
ヨーロッパ最後の秘境バルカン半島攻略!旧東欧諸国&砂漠の宝石ドバイの旅:セルビア・コソボ・アルバニア・マケドニア・ブルガリア・ルーマニア・アラブ首長国連邦旅行【52】(2016年秋8日目② 革命の現場)
2016/09/22 - 2016/09/22
30位(同エリア436件中)
とーりさん
昨年行ったクロアチアなど旧ユーゴスラビアの旅がとてもよかったので、スロベニアを除く残りの旧ユーゴ諸国と謎の国アルバニア、それにブルガリアとルーマニアの旧東欧諸国を訪問し、ヨーロッパ最後の秘境たるバルカン半島の国々をひとまとめに訪問してきました。
ユーゴ紛争で「世界の敵」となってしまったセルビアのイメージはそれと全く異なり、人々は親切で真面目な人が多かったです。そのセルビアとは緊張関係にあるコソボも、観光で訪れる分には平和で落ち着いており、戦争の跡は大分薄れてきているようでした。そして90年代まで鎖国を続け、東欧革命後国を開いたアルバニアでは東洋人がほとんどおらず、異邦人気分を満喫することができました。また、マケドニアの首都スコピエでは、銅像群のあまりの多さに驚愕し、ブルガリアの首都ソフィアでは、物価の安さとお土産の充実ぶりに喜び、ルーマニアはブカレストの国民の館では、その大きさに辟易しました。さらに、中継地点となったUAEでは、躍進を遂げるドバイへ日帰り観光をして、その発展ぶりに目を瞠りました。
いつものように詰め込みの雁字搦め日程で、1か国あたり1日程度で回らねばならない強行軍ですが、前回同様レンタカーでの旅も交えるなどさらに充実した旅となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/15)成田発 ⇒ アブダビ
2日目(9/16)⇒ ベオグラード市内観光
3日目(9/17)ベオグラード市内観光 ⇒ スコピエ 🚙 プリシュティナ市内観光
4日目(9/18)🚙 ティラナ市内観光
5日目(9/19)🚙 オフリド 🚙 スコピエ市内観光
6日目(9/20)スコピエ市内観光 🚌 ソフィア
7日目(9/21)ソフィア市内観光 ⇒ ブカレスト
8日目(9/22)ブカレスト市内観光 ⇒ ベオグラード
9日目(9/23)⇒ アブダビ ドバイ市内観光 アブダビ ⇒ 成田
10日目(9/24)成田到着日
今回は8日目②です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
由緒ありそうな建物ですが、CEC銀行と垂れ幕が。
現役で銀行に使われているようです。 -
向かい側にあるのが国立歴史博物館です。
(歴史博物館8:35 ⇒ 8:47クレツレスク教会) -
どーんと建物自体が展示品のような素晴らしい造りです。門外漢の私でもわかります。
中も入って見てみたいところですが、生憎開館前で、時間もあまりないので外観見学だけにしておきます。 -
別角度から。迫力はありますが、市街地の中にあり、広い前庭がなく全体を見ることができないので広大感がやや薄れます。
-
国立歴史博物館からビクトリエイ通りの、とりあえず見どころの多いアテネ音楽堂まで北上します。
こちらはズラタリ教会です。大きなビルに挟まれた小さな教会です。札幌の時計台を思い出してしまいました。 -
このような凝った建物が普通にあります。
-
こちらは大きなビルですが、廃ビルとなっているようで、柱石にはいたずら書きがされていて、窓は所々割れていて哀れです。
-
こちらは国家軍事堂?でしょうか。
-
オデオン劇場です。ここもビル群に埋もれるようにありました。
-
こちらはグランドホテルコンチネンタルです。
塔も付いています。 -
その先に行くと、クレツレスク教会があります。
周囲の建物とは明らかに異なり、完全に浮いています。
(クレツレスク教会8:47~8:50) -
裏手に回ると開いていたので入ってみます。
-
こじんまりとしていますが、内装は外の印象と違い豪華です。
(クレツレスク教会8:50 ⇒ 8:52大学図書館) -
革命広場まで来ました。広場に建つ塔です。
-
こちらは国立美術館として使われている共和国宮殿。
-
引きで見るとかなり大きな建物です。そして装飾などもあり豪華な建物です。
時間があれば中に入りたいところですが... -
こちらも凝った建物ですが、大学の図書館として使っているようです。
-
図書館の前に騎馬像があります。
-
ルーマニアを王国として独立させたカロル1世の銅像です。
(大学図書館8:52 ⇒ 8:58アテネ音楽堂) -
そこから少し行くとアテネ音楽堂です。
(アテネ音楽堂8:59~9:01) -
なるほど入口はギリシャ様式のようです。
-
もう少し先まで行きたかったのですが、国民の館の開館時間が迫って来たのでここで折り返します。
(アテネ音楽堂9:01 ⇒ 9:04旧共産党本部) -
再び共和国宮殿。それにしても豪奢な造りです。
-
図書館側からの一枚。
-
なかなか全景を収めることはできません。
-
続いて旧共産党本部です。
意外なことですが、東欧革命において武力により共産党政権が打倒されたのはこのルーマニアだけだということです。
その革命の舞台のひとつとなったのがここ旧共産党本部です。1989年12月22日チャウシェスク大統領がこのテラスから民衆へ最後の演説を試みたのですが、反対派の群衆に遮られ、いったん脱出したのですが捕らえられて公開処刑されました。
私もその時放送されたショッキングな映像を覚えていて、ここがその舞台であったかと思うと、何とも複雑な気がします。現在の穏やかな雰囲気から想像もできない状況だったことでしょう。
(旧共産党本部9:04~9:07) -
革命後、どの東欧諸国も共産党勢力が大なり小なり存在したそうですが、ルーマニアでは一時期非合法政党とされるなど、共産党そのものが消滅したとのことです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
とーりさんの関連旅行記
ブカレスト(ルーマニア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ブカレスト(ルーマニア) の人気ホテル
ルーマニアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ルーマニア最安
292円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
27