャ風(ローマ風?)の柱がより一層巨大感を演出しています。 -
反対側から見たニューヨーク州会議事堂。
階段があり、州会議事堂が小高い丘に建てられたことがわかります。 -
ハドソン川に出ました。
幅の広さは日本なら大河と形容される規模です。
外輪船がここまでは来れた、というのは納得です。
ただ水の色は日本の川とは比べ物になりません。
泳いだら腸チフスになりそう・・・
お世辞にも綺麗な川とは言えない川でした・・・ -
第二次大戦を生き延びた老兵DE766駆逐艦。DEは沿岸型駆逐艦の呼称で、外洋での運用を想定していないため、全長100mに達しない小さな艦です。
入場料は大人で9ドルかかりますが、小さい艦なので、内部見学はやめておきました。 -
DE766近景。
塗装がオリジナルかは不明ですが、ウィキペディアの写真と塗装の意匠は似ています。ウィキペディアによれば、DE766はキャノンクラスの艦で、日本帝国海軍の海防艦と同じ位置づけ、とのこと。1944年に就役し、1951年に除籍という、米海軍の艦として短い期間しか在籍していませんでした。
後にギリシャ海軍艦になり、1991年までの長期にわたり運用されました。
装甲板はベコベコでかなり痛みが目立ちます。 -
第二次大戦中の米海軍駆逐艦の大砲はかなりの小口径砲であることが分かります。
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ディズニーシーのタワーオブテラーによく似た建物が!
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ニューヨーク州立大学でした。エラく立派な建物です。
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バプリスト教会。
塔はあるものの、とんがってはいません。 -
ウェストミンスター教会。
刺さりそうなくらいにとんがってる塔を持っています。 -
瀟洒な街並み
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貸家の中に見つけた微妙なハロウィンの飾り
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街並み。
ぶら下げ信号が面白い。 -
工事の道路標識が面白い
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街並み。
隣合うブロックで建物の雰囲気が変わり、面白い。! -
落ち葉集めはブルトーザーで。
豪快です。 -
ワシントン公園。
残念ながら、紅葉は終わりの時期。 -
セントローズ大学のエリアに入ります。
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街中でふと見つけた緊急ボタン
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操作は結構めんどくさいのが分かります。
ボタンを押す→ボタンを離して警察のコール待ち→警察応答→ボタンを押して話す→ボタンを離す→警察の応答待ち、の手順。
要するにワンチャネルの無線会話です。
冷静でなければ会話は難しいですが、襲われてる時に冷静な会話などできないのでは?
悠長なことやってるうちに命を落としそうな気がします。 -
街中で見つけた公園。
アスレチックはありますが、ブランコの類はありません。 -
街中で見つけた公園。
バスケは外せないようです。 -
雰囲気のある街並み
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華人向けの教会。
人種差別の存在を伺わせます。
新興宗教の教会の様にシンプルな造りです。 -
コプト教会。
屋根の角度と塔のトンガリの角度がほぼ同じ。 -
セントローズ大学の建物
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セントローズ大学の終わりのエリアにある聖アンドリュース教会。
大学の教会でしょうか?
塔にはトンガリがなく、ヨーロッパの城の様です。 -
警察署。
オシャレな建物。
説明板はありませんでしたが、昔ここには鉄道駅があった様なので、その当時のものと推定されます。 -
パトカーはボクシーなダッヂ
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バスからステップが出てきました。車椅子用?
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やはり車椅子用のステップでした。
ちなみに、ドアが開く時、歩道の高さまで車高が下がるので、ステップが出なくても段差はほとんど感じませんでした。
日本ではほとんどお目にかかれない、本当のノンステップバスです。
日本より社会インフラへの投資が少ないアメリカですが、投資するときはやるべききとをきっちりやる、という印象を持ちました。
日本は知恵遅れの左翼が「仕分け」と称して社会インフラの劣化を推進しましたが、左翼を支持する左翼支持者にも実態を知ってほしいものです(左翼のマスコミは決して報道しないでしょうけど) -
ここに最初の鉄道が引かれた、ことを示す記念碑。
現在は片鱗もありません。 -
ワンコのオブジェ。
陶っぽい表面仕上げ。 -
ワンコのオブジェ。
微妙。
帽子はともかく、歯車をモチーフにしたのは何故? -
ワンコのオブジェ。
微妙。
目が悲しげ。 -
ワンコのオブジェ。
ビクター!!
微妙に違うけど、ビクター!! -
帰りのバス停のゴミ箱に出没したモフモフ君。自然豊かなせいか、あちこちでモフモフ君を見かけました。
人に慣れているのか、バスに乗るため、モフモフ君の乗ったゴミ箱のすぐ隣に行っても全く逃げませんでした。
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