2017/10/27 - 2017/10/28
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miharashiさん
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アメリカの国立公園を巡るドライブ旅行から帰国して、その旅行記をアップしていましたが、それも終わり、今度は国内の紅葉を見に出かけることにしました。今年(2017年)は、10月の天候が非常に不順で、晴天が長続きしないので、つかの間の晴れ間を見つけて、1泊2日で群馬県の谷川岳山麓から利根川上流の奈良俣ダムや吹割の滝をドライブして回りました。谷川岳の紅葉は、今回見るのが初めてでしたが、ロープウェイから見る紅葉は、思いのほか素晴らしく、やっぱり日本の紅葉は世界最高だと改めて認識することとなりました。谷川岳の上の方は紅葉はもう終わっていましたが、山の麓や吹割の滝周辺はこれからが見ごろなので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。(表紙写真は、谷川岳天神平ロープウェイからの紅葉)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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当初、乗鞍/白骨か奥飛騨方面を考えていたが、上高地の手前の道路がトンネルが続く嫌な道で、しかも紅葉シーズンで非常に混み合うことが予想されたので、躊躇していた。そんな時、偶然テレビのニュース番組で、群馬県の水上温泉の奥にある奈良俣ダム周辺がちょうど紅葉の見ごろを迎えていることを知った。そこは今まで行ったことがない谷川岳山麓のすぐ近くだったこともあり、間際になってそこへ行くことを決めたのだった。宿は、吹割の滝近くの老神(おしがみ)温泉に手ごろな旅館を見つけたので、前日の夜予約。翌日の早朝に出発というあわただしい旅になった。(写真は、奈良俣ダムサイト)
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10月27日、6時40分に自宅を出発。天気予報通りに朝から快晴。中央道から圏央道、関越道を通り、水上インターで下りる。時刻は10時。全く渋滞はなかったので、出発から3時間ちょっとだ。前方の山肌が赤かったので、これは期待できるかもしれないと思った。
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291号線で、水上市内を抜けて、谷川岳天神平のロープウェイ乗り場へ。山の上の方にはちらほら紅葉も見えてきた。
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10時30分過ぎにロープウェイ(実際にはテレキャビン)乗り場へ到着。まだ空いて行て、すぐに乗れた(一人往復で2000円ほど)。このテレキャビンは、天神平スキー場への唯一のアクセス手段だが、テレキャビンとしてはかなり大きく、一度に20人くらい乗れるものだった。出発間際に団体の皆さんが乗り込んできたので、ほぼ満員状態になってしまった。
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出発するとすぐに、キャビンの外に鮮やかな紅葉が見えてきた。中にいた団体の皆さんからは大きな歓声が。口々に素晴らしい、来てよかったねと言い合っていた。
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キャビンの窓がきれいなので、ガラス越しに撮っているとは思えない写真になった。
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素晴らしい紅葉を拡大して。
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高度を上げるにつれ、谷川岳の頂上が見えてきた。山の上の方はもう紅葉は終わりかけていた。
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天神平駅に着いた。スキー場のリフトは動いていた。団体の皆さんはこれでさらに上まで行くようだ。ただ、スキー場周辺は紅葉が完全に終わってしまっていたので、私達はリフトに乗るのはやめにした。
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代わりに、スキー場から見える山肌の紅葉を撮影。
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上がってくるテレキャビンとともに。
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テレキャビンの下る方向。今の時間は順光で、快晴なので最高の条件だ。撮影を終え、すぐに下りのテレキャビンに乗り込む。
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今度はガラガラで、撮影に一番いい場所に座ることができた。
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テレキャビンが近づいてきた。
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テレキャビンを拡大して。
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さらに近くなった。
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反対の山の頂上の方向。上の方は終わりかけていて、しかもやや逆光。ガラスの反射も少し入ってしまった。
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上記写真を拡大して。山の中腹はちょうど見ごろだ。
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再び下りていく方向。
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同上。山肌の模様がどんどん変わっていくのが面白い。
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今度は反対側。
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下にトレイルが見える。時間があったら上から歩いて下りたのだが。標高差は573m。時間はかかるかもしれないが、今日は天気がいいので、もし歩いていれば快適だったことだろう。
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キャビンの窓の上部が開いていたので、ガラス越しでない写真も撮れた。結果的にはほとんど変わらなかったが。
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左側。
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下にトレイルと谷川が見えている。
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間もな下駅に着く。約15分の空中散歩だ。大満足。
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上記左側に見えた深紅の紅葉を拡大して。
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291号線は、ロープウェイ駅からさらに上の一の倉沢まで続いているが、その区間はマイカーは通行止めになっていて、シャトルバスが運行していた。バス乗り場へ行くと、バスが止まっていたが、満員で、次のバスは40分後だと言われた。あとの行程もあり、待つのが面倒なので、結局一の倉沢はパスすることに(後で、ここも見ごろだったことを知り、少し残念)。
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ロープウェイ駅から291号線を下る。行く途中、車が何台か止まっていて写真をとっていたところだったので、帰りに寄ってみた。ここは川原越しに谷川岳が遠望できるところだった。手前の山の紅葉が進んでいなかったのが、残念だ。
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山を拡大して。もう少し早ければ上の方の紅葉もきれいだったろう。
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291号線から左に分かれて、63号線へ。この道は奈良俣ダムを経てから、峠を越えて尾瀬への入り口の片品村へと続く道だ。道路沿いの山肌にはところどころで奇麗な紅葉が現れた。
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同上。
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藤原ダムをすぎたところにある宝川渓谷。ここも紅葉名所らしいが、まだ早かった。この橋を渡った奥に宝川温泉があるようだ。
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道端に見つけた真っ赤な葉。
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奈良俣ダムの手前の胴元湖。
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まわりの紅葉はきれいだが、川の水は濁っていた。
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同上。
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道の前方の山肌。緑とオレンジの対比が素晴らしい。
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下のほうには公園のようなところも。女神像が並んでいた。
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奈良俣ダムの堰堤前に着いた。想像したより大きなダムだった。ロックフィルダムで堤の高さが158mもあり、日本では3番目の高さだそうだ。利根川水系楢俣川に1973年から17年かけて1990年に完成したという。
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ロックフィルダムなんてあまり耳にしたことがなかったのでよくわからないが、水は中央の水路から流れ出るのだろうか?
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ダムの案内図。堰堤を登ってダムサイトに出る遊歩道もあったが、近くまで行ってみたら、700段の階段を登らなければならないということを知り、大変そうだし、ダムサイトへは車でも行けるのでパス。図の青の点が遊歩道。
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堰堤を後にして、ダムサイトへ向かう。
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ダムサイトへは、堰堤前からかなり走ったところで左折するようになっていた。そのあとトンネルを抜けるとダムサイトに出た。トンネルの上の紅葉が素晴らしかった。
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ダムサイトの駐車場は、ほとんど満杯だったが、何とか中にスペースを見つけて駐車。私達が知らないだけで、かなり有名なところのようだ。写真は、ダムの下流の方角。残念ながら逆光。
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ダムサイトに立つ銅像。
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銅像と背後の紅葉を一緒にして。ここにはトイレやカフェがあった。
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上記の紅葉だけを拡大。
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奈良俣ダムの堰堤からダム湖畔をパノラマで(画像をクリックしてください)。
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ダム湖の一部。今年はダムの水位が例年より高く、普段見える白い岩肌が隠れているので、より紅葉が美しく映えるのだと、テレビのニュースでは解説していた。
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上記の右側。
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さらに右側。
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上記のまたさらに右側。
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そのまた右側。立派なカフェの建物が見える。
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堰堤には、大きな石が並べられていた。
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ダムを立ち去る前に、全景を撮影。
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63号線は段々山道になっていく。
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道の周りの紅葉はちょうど見ごろだった。
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同上。
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道もところどころ狭いところがあった。右手には渓谷が。紅葉を見ながら歩く人もかなりいたので、ウォーキングラリーが行われていたようだ。青森の奥入瀬渓谷に似ていると思った。
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渓谷の中を走っていくと、右手に滝が現れた。
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歩いていた人が大勢集まっていたので、車を止めてみると、そばに小さな滝があった。照葉峡という表示があった。
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残念ながら周りの紅葉はほとんどなく、あまりいい撮影スポットではなかった。
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やがて峠越えの道になり、周りの木々はすっかり落葉していた。先週の台風の影響かも。
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峠を下ると、また鮮やかな紅葉が目に付くようになった。珍しくカラマツの黄葉も。
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道端にバスが止まっていて、バスから降りた人が夢中で紅葉を撮影していた。紅葉撮影ツアーのようだ。このあたりは片品川上流。ここは本当に素晴らしい紅葉だった。
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谷間の木々にはまだ日が当たっていて、黄金色に輝いていた。
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黄金色の木々(その1)。
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その2.
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その3.
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その4.
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渓谷の中。陰になっていたが、数人がカメラを三脚にセットして撮影中だった。いつまでも満足いく写真が撮れないようで、ツアーのガイドさんから時間だよとせかされていた。
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渓谷の上は、紅葉が青空に映えていた。
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渓谷の中の真っ赤な葉
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拡大して
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63号線をさらに走ると、ようやく片品村に出てきた。ここは、尾瀬への玄関口で、2008年の5月末に尾瀬ヶ原をトレッキングしたときに訪れていた。まだ時間があるので、片品村から401号線を下る途中で、金精峠方面へ分かれる120号線を途中まで走ってみたが、こちらの紅葉は63号線より遅れていて、あともう少しだった。
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120号線の途中にある丸沼高原に着いた。ここもスキー場になっていた。駐車場の周りには鮮やかなモミジの紅葉が目に付いた。多分植えたものだろう。
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上記のモミジを拡大。
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車を止めたところのすぐ前の鮮やかなモミジ。
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これ以上上に行っても変わり映えしなさそうなので、引き返そうとして車を回していると、目の前にまたまた色鮮やかなモミジが現れた。
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ひときわ鮮やかなモミジを拡大。
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上記の後ろ側にも。
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120号線を戻る途中にもモミジが植えられていた。
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401号線と合流して、そのまま南に走ると、間もなく吹割の滝を通り過ぎる。ここは2008年にも訪れていた。午後4時を過ぎて、滝が山の陰になっていたので、滝の見学は明日にして、そのまま老神温泉に直行し、予約した宿(伍楼閣)に着いた。雰囲気のある温泉街で、部屋からも紅葉が見えた。ただ、ここも見ごろは少し先のようだった。宿の食事は夕食、朝食ともに豪華で、食べきれないほど。接客サービスもとても感じが良かった。
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10月28日、台風の影響か朝からどんよりした曇り空。雨が降りださないうちに早めに帰京することにした。その前に、昨日パスした吹割の滝を見学することに。滝の駅の駐車場に車を止めて、滝まで5分ほど歩く。有料駐車場は500円。お店の駐車場は無料だが、買い物を前提としている。私たちは野菜を買ってもいいと思ってお店の前に駐車。最初は滝の下流から見学開始。
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上流に向かって川沿いの道を歩く。道のすぐそばを渓流が激しく流れているので、迫力満点だ。滑って落ちたらいっかんの終わりだ。小さな子供づれは危ない。
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遊歩道の途中から下流の方角を見る。
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滝つぼの前に出た。
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その右側。川の中の割れ目に向かって、激しく流れ込んでいる。
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滝の上流側から滝を見る。
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流れ込む滝を拡大して。
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滝の背後の紅葉は、あともう少しで見ごろになるようだった。
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何回来ても迫力に圧倒される。
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遊歩道をあがっったところに展望台があり、滝を上から眺めることができた
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晴れていなかったのが残念だったが、これで紅葉ドライブは終了して、一路東京へと向かった。ほとんど思い付きのような今回の紅葉狩りドライブだったが、谷川岳山麓と奈良俣ダム、そして63号線沿いは、ちょうど見ごろの時期に訪れることが出来、思いがけず素晴らしい紅葉を目にすることができた。アメリカやヨーロッパの紅葉もいいが、やはり紅葉は日本が最高だと改めて認識させられた。なお、老神温泉や吹割の滝の周辺は、これから見ごろを迎えるので、台風の後で晴れ間が広がった時に訪れてみてはいかがでしょうか。
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