中欧　ウィーン・プラハ・クラクフ（ポーランド）鉄道の旅ープラハ編

2017/09/16 - 2017/09/24

ウィーン編に続く、プラハ編です。
秋深まるウィーン、プラハ、クラクフ（ポーランド）中欧の都市を鉄道（一部バス）で巡ってきました。

フィンエアーで夕方ウィーンに到着し、ウィーンに３泊（２日間町歩き）。
鉄道でプラハへ移動し２泊。（1.5日間町歩き）
鉄道・バス（レオエクスプレス）でクラクフ（ポーランド）へ移動し、２泊。（1.5日間町歩き　途中アウシュビッツへ）
どこも町歩き中心だったので、宿は中心地にとって、途中で休憩しやすいようにしました。

プラハでは、トラムに乗って、アンティーク店巡り、ミュシャ美術館、王宮、ユダヤ人街、ビアホール、教会コンサートに行ってきました。
プラハは、どこも石畳で中世の町がそのまま残ってる感じで、川と橋がいいアクセントになり、フォトジェニックな町でした。ウィーンよりも観光客が多く、平日の昼間にこんなに人が歩いているなんて！と驚き。

ウィーン編はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11285986

クラクフ（ポーランド）編はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11288019

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウィーン中央駅から電車でプラハへ。ウィーン9：10→プラハ13：06着。
チケットは、同じ経路でもオーストリア国鉄より、チェコ国鉄から購入した方が安いので、チェコ国鉄ＨＰからe-チケットを購入して、自分で印刷してそのまま乗車しました。２等車で座席指定して二人で４４ユーロでした。自分でやる限り座席は選べなかったので、２席が向かいあった４人席になってしまい、なんか落ち着かなく、二人席の方が良かったと思ったので、座席指定はしなくてよいと思いました。平日昼間の電車なら混んで座れないことはないと思います。ウィーンからはかなり空いていました。
（乗り方）
何番ホームか電光掲示板で確認し、そのホーム上に列車編成表が掲載されているので、座席予約している場合は、どの車両がホームのどのへんに停まるかを見ておき、そのあたりで待ちます。

駅内のトイレは0.5ユーロです。細かいコインがなかったのですが、２ユーロコインを機械に入れれば、おつりが出てきました。座ったら、ぬれていてゲゲ！と思ったのですが、流すと便座を自動で拭くようになっており、キレイなので安心しました。

座席予約が入っている席は、席の頭上にどこからどこまでか書いてあります。それが入っていない席は自由席です。
荷物置き場は車両内にあります。

オーストリアからチェコに入ったとたん、落書きが多くなり、戦前ぐらいの朽ち果てた建物がそのまま残っていて、ガラっと雰囲気が変わります。
チェコに入ってからだんだん混んできました。
・・プラハ駅に定刻どおり到着♪

プラハ駅ではまず、チェココルナをATMでキャッシングし、地下鉄・トラム共通１日券と１回券を窓口で購入。自販機はコインだけなので、窓口で並んで買いました。地下鉄は行き先でホームが違うので、ホームに降りる際に行き先を確かめてからにしましょう。（バッチリ間違えました）

プラハでのお宿はオロスAurusホテル（２泊）。旧市街側のカレル橋近くのプチホテルです。
プラハ駅から地下鉄を乗り継いで、最寄り駅から歩いたのですが、凸凹の激しい石畳が続き、スーツケースのタイヤが壊れるかと思ったけど、必死になんとか到着。

旧市街がお部屋から見れるデラックスダブルルームにしました。アンティークな雰囲気がステキで広くて清潔。

バスタブはないけど、おしゃれなタイル張りのバスルームでした。

ホテルの外観がステキです。２階の窓二つは泊まったお部屋の窓です。

朝食は８時～ですが、それより早く出かける場合はサンドイッチ等を持たせてくれました。

その窓から見た旧市街。この先徒歩４分ぐらいでカレル橋があります。

旧市街広場に歩いて行こうと思ったら、迷ってしまい、なんと方向が全然違うヴァーツラフ広場に到着してしまいました(^-^;　プラハは道がくねくね細かく、迷いやすいです(＠_＠;)

アンティーク店巡り。たくさんお店がありますが、バザールアンティークBazar Antik とフルトカ・スタイルHrudka Stylleは、同じ通りにあり、
数１０年前ぐらいに家庭で使っていたようなものが中心で、とっても安く買えます。
日本に持って帰ると言うと、プチプチで包んでくれました。

その２件で買ったもの。
左からミニ花瓶？はチェコスロバキア製。１１０コルナ（約550円）。
奥真ん中もミニ花瓶でオーストリア製。約1000円。
右奥もボヘミアンカットガラスのミニ花瓶40コルナ（約200円）。
手前が手巻き時計でドイツ製。恐らく40年前ぐらいのもの。約1000円。時間は正確に動き、目覚まし機能付き。

トラムに乗り、ミュシャ美術館へ。
停留所が記載されている地図を持っていたので、プラハではよくトラムに乗りました。地下鉄だと階段の上り下りがあり結構歩かないといけないけど、目的地近くにトラムの停留所があれば、絶対トラムの方が便利でした。ドンドンくるし、路面電車とは思えない速さで走るのですぐ着きます(^-^;
プラハは地下鉄のエスカレーターも、ものすごく早いし、せっかちな民族なのかしら？

ミュシャ美術館近くの中央郵便局へ。
内装がとてもステキです。ミュシャっぽい感じ。銀行機能のあるところなので、警備員さんに写真をとっても良いか聞いたところ、ダメだと言われてがっかりしていたら、ちょっとならとっても良いよと言われ、とることができました(*^-^*)
端っこにある売店で、日本の家族に絵葉書を出そうと絵葉書用の切手を購入。

19：00～20：00　スペインシナゴーク（ユダヤ教の教会）での、コンサートへ。
プラハではいろんな教会で毎晩コンサートをしていますが、ここはプラハ交響楽団のメンバーの演奏なので、とっても上手かったです。半分ぐらいの曲にソプラノ歌手の歌も加わります。
教会の内部はアラビアンな雰囲気があり、カトリック教会とは全く違う雰囲気で、美しかったです。
チケットは、classicticというサイト（日本語あり）でe-チケットを３週間前ぐらいに購入しました。満席だったので、当日購入なら早めがいいと思います。

夕食は、ウ・フレクー（ビアホール）へ。
21：00頃到着したのですが、少し並んでお店の中へ。ピークだったのか、ビールがお料理がでてきてもまだ来ない・・・。
やっときたビールは激うま！普段ビールを飲まない私でもぐいぐい飲めちゃう美味しさ。絶妙な冷え具合に、炭酸はあまり入ってなく、これが本来の自然なビールなんだろうなという味。
昔は水を長く保存できなかったので、腐りにくいビールが水替わりだったそう。だから今でもとっても安いのです。

帰りは川沿いを散歩。夜でも観光客がいっぱいです。

プラハ２日目。
朝食前、7：20頃にカレル橋を散歩。遠くにプラハ城が見えています。

中国人はウエディングの写真をとっていました。壁ドンならぬ、橋ドンか？

カレル橋から旧市街側を望む。

この日は、プラハ好きのお友達に紹介してもらった日本人ガイドさんとホテルで待ち合わせして、ガイドをしてもらいました。
まずは、カレル橋を渡り、お城側のマラー・ストラナの大使館が集中しているところを散歩。貴族の館だったお屋敷を、現在は各国の大使館にしています。
日本大使館もありました(#^^#)　可愛い館でした。大して警備員はいないのですが、アメリカ大使館だけは厳重に警備されているそうです。

トラムに乗って、お城の裏側からお城に入ろうとしたけど、長蛇の列だったので、お城の西側入口に回ったら、すんなり入れました。
まずは旧王宮へ。天井は機能性も兼ねた美しいデザイン。フレスコ画もキレイだけど、こういうシンプルな美しさが好きだなぁ。

ホールのバルコニーから市街が見渡せます。

聖ヴィート大聖堂の入場の列に並んでいたら、上から何かがビヨーンと見下ろしてる。
それがコチラ。

顔が怖い・・・。

聖ヴィート大聖堂の中のミュシャ作成のステンドグラス。この窓だけガラスに描いたそうです。他のは色ガラスの通常のステンドグラスだそう。

ばら窓。デザインが上品です。

王宮内の聖イジー教会。
石の生成りの色と、スッキリとした上品なデザイン。現代に通じるものがあります。
これでもかーという装飾を施した教会も目を見張るけど、こういう教会の方が好きだなぁ。

この衛兵の交代式が12：00から盛大にやるので、20分前から柵前に腰かけて場所取り。

12：00の衛兵交代式。音楽隊も出てきて、20分強やってたかな。
王宮を出たところの柵に張り付いて写真を撮りました。中には入れません。

ストラホフ修道院から街を望む。

ストラホフ修道院併設のレストランはビールの醸造所なので、ビールが激うま！
チェコ料理をオーダーしたら、お料理も美味しかった～。

ストラホフ修道院併設の図書館。ウィーン王宮内の図書館とは違い、柔らかい印象の素敵なデザインです。
ガイドさんによると、昔は本がとても大切で高価な物でした。所蔵量の多さが豊かさを意味したり、力を誇示したりできました。
その物を保管する場所なので、神聖的な場所に保管したいという思いもあり、こんなに装飾したのではないかとのことです。

ここは写真をとるのは別料金がかかるので、入場料を買う際に写真代も支払い、シールを自分に張り付けて、支払ってることを示します。支払っていない人は、警備員にバンバン注意されていましたので、ご注意を。

ユダヤ人街のシナゴーク。料金が高いこともあり、外観だけにしました。

旧市街側の聖ミクラーシュ教会。突然雨がザーと振り出したので、雨宿りも兼ねて。

雨あがりの石畳のプラハの街。

プラハの街は中世の街を残しているので、建物の車の出入り口が狭く、ぎりぎりを通っていました。不便なこともたくさんあるんだろうなぁ。
早朝と夜に石畳を清掃車がクリーニングしてしていたので、そういう地元の方のおかげでキレイな街を見れているのだと思います。

中欧のどこの街も、スーパーで買うパンが本当に美味しかったです。噛めば噛むほど小麦の美味しさを感じるのです。日本のパンとは違います。是非お試しを。

翌日、LEOエクスプレスの電車とバスでクラクフ（ポーランド）へ行きました。
https://4travel.jp/travelogue/11288019