斑尾と草津の夏5日間　草津櫻井と望雲に宿泊し草津高原でゴルフ

2017/08/15 - 2017/08/19

2017年の前半は夫婦でソウルやベトナムダナン・香港に行ったので、お盆休みは会員である東急ハーヴェストを利用して国内でのんびりしようと決めていた。
2か月前のハーヴェストクラブ相互予約開始で斑尾と熱海や伊東等が取れたが、ふるさと納税を草津町に行って草津町の利用券が5万円分あったので、斑尾2泊と草津温泉2泊で計画を立てた。
善光寺観光と斑尾滞在とゴルフを楽しみ、志賀高原を通る絶景のドライブルートを抜けて草津温泉に向かい温泉とゴルフを楽しんだ。
関東は8月初めから20日以上も毎日雨が降る異常気象だったが、運よく天気にも恵まれて、のんびり楽しく過ごせた。

エリア 草津温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

長野県中野市を過ぎて、渋温泉を過ぎると、右に左にカーブが連続する山道になる。かなり標高が上がった所が志賀高原。サンバレー志賀高原スキー場のレストラングリーンで、昼食を食べることにした。

内部は木を使った内装。メニューはクリームコロッケやパスタ等がある。

クリームコロッケが名物のようなので、クリームコロッケのカレーにした。

窓からサンバレー志賀高原のゲレンデとホテルが見える。何やら以前に行ったスイスの風景のようだ。
学生グループが多く見えた。夏はゼミ合宿でもあるのだろう。

更に、スキー場をいくつも通り、横手山山頂に来た。道は左右が切り立った尾根に作られ、景色が良い。

車を止めて小休止する。

スイスのシャレ―風のドライブイン。

尾根からは谷が見渡せる。紅葉の頃も良いだろうな

更に行くと、白根山駐車場に来た。
車を止めて火口を見に行くことにした。

駐車場を後に坂道を上がる。思ったよりキツイ。約15分かけて登る。

シンドイ思いをして登ると、思わず歓声があがるほどの火口の湯釜の景色が飛び込んでくる。

駐車場、弓池を眺めながら、駐車場に戻る。

白根山を過ぎて関東になった途端に雨雲になった。今年の関東の夏は連日の雨だ。
草津に入り今日のホテル櫻井にチェックインする。

櫻井は草津では一番大きな旅館。新館、本館があり大きな旅館だが、フロントも案内の仲居さんも笑顔で親切だった。
お盆時期で二人で５万円弱だが、草津町にふるさと納税して５万円の利用券をもらったので、大変申し訳ないのだが、税金でタダで泊まらせてもらうことに。
自慢じゃあないが、現役の納税者なのだから許してもらおう。

予約は本館次の間付き和室で予約しておいた。
寝室、居室、次の間と、部屋が３つもある。家内と二人だと一人一部屋使っても余る。広いことは嬉しい。

寝室から居室と次の間を見たところ。

居室の床の間付近は現代風にアレンジされている。

櫻井には、露天風呂付き大浴場があるが、他に有料で入れるお風呂があり、チェックイン時に頼んでカードをもらって入浴する。貸しきりではなく、男女別のお風呂で露天風呂はない大浴場だけだが、空いていて良かった。

専用カードで扉を開けて入る。

有料の大浴場の脱衣場。知らない人が多いのかガラガラ。

館内中央にあるお土産屋。ちょっとしたコンビニ並みの広さがある。
大浴場は25mの大きな浴槽。西の河原と万代鉱の2つの源泉のかけ流し。
露天風呂は白い湯の、わたの湯。わたの湯は草津で珍しい源泉だ。

左手はバイキングレストラン。中央はゲームセンター。

夕食は「１００種類のバイキング」が謳い文句のバイキングレストランにした｡チェックイン時に時間を予約して混雑しないようにしている。
目の前で調理しているカウンターでは、ステーキ、串揚げ、天ぷら等を調理していた。

昭和の臭いがするインテリア、シャンデリアに大きなステージがあるが、時代が代わり１００種類のバイキングが現代のウリだ。
我々のテーブルの担当ボーイは、インドネシアかフィリピン系のボーイさん。日本語はぎこちないが、笑顔で一生懸命だった。余談だが私の会社にもフィリピン人の「研修生」が来る。
自動車工場は中南米、飲食店は中国人は当たり前で、他のアジアから「研修生」という体の良い名前で、実質的には外国人労働者が大量に働く国になっており、ある意味で多民族国家に急激になって来ている。

ステーキや串揚げ、天婦羅、中華、和食、パスタ、流し素麺もある。日本人の好きな物はすべてある感じだ。

２０時半から行われた湯もみショー。ホテルWebには仰々しく書いてあったので期待していたが、少々ふざけたトークと子ども相手の内容で、早々に引き上げた。明日は湯畑の観光協会の湯もみを見に行かねば

翌朝は雨。草津高原ゴルフ場でゴルフする予定だったが、次の日に変えてもらった。嬉しいことに草津町へのふるさと納税で、言わば税金で無料で宿泊してチェックアウト。

雨の場合は、テルメテルメという室内温泉プールに行こうと決めていたので、テルメテルメに行った。
室内はジャグジーや25mプールがあり､お風呂もあるが､設備が古く小さい。
私の伊豆高原のマンション「ザ・グラン伊豆高原」の方が、よっぽど整っていると思う。行ったことがあるドイツの温泉地「バーデンバーデン」の温泉施設と比べると、規模も清潔さも断然ドイツが上。ロッカーはドイツ式だが､似て非なるもの。ロッカーからプール､お風呂の動線も不便だった。

お昼頃にテルメテルメを出て、今日の宿、望雲に到着した。

駐車場から見たところ

車を駐車させてもらい、女将にお薦めの蕎麦屋を教えてもらった。

望雲の前の坂を下って商店街へ行く。

松むら饅頭。後でお饅頭を買ったら天皇陛下御用達のお店だった。

お店が並び、温泉地らしくブラブラ歩きが楽しい。

望雲の女将に教えてもらった蕎麦屋の三国屋。「並んでいると思いますが」、の言葉通り並んでいた。

お蕎麦は、へぎそばのような大皿のせいろ蕎麦に汁を選ぶ物。待つことに決めて道路の列に並ぶ。
狭い道を湯畑に行く他県ナンバーの車が通る度に、避けないと車が通れない。湯畑に行っても駐車場はない。ナビ任せにして調べていないと、一方通行の狭い道に迷い込み、ウロウロすることになる。

２０分くらい外で待つと入店できたが、中でも１０分くらい並んで待つことに。

ジャズがかかる現代的なお蕎麦屋さん。中国語の注意書や中国人スタッフもいて、中国人客も散見。どうやって知ってくるのだろう､ネットの力はすごい。

蕎麦屋に来たからには、家内も私も、先ずは生ビールに、鴨肉｡

鴨肉は、とても美味しい。お蕎麦の期待が高まる。

2.5人前あるせいろ蕎麦。

こちらは田舎汁。

こちらは都汁。
せいろそばと、汁は相性抜群で、大満足だった。

雨が強く降ってきたので、一旦、望雲に戻ってチェックイン。
案内スタッフはサービスや愛想も良く、次の間付和室に案内してくれた。角部屋だった。

雨が強く降っている。ガラス戸の外は小さな庭で池がある。

手前の部屋から奥の主寝室を見たところ。

主寝室は、庭に面して掃き出し窓があり、こちらは市街が見渡せる窓になる、角部屋。

窓の外に草津の市街地が見える。

雨がやんできたので、歩いて湯畑に行ってみた。

日本一の名湯と言われる湯量豊富な草津温泉の湯畑。

観光協会でやっている湯もみショーのチケットに列ができていたので、並んではいることに。

館内はいっぱい。座席は少なく、多くは立ち見だ。2階もあり上から見渡せる。

ようやくショーが始まった。
まずは「草津良いとこ―、チョイナチョイナ」の唄。

歌に合わせて、湯もみの開始。
草津の温泉は熱い湯なので、このように湯を混ぜて冷ます。

お客さんも湯もみに参加したりと、ショーは進む。

最後は、かなりの勢いで湯を混ぜて、ショーは終了。

ショーの後は、松むら饅頭で饅頭を買ったり、お土産を物色したり、街歩きを楽しんだ。

望雲に戻り、温泉には入る。
お風呂は3か所あり、夕方は男性2か所、女性1か所になり、朝は男女が入れ替わる。

新しい建物ではないが、小ざっぱりして露天風呂もある。

こちらは西の湯。西の河原源泉のかけ流し湯。

こちらは万代の湯で、万代鉱源泉。温泉成分がより強い。

お風呂に行く途中は、縁側に椅子が置いてあるスペースがあった。

新館を通ってお風呂に行く。

夕食は部屋食。

量は十分だが、やや素人っぽい料理の気がする。
もう少し、奇をてらわず、基本的な会席を極めたほうが良いと思う。

翌朝、天気は良い。

庭の池にも雨音はない。

まずは温泉に入ってさっぱり。

朝食は大広間で食べる。

朝食はオーソドックスな和朝食でおいしかった。

昨日雨で行けなかった草津高原ゴルフ場に行った。

初めの2ホールは雨に降られたが、徐々に天気が回復。

両側に林が迫る林間コースの趣。暑くもなく爽やか。

昼食をはさんでゴルフ。クラブハウスはシャワーのみで、大滝の湯という温泉の利用券をくれる。
帰りの渋滞が心配で、シャワーのみで帰路についた。
2泊を草津の様々な湯で楽しみ、ゴルフもして、街歩きもして、充実した時間だった。