2017/08/24 - 2017/08/24
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2017年8月、北イタリア6都市周遊個人旅行の旅行記です。
日程は、
1. 17-19日:ミラノ
2. 19-21日:ベネチア
3. 21-22日:パドヴァ
4. 22-26日:フィレンツエ
5. 24日:シエナ・サンジャミニーノ(日帰り)
旅行するに当たって留意した点は、
1. 往復の飛行機はプチ贅沢する(エアフランス、プレミア・エコノミー)
2. ホテルは各都市中央駅から徒歩(数分)圏内の四ツ星
3. できるだけ日本人ガイドをお願いし、美術館や教会の説明を受ける
の3点です。
4回目は、サンジミニャーノ・シエナ編をお届けします。写真は、世界一美しいと言われるカンポ広場。正面は市庁舎とマンジャの塔(途中切れていて申し訳ありません)。広場は(写真では明らかで有りませんが)市庁舎の方に向かってかなり傾斜しています。
なお、私の旅行記は毎回そうですが、個人旅行を今後計画される方の参考になるように組み立てています。
写真(特に絵画)は、スマホで撮っているので他の方の旅行記のように綺麗ではなく、多くを掲載していません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
8月24日
この日は、日本で予約した(VELTRA)サンジャミニーノ・シエナツアーです。ツアーは混載で、大型バス2台。写真の2階建てバスです。昼食もついて、75ユーロ。日本人のガイド、akikoさんがついてくれます。本職は通訳で、チーフガイドの英語の解説を丁寧に翻訳、伝えてくれました。 -
フィレンツエ中央駅薬局前に集合し、9時前に出発。1時間で最初の観光地、サンジミニャーノに着きました。塔がシンボルの街で、100本近かった塔のうち現在14本が残っています。なお、トスカーナに点在する街は殆どが城壁を持っています。
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街の入口の城門。
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街のメイン・ストリート、サン・マッテオ通り。両側に中世の建物や土産店が並んでいます。市(雑貨や着物)も開かれていました。
ポイント1:サンジミニャーノでトイレを見つけるのは困難です。城門から200mほどこの通りを歩いた左側に公衆有料トイレがあります。0.5ユーロです。親切に(?)両替機も準備。 -
グロッサの塔に登る時間と気力が無かったので(自由時間1時間半強)、akikoさんの案内で大聖堂をグルリと回ったところの小さな塔に登りました。そこから見た街の風景。
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同じ場所から見た塔の並び立つ様子。
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これは「拷問博物館」。こんな物騒な博物館が3つもありました。中世の人は(いや今でも多くの国で)拷問が好きだったのですね。
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チステルナ広場に面して立つドウオーモ。ロマネスク様式、入口はドウオーモの左側。4ユーロ。
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「聖女フィーナの死」、ギルランダイオ作。
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「聖セバスティアーノの殉教」。
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サンジャミニーノで有名な「世界一のジェラード」店。
ポイント2:イタリアでジェラードを注文するときは、まず「コーン」か「カップ」かを言います。ついで、フレイバーの数(通常2または3)を決め、支払い。
フレイバー2つで、3.5ユーロ、3つで4.5-5ユーロです。そのあと、フレイバーの種類を指定。この店では、世界一に輝いたジェラード「チャンピオン」を、akikoさんのアドバイスで注文。スミレ(聖女フィーナのシンボル)と複雑な香りの白いアイス(実体は不明)の2種です。 -
ついで、20分くらいで城塞都市「モンテリッジョーニ」へ。シエナが対フィレンツエの前線基地として建設。
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街は小さく10分もあれば回れます。
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城壁に登ることもできます(3ユーロ)。何か、クロアチアのドブロブニクを思い出させます。
ポイント3:この街だけという白ワインが有名です。キャンティーは、赤ワインですので。日本にも郵送可能です。 -
トスカーナの自然の中を更に15分ドライブして、ワイナリーへ。こういったツアーでは、なぜか必ず「ワイン・テイスティング」が含まれていますね。
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イケメンのお兄さんの長い説明のあと、赤ワイン2種のテイスティング(キャンティーワイン)。良質のものは当然出てきません。念のため。
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同じ店で、いよいよ昼食。時間は午後2時です。メニューは、前菜、パスタ、デザートです。予め、ベジタリアンか否かのメニュー選択が出来ます。写真は、ベジタリアンの前菜。
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これは、ハムがあるので分かりますね。
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ペンネのミートソース。
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トマトのペンネ。最後に、デザート(パンナコッタ)です。このツアーの口コミで「まずい」という意見がいくつかありました。同じメニューかは不明ですが、我々は結構なもとと評価しました。
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ここから、30分ドライブしてシエナ到着です。シエナの城塞。最終的に、フィレンツエに征服され、メヂィチ家の指圧器のようなマークが城壁につきました。
ポイント4:トイレ事情;イタリアのバスは、トイレがついていても絶対使用させないそうです。我々のバスにもトイレはありましたが。 -
バス停留所付近から見た街並み。シエナは世界遺産で街中へのバスの乗り入れが禁止。遥かに見える大聖堂まで坂道をチンタラ歩きます。ここからメインガイドの街の解説を含めて、3時間半の自由時間です。
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サリンベーニ広場。3つの宮殿に囲まれているが、それぞれが様式が異なる。正面は現在シエナ銀行として使用されている。
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右側の宮殿。写真でははっきりしませんが、一番上にシエナにゆかりのある偉人の彫像が並んでいる。
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更に通りをカンポ広場の方に向かって進むと左側にあるサン・クリストフォロ教会。シエナでもっと古い時代の教会に属する。
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広場にある「イノシシの像」。このあたりのシンボルがイノシシです。
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シエナの有名な焼き菓子、リチャレッリ。アーモンド、卵白、砂糖で作るがいかにも甘そう。見ただけで血糖値が上がりそう。写真は「NANNINI」という店(有名な歌手の親戚?)の店頭のもの。
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これ何でしょう?
ポイント5:イタリアの手洗いはこのように洗面台の下に足ふみがあります。これを踏むと水がでます。妻が水が出ずに焦っていたとき、女の子が教えてくれました。ご参考に。 -
市庁舎とマンジャの塔、全景版。
ポイント6:7月と8月に「パリオ」という祭りがカンポ広場で開催されます。シエナの街は幾つかの地区に分かれており、その代表が競馬まがいの競争を繰り広げます。この前後は、ホテルの予約は全く取れないとか。 -
シエナの大聖堂。ミラノやフィレンツエのそれにも威容は劣りません。
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横から見た大聖堂。白黒の縞模様の鐘楼との対比が印象的。
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大聖堂の天井画。今回見た天井画のベスト3のひとつ。他の2つは?ベネチアのドカーレ宮殿の黄金の階段とスクロベーニ礼拝堂。
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柱廊のコンビネーションもとても美しい。私はイスラムの影響が有るように感じました。
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大聖堂付属のピッコローミニ図書館の楽譜。装飾が綺麗。
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ピッコローミニ図書館のフレスコ画。
ポイント7:バスはシエナを7時前に出て、夕暮れのトスカーナを渋滞もなく走り8時15分ころフィレンツエに戻りました。ややシエナで歩きましたが、バスでのツアーは効率的でコスパは十分でした。
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