10年ぶり二度目の台北3

2017/08/24 - 2017/08/27

　3日目は朝食後に猫空へ。都心よりも少し涼しい山の空気を吸って、やっと小籠包を食べに行きました。
　ランチ後は個人行動へ移り、夕方のマッサージで合流しました。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ホテルから徒歩10分程度、大通りの中山北段から路地を東に入ったところにある早朝からお昼までしか営業していない圓山老崔蒸包で朝食。内田さんの本に蒸包とサンラータンの2種類しかメニューがないと書いてあって、注文しやすそうだなと思って行ってみました。

　この蒸包が独特で、皮は厚め。中の肉はミンチでちょっとソーセージっぽい。肉汁が出てくるタイプではないのですが、味がしっかりしています。地元民はタレをつけていましたが、自分たちはない方がおいしいと感じました。サンラータンは酸味が少なくて食べやすかったです。

圓山老崔蒸包 地元の料理

　自分たちが入店したときはテイクアウトのお客さんが並んでいたのですが、食べ終わるころには、食べ盛りの年齢の男子2人と父母という家族連れなどがやってきて、セイロ3つとサンラータン４つがすぐに運ばれてきていました。

　入口すぐの厨房で蒸包を作っているのが見えました。ギョウザを作るのに似ていたかな？包んだ指の形が付いているんです。この厨房カウンターにジャスミン茶のサーバーがあることに、帰り際に気づいて飲んだのですが、おいしいお茶でした。

圓山老崔蒸包 地元の料理

　大安でMRTオレンジ線（文湖線）に乗り換えて、終点動物園駅へ。オレンジ線は高架を走るモノレールみたいな路線でした。
　連れの友達が台北動物園に行ったそうで、見るのに1日かかるくらい広いとのこと。実際、ゴンドラ車内から園内を走る、機関車型のバスが複数見えました。

猫空ロープウェイ動物園駅 駅

　ゴンドラの床がスケルトンになっているクリスタルキャビンなら30分待ち、普通のゴンドラなら10分待ちと言われたので、普通車の列に並びました。実際は5分くらいで乗車できました。
　ちょうどユニバーシアード大会開催中だったので、ルーマニアのウエイトリフティングの選手とコーチと同乗しました。

猫空ロープウェイ動物園駅 駅

　動き始めたら、同乗のルーマニア人たちは一斉に記念撮影や動画撮影を開始。さすが台北101はよく見えます。

　猫空へ行こうと、グーグルマップで検索したら3駅8分との結果が出たのですが、実際は30分強乗車することに！風が吹くと結構揺れて、軽く酔いました…

猫空ロープウェイ その他の交通機関

　思っていた以上に乗車して、やっと猫空駅に到着。都心より空が青い気がしました。風は強く、涼しい分日傘や帽子が飛んで行きそうに。

猫空 散歩・街歩き

　ランチのことを考えると、茶芸館でゆったりお茶を楽しむ時間はないと判断し、見晴らしがよいというテラスカフェに。メニューを見たら、中国茶系がない！冷たい飲み物だとストレートティーもない。連れは抹茶ラテ、自分はアールグレイラテを注文。抹茶ラテは苦みもあって本格的なお味。アールグレイラテは甘かったです。。。

猫空間Cafe カフェ

　30分ほど休憩して、下りることに。昼前ということもあって、下りる人は少なかったのでクリスタルキャビンに乗車。上りのルーマニア人の真似をして動画を撮ったり、足元をずっと眺めたりしていたら、30分は短く感じました。

猫空ロープウェイ その他の交通機関

　連れがここの小籠包を食べたいということで、MRTオレンジ線の六張犁駅で下車して明月湯包へ。普通の小籠包とエビとヘチマの小籠包を食べました。ヘチマを食べたのは初めてかも。人気店だけあって蒸し物以外はすぐ近くの支店て調理して運ぶなど、工夫をしているよう。店員さんもものすごくキビキビ働いていました。

明月湯包 (本店) 中華

　連れと別れて、一人で買い物へ。近道なので、台鐵の台北駅を突っ切ることに。台北駅地下通路で、台鐵の主要駅の写真を見たのですが古い駅舎のままというところが多くて、日本より旅情をそそられました。

台北駅 駅

　誠品書店や天仁茗茶のタピオカティーなどそそられるものも多かったのですが、先を急ぐので、地べたに座っている人々の間をすり抜けました。

台北駅 駅

　台北駅から10分少々歩いたら、太原路へ。下町の商店街といった雰囲気。青木さんの本によると後火車站という地域で、金物や台所用品の店が多い通りとのこと。

　青木さんの本を見て、欲しくなったのが合成有限公司で売られているカンフーシューズ。一足140元なので2色とも購入。40代くらいのご夫婦と小学校入ったくらいの男の子の家族が店番してました。英語もあまり通じない感じだったので、青木さんの本を見せたら、すぐ出してくれました。やはり買いに来る日本人は増えているのでしょうねえ。
　確かにやわらかいので素足で履いても痛くない。ソールが薄いので、アスファルトの上をたくさん歩くとやはり疲れます。

　次の目的地へ歩いていると、重慶北路でなにやらお祭り？儀式をやっていました。調べたら旧暦のお盆の行事とのこと。

　ananで日本語問診できると掲載されていた生元薬行。日本でも夏バテ防止や食べすぎたときの消化に漢方薬を飲んでいるのですが、本場の薬局にも興味津々。

　入って左のカウンターで、すみませんと日本語で話しかけると3人のスタッフ全員が反応。その内1人が日本語堪能なようで、問診希望を伝えると名前などを書く用紙の説明をしてくれました。問診料は300元。

生元薬行 専門店

　すぐに店奥の漢方医の元へ。左右の脈診と問診を受けました。のぞみん似のお姉さんが通訳してくれます。自分の時は不調を言い当てるというよりも、「便秘するか？」「肩は凝っているか？」と質問形でした。
　たくさん不調を伝えると「どれが一番気になる？」と言われてしまい（苦笑）2つに絞り、その症状のお薬の処方箋を書いてくれました。
　調剤は右側カウンターのスタッフが行います。1か月分で3500元でした。

生元薬行 専門店

　足裏マッサージで連れと合流して、その後夕食へ。やたら人出が多い雙連駅付近。バス待ち列がえらく長い。目当ての水餃子屋は売り切れ閉店。連れが通るたびに満員だよと言う、芙蓉刀削麺之家へ。
　
　日本語メニューと注文伝票のメニュー名がなかなか照合できず四苦八苦。なんとか五目焼きそばとアサリの台湾バジル炒めと牛肉蛋餅を注文。
　どの品も甘めの濃い味。アサリの台湾バジル炒めは普段食べているバジルよりもハーブ感が強く、ハーブティーを好む連れもちょっとニガテな風味。五目焼きそばは太めの刀削麺に濃いソースが絡んでおいしかったです。焼うどんに似ていました。

　夕食を済ませて外へ出ると、民生西路に人だかりが。警察官もいて何があったのかと思えば、通りの西側に花火が上がっていました。バスにどんどん人が乗り込んでいったのはお祭りへ行くシャトルバスだったのでしょうか？

　民生西路を西に進んで寧夏夜市まで。でもお目当ては豆花でした。豆乳や豆腐が好きなので、このスイーツを食べてみたかったのです。列はすごいですが、回転は速い。

豆花荘 スイーツ

　こちらは夏でも温かいものを選べたので、温かいピーナツ豆花を。周囲はかき氷の人が圧倒的に多かったです。

豆花荘 スイーツ

お腹いっぱいでしたが、まだホテルのケーキを食べてなかった！とフルーツのミルフィーユとレモンタルトを。あっさりしていたので、無事お腹に収まりましたｗ

コーナー ベーカリー 63 専門店