JALファーストクラスで行くインドネシア ジョグジャカルタvol.1

2017/01/27 - 2017/01/30

3週間前に家族旅行でマカオを楽しんだばかりですが、急遽、インドネシアへ。
3月にJALのファーストクラス特典航空券の旅行を予定したのですが、2月末で機材変更によりファーストクラスが無くなるとかで、1月末に急ぎ旅することになりました。

行程
●1/27　成田→ジャカルタ→ジョグジャカルタ　フェニックス ホテル（泊）
●1/28　プランバナン遺跡、サンダカン遺跡　　フェニックス ホテル（泊）
〇1/29　ボドブドゥール寺院、ジョグジャカルタ→ジャカルタ→（機中泊)
〇1/30　→羽田

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

4年前のフランクフルト往復以来のJALファーストクラスラウンジ。当時はまだ寿司カウンターが無かったので、一度来てみたかった。やっと来れて嬉しい！

シャンパーニュはバロン・ド・ロスチャイルド。

オードブル各種とシャンパーニュ。

手前は紅白大福。奥はフルーツとパンナコッタ。
パンナコッタ美味しいです。
今日は機内食も楽しみだけど、ラウンジで食べ過ぎないように我慢するのが大変。
朝ごはんは抜いてきました。

もちろん、ローランペリエもありました。

定時運行率の高いJALに期待して、ジャカルタ乗継のジョグジャカルタ行きガルーダ便は別切り航空券で90分後。
乗継推奨時間は180分なので、90分少ないです。
ガルーダ国内線のターミナルが変わってバス移動必要。間に合うかな…。

設備の説明書をのんびり眺めて、と言いたいところですが、成田混雑&滑走路トラブルですでに一時間機内待機。
まさかのジャカルタ乗継失敗の予感です。

機内WIFI無料は嬉しい。

ようやく離陸。
成田の滑走路の混雑は、強風の影響で機材が長い方の滑走路に集中したのも理由だそうです。

シャンパーニュ、サロン。
今月からビンテージは2006とのことでした。

機内食は和食を選択。
4年前と同じ龍吟監修。
季節の小皿　五彩

お椀
車海老の真蒸椀　雑煮仕立て　三色結びと聖護院蕪すり流し

帆立貝と甘海老の昆布〆　キャビア添え。

キャビア大好きなので嬉しい。

台の物　厚切り和牛フィレ肉すき焼き
火の入り方が絶妙なお肉でした。

香りが大好きなピュリニーモンラッシェがあったので、定番のサロンの後にいただきました。

ジャンポールエヴァンのマカロン。

龍吟の六本木ぷりん、ピスタチオ仕立ての松風、みかんのコンポートジュレとカラメルのアイスクリーム。
ぷりんの和三盆の上品な甘さ、ジュレの隠し味の山椒が秀逸。
見た目も味も良いです。

ジャカルタが近づいてきました。
出発が1時間遅れたのに、なぜか定刻に着きそう。
一安心です。

インドネシアは初めて。
陸地が見えてわくわく。

隣にはANA機が止まっています。
JALはターミナル2に着きます。
乗継のガルーダ航空の国内線はターミナル3から。
しかし、JALとの乗継に際しては4時間程度要することも、と書いてあります。
果たして90分の乗継は可能なのか。

荷物は全て機内持ち込み、ファーストで最初に出て入管も最初でスムーズ。しかし、ターミナル間の移動は無料シャトルバス。
空港内の道路が渋滞で酷く、時間がかかって焦ります。

なんとか締め切り5分前にチェックイン。
危なかった。

昨年部分開業したターミナル3は綺麗です。

ガルーダ航空216便の機材は737-800。
18:30分発の予定でしたが、機内で2時間近く待機してから出発。
離陸してすぐにスナックが配られました。

中身は肉そぼろが入ったパンと水、クッキー。
まあまま美味しく頂きました。

結局1時間半遅延で21時頃にジョグジャカルタの空港に到着。
ターミナルまでは小雨の中を徒歩でした。
水溜まりがあるので足元注意。びちゃっと嵌ってる人も。
私としては珍しく、今回はホテルに空港までのお迎えを手配していて、とても助かりました。スムーズにホテルへ。

今日から2泊のホテルは、フェニックス ホテル ジョグジャカルタ Mギャラリー by ソフィテル。
accor の公式サイトからの予約で空港お迎え&朝食付き2泊　IDR 1,762,800。

部屋はデラックスレガシー: キングサイズベッド1台。35平米。

部屋の小物がいろいろ可愛い。

空港からホテルまでの途中で、SIMカードを買うためにお店に寄って貰って買いました。屋台みたいな店だったけど、ちゃんと使えました。10G 60,000ルピア。500円くらい。

部屋で少し休んでから館内を散歩。
オランダ植民地時代のコロニアル建築のホテル。
昨年のマラッカ、アスワン、ルクソールとコロニアルホテルがマイブームかも。

廊下にあったレリーフ。

エントランスからかなり奥行きのある造りで、長い回廊を通って部屋の建物まで行きます。
館内のトラベルデスクで、明日のボロブドゥール日の出ツアーに申し込むはずだったのだけど、時間が遅くなって閉まっていて、申し込めなかったのが予定外。
代わりに明日の午前はプランバナンかな。

夜のプールは素敵な感じ。

日本とは2時間の時差があることもあるけど、アザーンの声で朝4時に起床。
朝食前の朝7時には観光開始。
ホテル近くのトゥグの塔。
Uber的なアプリで、よりインドネシアでメジャーなGrabを入れてみたけど、表示されるのはバイクばかり。二輪の後部座席は怖いのでタクシーを探します。

タクシーを拾って、プランバナン遺跡遺跡へ。
ジョグジャカルタ市内から東に20km弱。ソロ市へ向かう街道沿いに遺跡があります。
早朝なので渋滞は無く所要20分ほど。遺跡の周りをぐるりとほぼ一周遠回りされた。
遺跡公園の入口はジャラン・ソロ通りに面した南東の隅。

世界遺産269箇所目
プランバナン寺院群

先ずはヒンドゥー教のロロ・ジョングラン寺院へ向かう。
プランバナン寺院群はヒンドゥー教の寺院と仏教寺院が混在している9世紀末頃の遺跡。

ニョキニョキと空に伸びる塔を間近にテンションが上がる。

近づくと、結構大きい。

建物の中にも入れます。

雨季のせいか、伽藍の中は湿っぽい。

彫刻は愛嬌のある顔を多く見つけました。

これもコミカルな感じ。

体型が丸みを帯びて優しい感じ。

ロロ・ジョングラン寺院を離れて、史跡公園内の別の寺院を目指して歩きます。
電動カートみたいなのもあるみたいだったけど、タイミングが悪くて徒歩で。

公園の最北端にあるセウ寺院。
正方形に配置されている。

敷地の東側から入場。
神像その１

神像その２

左右対になった神像の奥には卒塔婆と祠堂が見える。

正方形の中心にある祠堂。
早朝で人も少なく、のんびり過ごしました。

史跡公園の出口まで徒歩でてくてく戻り、最後にロロ・ジョングラン寺院の遠景を眺めました。
涼しい爽やかな風を感じながら熱帯の木々の下を歩くのは楽しかったな。

帰りはバス（トランスジョグジャ）に乗るために、通りを渡って反対側の集落へ。
混んでいたので1台待ってから座って戻りました。

ホテルに戻って朝食。
9時半を過ぎていましたが、大丈夫。

食べ物はちょっと微妙なものが多くて、あんまり食指が動かず。

最後はインドネシアコーヒーで締め。

この後、ホテル内のツアーデスクで明日のボドブドゥール寺院日の出ツアーを申し込みました。

これからは、世界遺産のサンギラン初期人類遺跡を目指します。
サンギランは、ジョグジャカルタから北東へ70kmのソロの街からさらに18km北にあります。
先ずは徒歩でジョグジャカルタの鉄道駅へ。

ジョグジャカルタ駅。
ここからソロの街までは鉄道で1時間ですが、列車は夕方まで満席...。
予想外の事態。

鉄道を諦め、バスでソロに向かうことにしました。
バイクタクシーで4kmほど離れたバスターミナルへ向かいます。
事前交渉で50,000ルピア。
自転車の前に取り付けられた座席はなかなかスリリングです。

バイクタクシーを降りた後に記念撮影。
面白い経験でした。

ソロ行きのバス。
最初に乗り込んだバスがあまりにも汚くてぼろかったので降りたら、他にもバスはありました。

鉄道だと1時間で着くのに、バスだと2時間かかります。
大音量で流されるインドネシア人アイドルのミュージックビデオが可愛くなさすぎで微妙でした。

ソロのバスターミナルからはタクシーを30万ルピアでチャーターしてサンギラン博物館まで。博物館の入場料と駐車場代込み。

世界遺産270箇所目
サンギラン初期人類遺跡

博物館入口のジャワ原人の像。

博物館はアクセスが悪く、世界遺産マニアしか来なそうだと思っていたけど、着いてみるとインドネシア人の団体で賑わっていました。どうやら高校生の社会科見学のようでした。

ジオラマ展示。

化石の展示。

なぜかぬいぐるみも展示されていました。

それなりに見ごたえのある展示でした。

復路は鉄道駅へ。
1時間後のチケットが購入できました。45,000ルピア。

ランチ抜きで小腹が空いていたところ、駅構内に美味しそうなお店が。

サクサクの皮がついたふわふわの焼きたてパン。
ウマし。

ジョグジャカルタ行きの列車が入線。

全席指定です。

車内の様子。エアコンが家庭用みたいで不思議。

良く見ると、シャープ製の家庭用エアコンでした。
全席に電源があるし、不思議な仕様の車両です。

18時20分くらいにジョグジャカルタ到着。
快適でした。

しかし、外は結構な雨。
雨季なので、仕方ないですね。

駅の近くで夕食にすることにしました。
路地の奥にある　bedhot resto　という店で、ハッピーアワーでビンタンビール。
ビールが気軽に飲めて嬉しい。

サテの定食を食べました。

食後はマリオボロ通りを散策。

雨にもかかわらず、テントのようなお店で食べる人多数。

帰りは自転車タクシーにしました。

ジョグジャカルタの街で自動車排ガスのベンゼン吸いまくってる気がする。

部屋に戻ると、午前中に出したクリーニングのシャツが届いていました。
vol.2に続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• ローラン・ペリエさん 2017/12/18 22:00:59

  幻のファースト

  ジャカルタ便のファースト機材変更になり、いつかは乗りたいと思っていたのですが幻になってしまいました。
  六本木プリン美味しそうです。
  ロイヤルブルーティを飲んでみたいです。

  KOSUKETANさん からの返信 2017/12/26 00:24:42

  RE: 幻のファースト

  コメントありがとうございます。
  ジャカルタ便のファースト、また復活して欲しいですね。
  実は、このあと3月にバンコクに行ったのですが、そのときの往路も、期間限定投入されていた機材のファーストクラスで予約していたのですが、直前にさらなる機材変更でダウングレードされてしまいました。
  不完全燃焼だったので、5月の連休のサンフランシスコ便でもう一度ファーストに乗りました。そのうち、旅行記もあげたいと思いますので、またよろしくお願いします。