2017/10/09 - 2017/10/09
83位(同エリア240件中)
まめこはさん
ニュース番組のお天気コーナーで「秋の便り」の画像を見るたびに、
「あぁ、私も秋を満喫したい!」と願うものの、
今年は秋刀魚が高騰だし、
子供のサッカーは秋の大会が始まって、週末は自転車をぶっとばしてグランド巡りの毎日になりそうだし、
11月の小学校展覧会は振替休日とならず、恒例にしようと思っていた旅行にも行けないしで、
あ?あ、つまんない。
と、ぶー垂れていたら、あら、10月の三連休の最終日はサッカーの予定が入っていないじゃないか。
しかも、中学校は中間テストの1週間前の時期に突入したので、部活が休みの可能性大!
チャーーーーンス!!
諸事情で泊まりは無理だけれど、家族そろって日帰りピクニックには行けるかも♪
と、浮かれてちゃちゃっと調べたところ、大月駅の直ぐ近くにある岩殿山が鎖等あって面白そう。
「釣りの方が良い。」
と言う夫のつぶやきは無視して、天気予報をチェックして浮かれておった私。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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-
神津島キャンプから戻ってきたら、うちのマンションの近くのお宅の軒先に、野良母さん猫が子供を産み落として、育児放棄のトンズラー。
一日中泣き響く、子猫たちが母親を呼ぶ声・・・・・・。
みぃみぃ声との葛藤の末、その中の一匹を保護する事になった。
・・・・・・・・・で、結局、最初は反対していた夫も折れて、
晴れて我が家の三女となったのが、このサビ猫。
1泊の場合、キャットシッターさんには依頼せずに、ご飯を多めに置く作戦にしているのだが、まだ小さいので心配なうえ、
去勢・避妊が終わっていない猫のシッターは受けて貰えないので、
まだ当分はお泊りは無理な我が家と言う諸事情。 -
金曜日のお昼休みに三連休の予定を再チェックしたら、
・・・・・・・ん?
月曜日にサッカーの試合が入っている???
なんですとーーーーー!!
調べてみたら、確かにお知らせメールが来ていたのだが、そのメールの配信元は夫なわけで・・・・。
気づかなかった私ももちろんボケだが、その後の夫との「山登りか海釣りか」の食卓での会話はなんだったのか・・・・。高尾駅 (東京都) 駅
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ランチの席でブーブー文句を言って、
「もう、あてにならない家族とは別行動!!」バン(机をたたく音)
「一緒に行こうよ~~、ごろにゃーん。」と付き合いの長い派遣仲間にお願い。
三連休の前日で突然だったから、その後の週末にと言っていたのだけれど、
丁度月曜日なら空いているよと優しいお返事で、
息子Bの試合観戦はぶっちーして、初秋の大月の山にハイキングに行くことになった。
友達と待ち合わせのJR高尾駅を京王線の駅から望む。高尾駅 (東京都) 駅
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新宿から高尾まで中央線で来た友達、「思ったよりも遠かった・・・。」と。
「ホリデービューやまなし」を勧めたんだけれど、混むのが嫌なのでと中央特快にゆられて来た。
高尾からは始発の中央線で各駅停車の旅。
10時頃に大月に到着。
駅の後ろの見える山が本日のターゲットの「岩殿山」。大月駅 駅
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・・・・・・んが!!!
まさかの入山禁止。
旅行記等でルートの検証はしていたものの、「大月観光協会」のHPはチェックしておらぬ情弱のおばさん二人であった・・・。大月駅 駅
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と、取り敢えず、観光案内所で代替ルートを聞こう。
改札の直ぐ近くにあるお土産屋さん兼の建物の前でうろうろしていたら、
係の方が、
「岩殿山に行こうとしてた?」と声をかけてくれた。
そうそう、そーなんですよ。
困っちゃいました。テヘッ。
初級者だけれど、やっぱ岩殿山の様に鎖場とかがある山が良いんです、キリッ。
とリクエストを出した。
「じゃあ、この縦走ルートがいいわね。」と説明してくれたうえに、
スマホをチェックし、「今も富士山が良く見えているみたいよ。」とか、
「シャワーが使えるカフェもあるので、帰りに寄って行ってね。」とか、
登山者の希望を先回り。
流石です。
今回のルートと大月の地図を頂いて、WCに寄って、行ってきます! -
バイパスに向かう坂道より駅を撮影。
賑わっているとは言い兼ねるが、カフェ、産直販売所、お土産屋さん等があり、登山の帰りにちょっと立ち寄るところがあるのが良い感じ。
勧めてくれたのは、全行程で約4時間ぐらいで大月に戻ってくるルート。
帰りに直売所でブドウでもお土産に買って帰ろうかな。大月駅 駅
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国道20号線から階段を上ったところにある「神明神社(地図では秋葉神社と書かれている)」。
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「すぐ横に登山道がありますよ。」との事だったが、
すぐ横には見当たらないよ。
登山開始、10分足らずで既に迷子?
と思ったらその先の墓地の横に登山口発見。 -
「鎖場ではなく、鎖とかロープがある箇所はあります。」
との案内の通り、登り始めて15分ぐらいでこんな感じに。 -
鎖もあるっちゃ、あった。
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下から登ってくる友達。
二人ともこの時点でかなり息が上がっていた。
こんな山道を頑張って登って行ったら・・・・・・・・・。 -
イチオシ
うほほーーーーい。
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我らが、富士山。
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ちょっと冷たくて心地の良い風に吹かれながら、素晴らしい景色が望む。
予報では連休の中日が晴天で三日目はちょっと雲があるってことだだった。
日差しが天敵なおばさんには雲があるくらいが丁度良いと思っていたのだが、
結果、この日が一番良いお天気となった。
日焼けは怖いけれど、やっぱ気持ち良い。
サイコーの登山日和だわ。 -
駅から1時間ぐらいで、菊花山(644m)の頂上に到着。
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岩殿山が良く見える。
早く復興出来ると良いですね。 -
頂上の岩の苔。
-
頂上には反対側から登ってきたカップルの方と遭遇。
案内所で「本日は他にも入山されている方もいますので、安心下さいね。」と言われた意味がここで良くわかった。
この時点でまだ二組しか遭遇していない。
空前の山ブームの中の三連休なのに・・・・。
かなりマイナーな山なのかな~?? -
ここから九鬼山分岐点を通って、御前山までが次の工程。
尾根の縦走だから、もう楽チンだろうなぁと高を括っていた。 -
今回のコースの目印は、このピンクのリボン。
山道は狭くて解り辛いし、標識もあまりないので、このリボンがたより。 -
ピンクリボンを導かれ山道を進むのだが、なぜかずーーーーっと下り道なんだよなぁ・・・・。
「おかしくない?」と二人で言い合いながらも、
下り道なので雑談に華が咲きまくって、ついつい足を前に進めてしまう。
地図に載っていないし、Google先生も山道は知らないらしい。 -
色鮮やかなキノコ。
-
そして、気が付けば、沢が流れていた。
う~~ん、山を降りてきてしまったよ。
困った。地図も頼りにならないし、GPSで大まかな現在位置は分かっても、
持っている地図と合致することが出来ないから、どの道を通れば良いのか分からない。
そしたら、丁度バイクがやってきた。
声を掛けたら、これから御前山と菊花山を登るところだと。
初めてのところだから、自分も正確な場所は分からないけれど、多分ここら辺。
と教えてくれたのは、厄王山の四合目あたり。
なる程、全然違う道を降りてきてしまったらしい。
地図に道なんて書かれていないから、他の登山道があるなんて思いもしなかった。
しかも、一度も道を迷うような場所はなかったのに・・・。
ずーっとピンクリボンを目印に歩いてきたしさ。 -
摩訶不思議。
時間は丁度お昼の12時。
まだ、お弁当も食べていないし、このまま完全下山するのは悔しいと地図をみたところ、御前山から猿橋に抜けるルートがあった。
予定よりも走行距離が増えてしまうけれど、まぁ、許容範囲。
再度、山を登りるか。
悔しい~~。 -
厄王山のうえの方の鳥居。
当初の予定では、ここは下山ルートのハズだった。 -
ふぅ、やっと八合目。
厄王山はこんな感じの道しるべ。 -
厄王権現に着いた!
鳥居が壊れてる。
ちょっと怖い。
岩殿山のようにこの前の台風で壊れているのなら、致し方ないが、
ずーっとこのままの状態で放置ならば、気の毒すぎる。 -
祠。
そこまで階段なので、お参りに行かなかった罰当たりな私・・・・。
数段だったのだけれど、体力温存。 -
岩の間に所狭しと建てられた祠というのが分かる。
-
目標の御前山まであと少し。
ここで少しテクニカルな山道になった。
前日も晴れていた為、足場がしっかりしていたから良かったけれど、
雨だったら、湿っていて、怖かったかも。 -
大月駅分岐点。
-
御前山頂に到着!!
13時15分頃。 -
たった730mの低山ながらも、すごぶる展望が良い。
こっちは道志エリア。 -
このシチュエーションでは適当に作ってきたお弁当も旨し。
-
こっちは上野原の方角。
-
画像では解り辛いが、頂上の登山道の反対側は断崖絶壁で、
風もビュービュー吹いているし、意外と怖い。
脚がつっかかって、風に飛ばされたら、どうしようと・・・・と思い始めたら、足がすくんだw
さて、14時になったし、山を降りますか! -
途中にあった「神楽山」の山頂にも上り路を5分ぐらいかけて行ってみたが・・・・・・。
木々に囲まれて見晴らしもなく、この看板とアンテナだけの場所だった。
わざわざ行く必要なし!
体力を返して~~!! -
標識もやさぐれている様な感じ・・・。
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猿の腰掛の赤ちゃん?
-
こっちにも。
-
登りは自分のお肉が恨めしくなる程息があがって、辛いけれど、
下りは自分の膝が可哀そうになる程、また違った意味で辛いww -
それなりに急なので、ロープの存在がかなり有難い。
-
岩場から解放された直後、この看板を遠目に確認した時、
「通行禁止」と読み間違えて、一瞬意識がぶっ飛びそうになった。
これから、この岩場を引き返して登るのはムーリー。
ヘッドライトは持ってきていないし~。
ま、冷静になれば、このサビ具合で今回の台風での影響ではないのは分かるのだが。
観光案内所で紹介してもらったルート外だったから、「通行禁止」は在りゆるとあせったさ。 -
台風の影響なのか、流木だらけ。
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なんか食べれそうなキノコ♪
でも、騙されないぞ! -
ちょっと神秘的。
日が入ってこないせいか、足元が湿っていて、ここで何度も滑りかけた。
もうすぐだってのに、こんなところで怪我しちゃう?とは有りがち。 -
やっと、里に戻ってこれたよ。
・・・・・・・あんまりにも人に会わなかったから、出たらどうしようかと心配していたのだけれど、やっぱ、出るんだね。
結局、合計11人・6組の人にしか会わなかったな。
御前山からの下山では、ただひとりもおらず。 -
猿橋からの登山口。
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国道からだとこんな感じ。
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徒歩10分ぐらいでJR猿橋駅(南口)に。
大月に降りたら、カフェのつもりでいたから、
ここでもお店でちょっと休憩したいなっと思いつつ、こちら側には何もないので、
反対側の北口に出てみたが、そっちにも何もない。
日本三大奇橋のひとつ「猿橋」がある観光地の駅なのに??
実はだーいぶ前に一度訪れていたことがあり、駅から歩いてすぐ近くに「猿橋」があった記憶。
「猿橋」の近くなら、なんか飲食店があるんじゃない?って私の提案で、行ってみることにした。猿橋駅 駅
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はい、私は嘘つきでした。
駅から橋までは1.3Kmもあり、国道をてくてく歩いて、20分もかかったよ。
5時間も山道を歩いた後にはこれはきつかった。
友達、ごめんよ。
でも、「猿橋」、もう一度ちゃんと見てみたかったんだ。猿橋 名所・史跡
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だって、前に猿橋に来たメンバーに今回の友達もいたんだもの。
シドニーオリンピックが開催されていた9月。
派遣仲間で日帰り温泉で「真木温泉」に行った帰りに寄ったんだった。
「懐かしいねぇ・・・・。」と友達と感慨深くなった。
・・・でも、駅からの道、友達も覚えてなかったんだよねw
まぁ、かなり昔の事だから、しょうがないよね~と笑った。猿橋 名所・史跡
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その後シドニーオリンピックの開催年が2000年だと知り、二人で驚愕した。
17年も前の事か!!
(年齢を重ねる毎に時間の経過が速く感じる法則)猿橋 名所・史跡
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猿橋の高さは31m。
橋にたって下を見下ろすと思ったよりも渓谷が深い事に驚かされる。桂川渓谷 自然・景勝地
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ほんのちょこビットの紅葉。
桂川渓谷 自然・景勝地
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そうだ、そうだ。
猿橋よりもこの渓谷が予想外に美しい事に驚いたのを思い出した。桂川渓谷 自然・景勝地
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橋にはこんな灯篭が。
以前はなかったような~~?猿橋 名所・史跡
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夜、灯りがともった時に見てみたいな。
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結局、飲食店は「猿橋」の前にあるお土産屋さんしかなく、その店も飲食部門は閉まっていて、利用できず。
家族の手前、手ぶらってのも・・・・。
売っていた桔梗屋の「信玄餅」(甲斐土産の安パイ)をゲッツ。
猿橋往復でさらに一時間も歩く羽目になってしまい、友達、本当にごめんね。猿橋駅 駅
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猿橋駅北口に生えていた木に実がなっていた。
柿?じゃないよね。
・・・・・な、梨だ。猿橋駅 駅
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山梨県の山梨。
猿橋駅 駅
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あ~、ビール飲みたかったなぁ・・・。と思いつつ、
駅に着いたら、ラッキーなことにすぐに大月行きの電車が来たので乗り込んだ。
16時半ぐらいの電車だったかな。
山帰りの人でそこそこの賑わい。
行動食の余りのキャラメルとビスコを頬張りながら、まだまだしゃべることはあるのがおばさん。
「また、明日ね。」と高尾駅で解散して、京王線に乗って家に着いたのは、
18時半過ぎ。
我が家からだと高尾までは京王線でサクッと行けるうえに安いので、
大月近辺の登山は奥多摩よりもだんぜん気楽だな。
また、挑戦しよ~っと。もちろん、友達と。猿橋駅 駅
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【おまけ】
現在の三女。
我が家に来たときは200gの瀕死状態の埃玉の様だったが、
今じゃ、体重は5倍以上に増えて、
恐ろしい程におてんばぶりを発揮中。
元気に育って欲しいぞ。
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