'17,06 Bonjour♪ラングドック＝ルシヨン地方 Vol.1 Rennes~Peyrepertuse~Queribus

2017/07/25 - 2017/07/25

ミディーピレネー地方を抜けて、ラングドック＝ルシヨン
(Languedoc-Roussillon)地域圏のオード（Aude）県に入って来ました。

この日の訪問地は、レンヌ～ぺルぺルテューズ～ケリビュス・・・
予定では、更にPadern, Termes,Lagrasse,Carcassonneまで行く予定でした。
朝、宿のご主人に近くの町でフリーマーケットがあると聞いたので行き、３つの訪問地を取りやめました。

以下、Vol.1と重複）
ミディーピレネー地方（地域圏）は８県で構成されています。
アリエージュ県,　アヴェロン県,　オート・ガロンヌ県
ジェール県,　ロット県,　オート・ピレネー県,　タルン県
タルン・エ・ガロンヌ県

この８県を踏破して、ラングドック＝ルシヨン地方（地域圏）の
オード県,　ピレネー・オリアンタル県を通りバルセロナに戻ります。

後半復路の旅
6月20,21日　Aucazein (オカザン) 2泊
22日　　　　Puylaroque（ピュイラロック） 1泊
23日　　　　Rocamadour（ロカマドゥール）１泊
24,25日　　 Alaigne （アレーニョ）2泊
26,27日　 Peratallada（ペラタラーダ）(スペイン)2泊　

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿の朝食
ご主人が町のパン屋さんで焼き立てのパンを出してくれます。

教えられた町に行ってみました。
マーケットは地元住民によるフリーマーケット。

ご主人は、「どんな物が見るかるか分からない。時々掘り出し物が見つかるし
何も収穫が無い事もあるよ」と言っていました。

へぇ～骨董市みたい。
レコードプレーヤーもかなり古そう・・・

あ、これは！
3cm位の陶器のお人形です。
これこそ私の掘り出し物！

友人が欲しがっていた物をこんな所で見つけました。
３つで４ユーロ、１２個買って１つおまけしてもらいました。

この場所でガラスの飾り物とハイビスカスのリキュールを購入。
リキュールは16ユーロでしたが、お店に出す時は２２ユーロだそうです。

通りすがりで放牧の牛は・・・
”ん？見知らぬ顔だな～なんか用か？”って顔をしています。

Rennes-le-Chateau（レンヌ）に到着

Rennes-le-Chateau自体は広い土地ですが、中心地は小さな町

権力者だったお屋敷や小さな教会があります。

お屋敷の入口

敷地内

入って直ぐの所に当時の主の人形がありました。

衣装の展示

お屋敷全体の模型

庭

敷地内

庭はキレイに整備され、変わった植物が見られます。

敷地内で役者さんが演劇の練習をしていました。

展望台へ

やはり高台なので周りの眺望は360度です。

室内

室内

ステンドガラスの間

教会内部

小さいけれど色使いが優しい内部

次の訪問地へ、途中で見えた高台の町

ここも途中の町、観光地の様でした。

山岳越えの途中、展望台があり周辺で見られる野鳥の案内板や望遠鏡が設置してありました。
望遠鏡を覗くと、遠くの岩山にツガイの鷲が見えます。

珍しい植物を見つけました。

小さな町に通りかかった時、正面の山の頂上に何か見えて来ました。

Peyrepertuse（ペルペルテューズ）が目の前に

パーキングから見上げると、歩いてもまだ距離がありそう

ココからの眺望
https://youtu.be/AK91P71PEKI

眼下に見える景色

上りは足場が悪いところもあります。

急な坂道なので休み休み上ります。

１５分くらい歩いたでしょうか？目の前に見えて来ました。

思ったより広い

城壁

当時のままかな？

崩れた部分も多々あるけど、左右の分かれた石造り城はかなり大きかったんでしょう。

窓があり、ドアがあったであろう場所・・・
もし残っていたら、どんなふうだったのかな～

この場所が如何に高いか・・この眺望！

崩れているのが残念

360度の眺望は圧巻

当時、一つの山の頂上にこの様な城を建てるのは大変だったでしょうね・・

途中の村、Cucugnan（キュクニャン）
頂上に風車がありました。
旅の計画中、２泊する予定の地でした。

ペルペルテューズから１５分位で次の目的地、
Queribus（キュリビス）に到着

またあそこまで歩くのね・・・
しかも今度は日陰無しの所を歩いて行く様です。

まだまだ日は高いけど、時間は16:40。
迷った末、パス

この日、１８時には戻らないといけなかったので。

実は、宿のオーナーがこの近くの村に日本人の女性が住んでいるから
「会ってみては？」と連絡してくれました。
先ほどのフリーマーケットで落ち合い、夕食に招待されていました。
なので、戻りの時間を考えるとここでUターンせざるを得なかったんです。

途中、珍しい雑草を見つけました。
パイナップルみたいな花、全体がパリパリしてトゲトゲです。

途中の村で

村と言っても、もう誰も住んでいない様子。

これはスイートピー、ココではあちらこちらにあって雑草です。

戻って来ました。

日本人女性が住んでいる村、住所を聞いてナビに入れ行ってみました。
そこは寂びれた感じですが、近くに大きな池があり周り中が山に囲まれた静かな所でした。

チーズ好きなオランダ人のご主人が、色んな種類のチーズと白ワインでおもてなししてくれました。
「車だし～アルコールは・・・」と言うと
「全く問題なし！ここは日本と違って、厳しくないのよ。」でした。
ワインは好きだし、２，３杯は飲みたいところでしたが
弱い自分を分かっているので１杯だけ・・・

これはご主人が調理してくれたパスタ。美味しい！

全く想定外の出会い。
あの宿に泊まらなかったら、オーナーが紹介してくれなかったら、
マーケットで会えなかったら・・・・
こんな出会いはありませんでした。

女性も、「観光地が近い訳でもない小さい町の宿に、日本人が一人で宿泊するなんて信じられない」と言っていました。

旅には何が起こるか分からない。
でも、それが素敵な出会いで良かったと思う瞬間でした。

２時間くらいお邪魔して、帰りは街灯もない真っ暗な田舎道を帰りました。