あ～、谷川岳

2017/09/07 - 2017/09/08

みなかみ
上毛高原駅→匠の里→水上温泉（泊）
谷川岳ロープウェイと電気バスで一の倉沢まで

東京は曇りだったが、大宮を過ぎるあたりから雨が降り始めた。上毛高原も雨の中。友人が車で迎えに来てくれた。なんとベンツ！総勢4人、大喜びして乗り込んだ。

まずは匠の里へ。ここなら雨でも歩けるだろう。街道筋の家が美しい。雨でなければ止めてもらって写真を撮りたいところ。
匠の里を散策したかったのだが、雨がかなり降っているので、蕎麦屋さんを探しておそばを食べ、あんまり私の口には合わなかったけど、水上温泉のホテルに向かう。ところが道を間違えたらしく、くねくねした道を走る。国道17と書いてある。Ipadをトランクにしまってしまったので地図が出せない。ドライブを楽しんでいたら、湯沢に着いてしまった。

今日の宿は水上温泉ホテル聚楽。利根川が見下ろせる部屋をとった。夕食はバイキング。新潟の「鶴齢」というお酒が美味しかったので、家に帰ってさっそく純米吟醸と純米大吟醸を注文した。塩沢の創業300年に老舗のお酒だった。

エリア 水上温泉(群馬)

匠の里

８日、目を覚ますと空は明るんでいる。急いでカーテンを引くと、晴れている。やった～！大喜びをして、朝食を済ませ、お土産と一緒に荷物を自宅に送り、友人のベンツで送ってもらい、谷川岳ロープウェイまで行く。山に進むにしたがって、雨が降りだす。しかも光はある。狐の嫁入りだ、なんて言っている。ロープウェイの前ロータリーは雨。友人とはそこでお別れ。

９：３０の一の倉沢行の電気バスに乗る。ガイドさんが付き、一人片道５００円。７人乗り。待っている順なので、必ずしも乗れるとは限らない、ということだった。
初めはちょっと上りだが、あとはゆったりとしたハイキングコース。一ノ倉沢まで、３．３kmの道のり。ここは今は電気バス以外通行禁止になっているが、れっきとした国道２９１号線。中越地震で途中が壊れ、そのまま放棄されている国道だった。家に帰って地図を調べると、確かに不通区間もちゃんと地図には載っていた。原生林なので植生も多様、サルやカモシカ、熊にも遭遇すると言う説明があった。
乗客は私たち３人だけのこともあり、ガイドさんの説明はとても丁寧でなんでも答えてくれた。たのしかった。

バスはみなかみ町が２台購入して運行している。バスの愛称は「いっちゃん」と「くらちゃん」、小学生のネーミングだそうだ。写真は「いっちゃん」。
私たちが乗ったのは車体がオレンジ色の「くらちゃん」

バスもバッテリーも高価なのだそうだ。おそらくもとはとれないだろう。料金をもっとアップしてもいいんじゃないかな。ハイキングを奨励しているのだから。確かにここは晴れていれば歩いた方が楽しいコースだ。

山岳資料館の前で下してもらって資料館を見学。

雨にけぶる一の倉沢。雨のせいで滝筋がしっかりと見える。

谷川岳にはお目にかかったことがない。もちろん登ったこともない。だから初めての出会いを楽しみにしてきたのに。「お～い、トマ、お～い、オキ、顔を出せよ～」と大声で叫んでいる。
でも恥ずかしがり屋のトマもオキも、とうとう顔を出さなかった。あ～あ、残念！

足元の流れを見ると水量は多い。

ロープウェイの頂上駅。行った記念だけ。