ザルツカンマーグート　２０１７年秋　（オーストリア旅行　その3 ）

2017/09/30 - 2017/10/07

今日は待望のザルツカンマーグート地方の観光。ここは、ザルツブルグの南東にあたり2000m級の山々と７０以上の湖があり、オーストリアでも最も美しいといわれている地域で、サウンド・オブ・ミュージックの舞台としても知られている。ザルツカンマーグートとは、「塩の宝庫」という意味で、岩塩を産出したことからこの名がついた。ザルツブルグを出発、モントゼー、サンクトギルゲン、ザンクトボルフガングを経て、世界一美しい湖畔の町といわれるハルシュタットへ向かう。途中、登山電車でシャーフベルグ山（標高1,783m）に上ることになっているが、あいにくの雨になった。バスに乗り込み、最初の目的地モントゼーに向けて出発した。

エリア ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

１０月３日。旅行ももはや後半に入ってきた。バスは、８時頃ザルツブルグを出発し、ザルツカンマーグートの最初の訪問地であるモントゼーに向かった。だいぶ近づいて、山々が現れてきた。

昨日に引き続き現地ガイドの日本人女性が同行して説明してくれた。少し、早口だが本当に現地のことをよく知っていて感心した。

８時４０分頃モントゼーに到着した。街の中心のマルクト広場、きれいな建物が並んでいる。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」で主人公マリアとトラップ大佐の結婚式シーンはこのモントゼー教区教会で撮影された。

教区教会 寺院・教会

モントゼー教区教会。内部は美しいと思った。

モントゼー教区教会。

モントゼーは「月の湖」という意味がある。街の中心のマルクト広場。

バスで次の目的地サンクトギルゲンに向かう。

ザンクト・ギルゲンに到着。この写真は、モーツァルトハウスでモーツァルトの母アンナの生家。

モーツァルトハウス 博物館・美術館・ギャラリー

ザンクト・ギルゲンは美しいと人気の高いヴォルフガング湖の西端にある。ここから、船に乗り、ザンクト・ヴォルフガングへと移動。

ザンクト・ボルフガング到着後、登山電車に乗り、シャーフベルク山（1,783m）に上ったが、あいにくの雨で何も見えず、街にとんぼ返りした。

シャーフベルク登山鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ザンクト・ヴォルフガングの街に戻ってきた。

ヴォルフガング湖の景色

湖畔にある白馬亭（イム・ヴァイセン・レッスル）でランチ。このホテルはオペレッタの舞台となったことで有名。

Romantik Hotel Im Weissen Rossl ホテル

オーストリアでは前菜に好んで注文されるスープで「フリーターテン・ズッペ」という。コンソメのスープの中に、細長く刻まれたクレープの生地が入っている。本日のメインはこの湖でとれるマス料理ということで、白ワインを注文した。

「ゲブラーテネ・ザイブリング」・・・マスのグリル。この地方の名物料理。美味しかった。

必ず、デザートが出てくる。

やっと雨が止んだ。ランチのあと、湖のほとりをぶらぶら歩き。

対岸の山の景色もなかなか美しい。

再びバスで本日の宿泊地ハルシュタットに向かった。

大分近づいてきた。バスの中からの写真。

ハルシュタットに到着。大型バスは街の中に入れないので、ここで降りてホテルに向かう。

ここが最初の撮影スポット。

ハルシュタットとダッハシュタイン（ザルツカンマーグートの文化的景観） 文化・芸術・歴史

この町の人口はわずか８００人。背後には山が迫っており、住宅は山にへばりつくように立っている。不便なため人口は減っているという。

町に入っていくと中国・韓国からの観光客が多かった。泊まる人は少ないはずなので、もう少しすると静かになると添乗員さんが行っていた。

駐車場からホテルに向かって歩いて行った。対岸には船で移動する。ザルツブルグからハルシュタットまで案内してくれたガイドのＫさんは４時過ぎの船で対岸まで行き、電車でザルツブルグまで帰って行った。丹後半島でよくみられる舟屋がある。

旧市街のような街並み。

ハルシュタットの住宅。別荘か？高い場所にあるので、出入りが大変そう。

ホテルを通りすぎて、町の反対側の写真のスポットまで歩いた。

ここまで来て、Ｕターンしてホテルに戻った。

ホテルは、ヘリテージ・ホテル。このホテルは、湖に面しているが、湖に面している部屋やそうでない部屋、部屋の広さにもバラつきがあるので、抽選で部屋を決めることになった。私たちの部屋は湖に面していなかったが、スイートの部屋があたった。ベッドルーム、バスルーム、トイレも2つずつあり、スペースも広かった。

ヘリテージ ホテル ハルシュタット ホテル

こちらがメインのベッドルーム。

バスルームにはシャワー室も。

アメニティも充実していた。有名なロクシタンのシャンプーとシャワージェル。

散歩がてら街に出てお土産を探すことにした。

ハルシュタット湖 滝・河川・湖

水場があった。オーストリアの水はアルプスの湧水なので水道水でも美味しいといわれた。最初は警戒していたが、毎日、ペットボトルに水道水を詰めて持ち歩くようになった。

こんな感じで店が並んでいる。

厨房とお店が道の反対側にある。道を横切って料理を運ぶので注意という表示。

向こうに見える黄色い建物が、塩を売っている店。ここは岩塩が豊富にとれることで有名。「ハルシュタット塩坑」も観光名所になっているが、ツアーでは立ち寄らず。

ここでは岩塩をお土産にすることにした。お店は、観光客で繁盛していた。

写真は、ヘリテージホテルのレストラン。夕食後に撮影。

今日は10月４日。ハルシュタットからメルク修道院観光、ドナウ川クルーズをしたあと最後の目的地であるウィーンに向かう。せっかく豪華な部屋が当たったが、朝、７時朝食、7時３５分ホテル出発という強行軍。

歩いて、バスの駐車場に向かう。

記念にもう一度撮影。もう少しゆっくりしたかった。

次の目的に向かって出発した。今日はまずまずの天気。

バスからの景色。