Hard Rock Hotel Shenzhen

2017/09/09 - 2017/09/10

この夏は海外旅行を予定していなかったけど、友人達の夏休みの思い出話聞いていたら何処かに行きたくなった。
とは言え、休みも取れないので土日で行けるところでと調べていたら、4日後出発のANA香港便が\40,000程度。
LCCの香港エクスプレスよりも安い!! 先の日程ならもっと安いチケットもあるけど、
『海外に行きたい!!』が勝り速攻購入。

香港は何度か観光しているので、深センに2017年8月中旬にオープンしたばかりの中国本土初のHard Rock Hotel Shenzhenでのホテルでのんびりステイとすることに。
とは言え、Hard Rock Hotel Shenzhenは、情報がまだまだ少なくて、どういう状況かわからないまま出発!!

結果としては値段に見合ったサービスがあったかというと残念の一言。サービスを重視する方には今は向かない。自分が出会ったスタッフは皆30代以下といった感じで、OJTでスタッフを育てながら営業しているという印象だったけど、若いスタッフは一生懸命でフレンドリーであったところが、今の時点で評価すべきところだろうか。

エリア 深セン(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

金曜仕事を終え、自宅で着替えを鞄に詰めて、シャワーを浴びて羽田へ。
ANAの深夜便で香港へ。香港はまだ日が昇らぬ時間に到着。エアポート・エクスプレスは、まだ動いておらず、急ぐ旅でもないので1時間程待って尖沙咀まで、一番安いバスで移動し、半日香港を観光。
13:30頃香港・中環駅より旺角→九龍塘で地下鉄を乗り換えて約1時間程で羅湖駅へ

羅湖駅 駅

土曜日の午後とといっても遅めの通勤ラッシュ並の人並。

羅湖駅 駅

外国人レーンは少なく、地下鉄を降りてから入国審査委等に30~40分掛かった。
15:00過ぎの深セン駅前。地上部分は人はそんなに多くなかったけど、地下は人込み。
地下鉄での移動を一旦考えたもののあまりの人ごみに挫折し、タクシーでの移動に変更。

深圳駅 駅

深セン駅のタクシー乗り場。
外国人を見ると白タクのドライバーが声を掛けてくる。
「2時間は並ぶから乗せて行く」と一瞬ドッキとする売り言葉。
長蛇の列だらからその位かかるかもと思ったが、次から次へと車は来るし、
順番通りに乗車させる誘導員もいるので、そんなに掛からないと思い、白タクドライバーを無視して、列に並ぶ。
結局、20～30分位で正規のタクシーに乗ることができた。

深圳駅 駅

深圳駅からはホテルまでは事前にGoogle mapで調べた情報では車で40～50分程。
乗ったタクシーのドライバーはホテルを知らず、スマホをナビにして高速道路を突っ走る。
高速道路は混んでいるものの80km位で順調に走る。車線変更は頻繁にするものの、不安になる運転ではなかった。
しかし高速道路を降りると、夕方のラッシュとも重なり大渋滞。
4km程の距離に1時間以上掛かる。
途中、何度もタクシーを降りて歩こうかと思ったけど、あまりの蒸し暑さに挫折。
メーターもガンガン上がって行くけど、高速道路10元を含む150元(3,000円程)であったので、我慢して乗っていて正解と思っている。

エントランス。
シンバルで作った龍のオブジェの尻尾部分が外にはみ出してる。

エントランスホールに入ると正面にHard rock Hotel ＆ cafeのグッツを売るRock Shop。
この写真の上の部分が龍の頭部分だったかも!?

リブランディングにより2017年7月に閉店したHard Rock Hotel マカオを想い起こすロビー。
スタッフの話では、今月中(2017年9月中)には到着するって言ってるけど、本当に到着するのかなぁ。

展示される予定の幾つかメモラビリアは、パネルで紹介されていた。
Lady GaGa が 2014年Harpers baazar誌の表紙？で着た衣装

Cherが70年代に「The Sonny and Cher comedy hour」で 着てた衣装。
他にもビートルズ、エルヴィス・プレスリーの衣装が来るもの決まっているらしい。

ホテルロビーは5階なので、エントランスホールゆったりとしたスペースとなっている。

今回の部屋は21階の角部屋。
絨毯が柔らかくフカフカでちょっと歩き辛い。

今回は奮発して「Rock Royalty Studio Suite」をオフィシャルサイトから予約。
1,735元(税金・サービス料込) 約￥30,000弱。

リビングスペース。
ギター弾く方なら無料でFenderのギターとアンプを用意してもらえる。
TVのスピーカーがBluetooth対応でスマホ等を接続して音楽再生ができるらしいのだが、説明書もなく自分のXperiaでは接続ができなかった。

紫のボールチェア。

ウェルカムフルーツ

リビングスペース。

トイレは入口わきとバスルームの2か所。
こちらは上の写真の絵の後ろにある小さい入口わきのトイレ。

どちらのトイレ共にウォシュレットの設置はナシ。日本並までとは言わないけど、中国でも売れているというのだから、設置して欲しかった。

ベッドルームスペース。
絵の後ろがバスルーム。
ベッドはキングサイズ。マットレスは柔すぎず寝心地は良かった。

ベッドルーム側よりリビングルームを眺める。
1人には広っ！

左右それぞれベッドわきに電源とUSB端子があり、USBケーブルだけでスマホ等を充電できるのはGood!!
無料のWifiの速度に不満はないものの、中国なのでLineやGmailをはじめGoogleのサービスは使えず。今回はモバイルルーターを借りずに携帯会社の1日ローミングを利用。

タバコは吸わないので禁煙の部屋を選んだけど、中国でも指定場所以外の喫煙は厳しくなっているのかなぁ。
でも罰金50元～500元って幅広すぎだし、その罰金になる基準の違いって何？

バスルーム。
洗面台は2つ。トイレとシャワールームが別にアリ。

アメニティーもしっかり完備。
シャンプーやボディソープは勿論、歯ブラシ・髭剃り等あって、洗面道具は手ぶらでもOK。

お風呂に湯を張ってみた。
写真では分かりつらいけど、水は若干黄色味掛かっていた。

お風呂場の窓から眺め。

隣のミッションヒルズ・ゴルフクラブの練習場と

住宅街。
ん～。外眺めてゆったりって感じじゃないなぁ。でも湯船に浸かれるのは嬉しい。

シャワーブース。奥はもう1つのトイレ。
シャワーブースにはレインシャワーとハンドシャワーがあって便利。

ベッドルームの後ろのクローゼット。
大き目のが1つと下の小さめのが１つ。
長期滞在する人は少ないのかも知れないけど、部屋の大きさに対してクローゼットは小さいかなぁ。

もう1箇所のクローゼットを開けたら金庫と見慣れぬオレンジの箱。

良く見てみると火事の時に備えてマスクと防炎ズキンの用意があった。
日本の高層ホテルにも用意あるのかなぁ。仕事で泊まるビジネスホテルでは見たことがないけど、日本でも用意がされていても良いかも。

入口わきのミニバースペース。

ミニバーの冷蔵庫。中身は極々普通。

21階のROCK ROYALTY LOUNGE
Rock Royalty King Room以上の部屋を予約するとチェックイン・チェックアウトのの手続きがソファーに座ってできる他、夕方のハッピーアワーは無料で軽食とアルコールが楽しめる。

ROCK ROYALTY LOUNGE内。
空港のビジネスラウンジと同じ。

軽食コーナー。利用者が少ないからか量や種類は少なく、ちょっと残念な感じ。
無料だから贅沢なこと言っちゃいけないか。

ソフトドリンク類

ROCK ROYALTY LOUNGE内。

利用していたのは僕だけだった。
アルコールの無料提供に制限があるのかは聞かなかったので不明だが、ハイネケンを2本貰った。

小さなバーカウンターもあり、言えばカクテルとかも作ってくれそう。でも、この日対応していたスタッフは、若い女性スタッフだったので難しいカクテルは出来なそう。
ちゃんと飲みたい場合は、1FのHard Rock Cafeか5FのGMT +8 LOBBY BARを利用

ラウンジから見えるのは隣のミッションヒルズモール。

ビジネスセンター

一番奥には会議用のスぺースもあって、仕事利用もできる。

ビールで喉を潤し、ホテル内を改めて散策。
１Fエントランスホール。シンバルで作られた龍のオブジェの頭部分

夜のエントランスホール

3Fの受付。
3Fは2フロアー分のスペースを使って、宴会場とブライダルサロン、会議室になっている。
(1Fのエントランスが2フロアー分の高さになっている)

宴会場前

宴会場内。扉が開いていたのでちょっと覗き見。
3つに分けることができるよう。日本のホテルの宴会場と変わらない。
最大でシアター形式で580人収容可能なスペースとのこと。

3Fから5Fのホテルロビーに繋がる階段。
LED照明で色が虹色に変わる。

5Fのホテルロビー
訪れたときは、スタッフは慣れていなくて作業に時間が掛かる感じだった。

赤いFenderのギターだけで作られたウォール。
カッコ良い!!

ロビー左側の「GMT +8 LOBBY BAR」19:30過ぎでも客ナシ。
ホテルロビー側はシックな雰囲気。

奥に進むとDJ・ダンススペースがあった。
客は誰もいないけど、照明と音楽は全開！空しい。

ラウンジ的なスペースや

ゴージャスなソファ席があり、1つのバーとしては統一感はまったナシ。

世界的なスタイルと世界中のエキサイティングな旅行のアイデアからインスパイアされたコスモポリタンなバー＆ラウンジらしい。

本日の夕飯は、ホテル1階のHard Rock Cafeへ。
夜になっても暑い!!

入口のバー。一番奥側だけ席がないコの字型のバー。
ただで際明るいのにギター型のシャンデリアで更に明るい。明るさを抑えて欲しいところだけど、スタッフの安全考えてなのかも。黒いシャツのバーテンダーは研修中のようで、ビールしか出せない。
青いシャツのマネージャーじゃないとカクテルは作れずない状況。客少なくて助かってる感じだなぁ。

カフェのメモラビリアもまだ到着せず。

Hard Rock Cafe内。
店の奥の方は写真のソファ席。入口からステージ前はテーブル席だった。

20:00になりバンドの演奏と思ったら、アメリカ人とフィリピン人夫婦のHard rock cafe ＆Hotel 75店舗訪問達成のお祝いが始まった。
カフェが特製ケーキを作ってマネージャーがお祝い。おすそわけでケーキを貰ったが美味しかった。
今回は行かなかったが、ホテル5Fにはケーキショップがあったのでそこで作っているのかも。次回は、そこのケーキも食べてみたい。

お祝いの後、バンドの演奏がスタート。’80が中心。
この日は、20:00から30分のステージが3回。

カギ形の店の中央にステージを置いており、音のバランスがあまり良くない。
中国人は盛り上がらず、店に数組いた欧米人のみ声掛けたりしていた。

ギターリストのジョイは上手い。
前はペナンとバリでも彼が弾く、バンドの演奏を聞いたことがある。

東南アジアのHard Rock Cafeを廻って弾いているらしい。

食事は、各店毎のご当地ならではの味が楽しめるローカル・レジェンダリー・バーガーを注文。

八角の効いた甘辛スパイスの効いた豚肉のハンバーグにチーズと目玉焼きを乗せ、トマトとレタス挟んだバーガー。一緒についているオーロラソースも八角が効いていた。

ROCK SHOP

干支にちなんだTシャツ。
もう半年もないけど…

シティT他

売っていたPinsとボトルオープナー他
お土産など購入して、部屋でゆっくり過ごす。

翌朝。昨夜はゆっくり寝れ、お腹が空いて目を覚ます。
5FのSessionsの朝食バイキングへ

パンコーナー。
菓子パンまであって種類が豊富で美味しい！

デパ地のような陳列。

洋食ゾーン

卵料理はその場で作ってくれるものの英語通じず。

中国らしいメニューと言えば、お粥＆麺類と

点心。
種類は6種類程度と少ない。

デザート・ヨーグルト

席からの眺め。
利用客は一般客が自分を入れて3組。アメリカ本部のホテル教育掛かりのような人間が2人。
スタッフの数の方が圧倒的に多い。

オレンジジュースは生絞りのジュースを小瓶に詰めている。
瓶洗うの大変そうと思いながら飲んでみると、濃厚で甘さの後に優しい酸味が口に広がり、メチャクチャ美味い!!
サクサクのクロワッサンとバターロールもお薦め!!

奥には大家族・グループ向けの席が何か所か用意されているのも中国独特な感じがする。

食後は部屋で音楽聞いたり、昼風呂に入ったりとまったり過ごす。
レイトチェックアウトに変更も考えたが12:00にチェックアウトし、ホテル向かいのミッションヒルズモールに行ってみることに。

昼のHard Rock Cafeのギターサイン

最上階26Fに出来る予定の現代的なメキシコ料理のレストラン「MC FRIDA」とプールはまだオープンしていなかった。この時期に出来てないならプールは来年までお預けかなぁ。
また最上級の部屋「Rock Star Suite」も未完成の模様。

ホテル自体はまだ未完成って感じだったので、来年もう1度リベンジしに来たいと思った。また今回はROCK SPAも利用しなかったの次回は体験したい！

隣のオフィスタワー
こちらはまだ開業していない模様。

ミッションヒルズモール。
H&Mやスタバなどの他にもユニクロ・無印の日本企業も出店。
規模はデカいが客数は規模に追いついていない感じ。まだ2階・3階は店が埋まっていない箇所もあるし、日曜の昼に客が全く入っていないテナントもあり、良くやってけてるなぁという店もチラホラ。
ホテル以外で食事するとなると、このモールの中のファミリー向けのレストラン位しかない。

ミッションヒルズモール内

モール全体を通して言えるのは、子供向けの店舗やスペースが多いことに驚かされる。巨大なボールプールがあったり、屋外にはフットサル・バスケットボールのコートがあったり、

アイススケートのリンクがあったりと凄い。
でも景気悪くなったら、一気にゴーストタウン化しそうな不安要素も感じられる。

とは言え、近所にマンションも何棟か建っているし、建築中の建物もあったから地下鉄が開通したらベットタウンとして発展するのかも。

モールの地下には日本と同様のスーパーもあって生活には便利そう。

1.5時間程モールを散策して、Hard rock cafe でビール休憩。
帰路についてスタッフに深セン駅まで路線バスと地下鉄で帰りたいと相談するも、どのバスの番号が地下鉄の駅まで行くかわからないとのことでタクシーが良いと案内された。
ショッピングモールの裏にバスターミナルがあるとの話を聞き、バスターミナルに行ってみて探してみるかと考えていたところ、ミッションヒルズ・ゴルフクラブのクラブハウス前から皇崗口岸までのバスがあることを教えられ、そのバスで移動することに。

観瀾古墟 旧市街・古い町並み

ゴルフクラブの受付で皇崗口岸までのバスを聞くと60元とのこと。
40分後のバスまで空きがないことで、クラブハウスのレストランでお茶してたら、15分ほど急に呼ばれ、1本・2本の前のマイクロバスに乗れた。
皇崗口岸までは40分程であった。

香港からアクセスはこのゴルフクラブのバスが本数も多く便利そうだ。
http://www.missionhillschina.com/en-US/aboutus/getting_here

9/23 Hard Rock Cafeのスタッフからメモラビリアが到着したの連絡と一部の写真がお送られてきた。

マイリー・サイラス 2014コスモポリタン誌で着た衣装

エルビス・プレスリー

アリシア・キーズ

闘病で音楽活動を休止することを発表したレディー・ガガの衣装

中国の女性ボーカリスト リャンロンのメモラビリアも。

このギターは誰が使ったものだろうか？

ホテルのエントランスロビーをはじめ大量のメモラビリアが到着したと思うので、スタッフの成長を確かめながら、また行かなきゃと思った