真夏の太陽光線と戦いつつイタメシ旅行2017 inアドリア海　その7

2017/07/21 - 2017/07/22

暑さなんか大っ嫌いだ～と　ぼやきつつ、アドリア海の幸とエミリア・ロマーニャの山の幸を食べてきました。

今回の旅程は
1日目　7/14　　伊丹→羽田→CDG→ヴェネツィア　メストレ泊
2日目　7/15　　ヴェネツィアさらっと見→お船でクロアチア移動　ロヴィニ泊
3日目　7/16　　プーラ日帰り遠足　ロヴィニ泊
4日目　7/17　　ポレチ日帰り遠足　ロヴィニ泊
5日目　7/18　　バスにてイタリア移動、アクイレイア遠足　トリエステ泊
6日目　7/19　　トリエステ半日観光～移動　ボローニャ泊
7日目　7/20　　マントヴァ・モデナ遠足　ボローニャ泊
8日目　7/21　　ボローニャ→CDG～　機中泊
9日目　7/22　　機中泊～成田→伊丹　おつかれさま～

エリア ボローニャ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

7月21日（金）

楽しかった夏休み旅行もこの日で終わり。
朝は早起きして仮の荷造りを済ませ、職場へのお土産その他を一気に大人買いしないと　日本には帰れないっ！のであります。
先ずは朝８時から行動開始、ボローニャ駅ロータリーの空港バス乗り場を確認して　バスの切符を朝イチで購入。
お次はホテル周辺のスーパーマーケットに行き　ばらまき用お菓子の品揃えをチェック。
う～ん、イマイチだなぁ･･･。
BABBIのウエハースを買って帰りたいんだけど、モデナでも見つけられなかったし　ボローニャのEATALY（高級スーパー）に置いていればいいんだけどーーー。

スーパーをチェックした後は　マッジョーレ広場近くのエルベ市場の中をチェック。
朝早い時間のせいか、野菜や果物の店は営業しているけど　スイーツ系のお店は無し。
うーん困った～～～。

おっと、イタリアではマクド◎ルドもこんなにシックです。

こちらはエンツォ王宮殿。
ローマ法王を頂点とするカトリック世界の中に在って、最も進歩的な君主、最初の近代人と称された神聖ローマ皇帝・フリードリヒ２世（イタリア語ではフェデリコ２世）の息子エンツォが幽閉された宮殿です。

エンツォは父・フェデリコ２世によく似た風貌を持つ英明さと果敢さを併せ持った青年でした。
庶子の生まれながらサルディーニャ王の称号を受けて父を補佐し、13世紀のイタリア半島を二分した教皇と皇帝の対立にその身を置き、教皇派の捕虜となってボローニャのこの宮殿に20年以上も幽閉されたまま亡くなりました。

現在のエンツォ王宮殿はカフェや服飾品を扱う店舗になっていて、靴屋さんに入店してつい無意識に２階への階段を登ろうとして店主のおばさんに制止され（汗）
「あたち～フェデリコ２世のファンなんでち～」と言い訳すると、2階に続く階段を少し登らせて下さいました　m(__)m

マッジョーレ広場近くの食材店通りを見る前に、知人から紹介された　Santa Maria della Vita教会を目指します。この教会には知る人ぞ知る　ピエタ群像彫刻の傑作があるそうなのです。

チーズ屋さんや肉屋さん何軒かに聞いてまわり、ついには通りがかりの神父さまにまで聞いて（この神父さまが教会まで同行してくれました）漸く辿り着いた教会の地下美術保管庫の切符売り場には・・・・・

「7月10日から8月7日まで　お休みだよーん！」の　非情な張り紙が1枚。
でぇぇっ！そりゃないぜ！と　教会の蝋燭売り場のおじさんに「あたち、日本から来たでち。彫刻が見たいでち～」とおねだりするも「工事でクローズだ、悪いなー」と言われ、渋々と退散したのでありました。

あ～あ、気を取り直して　EATALYに行き、ばらまき土産の個別包装プラムケーキを７箱購入（軽いが嵩張る）、リガトーニ・パスタやドライトマト、ジェノベーゼ・ソースの瓶詰を買い　繁盛している食材店でパルミジャーノ・チーズ３６ヶ月熟成もの１kgをお買いあげ。
本当はもっとあれこれ買いたかったけど、なにせ気温が高いので　フレッシュチーズや生もの系の食材は買いたくても買えないのです。

うーむ、やはりBABBIは売ってなかったか･･･と思いつつ　両手に食材を抱えてホテルに戻る途中でセール中のお店にふらふらと入り、夏の通勤用バッグとキーホルダーを購入。
戦利品を抱えて１１時前にホテルに戻り、キャリーケースに食材etcを詰め込んで　シャワーを浴びてすっきり、12時ジャストにチェックアウトして荷物を預かってもらいます。

手ぶら状態でマッジョーレ広場手前のレストラン、Restaurant I Carracciに向かいます。

このレストランは　GRAND HOTEL MAJESTICのメインダイニングでして、天井の美しいフレスコ画が　料理の前に目を楽しませてくれます。

付きだしはアーティチョークと海老のグリル、前菜はタコのレモンソース（生姜味がアクセント）、プリモは魚介類とじゃが芋のトルテッリ、メインはタラのトマトソースです。

ワインは昨日の酔っぱらい体験を踏まえ、フランチャコルタとシャルドネをグラスで注文、ついでにお店のお勧め・エミリア州産のリースリングもグラスで飲んで計３杯のみ、このぐらいならお昼の適正量でしょう～　おほほ。

14時過ぎにレストランを出て宿泊ホテルに戻り、荷物を受け取って空港バスでボローニャ空港に向かいます。

この空港を利用するのは初めてですが、コンパクトで使い勝手のいい空港です。

AF1329便　　ボローニャ発 17：50→パリCDG着19：35
JL416便　　 CDG発21：55→成田着16：30
JL3007便　　成田発18:25→伊丹着19：50


CDG空港の免税店で　大好きなLA MAISON DU CHOCOLATの詰め合わせを購入、ああ幸せ～（*^_^*）　私はこのチョコを買うために　帰国便をいつもCDG空港での乗り継ぎにしているのです。

ついでに上司・同僚その他に配るGODIVAを大人買いして、これで今回の旅行のお土産ミッションも終了、あとは日本に帰るだけです。

最後の写真は今回の戦利品♪
これで　2017年夏旅行は終了です。みなさま旅行記を見て頂いてありがとうございました。
それではまたお目にかかれる日を楽しみにしています～　(^_^)/~