リグーリア・エミリアロマーニャの旅②(チンクエテッレ)

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2017/07/01 - 2017/07/09

34位(同エリア67件中)

#街歩き

エリア

ラ・スペツィア(イタリア)

というわけで二日目はチンクエテッレとポルトヴェーネレの観光に出発。まずはチンクエテッレ。宿泊地ラスペツィアから電車に乗り、チンクエテッレのうち一番東の街、リオマッジョーレに到着。まだ朝早いので観光客も少なめ。因みに、チンクエテッレの電車が乗り放題になるチンクエテッレパスをラスペツィアの駅で前日に買っておき、それを使用しました。チンクエテッレパスでももちろん、最初に乗るときのみ、乗車前の刻印は必要です。
リオマッジョーレの駅。
駅のすぐ横にある地下道を通って、集落のほうへ向かいます。
地下道を抜け集落に到着しましたが、そちらには行かず、まずはこの案内看板に従い、海岸のほうへ。チンクエテッレらしい美しい風景が見られるスポットなのです。
それがこちら。チンクエテッレの代表的な撮影スポットです。昼間の太陽に照らされると、もっときれいに見えるのでしょうね。でも十分満足な風景でした。
リオマッジョーレを後にし、次に降り立ったのは、マナローラ。リオマッジョーレの隣の街です。
マナローラは、これといって見所や写真撮影スポットがあるわけではありませんが、街歩きを楽しみました。
坂道の多い街なので、上の方に登ると、こんな風な景色が広がります。
こちらは、リオマッジョーレとマナローラを結ぶ「愛の小道」という歩道。ただ、通行禁止がずっと続いているようで、もちろん、この日も通行はできません。
進めるところまで「愛の小道」を進むと、こんな「愛の南京錠」たちがたくさん。ここは一人で来るところではないようだ。
気を取り直して、次の街へ移動。コルニリア。この街は、駅から集落まで、延々と階段を登らないと行けません。
それがこちら。趣味でマラソンをやっている私でも、さすがにこの階段を見上げると嫌になります。
中腹ぐらいから、下を眺めるとこんな感じ。
このコルニリアという街も、見所という見所がありませんので、階段をひたすら登った思い出しかありません(笑)
続いて、南から4番目の街、ヴェルナッツァに到着。駅を出た瞬間から、これまでの街とは違う、賑やかな雰囲気。人通りも多いです。
そのまま港の方まで歩きます。港まで来ると、さらにカフェやレストラン、土産屋などが多くなり、賑わいを感じます。
防波堤から。
土産屋の軒先でひなたぼっこする猫。
観光客もそれなりに多く、リゾート感を感じる街でした。
続いて、チンクエテッレのなかでは最も北に位置する街、モンテロッソに到着。
駅前からこんな感じで、リゾート感満載です。
ビーチは一面、こんな感じでした。
そのまま5分10分ぐらい歩いて集落に到着。
ちょうどお昼時だったので、こちらでpranzoとします。
メニューはこんな感じ。
この中から、tris di pasta fresca(生パスタ３種盛り)とpesce spada(カジキ)を注文。チンクエテッレ散策で歩き疲れていたこともあり、ガッツリいきました。
まずはパスタ３種盛り。左から、ムール貝のパスタ、クルミソースのラビオリ、ペストのラザーニャ。白ワインとともにいただきます。
続いてペッシェスパーダの到着。ソテーしてある感じですね。なかなかボリューミーですが、淡白な魚ですので案外ペロリといけました。
ランチを終えた後、満腹ではありましたが、もう一軒。ワインバー兼カフェのようなお店へ。
チンクエテッレに来たからには、どうしても飲んでおきたかったワインがあったからです。それがこちら。幻のワイン、シャケトラ。
イタリア国内でもチンクエテッレ以外ではほとんど流通していないという高級なデザートワイン。ビスコッティとともに、ゆっくりといただきました。
さて、たっぷりのランチと高級ワインで満たされたところで、港へ。往路は全て電車での移動でしたが、復路は船に乗って、海からの風景を楽しみながら引き返すことにします。
ここが船のビリエッテリア(切符売り場)。
しばらくすると、船が到着。これに乗り込みます。
出航。風景を楽しむため、しっかりと甲板の座席を確保です。
海からのヴェルナッツァ。
天気も良く、素晴らしい眺めです。
リオマッジョーレを海から見ると、こんな感じ。きれいです。
ほろ酔い気分と、晴天と、この素晴らしい風景のおかげで、本当に気持ちのいいクルーズとなりました。
さて、そうこうしているうちに、終着地点であるポルトヴェーネレに到着。ここはチンクエテッレではありませんが、少し観光してから、ラスペツィアに戻ることにします。
港はこんな感じ。色鮮やかな建物が並びます。
上陸し、そばにある灯台(?)のほうへ向かいます。
そこからの眺めはこんな感じ。
青空がナイスですね。
集落のほうを散策すると、リグーリア名物であるペスト(バジルソース)を売っているお店を発見。このおじさんはなかなか陽気な人です。その接客につられ、私もお土産用に購入してしまいました。(ちなみに購入後にわかったことですが、ここのペストはトラディショナルなものとは少し違うようです。普通においしかったのですが、個人的には、少しペコリーノチーズがキツいというか、バジル感がもう少し欲しかったですね。)
そんなこんなで、ポルトヴェーネレの散策も修了。バスでラスペツィアに戻りました。
翌日からは、おいしいものたくさんのエミリアロマーニャを巡ります。まずはパルマから。

～続く～