草津温泉ホテルおおるり　宿泊記

2017/07/15 - 2017/07/16

7月の三連休のうちの二日間、じゃらんを見ていたら奇跡的に一室のみ空きアリだったので予約してみました。激安の伊○園ホテルチェーンは利用したことありますがおおるりグループは初です。

連休にもかかわらず一泊二日で一人５８９４円（二人利用）。首都圏から送迎バスもあって往復１５００円程度で使用可能。今調べたら新幹線使わなくても横浜から草津温泉までの交通費は往復８０００円はかかります！凄すぎる。おおるり！

なんというか設備もすごいんです。中に入ってくまなく歩けば歩くほど、この値段ならどこまでメンテナンスしなくてお客は許すのかな？・・えーい、ここまでやっちまえ！てな雰囲気で、建造以来およそ人が触らないところはそのまんまにしている感じ。なんというか昭和レトロな雰囲気が私は嫌いではありません。いや、昭和レトロ＋中学生の修学旅行で泊まったことのある感じが懐かしいのか・・・

伊○園ホテルチェーンとか東○インとかスー○ーホテルとかにはケチをつけたくなるんですが全くそんな気持ちにならないところが不思議。まさに明鏡止水の心境であります。なんたって５８９４円ですからね。ケチつけたら、じゃあお前やってみろよ。と、社長に怒られそうです。

サービスも行く前の一部口コミには良くないようなことが書かれていましたが別に普通。ニューヨークはマンハッタンのシェ○トンホテルのフロントマンよりはよっぽど親切でしたよ。そりゃ一流ホテルのホスピタリティは望めませんが。

エリア 草津温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

湯畑と西の河原の中間くらい、非常に便利な場所にあります。
外壁に錆びが走っているのがちょっとな。

割と大きめのホテルですね。

西の河原通りから見た感じ。

こちらが正面玄関。昔ながらの温泉ホテルといった佇まい？

ホテル正面玄関と送迎バス

バスのカラーリングはよく言われていますが、警察の護送車のそれと酷似しています。

チェックイン時間である15時の20分くらい前に到着したんですが、チェックインさせてくれました・・・と思っていたら今ホテルおＨＰ見て知りました。チェックインは13時のようです。すごい！

だからか。予想していたロビーの大混雑はなし。
ごくごく簡単な説明なあと、ここで手ぬぐいと歯ブラシを渡されます。バスタオルはないので必要なら1枚50円ですが借りられます。←でもこの説明はないんだよなあ。
浴衣はフロント横に置いてあるものを自分でサイズを選んで持っていく。

別のタイミングで撮ったロビーの雰囲気。

反対側はこう。漫画がたくさんある。

フロント横には簡単なゲームコーナーが。
恐らくこれで儲ける気はないのだろう、パチンコやってみたら結構な甘釘だった。

フロント奥にはお土産コーナー。割と豊富な品揃え。

自販機もアルコールを含め牛乳もあるしなかなか充実してる。

案内図。
本館、別館、紅葉(こうよう)館、紅葉館別館からなるが、フロントが地上からアクセス出来るにも関わらず4階というのが惑わされる。坂に建ってるからね。

本館から紅葉館への連絡通路。
白い色の蛍光灯がなんというか、写真ではすごく明るいですがもっと薄暗い雰囲気です。自分なら白熱電球色のＬＥＤランプに変えるなここは。
手前の病院の長椅子みたいなのは食堂の順番待ちのためのものだと思う。

今回は紅葉館。案内の看板も味がある。

紅葉館はこじんまりしている。

独立したロビーやフロントも(閉まってるけど)あったりして、元々おおるりなのか、元は他の旅館なのをくっつけたのかはわからない。

オシャレとか寛ぎとかのコンセプトとは無縁。

部屋の入り口。隣にも宿泊客はいたらしいが静かな客だったのかお年寄りだったのか、壁が意外と厚いのか、、、音は聞こえなかった。

部屋の感じは普通。人が触れる場所は割と清潔に保たれている。
なんか足りない気がしませんか？
カーテンがないんですよw
お陰で日の出とともに早起きできますが。

奥にある椅子は子供用？お年寄り用？

一応お茶菓子なんかも置いてあったりして。バス組はこの田吾作とやらのドライブインによるらしいので宣伝も兼ねてるのかな？

ホテルの案内その１

その２
そうそう、布団の上げ下ろしを食事中にやってくれるんです。びっくり！

激烈に小さなテレビ。エアコンはありがちなタイプ。
到着するとポットのお湯が沸いてました。おもてなしの気持ちですね。

金庫に貼ってあるシール。年季入ってるなーー。
おおるりって伊○園と一緒で潰れそうなホテルを買収してるのかと思って草津温泉おおるりの前身を調べても全くヒットしない。このシール見る限り昭和５０年代からおおるりっぽいんんだけど違うのかな？建造当時からおおるりなのか？だとしたら何故ここまでメンテしなかったんだ？そんなことを考えてしまった。

洗面。飾り気ゼロなのが潔い。
そうそう、紅葉館の部屋には内湯はありませんでした。
あっても使わないだろうけど。

なんか懐かしいもの発見。むかーし見たことあるな。
確かペーパー回すとオルゴールがなるんじゃなかったっけ？シールはあるけど機能はしていなかった。
紅葉館のトイレは洋式＋ウオッシュレット付でした。

窓からの景色は悪くない。いや、むしろ良い。

開けるとこんな感じでした。
草津の雰囲気を味わうには充分。

紅葉館側のロビーです。

紅葉館側の入口。湯畑に非常に近く（3分位）すごく便利でした。

アップ。味もそっけもなんもない。

紅葉館１階にある卓球場。

ラケットもボールもなかったので遊んでいる客は見かけず。
多分フロントで借りられるのだろう。

メインの大浴場。混んでるな！ということは一度もなかった。

中の写真は取れないんで、おおるりのＨＰでも見てください。
汚くはないけど、ああーゆったりたっぷりのんびりだなぁという気にもなれないんだよな～。細かいところがな。
毎回湿布の剥がしたのが捨ててあって、こりゃ客が悪いわ。

でも温泉自体は間違いなく草津のものだから湯治って感じならいいのかも。

おもてに行けばいくらでも立ち寄り湯があるし。全く問題ない。

これは紅葉館地下にある「岩風呂」。
メインのほかにここと、もう一か所檜風呂もあるんだけどメインだけで充分。各湯そんなに特色があるわけでもないんだし、いらないと思う（個人の感想です）。

さあ、楽しみな夕食バイキングです。時間が45分とかの前情報があったけど60分だったのでまあよし。入れ替え制で我々は18：30からのちょうどいい時間でした。

温泉宿の食事処、といった風情はなく大衆食堂の食堂とか合宿所とかの雰囲気。

混雑は全然たいしたことなく、ストレスはない。

もっとも天ぷらを揚げてくれるコーナーやすしを握ってくれるコーナーやステーキを焼いてくれるコーナーがあるわけもなく一回盛っちまえばそれでＯＫというか・・

飲み物は従業員が入れてくれるサービス付。
アルコールはビール（たぶん発泡酒。違ったらゴメン）、ワイン、日本酒、チューハイなどがあります。
チューハイの種類は少ないのでソフトドリンクと混ぜてお好みにどうぞ。

料理はこんな感じ。
麻婆豆腐にロールキャベツ。

合鴨？から揚げ（うまかった）など。

盛り付け例。
群馬名物のモツ煮もあったし、刺身と湯葉は事前にテーブルにセットされていた。
種類は充分なのではないかな。

シューマイもうまかった。肉団子と思ったて食べたら魚のすり身団子だったなあ。魚の揚げたの、ロールキャベツ右手前は酢豚だったかな？なんだろ、揚げ物が多いし色合いが悪い。

ゆっくり飲んで食べて語らってという時間がないのが残念ですが仕方ないでしょうね。

食後に館内を散策していると、男子便所の前にクラブを発見。

土日祝のみの営業のよう。値段が貼り出されており、明朗会計です。

この中だけは明るめで新し目の雰囲気でした。

テーブルチャージは500円でソフトドリンクが1杯付きます。カラオケは1曲200円。女性は付きません。夫婦で利用可能。

チャツボゴケ公園とか、ロープウェイとかへの無料観光サービスがありました。ここまでしてくれるなんて。

今度は朝食レポート。
やはり入れ替え制で混雑はしておらず非常にグッドです。結構なお値段とるホテルでも大行列の時がありますからね、捌き方とスケジューリングが上手いんでしょう。

夕食よりは種類は少なくなりますが充実してると思う。

卵もオムレツっぽいのとだし巻きと二種類用意されていた。

漬物類やら納豆やら。

サラダ、平皿は左上から時計回りにウインナー、海苔佃煮としば漬け、ひじきの煮物、煮豆、鯖の焼き物(西京焼き風)、オムレツ。別皿に冷奴と味のり。納豆、味噌汁。
味も良く、大満足な内容です。粥やパン、フルーツにコーヒーももちろんあるし、高評価！

チェックアウトは9時半と早め。自家用車は昼まで止めさせてくれました。
なかなか楽しい経験ができました。格安で草津温泉にも行けたし。感謝です。