2017/08/23 - 2017/08/23
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こりどらすさん
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8月下旬、南半球はもうすぐ春!雪を被った山々、どこまでも広がる平原、スケールけた違いの絶景、ニュージーランド南島ゴールデン・ルートをめぐる5日間のドライブ、総走行距離1,200km、レンタカーでGO!!! 今日は早起き、薄暗いうちにテ・アナウ出発、一路ミルフォード・サウンドへ、セルフ・ドライブ&クルーズ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ジェットスター航空 ニュージーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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お早うございます、今日はミルフォード・サウンドへ向けて、テ・アナウ午前7時、うす暗い中出発(クイーンズタウンからのツアー送迎バス軍団でミルフォード・ロードが混み合う前に)。出発間もなく朝焼けのミルフォード・ロードです。ミルフォード・サウンド クルーズ、クイーンズタウン発着、送迎バスとクルーズがセットされたツアーで訪れるパターンが一番多いようですが、その場合所要時間12時間!!超超長丁場のツアーとなります。テ・アナウ発着のツアーもありますが、こちらも所要時間7時間超える・・・本日曇りですが天候は安定、長時間ツアーのスケジュールに縛られるよりは、気ままにセルフドライブが魅力的。それに往復バス代、テ・アナウ発着でも2人合計1万円近くしますし・・・
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ミルフォードサウンド、クルーズ乗船場までのアクセスですが、セルフ・ドライブか、コーチ(バス送迎)にするか、迷いました・・・ちなみに、テ・アナウ起点でのアクセス、ミルフォード・ロード121km・所要およそ2時間x往復 、となります。これって、大変なのか?キツいのか?難しいのか?ネットではいろんな情報・意見が錯綜しておりましたが、よ~く考えるに、「キャンピングカーや大型バスが、かなりのスピードでかっ飛ばしてるってことは、山岳道路といえども、日本の”酷道(酷い国道)”や”険道(険しい県道)”のような狭く過酷な道はありえない!!本日天候曇り、冷え込み無し、クライストチャートからテ・アナウまですでに800km、だいぶん運転にも慣れたところ、ここは、自力でミルフォード・ロード往復に挑戦することにしました。それにせっかく4WD借りているのですから、どんどん走らないと。
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ミルフォード・ロード、最初はテ・アナウ湖沿い、少し進むと放牧地が続きます。そのうち雪を冠した切り立った山々が両サイドにあらわれ、広い草原”エグリントン・バレー”。気持ちの良い道が続きます。しばらく走ると、”左 ミラー・レイク”という案内板あり、有名な立ち寄りどころのようですが、今はパス、帰りにゆっくり立ち寄りましょう。
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谷間の草原の抜けると今度は森の中、木立が続きます。相変わらず、走り良い道、快走路。しばらくすると左に右に湖があらわれ、”The Divide"、トイレと東屋アリ、このあたりから、前方に雪を冠した険しい高い山々があらわれます。
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森を抜けると、山岳道路っぽくなってきましたが、依然道幅十分広し、カーブも「安全速度の標識」が事前に必ず立っているので、あまりストレスなく走れます。ピンボケでスイマセン、例えば、写真のようにカーブ前に”55km”このような表示が必ずあります。これって安心ですね。
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さらに山岳道路っぽくなってきましたが、依然道幅十分広し。周囲の山々は、いっそう険しさを増し、どこまでも素晴らしい景色が続きます。
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道の両側、U字渓谷の扇のような切り立った山々が連なっています。また、山の高さがハンパない!!なんと素晴らしい絶景、なのにしっかりとした道路、車で軽快に走り抜けれるなんて感動モノです。ふつ~日本では、この様な絶景、一生懸命登山道を昇り詰めるか、せいぜい細く険しい林道を延々と攻めて、ようやくたどり着けるものです、楽勝ドライブなんてアン・ビリーバブ~。ほんとに素晴らしい。
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ついに屏風のような崖に突きあたり、ホーマー・トンネルがあらわれました。ラッキーなことに入り口の信号機”青”、そのまま突入です。内部は、手掘り?岩肌むき出しの暗いトンネルではありますが、通過には問題なし。こちらのトンネル、片側交互通行になっており、場合によっては20分近く信号待ちだそうです。写真はホーマートンネル出口側の崖、振り返って撮影。まさに壁。
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ホーマートンネル抜けて、最初のカーブです。"25km"の標識ありますね。ここからしばらくつづら折りの下りが続きます、が、道幅十分。
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かなり下りました。木立の中の道となり、”Welcome to Milford Sound"の案内板、おっ、えっ、もう着いちゃいましたね、2時間かかりませんでした。
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ミルフォードサウンド、到着です。出発から2時間かからず、8時45分くらいにはパーキングに到着。昨夜予約したクルーズは9時45分から。往路、テ・アナウから、どこにも立ち寄らず、ただただ直行してきましたが、意外にあっさり、えらく早くに着いちゃいました。
ミルフォード サウンド 山・渓谷
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一般車両用駐車場から乗船場までは、遊歩道をたどって5分ちょっと(600m)。駐車場前にカフェがあるというので、お茶しつつ時間つぶそうと思っていたら・・・ゲゲゲ~、カフェのオープンは9時!まだ開いてません、仕方ないので、観光船ターミナルに向かいましょう。
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マイター・ピークが真正面に見えますね~。そびえ立ってますね~、何だか、スゴイ景色です。こちら、大型バス専用駐車場。ターミナル前にやたらアリ。オン・シーズンはさぞかしにぎやかなのでしょう。
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ターミナル入り口。
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中はがら~んとして、左右にクルーズ会社の受付カウンターが並んでます。何となく色分けされてますね。左手、"real journey"すみれ色に緑のライン "Mitre peak"まみどり、"Cruise Milford"水色。
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右手、手前"JUCY"ハデハデ緑と紫、そのとなり”GO!Orange" もちろんオレンジ色、そして前日ネット予約した"Southern discovery" 赤。9時45分発の"Encounter Nature Cruise 72NZd(5,800円)"、所要2時間15分、予約してあると伝えると、乗船カードのような札を渡され、乗船5分前に桟橋に来てね!と言われ、受付完了。あ~、まだ40分あるな・・それにしても、ここターミナル、売店も何にもないデス。
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こちら、今回選んだ"Suthern discovery" の"Encounter Nature"というクルーズ専用の小型船。自然観察がウリ?
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アップで写してみました。あ~、まだ、出発まで30分以上あり。その辺ウロウロ。
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ようやく出航です。すぐに滝があらわれました。”ボーエン滝”落差161m。しかし、どんより曇り、あ~、晴れてこないかしら・・・まあ、雨降るよりはありがたいと思いましょ!
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船はどんどん進みます。乗船ターミナルがずいぶんとちっちゃくなった。
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そびえ立つマイターピーク1692m、高い!
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マイターピークのお向かい、対岸、おそらく”ライオン山”1301m、こちらも海面からそのまんま立ち上がってる、高っ!
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若干雲が切れてきて乗船ターミナル後方の山も見えてきました。シアタウン山脈?1877m高っ! 周り、崖高すぎて、景色大きすぎて写真にうまく収まりません。
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船が静かに岸に近づきます・・・解説員のお兄さんが何か一生懸命叫んでいますが・・・
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おおっ!!フィヨルドランド・クレステッド・ペンギン発見。黄色い眉毛がポイント。
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黒いジャンパー、ひげのお兄さんが、自然解説員さん、舳先でいろいろ解説してくれてるんだけど、マイク音声がこもって、聞き取りにくくって・・・
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今度は”イルカ”の群れがあらわれました。舳先付近、並走しています。水中に姿が見えてますね。
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イルカの群れ、ジャンプしながらしばらく船と並走。
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続いて、少し離れていてうまく映りませんが、ペンギンがトビウオよろしく、水面を飛び跳ねながら泳ぐ姿が見れましたよ~
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どんどん進むうちに、サウンドの入口、タスマン海まで到達、このあたりでUターンして戻ります。
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”シール・ロック”。オットセイがお昼寝しています。
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また、滝が。こちら”ステアリング滝”落差155m。
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クルーズのメイン・アトラクションらしいです。滝に突っ込んでいきます。赤いカッパ、貸出アリ。
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お~!!かなり接近、水しぶきがハンパないですね~、カッパ必要。
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少し青空、日も差してきて・・・
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"Under water observatory"です。こちら別料金の、展示館&水中展望台。乗船客の半分以上、ココに立ち寄るプラン(追加12NZd)らしく、船を降りていきました。われらはそのまま船に残り、ターミナルに帰ります。
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水中展望台は”ハリソン・コーブ”という入り江にあり、波も静か、夏場のカヤックなどのアクティビティはココで行うらしい。
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ライオン岩、ハリソン・コーブの奥に雪を被った大きな高い山が見えます。このあたりで最も高い”ペングローブ山”2014mでしょうか。
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ブンブン音がしてます、セスナ機が飛んでますよ~、遊覧飛行かな?リッチな「お帰りはセスナ利用でひとっ飛び」プランかな?
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さあ、戻ってきました。”ボーエン滝”とその向こうに観光ターミナル、見えてますね。
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間もなく、ターミナルに帰還。
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はい、2時間余りのクルーズを追えて桟橋に戻ってきました。ただ今12時、クルーズ後半、若干青空ものぞき、ときおり日も差していたのですが、再び曇ってきました。スカッと晴れ渡ること無かったのはが少し残念ですが、スケールけた違いの絶景クルーズでした。ただ結構寒かった・・・さて、テ・アナウに向けて戻るとします。復路はのんびり、あちこち立ち寄り、写真撮ったりしながら帰りましょ。
ミルフォード サウンドのクルーズ 山・渓谷
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まずは"The Chasm"に立ち寄り。案内板に従い側道に入ると駐車場、各々のクルーズ会社の送迎バスがやたら停まっていてビックリ! これらおそらく、クイーンズタウン早朝始発ではるばる300km近く走って来た、午後1時台クルーズの送迎バスと思われます。
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"The Chasm"解説ボード
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うっそうとした木立の中、小路をたどります。雨が多いためか、しっとりシダ、コケ、パラダイス。
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水が激しく流れる音が近づいてきました。渓流に橋が架かっています。
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ちょうど滝の上に橋が架かっています。水量たっぷり、激しい流れによって岩がぼこぼこにえぐられて、不思議な形。
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そこここに、こんな感じの穴が開いています。"The Chasm"、ひと回りして駐車場まで、20~30分で観てこれます。
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"The Chasm"を過ぎると、ルートはつづら折りの登り、山岳道路らしくなってきます。登りつめると、間もなく”ホーマー・トンネル”、前方の扇のような岩盤にぽつっと開いたトンネル入り口。
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往路では、青信号だったので停車せずにそのまま通過しましたが、復路は赤信号に引っ掛かりましたね。電光掲示板によると、およそ6分待機との案内。
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お~!!どこからともなく山岳オウム?”キア”が寄ってきました!!深緑~モスグリーンの渋い配色、トコトコ、歩いて寄ってきました。
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結構慣れてますね、まったく怖がるそぶりなし。
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ついに4羽に増え、車の屋根にも上りバシバシ足音させています。そのうちに、信号が青になり、車を発進させますと・・・そのまんま車の屋根に乗っかってトンネル越えるのがいるような・・・すると、ホーマ・トンネル、出口付近にも、おります、おります、数羽の”キア”!停車中の車の廻りウロウロ。トンネルの両側行ったり来たりしつつ信号待ちの車狙って寄ってくる様子。
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ホーマー・トンネル抜けてしばらく、緩やかな下りの山岳道路。相変わらず雪を冠した山々の絶景が続きます。
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こちら、反対側ホーマ・トンネル方向の山々。なんだか曇ってきました。ここからさらに下り、キラキラきれいな川に沿ってしばらく進み、続いて少し上って峠越え(The Devide)、木立の中に湖が見え隠れ。
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そしてミラーレイク。往路は通過したので、こちらも復路立ち寄りです。
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こんな感じの湖だそうですが・・・
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本日は、微風あり、湖面波立ち残念ながら”ミラー”とはいい難し。
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そのうえ、黒い水鳥、かわいいのが数匹、優雅に泳いでおります、しっかり波立ってます。
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はい、午後2時半にはテ・アナウに帰りつきました。思ったより早く帰ってこれました~。いったん宿に帰ってちょっとお茶します。その前に、給油、往復で242km走りましたし。
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さて、まだ午後3時、テ・アナウ湖沿い、公園になっていて遊歩道などもあるようです、出かけてみましょう。まずは宿から湖沿いにすぐ、、”フィヨルドランド国立公園ビジターセンター”。観光案内デスクあり、道路情報なども掲示されてます。いろいろなパンフレット類ごっそり置いてあり、また、図鑑、写真集、ちょっとしたお土産なんかも売っていました。
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次に”テ・アナウ バードサンクチュアリー”、さらに車で湖沿い3分ほど、遊歩道も続いている様子、湖沿い徒歩でも10分くらいと思います。湖畔の公園の一角、鳥のさえずりがあちこちから聞こえ、うっそうとした木立の中ゲージが見え隠れしています。驚いたことに、入場無調!!
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芝生広場に、この様な鳥たちのえさ場が設営されていました。餌箱の工夫がいろいろユニーク、おもしろい。
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最初、フクロウのゲージありましたが、見つけられず、続いて”Kaka”、オウムの仲間。
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はい、この子たちです、結構カラフルな羽色。
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ちゃんと名前つけてもらってますね。
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カモの池。
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あれ、網はあるけど上方はオープン、バサッと羽ばたいて外に出てきました。こちら、顔の黒いカモの仲間。ばっちりポーズ取ってくれた?
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顔の白いカモの仲間、近づいてきました。
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あ、この子だ。
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こちら、絶滅危惧種”タカヘ”。このあたりフィヨルドランドにわずか生息する、ほとんど絶滅しかけているというメチャ・レアな ”飛ばない・飛べない鳥”、この施設の目玉!!
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けっこう大型、青緑の羽色に赤い足とくちばしと、とってもカラフル。ゲージ内に2羽おりました。もちろん、飛ばない鳥ですから、とことこ歩き回るのみ。
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ゲージの網の目が細かすぎて、うまく写真とれません・・・
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木立を抜けて、湖畔にでると、水鳥がたくさん。湖丸ごと、”バード”・サンクチュアリー”。
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そうそう、テ・アナウのタウン中心に立っている巨大な鳥のオブジェ、先ほどの”タカヘ”でした。給油で立ち寄ったガソリン・スタンドのまん前です、町のシンボルなのでしょう。ぜひ、バード・サンクチュアリー立ち寄って、実物じっくりご覧あれ。非常にオススメ。
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スーパーでお買い物すませ、宿に戻ってきました。明日は朝から、テ・アナウとはお別れ、クイーンズタウンに向かい、明後日朝には車返却して、帰国の途につきます、あ~、あっという間だわ~、早っ。④に続く。
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