年に一度！砂漠に現れる奇跡の花園「ナマクアランド」　第3日・4日目編

2017/09/02 - 2017/09/05

南アフリカ北ケープ州ナマクアランド。

通常は半砂漠の不毛の地帯。
しかし年に一度短い春の訪れとともに地中に埋もれたワイルドフラワーの種が一斉に芽吹き
美しい奇跡の花園が出現します。
それを現地では「神々の庭園」と呼んでいます。

奇跡の絶景、第3・4日目編をお楽しみください。
（注）今年のワイルドフラワーは冬のドライシーズンの影響で花畑が不作でした。
　　　3・4日目はどっちかというと西・北ケープ州の観光という感じでした・・・（泣）

▼よろしければこちらの旅行記も併せてご覧ください。（写真とコメント豊富です）
http://tabinomori.com/travel-blogs/africa/south-africa/northern-cape/

▼1・2日目編はこちら
http://tabinomori.com/travel-blogs/africa/south-africa/western-cape/

エリア ナマクアランド(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ワイルドフラワーツアー3日目

本日は西ケープ州から北ケープ州へ移動し
まずは「Nieuwoudtville」というまちを訪問

例の如く、北に行くほど乾燥しているので
一発目はどっちかというとサボテン（多肉植物）観察といった感じ

これは「親指と人差し指」というサボテンの仲間

プニプニで気持ちいい

ナマクア国立公園 国立公園

地面にそら豆を置いたみたいな
豆粒みたいなサボテン

固有種でとても珍しいらしい
しばらくすると割れ目から美しい花が咲くそうです

これはアフリカーンスで「dobbelsteentjie 」

こちらもプニプニ♪

おそらく、これが通常のナマクアランドなのでしょう

殺風景で何もない砂漠・・・
まさに不毛の大地

これに花畑ですから、まさに奇跡
（今年はあいにく不作）

今度は「Nieuwodtville waterfall」
滝にやって来ました

どこに滝？

哀しいかな、ここにもドライシーズンの影響が…
滝が枯れているそうです
ただの岩場

写真で見たら結構迫力ある滝だったのに
やられっぱなしですな

次に訪れたのは「Quiver tree Forest」
3,000～5,000本のQuiverの樹が生えています

いや～砂漠って感じ
（正確にいうと、降水量があるので半砂漠）

Quiverとは「アロエ・ディコト－マ」という
アロエの一種で最大のものだそうです

高さ2～3m
結構巨大

冬には黄色の花をつけ、
春のこの時期は実を付けます

このアロエの古木を旨く利用して、
かつての原住民ブッシュマンは生活していたそうです

中が空洞になっているので水筒とか保冷庫とか
生活の知恵ですね

次に訪れたのはNieuwoudtvilleの教会

そこに咲いていた「Gousblom」というお花
これもよく見かける

19世紀初頭に建てられたオランダ洋式の教会

南アフリカはもともとオランダの植民地でもあったので
オランダ風建築があちこちに残ってます

教会の近くにあったルイボスティー工場

これ、土じゃないですよ
全部ルイボスティーです！
近寄るとほんのり香りがします

ルイボスティー工場の前に咲き乱れていた
黄色のワイルドフラワー
和名は「ブルビネラ」

黄金絨毯！

ツアー3日目、最初で最後のお花畑
キレイでした

かろうじてみられて良かった・・・（ホッ）

次に訪れたのは
西ケープ州と北ケープ州の州境にある「Vanrhynspas」

西ケープ州に広がる「Knersvlakte（クネルシュフラクタ）自然保護区」を一望できます

地球の果て感ハンパないですね

そして、最後に訪れたのは「コーカーブルーム・ナーサリー」
いわゆる種苗センターみたいなところ

どっちかというとサボテン関連がおおかったです

おばちゃんたちはあれこち物色していました
きっと珍しいサボテンや現地価格で安いのでしょう

わたしは、残念ながら興味なし

そうして宿に戻って最後の晩餐
最後だからとワインのテイスティングタイムもありました
南ア産のワインは実に飲みやすくフルーティー♪

お食事をしながら
ガイドが撮りためた写真の上映会兼販売会
しっかりしてんなぁ～

さて、ツアー最終日の4日目

一発目は南アフリカで老舗靴メーカーの靴工場見学

「Strassbergers Shoe Factory」

1点1点ハンドメイドの問屋制家内工業ですね

工場内には見たこともない靴製造のための器具が
いっぱい並んでいました

分業制で、
各自が鮮やかな手さばきで作り上げていく靴

作業中のスタッフは、快く写真撮らせてくれます

靴工場を後にし、
一路ケープタウンへ

その途中に立ち寄ったドライブインにて
一応ワイルドフラワーなのかな

最終日は雨のち曇りで、
太陽が出ていないとお花たちはこのとおり

しっかり花を閉じてツレないです

最後に立ち寄った
タルバ地区にある通称「チャーチストリート」

17世紀、オランダ人が入植した際に築いた
オランダ人コミュニティがあった場所のようです

素敵なオランダ洋館が立ち並んでいました

でも、ここは1969年に起こった大地震で一度崩壊したそうです
歴史的遺産の保護のため再建されたそうです

ここにいるとアフリカにいるのが嘘のような
メルヘンチックな界隈です

オランダ洋館は雑貨屋さんや洋服屋、
レストランやホテルとして利用されています

雑貨屋にあったナマクアランドの写真集で
虚しさがこみあげます
本来ならこれが見れる予定だったのに…

地球温暖化なのか異常気象なのか
今年の不運を嘆きながら
ツアーは幕を閉じました

いつかリベンジしたいです！

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最後までご覧いただき誠にありがとうございました！

▼よろしければこちらの旅行記も併せてご覧ください。（写真とコメント豊富です）
http://tabinomori.com/travel-blogs/africa/south-africa/northern-cape/

▼1・2日目編はこちら
http://tabinomori.com/travel-blogs/africa/south-africa/western-cape/