2017/10/15 - 2017/10/15
61位(同エリア239件中)
櫻さん
金門島から厦門までは船で1時間ほど。
前回は厦門観光するには滞在日数が足りなかったので、今回は行ってみよう!と、私の人生初・中国大陸(の端っこの島)上陸を果たす予定でした。
厦門の観光情報・移動手段・船の時間・どのくらい人民元に両替えしたらいいか・厦門で芋頭を食べられる店はあるのかetc…アレコレアレコレ調べて行く気満々でいたんですが、当日の朝の空模様を見たら、あんなに満々だった気持ちがアッサリ消滅。
前日、遂に念願叶って参加できた芋頭季で今回の旅のモチベーションを全て使い果たし、燃え尽き症候群に陥っていたのも一つの原因だったと思われます。
そんなわけで、金門島でまだ行ってないエリアをグルグルします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩 バイク
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-
おはよーございます。
4日目の朝。
今日もこんなに風が強い。ラ プラス ハウス ホテル
-
朝食を食べに出掛けます。
金門の朝食は廣東粥が定番。
夜の金城老街ブラブラしている時、小道の奥に見つけたお店。 -
飲食店とは思えない殺風景な店内。
でも老舗っぽい。
メニューは鹹粥・焼餅・油條の3品のみ。 -
油っこいものが苦手、というだけで食わず嫌いだった油條を食べてみます。
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思ったより油っこくなかった。
お麩みたい。
味がとても淡泊。
胡椒入れてカスタマイズしました。 -
宿に戻って改めて身支度。
台湾本島は相変わらず豪雨が降り続いている模様。ラ プラス ハウス ホテル
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今日は金門島も雨が降ったり青空が広がったりの忙しい天候。
宿からバイクで20分ほどの『金門酒廠』にやって来ました。
金門島の名物・高粱酒の有名メーカーの工場。
14世紀、この辺りに金門城が築かれ(今はもうない)、当時の城門(南門)を工場の入り口に使っちゃってます。 -
敷地内に勝手に入って勝手に見学していいらしいので、お言葉に甘えて。
でもあまり興味がないからさっさと撤収。 -
近くにある『葉華成故居』。
高粱酒の創始者・葉華成氏の古厝で、現在は金門高粱酒史館となっています。 -
こちらが葉華成氏。
はるか頭上にEVAの機体。
父親が華僑だったので彼自身はインドネシアで生まれ、戦後金門島に戻ったあと高粱酒作りを始めたそうです。
高粱酒の歴史って意外と浅いんですね。 -
古厝の中。
各部屋に「培麹室」とか「蒸煮室」とか、こんなことやるんだろうなぁ~っていうような工程を展示。 -
「酒後不開車 安全有保障」がアチコチにいやというほど書かれている。
金門酒廠のサイトを開くとまず
「你是否已満18歳合法飲酒年齢?」
という言葉とともに、YES・NOのボタンが出てきます。
YESをクリックすれば進めますが、試しにNOをクリックしたら
「本網頁不開放予未満法定飲酒年齢者」
と出て、18歳以下はサイトを見ることすら出来ない徹底ぶり。
(だけど構わずYESを押せば3歳児でも見れてしまうので、さしたる意味はなし)。 -
古厝の裏側には名物の「葉氏酒釀蛋」を売るお店があります。
葉華成氏はこちらのお宅の叔父さんにあたるらしい。
高粱に大麦や小麦など穀物を混ぜて発酵させ、そこに卵をつけたもの。
コンビニなどで売っている茶葉蛋の高粱酒バージョンです。
1個お買い上げ。 -
お店の目の前にある『文臺寶塔』を見学。
明朝時代に建てられた航海の目印、現在の灯台の役割をしていた塔です。
金門島にはここを含め全部で三塔あるらしい。 -
塔がある場所一帯は公園。
強風に耐えながら岩山に立っています。 -
振り向くと大海原。
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岩山にはこのように文字が彫られています。
『虚江嘯臥碣群』。
明の武将・兪大猷(別名:虚江)がここで海を眺めたら、な~んかテンションが上がっちゃって「虚江嘯臥(虚江ここにあり)」と彫った、という言い伝えの場所。
それ以降、ここを訪れた文人たちもこぞって文字を彫って行ったそうです。 -
強風に乗って雨粒も吹き付けてくるので私はテンションが上がらない。
とりあえずさっき買った酒釀蛋を頂きましょう。
味ふつー。 -
『金門酒廠』の入り口・南門から真っ直ぐ500mほど進むと北門があります。
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その近くには600年以上前に作られた『金門城明遺老街』。
すごーく寂れた雰囲気。
太陽が出て来たぞ。 -
住んでる民家も数軒ありますが、殆どが空き家状態でした。
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ちょっともの悲しい。
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にゃー。
金門のネコは人見知りが多かった。 -
8kmほど離れた所に空港。
着陸態勢に入った飛行機が時たま頭上を通過していきます。 -
老街の東端・回向殿という廟の裏側にいた金門城風獅子爺。
今回は風獅爺探しをしよう、と言ってたのをすっかり忘れてた。
なのでこの先ちょこちょこ出てきます。 -
お次のスポットへ移動中に通りがかった『古崗湖』。
半人造湖だそうです。 -
島の南西部にある『翟山坑道』に到着~。
前回・今回とぐるぐる走り回ったけど、訪れていないスポットがまだまだある。翟山坑道 史跡・遺跡
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敷地内には小型艇や戦車などが展示されていました。
女の子なので興味が湧かない。 -
お土産屋さん。
扱うグッズもミリタリー系が多い。 -
高粱香腸なるものが売られているので食べてみましょう。
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島内の飲食店やお土産屋さんでは人民元を使えるお店もあります。
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先ほどの酒釀蛋同様、味ふつー。
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小腹を満たしたところで、いよいよ坑道に入ってみます。
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義務ではないヘルメット着用。
だから誰も被らない。 -
今まで入った坑道の中で一番広い、キレイ、怖くない。
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ほほぉ、こんなイベントもやってるのね。
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設置されてたTVで音楽節の様子を放映。
音が反響しまくって迫力あるだろうなぁ。 -
海と繋がっている地下道。
思ってた以上に広い。 -
神秘的な雰囲気です。
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A字型に掘られた坑道。
小型艇の格納庫の役割をしていたそうです。 -
光の先は海。
岩に当たる波の音が響き渡って、怖くもあり荘厳でもあり。 -
坑道音楽節、見てみたい気がしてきた。
そして今までの肝試し状態な坑道より、この翟山坑道さえ見学すれば充分な気もしてきた。 -
見学者は私の他にも数人いました。
ここはむしろ一人でジックリ堪能したいほど。 -
さて戻ろうと出口に来たら賑やかな団体さんがゾロゾロ。
良かった、静かな雰囲気で見学できて。 -
外に出るとまだ青空が見える。
太陽が出ている時は半袖でちょうどイイ感じ。
バイク乗ってる時はパーカー1枚羽織ればちょうどイイ感じ。
今回の旅で快適だったのは気温だけでした。 -
さて、次のスポットへ向かいましょう。
こちらは古崗風獅爺。
長年の強風にさらされて、だいぶ体がツルンとしちゃってます。 -
『延平郡王祠』に到着~。
延平郡王祠 史跡・遺跡
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金門島はかつて鄭成功が「反清復明」の拠点とした地。
祠内の座像にひとまずご挨拶。 -
祠の前に広がる海にやって来ました。
潮が引き始めています。
また雲行きが怪しくなってきた。 -
本島とむこ~の方に見える建功嶼を繋ぐ石板の道が出現。
完全に潮が引くのはあと1時間後。
前回来た時は快晴が広がってたから写真の撮り甲斐があったけど、曇ってるとやっぱりイマイチだな。 -
行けるのはココまで。
太ももまでバシャバシャ浸かって渡って行った若者2人組がいました。 -
思わずギョッとするものがいた。
普段は海に沈んでいる岩肌にカブトガニの模型が張り付いてる。
金門の近海にはカブトガニが生息しているそうです。 -
親子。
なんか可愛い。 -
時刻はまだお昼過ぎ。
次はどこ行こうかなぁ。
金門島の中でまだ行ってないエリアは島の南東端。
でも、そこまで行くのにここから1時間以上かかる。
相変わらず風強いし、南東部は特に観光スポットとかないし。 -
というわけで、島の中心部にある『風獅爺購物中心』にやって参りました。
大陸からの観光客を主なターゲットにしているので、ラオックスが進出しています。 -
スポーツ系ブランドや雑貨なども。
でも、まだ建設途中なので店舗数は少ないです。
なんとなく中途半端。 -
映画館も入ってました。
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飲食店はありがちなお店ばかり。
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根強い人気ね、日本ブランドは。
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台湾や中国の方達が大好物の珊瑚屋が、だだっ広いスペースを使って販売。
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『原住民族文創館』。
なんかイイものあるかしら~? -
ん~。
イイなぁとは思うんだけど、そそられるモノがあまりない。 -
原住民族の人達が身につけるモノって本来は神聖な意味があるから、所詮こういう所で売られているモノは観光客向けだし、と思ってしまう。
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コストコもどきなスーパーもありました。
商品がどれもデカい。 -
スナック菓子もデカい。
左が通常サイズ。 -
宿に帰ります。
本格的に雨が降って来た。
途中で見つけた、カエルのような東洲風獅爺。 -
宿に着いてバイクを置いて、ひとまず栄養補給。
濃厚だし芋頭の塊入りだし、coco都可の芋頭牛奶が一番好き。 -
なんとなくお腹が空いているので金城老街をブラブラ。
こちらのお店に決定。吉祥餐飲 地元の料理
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お腹空いてるけど何が食べたいのかよく分からないので、定番の魯肉飯。
メニューに水餃があるからオーダーしたら「一皿10個よ」とお店の人に止められました。 -
夜は観光客をよく見かけるけど、日中はご覧の通り。
一応今日は日曜日。 -
部屋で少しダラダラしたあと、お洗濯しに出かけます。
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近くのカフェで洗いあがり待ち。
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カフェですら芋頭牛奶がございました。
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景観は楽しめないけど、オープンテラス席で金門の夜を堪能。
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そして最後の金城老街徘徊。
夜もあんまり人がいなかった。 -
この靴屋、閉店後なのに商品を外に出しっぱなし。
金門島には泥棒がいないのね、きっと。 -
なんとなく風が弱まって来たような。
そして明日からようやく天気が回復らしい。
4日目終了~。ラ プラス ハウス ホテル
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