2017/08/06 - 2017/08/09
147位(同エリア467件中)
ちげさん
フィリピン研修生の面接採用の為の出張旅行。
マニラで面接したのち、3か目には、日本から空港に到着したE社長と合流してパンパンガ州アンへルスへ移動し、4か目に実技試験を行い採用者を決定し、午後はスービック観光。5か目にマニラに戻り日本語学校の視察。6か目にANAで帰国した。
アンヘルスはフォリピンのバーで有名な田舎町、スービックへの高速ではパンクもしたりと、疲れる旅だった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マニラ空港で、羽田から到着したEさんと会い、エージェント会社のkさんと、車でパンパンガ州アンヘレスへ向かう。
マニラ、ケソンの市内は渋滞だが、マニラ郊外からは高速がある。 -
平野が続き、高速を飛ばす
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マニラから約2時間で、アンヘレスに到着。
飲み屋が密集するフィールズ通りの裏にある、セントラル・パーク・タワーという中型ホテルだ。 -
中型ホテルで、やや新しいが、部屋を開けると殺虫剤のにおいがした。
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キングベッドに、足置きのついたカウチ。
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洗面所は広いが、バスタブはなくシャワーのみ。
歯ブラシ、スリッパなどの備品はなく、ティッシュもない。
田舎のホテルだ。 -
ガラス戸で仕切られたシャワーがある、広いのは良い。
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窓は開かず、汚れている。街が見渡せる。
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現地に詳しいKさんの案内で、夕食はスイス人が経営する、スイス・シャレ―というスイス料理店に行った。
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木を多用しスイスらしい内装の店内、中央にサラダバーがある。
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サンミゲルで乾杯のあとチーズフォンデュ。長いフォークも、料理もスイス人がオーナーだけあって本格的。
徐々に客が入って満席になった。半分は白人ファラン、残りは韓国人が多い。韓国からはアンへレスまで2社が直行便を飛ばしている。町はハングルの看板が目立つ。香港からもキャセイが直行便を飛ばしている。フィリピンでも、世界中どこでも感じるが、日本の存在感は、薄い感じだ。 -
次は、お店のウェイトレスのお薦めでオイルフォンデュにした。牛肉と豚肉を注文し、油の鍋でからっと揚げて串揚げのように食べる。なかなか美味しい。
サンミゲル、日本から持参のダッサイ、ワインを飲んで。酔っぱらってきた。 -
フィールズ通りの飲み屋街。バーが密集し、一部にレストランや居酒屋風の店がある。賑やかな音楽と雑踏で、まるで歌舞伎町だ。白人ファランが多い。ネオン看板は英語とハングルが多い。2軒バーをはしごしたが、大きい店、小さい店と様々だが、大きな音でDJがノリノリの音楽を流し、ショーをやっていた。
Kポップスもかかる。
クラーク米国空軍基地が、かつて存在し、シンガポール以上の面積を持つ最大の基地だった名残りの繁華街だ。 -
ホテルに帰った。屋上に小さなプールとカフェがあり、ライブバンドが演奏していた。風も爽やかで、プールもライトアップされ、おしゃれな良い雰囲気だった。
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朝食は屋上の小さなプール横のカフェで食べる。
バイキングではなく、メニューから注文する。料理は、ここはフィリピン、雑で美味しくはない。 -
アンへレスの街が一望できる。
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こちらはクラーク米軍基地があった側。飛行場、保税工業団地、ショッピングセンター、ゴルフ場、ホテルになって開発中。
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9時に出発し、郊外の現場で面接した採用候補者の実技試験をしに出かける。
通り沿いに小さなトタンの建物が並ぶ埃っぽい道を走る。 -
修理屋や小さい店が立ち並ぶ。
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火山の大噴火で、川の周囲は泥状のままだ。
この大噴火でクラーク基地は撤退している。 -
30分ほどで、エージェントKさんの知り合いの社長の事務所に到着した。
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事務所の奥では、従業員宿舎を建設中だった。従業員を増やし、国が経済的には成長しているのだろう。
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車で現場に案内してもらう。この辺りは河川から砂を採取する事業所が多い。
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そこの重機を借りて、実技試験を行った。
マニラで35人を面接し10人に絞ったが、うち8人が試験を受けに、エージェントのワゴン車でマニラから来てくれた。日本では人手不足で採用が難しいが、フィリピンは職が足りないので現地エージェント会社が募集をすると、多くの人が来てくれる。中東やオーストラリアで大型機械で働いた経験者が多い。 -
一人7~8分づつ重機に乗ってもらい試験をして2名の合格と2名の補欠を選んだ。炎天下に1時間半も立っていると汗だくになる。
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エージェントのKさんは、以前にアンへレスから海辺のスービック迄の高速道路建設で当地に数年暮らしたことがある。その当時の現場を見にスービック迄行こうと高速道路を走る。
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のどかな田園風景。フィリピンも米を食べるので水田が多い。日本の建設で作られた道路はとてもスムーズ。
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突然ガタガタ音がして、パンク。運転手が工具を探したり、僕らは非常停止板を道路に置いたりと、大騒動。
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のんびりした風景だが、車載の工具では遅々と進まない。
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悪戦苦闘していると、ロードサービスが現れた。
誰かが通報してくれたか、監視カメラで見たのかは、わからない。
大きな油圧ジャッキでタイヤ交換がはかどる。
ロードサービス氏は愛想も良く、チップも受け取らなかった。 -
パンクが治って、スービックへ。
ここは、かつて米国海軍の広大な基地があったところだ。
米軍基地は撤退し、基地らしく整然と区画整理されたエリアに、店やホテルが点在する。 -
米国の郊外のような店がポツポツある。
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スービックと書かれた看板。海は港の海で泳げる海ではない。
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米軍基地跡の整然とした街並みに、ホテルが多い
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スービックからアンへレス郊外に戻った。雑然と道路沿いに簡単な建物が建ち、オートバイの横に人が乗るトライスクルが増えてきた。
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埃っぽい通り沿いの食堂にKさんが入ろうと言う。Kさんは高速道路工事の際に、この辺りに数年間駐在していたので、食堂のおばちゃんと顔見知りだ。
お客はおらず、ハエが飛び回っている。 -
中華のように少し辛く炒めたものとスープ
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豚のすねの、クリスピー
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豚の耳の炒め物 やっぱりフィリピン料理は、あまり口に合わない
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昼食を終えてアンへレスに近くなると、トライスクル、バイク、ジプニ―等で混沌としてくる
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韓国語の教会の看板。街にちかづくと、韓国語の看板が増える。
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アンへレスに戻った。
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ホテルで休んだ後、夕食にフィールズ通りに行った。
さすがにフィリピン料理も飽きて、Kさんが韓国料理にいこうと言う。フィールズ通りにはハングルの看板が多く、オッパコリアン食堂という店に行った。 -
店員は韓国語はわからず英語のみ、プルコギ、トッポッキ、貝のスープを頼んだが、味は良かった。当然だが韓国人客が多い。
バーの後は、昨日のようにホテル屋上のカフェに行き、長い一日が終わった。 -
翌朝、アンへレスからマニラにKさんの会社の車で出発。
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高速道路に入り、途中のSAで小休止。
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高速が終わりマニラ郊外に来ると、渋滞しジプニ―が増えてきた。
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トタン屋根の小さな家が続く
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マニラ港が近くなり、トンド地区が近くなると、道沿いがごみの山になる
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トンド等のスラムの住民がゴミをあさり、分別してゴミ屋に持って来る。
Kさんが言うには、10年前は車で通るだけでも囲まれて物を取られたが、今は車で通ることは問題なくなったとのこと。 -
台風が来たら、吹き飛ばされそうなトタンのバラックが、増築を繰り返している。
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ようやく、下町の中心部、マラテに戻って来た。
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パンパシフィックホテルにチェックイン。
冷房が効いて、静かで、広い客室は別世界だ。 -
ゆったりしたキングサイズのベッド。
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広い浴室、独立したシャワーブース、仕切られたトイレ。浴室関係だけでも、狭い日本のビジネスホテルの部屋の広さがある。
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部屋からはホテルのプールが見える。
フィリピンの田舎や、さっきのスラムが別世界だ。 -
日本に来る予定の研修生が2ヶ月、基礎の日本語を学ぶ日本語学校を見学に行った。
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小さな木造建物に教室が数室あり、進度に応じて勉強していた。
日本へは、農業、工場労働者として、入国管理職員が天下りした組合を通じて研修生ビザで来る。体の良い出稼ぎだ。 -
お揃いのシャツを着て勉強していた
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国内に職が少ないので、海外の出稼ぎは人気だ。大人が一生懸命に片言の日本語を勉強していた。
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夕食は、ホテル前の中華料理店に行った。ホテル前は韓国語、中国語の看板が多い。
中華料理店は結構本格的で美味しい。 -
北京ダックのハーフ。お店の人が、全部包んでくれた。
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韓国のスーパーのEマートのパクリか、何か、Eマートのコンビニか?
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フィリピン出張6日目の朝、いよいよ帰る日だ。
朝食を済ませ7時にチェックアウト。Kさんの会社の運転手が送ってくれた。 -
ANAビジネスクラスが利用できる空港ラウンジ。狭くて混雑していた。
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成田行きANA ビジネスクラスは欧米人が多く満席。CAが日本の入国カードを配り初めると、皆がトランジットと言って断っていたので、アメリカ行きの便に乗り継ぐ人が多いようだ。
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787のビジネスクラス。運悪く隣に神経質な米国人が座り、ブラインドを閉めろだの、いちいち指図して来て閉口した。まあ、彼らは日本人もフィリピン人もアジア人は同じで、家のメイドくらいにしか思っていない。
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フィリピンから去っていく。
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機内食は久しぶりの和食にした。焼酎のおかわりの度に通路側の神経質な外人を過ぎてやり取りするので、外人が露骨に嫌な顔をするが、知ったことではない。免税品の買い物も隣の外人越しに注文したり計算したりで、更に嫌な顔をされた。
一眠りすると成田だった。
数か月後に来るフィリピン人研修生、日本の生活に馴染めるだろうか、そんなことを考えながら家路についた。
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