MSCメラビリアで行く地中海クルーズ

2017/08/12 - 2017/08/19

2017年８月　
新造船のMSCメラビリアに乗って地中海を回りました。
MSCメラビリアは２０１７年６月就航開始の巨大客船。

MCSはエーゲ海、バルト海に続き３回目のクルーズ。
寄港地はマルセイユ、ジェノバ、ナポリ、メッシーナ、マルタ、バルセロナ。
赤ちゃん連れでも楽しめる楽しいクルーズでした。

エリア ヴァレッタ(マルタ)

• 交通手段: 船

マルセイユのクルーズ乗り場までは車で行きました。
駐車場の予約は不要。
１週間停めて９８ユーロでした。
クルーズ船は大きすぎて写真に映りません。

１７時に出航。
乗船は２時間前の１５時まで。
これまでの経験で、乗船には時間がかかると考え、余裕を持って１３時に行きましたが、意外にもスムーズに乗船できました。

理由は後でわかりましたが、乗船港がここマルセイユだけでなく、ジェノバ、ナポリ、マルタ、バルセロナとどこでも乗り降り可能なため乗客の乗り降りする港が分散されているのが理由のようでした。

乗船してすぐに子供達はバンドをつけられます。
これで、部屋も解錠可能。
キッズクラブの受付や、メラビリアでは完全予約制となったショーの入場も可能です。

今回、部屋は内側ベッラ２部屋。
2段ベッドが天井に格納されている部屋です。

洗面所＆トイレ＆シャワー

この収納が２つ付いています。

早速ですが１５階のビュッフェへ。
一日２０時間オープンしているビュッフェです。
朝昼晩と食事は全部込み込み。
その食事は５階のオーダー式のレストランでも、ここ１５階のレストランでもたべれます。
時間がないときは１５階。
我が家は時間にゆとりがあるときは５階でたべてました。

レゴで作られた椅子。

こんな風にカットしてくれるサービスもあります。

イタリアの船会社なので、イタリアンは基本的に美味しいです。

ここは１８階のラウンジ。
１８歳以上のみ入場可能。

メインプール

１８階のスライダー付きのプール。
スライダーは３つあり、２つは浮き輪で滑るもの。
もう一つは高速スライダーです

フィットネス

球技場もあり、絶えずサッカー、バレー、バスケ等の球技が行われています。

ボーリング場も

５階から７階までの吹き抜けの下では絶えず生演奏

本格的なチョコショップもあります

過去のように救命胴着を持っての避難訓練はなくなり、避難場所の確認のみに簡素化された避難訓練。

スワロフスキーの階段。

天井はモニターになったプロムナード

５階でのオーダー式レストランでのディナー

えび、いか、魚のプレートをオーダしたところ、エビを気に入った子供の要望で同じプレートをお代わりしたらエビだけを３匹にして持ってきてくれた優しいウェイターさん

携帯アプリ。
これで、
イベントスケジュールの閲覧
予約
ツアー予約
船内マップ
自分のいる場所
等がわかる優れもの。
船はでかいのでよく自分の場所が分からなくなるのでこの機能使えます。
船内wifiを使っているので通信は無料です。

同じく携帯アプリ画面

携帯を持っていない人はこちら。
船内のいたるところに配置されています。

メラビリアではショーは２会場で催され、１つはシルクドソレイユ監修の有料ショー。もう一つは無料のショー。
どちらも要予約。
無料のショーは当日朝でも十分に空きがあって予約可能でした。
この日はダンスと歌。

ショー

私たちの期間の無料のショーのスケジュール。
縦軸は曜日。
横軸は時間で、一日に３回のショーがあることを意味します。
シルクドソレイユのショーと被って見れないショーがあっても、２日目に観たりすることで、全てのショーを見ることは可能でした。

２日目

朝一番の静かなプール

ジェノバの船乗り場は街中に近く、２階建てバスやプチトランがありますが、徒歩で観光可能です
世界遺産でもあるガリバルディ通りはそもそも歩行者天国なので徒歩がおすすめです。

観光地ではない可愛らしい小道。
徒歩だとこのような場所も見落としません。

サンティッシマアヌンツィアータ教会

サンティッシマアヌンツィアータ教会

世界遺産ガリバルディ通り

フェッラーリ広場

フェラーリ広場の隣の教会

フェラーリ広場隣の教会

サンロレンツォ協会
教会周りは絵にな美しさ

もう少し歩けばクルーズ船で無料でランチできるというのに、発見してしまった回転寿司食べ放題に引き寄せられてしまいました。
大人12ユーロ 子供9ユーロくらいだったと思います。

今回のクルーズでこの巨大船の全景が見えたのは、ジェノバとマルタだけでした。

部屋に戻ると タオルで作ったカエルさんのお出迎え。

船上には4つのプールと乗って多分10個のジャグジープール。
子供には18階のプールが良いけど、何故だか時間が上記のように限られていました。
その他は7時から19時と、屋内温水プールは22時まで。

と言うことで この日は屋内プールで遊びました。

この日の夕食はまたしても5階のレストラン。
基本は 前菜、メイン、デザートがそれぞれ4種類ほどある中から選択するパターン。

この日の無料のショーはマジックと影絵。
1週間のクルーズを通して分かったことは、無料のショーは基本的に歌とダンスのショーをオペラやフラメンコやジャズといった風にジャンルを変えて演じるもの。
唯一この日だけが趣向の違うショーでした。

夜のプールは静かです。
ただし、バルセロナvsレアルの試合放映中は人がぎっしりでした。

3日目
朝日は毎朝美しかったですが、お客さんはまばらです。
夜は24時でも賑やかなので仕方ないかもしれません。

この日はナポリですが、観光エリアがあまり無いと考え、朝8時からジャグジーで贅沢に過ごしました。

後ろに見えるのはカプリ島。
カプリ島行きのツアーは100ユーロくらいしてましたが、クルーズ港がカプリ島行きフェリー乗り場のすぐ隣だったので、青の洞窟に行こうと思えば個人で十分に行けたと思います。
因みに我が家は行ったことがあるので今回はパス。

この日の朝に3つのスライダーも制覇。
浮き輪を使わずに滑るスライダーの怖さは大人向けでした。

スライダーは3種類
2種類は浮き輪に乗り滑るもので
もう一つは若干絶叫系

ナポリのクルーズ港は観光に良いロケーション。

ヌォーヴォ城の目の前。
ナポリの主な観光地へは徒歩圏内です。
カプリ島行きのツアーは100ユーロくらいしてましたが、クルーズ港がカプリ島行きフェリー乗り場のすぐ隣だったので、青の洞窟に行こうと思えば個人で十分に行けたと思います。
因みに我が家は行ったことがあるので今回はパス。

ポンペイ行きのバスもいました。毎時0分に出発し1人10ユーロくらいだったと思います。

世界遺産
ナポリの旧市街 スパッカナポリはウィンドウショッピングに最適。

スパッカナポリ
お土産買いに最適
ピザ屋さんも多いですが、人気過ぎて購入困難です。

ドゥオモ

ガレリア

サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会

これだけを お土産を買いながら、ナポリのピザを食べながらゆっくりと歩いて3時間。

船に戻ってやっぱりプール。

この日はシルクドソレイユのショーを申し込みました。
会場前のチケット売り場に9時から15時の間に行って申し込む必要が必要があります。(事前に申し込んでいたけど、意味がなかった気がします。)
ドリンクとディナーの2種類のチケットがありそれぞれ15ユーロと35ユーロ。
ドリンクのショーは当日券は売り切れでしたが翌日以降は空きがありました。
ディナー付きは当日でも空きがあり。
シルクドソレイユのショーは7日間のクルーズで2種類の演目があり、色をテーマにしたものと音をテーマにしたものがあります。それぞれ3日連続で演技し1日休憩があります。
我が家は音のショーをドリンクで、色のショーをディナーで観賞しました。

ドリンクはシャンパンかオレンジジュース。
舞台から ドリンクの席。ディナーの席。ドリンクの席となっており、早くに来た人たちから前側の席が当てられます。
私たちは集合時間の15分前に行き、前から3列目になりました。
席は舞台に近い席から段差があり、小さな子供でもなければそれほど前にこだわる必要はないかもしれません。

ショーが開始するまでは生演奏が迎えてくれます。

音のショーは肉体的にはもちろんですが芸術性に優れた素晴らしいショーでした。

4日目
朝日を観ながらの朝食

メッシーナに到着
タオルミーナに行きたかったですが、シャトルバスで行った場合のタオルミーナ滞在時間が3時間と短かったので申し込むのを辞めて自分で移動手段を見つけるつもりでした。

そしたら見つけました。
タクシー。
タオルミーナまで6人。
タオルミーナ観光に2時間。
その後、お目当のビーチに移動してくれて2時間で200ユーロ。(一応250ユーロからの値引きに成功)

ここではビーチで妻に青の洞窟を見せてあげたかったので、ほぼほぼ完璧な予定です。
しかもシャトルバスと値段んも変わらず 若干高い気はしますが、タクシードライバーもいい人でよかったです。

タオルミーナのローマ劇場と背景は活火山のエトナ山

タオルミーナは美しかったですが、暑かった。
その分、ジェラートが美味かったですが。。。

タオルミーナ の イソラベッラ。
妻は娘を連れて青の洞窟ツアーに参加。
客引きがいっぱいいるので付いてくだけでokでした。
私は下の2人と創大と4人でビーチ。
水が驚くほど冷たくて私は泳げませんでしたが、創大曰く魚はいたそうです。
(それにしても すごい人)

タクシーを降りたところで船に戻る前にもう一度ジェラートを食べて、メッシーナ観光はせずに乗船しちゃいました。

この日は、シルクドソレイユのディナーショー。
1人35ユーロですが、妻の誕生日なので少し奮発です。
こちらは前菜

ディナーショーは高いし 食事も特別に美味しいわけではないですが、雰囲気最高で良かったと思います。

席はこんな感じ

デザート

この日は 無料のショーも見て終了

5日目
マルタ観光の日

船から見た マルタの街並み

丸太観光には最適の港

我が家の目的地はブルーラグーンというビーチ
クルーズツアーはなく
バスとボートを乗り継ぐ必要ありで、ちょっと面倒ですが、子供達には何と言ってもビーチの方が楽しいので頑張りました。

バス停に行く途中に見つけたメラビリア

ボート乗り場行きのバスは41番と42番があり、42番んは動いておらず、おかげで41番もすごい人。
始発の私達は乗れましたが、途中から乗る人は乗れず(そもそも、乗り場に人が居ても留まらず)バスも遅れまくっていました。

この写真はブルーラグーンに向かうボート

こちらがブルーラグーンのビーチ

海以外にいる場所は岩場。
人も多過ぎて ちょっと期待はずれ。

海は確かに綺麗ですが、最近に行ったランペドゥーザ島の方が上だったので、ここまで頑張る必要はなかった気がします。

マルタ島に戻る航路ではちょっと観光に寄り道をしてくれました。

バレッタに戻ってチョット観光。

バレッタの教会の外観は意外とシンプル

ですが、内装は非常に豪華で驚きました。

6日目
この日は移動日です。
寄港はありません。

朝日は美しいですが、やはり朝日を見る人は少ないです。

子供達はパスタ作りに参加

ひなたはドレミダンスに参加

この日はフォーマルデー
シャンパンや子供にはジュースが振舞われていました。

フォーマルデーは食事が豪華。
シーフードを選んだ場合のメインはこれ。

創大は異常なエビ好き。
こっそり追加を頼むと出て来たのがこれ。
しかも、これでも満足できず 同じものをもう一皿。
創大だけでこのでかいエビを30匹は食べちゃいました。(パリで食べればこれだけで1万円はしそう。。。)
私たちの接客係のアディは物凄く気が利いて優しくて最高でした。

クルーズ中はテーブルは固定。
周りの人たちも同じで、我が家のひなたとルイは遊んんでくれるお兄ちゃん お姉ちゃんを見つけてはしゃぎ回っています。

7日目
バルセロナ観光に日

前日にバルセロナで大きなテロがあったので全てのツアーが中止。
有料のシャトルバスも中止になり、代わりに無料のシャトルバスを運行してくれましたが、我が家はバルセロナに来たことがあったので下船せずにこの日もフェリーで遊んでしまいました。

初めて挑戦。
怖い人はビビって進めてない人もいましたが、実はコツがある事を知ってる2人はスイスイと終えてしまいました。

今夜が最後のディナー。
ルイとひなたが大好きなアディとのお別れ。
2人にとってきのクルーズ一番の出会いはこのアディです。

隣の席の注文を聞くアディに夢中のひなた

最後にひなの大好きなどれみちゃんの人形を購入。

一年で一番混雑する8月。
これまでに乗った3000人定員の船でも若干混雑気味だったのに、5800人定員のクルーズはどうなんだろうと思っていましたが、驚くほどスムーズ。
特に乗下船なんて、これまでのバルト海やエーゲ海クルーズよりもずっとスムーズで驚きました。

船の中もアプリ等を活用して色々なことが出来、船上での手続きも簡略化。

期待のシルクドソレイユは、それ程大掛かりでは無いけど、うっとりするような美しさがあり、楽しいクルーズになりました。