福井 足羽山・永平寺

2017/07/06 - 2017/07/07

福井にお住まいだったという継体天皇がご祭神の神社や銅像の足羽山(あすわやま)散歩。越前そばをいただき、永平寺に行きました。

＜旅程＞
【1日目】
福井駅より徒歩で旅館泊
【2日目】
足羽山散歩、福井駅10:50→永平寺11:18(京福バス) 徒歩15分
昼食　りうぜんで越前そば。團助ごまどうふ本店、越前和紙ショッピング、徒歩10分、永平寺拝観
永平寺門前町16:20→福井駅 16:49(京福バス)、駅弁購入、
福井駅東口 17:30→大阪駅 21:00(阪急高速バス)

エリア 永平寺・丸岡(福井)

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

宿は和風旅館。JR福井駅から徒歩15分ほどのところにある河甚旅館さん。
親しみやすいご夫妻が迎えてくださって、ほっとひといき。お世話になります

河甚旅館 宿・ホテル

夕食　福井駅の飲食店 越前でお持ち帰りソースかつ丼 550円、お茶

うな重のうなぎの部分が薄いトンカツになったような、これ、おいしいですね。
Juraticジュラチックは、キャラクターなのかな

お風呂にはいって、おやすみなさーい
和風体験にときめく

朝食　和定食 (このあと梅干しと昆布と小鉢もう1つきました)

宿は足羽山(あすわやま)という小高い山のふもとなので、散歩にいってきます。
階段登って

見晴し台

足羽(あすは)神社という継体天皇がご祭神の神社

　(＊優秀であらせられたので、ぜひとも天皇にと懇願され畿内へ。福井時代にご家庭もお持ちで、功績もあげ頼りにされてらしたので、みなから行かないでといわれ、分身をここに残して旅立たれたということです)

日月＋星、御神紋、かっこいい

灯籠の屋根が魔法使いの帽子のような縦長のものがまじっている

石碑見ます

継体天皇の銅像があるということで、あじさいの中の道を歩いて

さらにまた登ったら、

後ろ姿であらせられます

午前中に行ったら、逆光であらせられます

えっと、共感を得られることは少ないかと思いますが、東ティモールのキリスト像まで行った時のような心境です。

足羽山公園 公園・植物園

福井の山並み
街を見守っていらっしゃるのですね

また、あじさいの道を通って

階段が、楔形文字?!

なにやらモダーンな近代建築が

福井市水道記念館　無料で入館できるということで、見学をしました

継体天皇も古代の福井時代、治水事業に重点をおかれたときいていたので、おもしろいなと思いました。

福井市水道記念館 美術館・博物館

これは、江戸時代の水道

麓にまた別の神社があって、宿のご主人おすすめということで訪れました。

鉄琴のような音がする不思議な石

さらに帽子の比率があがった灯籠

もう、かわいい

チェックアウトをして、足羽川をわたって福井駅へ向かいます

駅からバスで永平寺へ。バスターミナルの自販機で切符を買って 720円

待ち時間にコンビニのコーヒー 100円
駅周辺はいろいろ改装工事中。でも観光案内所で、永平寺周辺のおそば屋さんをきくと、営業日かどうか確認してくれたり、とても親切でした。ありがとうございます

京福特急バス 永平寺ライナー (福井駅～永平寺) 乗り物

30分ほどで永平寺バス停に着いたのですが、先に昼食をと、1つ手前まで歩きます。

灯籠がハート型模様。お花付き

川にそって15分ほど

標識が!
禅の道 Road of Zen

うーん、これが、禅に至る道かあ (お寺からは遠ざかっているのですが)

見えてきた

おそば屋さん　古跡館 りうぜん

食べログで見て決めました。バス停でいうと荒谷(あらたに)というところ。
開祖 道元禅師ゆかりの地ということで、奥にミニ博物館がありました

古跡館 りうぜん グルメ・レストラン

あああああ、中も囲炉裏で、すてき!

あああああ、おそばも、全世界のベジタリアンに教えてあげたい、禅的おいしさ

昼食　雲水そば (大根おろし・じゅんさい入りとろろ 2種のおだしにつけて食べる) ネギとわさびの薬味、小梅、お麩でつくった精進料理の貝のしぐれ煮 みぞれ添え、そば湯、お茶

すばらしい!!
生きているってありがたい、と思って食した。

デザート　そばだんご、お茶

調子にのって頼んでしまいました。きなこの甘味がやさしい気持ちにさせてくれます。おいしいですが、2人前かもしれません。

ごちそおさま。感動をしました。こんな感謝に満ちた食事ができるなんて、禅の道を来てよかったです

禅的至福、満たされた～

テーブルは木をそのまま使っているのですね。自然の力がみなぎる

雲水そば 1100円、そばだんご 550円　計1650円

おとなりが胡麻豆腐の里ということで、行ってみます

團助という ごまどうふ屋さん

イートインコーナーもあるのですが、おなかがいっぱいなので、おみやげ用だけ買って

團助 グルメ・レストラン

ハート灯籠のところまで戻って、脇道へ。
磨崖仏があるということですが・・・わかりません。
修行を積めば見えるように?

イエーイ、永平寺!
曹洞宗総本山　拝観 500円

水盤の蓮の花も縦型にしたい意図を感じる

若いお坊さんが、拝観順路や見所や注意事項を説明してくれるお部屋へ。座って聞きます

花鳥の天井絵の大広間で、永平寺の四季の映像を見て

禅の道、レッツゴー

おそうじ、一生懸命されているのですよね。どこもかしこもぴっかぴか

建物内ですが、山なので、必然階段を登って行くことになる。これしらなかったー。

おー、ジャパニーズ ステンドグラス、禅スタイル

自然を邪魔しないように建てられているのですね

灯籠は、、、何風?
道元禅師は中国(宋)に留学をされたということで、唐に行った空海とはやっぱりちがう雰囲気と感じました。

奥の、屋根に特徴があるのが、僧堂
座禅や修行をされるところだそう

ズームすると額には｢雲堂｣

修行僧のことを雲水さんと呼ぶから?
あ、おそばの雲水セットもそういう意味か! 食べることも修行だったんだ

こちら承陽殿

すごーい

欄干ですが、縦長のこういう形が好きなのでしょうか福井

かくれキリシタンじゃないです

強そう

回廊の途中から拝観する建物も。
他に、法堂(はっとう、読み方むずかしい)・仏殿・大庫院など見て。どこにいるのかわからなくなる迷い人続出。拝観者同士で、上にまだお堂があるだの、教え合ったり。お手洗いをお借りしましたが、徹底的に綺麗でした。

ストイックさを感じる

静寂のうちの光

禅定へ至る道

これが現実なので、人が見えなくなるのを待って撮りました。

山門までおりてきた

風がすーっと吹き抜けてとても気持ちのよい空間。脇侍に四天王。
山と一体、最吉祥の地

拝観の人用のサインですが、厳しい修行を終えるまでは、出てはいけませんと雲水さんへのメッセージと重なって

右手の鐘が除夜の鐘で有名なところ。
たいてい雪の映像なので、冬の寒さを思った

いつのまにか、体感よりも、はるかに時が過ぎていた、、、

インド風仏像を見て、門前町を駆け、4時20分の福井駅行き最終バスに
(帰りのチケットはおみやげ屋さんで買います)

福井駅のおみやげエリア 番匠で購入

夕食　かにめし、笹寿司(かに・焼き鯖)　プリズム1F桜むすびで、越前かにめし1180円、笹かに210円、笹さば160円　計1550円

かにめしは、かにみそをまぜてご飯を炊くそうで、うまみが出てすごくおいしい。笹寿司も、かに にはレモンがのっていて、さわやか味で、奈良の柿の葉寿司のようかなと思いましたが、負けました。ちょっとくやしいけれど、これ、おいしいです。

＜おまけ＞ おみやげ

ごまどうふ白：團助本店で 430円
越前和紙の祝袋2種(各2枚・3枚入り)、手漉きはがき2枚：越前手漉和紙 石甚で 860円

手漉きはがきは模様を織り込んで漉いているので、ひとつひとつ微妙にちがって、選ぶのがたのしかったです。

この旅行記へのコメント （2）

• ムロろ～んさん 2017/08/10 18:12:49

  キャー、永平寺\(^o^)／

  カスピ海さん
  
  こんばんは、ムロろ〜んです。
  永平寺へ行かれた旅行記を拝見しました。
  
  私も福井市内へ立ち寄りましたけれど、足羽山なんて行く心の余裕なんてなかったなぁって思いながら旅行記を読みました。
  宿も和室、落ち着きますよね(^_-)-☆。
  
  永平寺そばをいただき、感動されたようで何よりです。
  れうぜんさんから歩いて永平寺へ。結構よい運動になったのではないかと？
  というか、すっごく体力使った(◎_◎;)？？？
  
  カスピ海さんならではの旅行記の文章を読んで、見方も面白いなぁって思ったんです。
  ここに感じるんだなぁって(^_-)-☆。
  確かに「法堂」なんてハットウって、難しいですもんね。
  
  
  ムロろ〜ん(^人^;)

  カスピ海さん からの返信 2017/08/11 10:04:03

  RE: キャー、永平寺\(^o^)／

  ムロろ〜んさん
  
  こんにちは
  コメントを書いてくださって、ありがとうございます。
  永平寺、行って来れました〜
  
  > 結構よい運動になったのではないかと？
  > というか、すっごく体力使った(◎_◎;)？？？
  
  そうそう、おそばやさんへの行きは、けっこう距離あるな、と思いました。
  でも、おそばを求めて気合いが入っていたのと、
  帰りは、満腹だったので、運動せねば^^、と。同じ道で勝手がわかっているので、お店に寄り道しながら歩いて、おもしろかったです。
  
  > 確かに「法堂」なんてハットウって、難しいですもんね。
  
  全部にローマ字表記が書かれてあるんですね。それでわかりました。
  ムロろ〜んさんは、難しいことをたくさんあのお山でされていたのかと尊敬します。