シルクロードからは少し離れて先史時代の遺跡タムガリへ

2017/05/03 - 2017/05/03

これまでシルクロード遺跡を中心に回ってきた中央アジアの旅であるが、ここでがらっと趣向を変えて、先史時代の遺跡を回ってみることに。日本出発前に既にツアーを申し込んでいたのでツアーでの訪問となった、タムガリーの遺跡。

モンゴルからコーカサスへと至るこの地域には岩に彫りつけた岩絵が点在しており、これらは殆どが先史時代の先住民によって造られたものである。一部の絵は実在する動物では無く想像上の物も描かれており、先人達が何を思い、何のためにこの様な物を残したのか、思いめぐらせながら岩山を歩いてみた。

お弁当を食べながらのツアー、天気も良く山歩きには最高の環境でした。

エリア アルマトイ(カザフスタン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩

アラタウ山脈を左手に見ながらいざタムガリに向かって出発！！

道すがら見えたモスクの様な建造物群、ガイドさんによるとこれは墓地だそうです。立派な建物と一緒に残してもらえるのですね。

モンゴルを彷彿させるような放牧も行われていました。もっともカザフには遊牧民はもう居ませんが。

遺跡の入口から岩絵の有る山までこの様に一本道を歩いていきます。

タムガリの考古的景観にある岩絵群 史跡・遺跡

牛ですね。昔から牛は家畜だったようです。

タムガリの考古的景観にある岩絵群 史跡・遺跡

トナカイですかね？

古い時代の絵ですが、当時は線画だったのですね。

フタコブラクダです。

牛の絵っぽいのですが、時代を経てリアル感が増してきた様です。

絵のクオリティもどんどん上がってますね。

これはまさにあの様子じゃないでしょうか

妙に角が長い牛ですね。

やけにクオリティ高いなと思ったら現代の人が造った落書きでした・・・。

なんかの乗り物でしょうか・・・。

ここの岩は賑やかですね。想像上の生き物、動物、人間たくさん登場してきます。

明らかに想像上の生き物としか思えない物。多分太陽がモチーフになっているのでしょう。

先史時代の人たちの墓地も残されています。骨は博物館に行ってしまいましたが、石棺の様な穴を造って埋めていたようです。

結構しっかり作ってありますね。