海の日海へ行くat東洋のコートダジュール

2017/07/17 - 2017/07/18

　今年の海の日は、久しぶりに海水浴に行く事にした。
年甲斐もなく水着になる事、紫外線は大敵なのに日にあたる事、海で泳ぐという事。
色々心配は尽きなかったが、『なぜ日本人は、太陽を浴びないの？』と外国人に言われた事があって、確かにシミ・そばかす・肌トラブルは気になるが、それより日の光を浴びたい欲求が勝り、東洋のコートダジュールに行ってきた。

　もう先は長くないのだ。
好きな事を、好きなだけ、好きな様にしよう。

エリア 堂ヶ島温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

今回選んだお宿がこちら。

『海辺のかくれ湯 清流』

以前に、日帰り入浴で利用した事があって、
ロケーションが抜群によく、いつか泊まりたいと
思っていた宿なのだ。

選んだのは、「和室エコノミールーム」
他にも、「和室デラックスルーム」「和室スーペリアルーム」
「和室デラックスルーム露天風呂付」がある様だ。

まず、窓を開けて感激した。
私達が求めていた景色が、そこにはあった。

これは、イタリア　シチリア島タオルミーナの「 Hotel Isola Bella」
からの写真。

もちろん、全く同じという訳にはいかないが、
イメージとしては限りなく似ていて、
Isola Bella(ベッラ島)を彷彿とさせた。

露天風呂も良かった。
シャンプー・石鹸は使用禁止だが、
当然、それで良い。

大浴場とは繋がっていなくて、
一度外に出て、頼りない木の階段を下りて行くのだが、

趣きがあって、とても良かった。

この宿泊には、無料で「貸切露天風呂」が使えるプランが付いていて
１８時から４５分間楽しむ事が出来た。

中には、五右衛門風呂が備わっていて、
たっぷりの湯に浸かったり、
外を眺めたり・・・

お風呂あがりに、一口ビール・黒豆茶のサービスがあるのは
嬉しかった。
１９時半頃、フロント近くで「ところてん」も振る舞われた。
予想もしていない無料サービスって、心を鷲掴みにされる。

欧米か！？と思われる外国人観光客も
訪れていた。
こんな環境で温泉が楽しめると、大満足だと思う。

日没が１９時前と聞いていた。
そろそろ空も赤く染め始めてきた。

もう少し時期が早いと、正面に日が落ちるんだろうな。
木に隠れて、太陽が沈むところまで見えなかったのが残念。

夕食は、車を少し走らせ
『お食事・呑み処　竹内』に行った。

地元の人で賑わっていた。
お刺身定食上　１６００円。
天丼　１０００円。
揚げ出し豆腐　２５０円。
ビール　４５０円。
計３３００円！
安くて、とても美味しかった！

写真も撮らずに、夢中で食べて帰って来たので、
翌日、まだ準備中のところを外観だけ撮ってみた。
ホテルもリピートしたいし、このお店にもまた行きたい！と思っている。

朝食はバイキングかと思っていたら、
ご覧の様な定食で、ボリューム満点。
鯵・サラダ・手造りとうふ・塩辛・マグロのたたき・海苔の佃煮・
特にお茶漬けと出汁の効いた味噌汁が美味しかった。

このホテルのロケーションと温泉、決して新しくはないけど
シティホテルには無い旅館独特の趣きが気に入り、リピートしたいと思っている。

ただ、お布団を敷く時間を聞かれ、「自分達で敷きます」と答えた。
と言う事は、あとは自由に出来ると思っていた。

ところが、お風呂から戻ると、テーブルが片付けられ、楽しみにしていた
珍味も下げられていた。
という事は、誰かが入ったのだ。
入るなら入るで、それなりに準備はしておきたい。
恥ずかしながら、荷物は出しっぱなし、お茶は飲みっぱなし、財布も出しっぱなし。

翌朝も、食事から戻ると布団は片付けられていた。
冷蔵庫は、朝８時にはロックしますと書いてあったから、盗難防止も含め
仲居さんが部屋に入って鍵をかけるのだろう。

しかし、私達はチェックアウトの１１時迄、だらだらとしていたいのだ。
結局また布団を引き摺り下ろし、ごろごろしながら本１冊読んだ。

期待するサービスは、人によって様々だが、その件だけは不満足だった。

１１時、チェックアウトして東洋のコートダジュールに向かう。

夏休み前だし、三連休明けの平日だから、
海水浴場は空いていた。

後で知るに、東京でひょうが降り、
雷鳴・豪雨でひどい天気だったらしいが、

こちらは晴天。
テントの下でボーッとして、昼寝をしたり、おもむろに泳いでみたり、
シュノーケリングしたりと４時間くらい楽しんだ。

この写真は、２０１２年に行ったエズ村。
フランス南東部コート・ダジュールの街。
ニースとモナコの中間に位置し、多くの観光客が訪れている。

こちらが、東洋のコートダジュール。
確かに、似てると言ったら似てるか・・と思い、比べてみた。

これは、２０１２年のエズ村の写真。
エズという名前はフェニキア人が岩山の上で崇めた（エジプト神話の女神）イシス女神に関係すると言い伝えられている。

東洋のコートダジュールにも、曲がりくねった道の脇に
数々の彫像が並んでいる。

女神の彫像の穴から、堂ヶ島を望んでみた。

帰り、高速道路を走っていたら横浜あたりでもの凄い豪雨になった。
遠くの空に、稲光を見た。

先日、雷の影響で自宅の電気系統が故障したので、腹立たしい気持ちもありながら、
初めて見る稲妻、美しかった。

今年も、海の日・・楽しみました。