2017/02/10 - 2017/02/12
174位(同エリア317件中)
卑弥呼さん
ハンティングの本を読んだことからハンティングに興味を持ち、まずはどんなものか実際に見てみたいということで調べたところ、西興部村でハンティングの見学ツアーが行われていることで参加しました。
このツアーは夏は毎年行われているようですが、冬については初めての試みだったそうで、今回はモニター参加ということで通常料金よりも安く参加できました。
参加人数は15名ほどで、道内と東京から参加の人が半々くらいで、年齢も大学生から60歳過ぎの人まで様々でした。夫婦や友達と一緒に来た人もいますが、私みたく1人で参加した人も結構いたので、1人参加でも全然大丈夫だと思います。
鹿のハンティングから解体、スノーモービル体験、鹿クラフト等、内容も盛りだくさんで料理がどれもおいしかったです。
当時は理科の教員をしていたので、個人的には私は鹿の解体が一番興味深かったです。写真をたくさん撮ったのですが、ネット上に乗せるにはグロテスクすぎるので、解体の写真は大部分を乗せるのを控えました。
●スケジュール
2/10(金)
14:30 集合
14:30 ガイダンス・自己紹介
14:40 ハンティング見学
17:30 猟区の紹介
17:50 アイスキャンドル作り
18:00 ジビエディナー
20:00 解散
2/11(土)
7:00 バードアンドアニマルウォッチング
9:00 解体見学
11:00 ストーキング猟見学(昼食付き)
13:00 スノーモービル体験
14:30 スノーバーベキュー
17:00 極寒体験と星空見学(焚き火を囲みながら)
2/12(日)
9:00 シカのお話
10:00 シカ革クラフト体験
11:00 解散
●料金
25000円(ツアーと食事代込み) + ホテル宿泊費(2泊で1万円ほど)
※今回はモニターツアーのため料金は15000円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここがエコツアーの開催地である北海道の西興部村です。村の家の色がオレンジで統一されていて街並みがキレイです。
-
まずはハンティングです。鹿が取れないかもしれないと聞かされていたのですが、ハンティングが始まって5分で鹿を見つけ仕留めてしまいました。鹿を撃つところの写真は撮ってはいけないそうです。
-
さぁスノーシューを履いて撃った鹿のところへ向かいます。
-
弾一発で心臓にあたり小鹿が即死していました。
撃つ際は、頭か心臓を狙った方が鹿も即死できるので良いそうです。内臓に撃ってしまうと鹿もなかなか死ねず苦しんでしまうし、内臓の菌が鹿肉についてしまい、肉の品質が落ちてしまうそうです。 -
死んでいるかの確認をしています。
-
-
確認したあとは、ソリに乗せて運びます。
-
少年よ、運ぶの頑張れ!!
-
これは事前に捕獲していた鹿です。内臓の処理は終わっています。撃ってから内臓の処理をいかに早く行うかっていうのが、肉の品質に関わってくるそうです。
-
運んできた鹿。
-
まずは撃った個体の大きさを計測します。
-
-
そのあとは、重さを測ります。
-
-
計測が終わったら解体です。まずは内臓を取ります。消化器系についている菌が肉についてしまうと肉の品質が落ちるので、内臓系から肛門までをとってしまいます。この辺はたくさん写真を撮ったのですが、グロテスクなので割愛します。
-
次は鹿肉ディナーです。これは食事の会場にあった鹿の角。
-
食べたものたちです。名前は忘れましたが、臭みもなく全部おいしかったです。
-
-
-
-
-
次の日の朝はバードウォッチングに出かけました。スノーシューを履いて鳥を探しに出かけます。
-
キツツキの穴を発見。キツツキは見れませんでした。
-
鹿の糞を発見しました。大きい鹿も見ました。
-
結局バードウォッチングでは鳥は一羽も見れませんでした。こればかりは運なので仕方ないですね。あとスノーシューを履いて歩くのは、運動不足の私には結構辛かったです。
-
この後は鹿の解体です。昨日は内臓処理までしか見れませんでしたが、この日は肉にするところまでやりました。
-
-
鹿の皮。これは鹿クラフトに使います。捨てるところが本当にどこもないですね。
-
一頭からとれた肉。
-
-
-
次はストーキング猟の見学です。車からではなく、スノーシューを履いて林の中の鹿を探しに行きました。結局、このストーキング猟では鹿を仕留めることはできませんでした。これも運動不足の私には結構辛かったです。
-
わーい。次はお昼です。
-
掘りごたつ風。
-
-
鹿肉サンド。
-
とても飢えていたので美味しかったです。外で食べるとなんでこんな美味しく感じるんでしょうね。
-
次はスノーモービル体験です。
-
スノーモービルは最高90キロまで出してくれました。雪が顔に当たって痛かったです。
-
-
10回くらい乗ったかな。小さい子供は楽しめるかもしれませんが、私は1回で良かったです。めっちゃ寒いし!
-
次は晩御飯です。晩御飯といいつつも16時くらいに集まりました。
-
火を囲んでご飯です。
-
鹿づくしのディナーです。熊の肉も食べました。
-
-
-
-
-
全然臭みなくておいしかった。
-
-
鹿ソーセージ。
-
-
-
-
-
スイーツもありました。個人的にはこれおいしかった。リンゴを焼いてバター入れていた気がする。
-
シナモンも乗っけます。
-
ホットワイン。
-
-
薄暗くなってきました。松明を燃やしています。
-
前日に作ってあったバルーンキャンドルができているか風船をはがしますが、半分以上失敗していました。
-
ろうそくに風船で作った球体の氷をかぶせます。
-
すると、こんな感じになります。
-
みんなでキャンドル作りを頑張りました。
-
良い感じですね。
-
次の日の朝は鹿についてのお話しを聞きました。良い勉強になりました。鹿肉はヘルシーで鉄分豊富らしい。
-
そのあとは鹿クラフトです。鹿の革の処理の仕方について教えてくれました。
-
そのままの革。
-
他にも化学的な処理をしたクロムなめしやタンニンなめし、ミョウバンなめしといった方法があります。これは何なめしだったか忘れました。
-
これも何なめしでしたかね?
-
次は説明書に沿って、鹿革のキーホルダーを作ります。
-
-
固定する器具を使って編んでいきます。
-
これが私の作品です。
そんなこんなで2泊3日のツアーが終わりました。美味しいものを食べれたり、鹿について勉強できたので良かったです。ただ疲れたのか、この帰り道に家の鍵失くして家に入れない事件が起きたり、どこかで菌もらったのか、この後インフルエンザで寝込むことになりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
紋別(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
74