夏の蔵王（熊野岳）

2017/07/14 - 2017/07/15

蔵王といえば、モンスターとスキーという冬の名所ですが、私は数年前から御釜が見たくて夏の蔵王行きを狙っていました。
せっかく行くなら公共交通機関で容易に行ける刈田岳よりも、トレッキングコースをと思い、この夏ようやく果たせたのですが。

エリア 山形

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は、連休前夜の平日に現地入りするため、空路を選択しました。東京羽田空港から山形空港まで1時間のフライト。山形空港から蔵王温泉まで 事前予約の観光ライナー（タクシー）で約1時間。使用機は意外にも小さかったです。

羽田空港(東京国際空港) 空港

17時頃の離陸。しばらく富士山が頭を雲の上に出して見送ってくれました。空から見ると、やっぱり一段と日本一高いお山ですね。

そして雲の劇的な絶景でした。太陽が雲に反射して光っています。

積乱雲を抜けると 雲の境。

山形空港に近づくと、迎えてくれた赤い空に浮かぶ月山（右）と鳥海山（左）。最上川も光っています。

山形空港 空港

蔵王温泉に一泊し、翌朝 ロープウェイとリフトを乗り継いで、熊野岳に向かいます。

こんな可愛いお花がお出迎え。名前を聞いたのですが忘れてしまいました。葉の裏が白いので、ウラジロなんとか…だったはず。

この日は、雷注意報も朝から発令され、お天気も昼ごろから良くないとのことで、ガスってました。同行の皆が なんとかならないかと祈りながら登りました。

蔵王山 自然・景勝地

ワザ小屋跡に鎮座する山姥様。顔は後付けだそうです。

蔵王山 自然・景勝地

ワザ小屋跡から近道を行くと、岩場が続きます。近道のハズですが、ハードで頂上が遠くに見えます。

蔵王山 自然・景勝地

こんな岩が大小転がります。◯のある岩場は通行可能。

蔵王山 自然・景勝地

岩場が終わると、熊野岳の神社。木の鳥居をくぐり、登山の安全への感謝・お天気の祈願・下山時の安全を願い 手を合わせます。

熊野岳 自然・景勝地

お決まりの三角点タッチ。

熊野岳 自然・景勝地

御釜の縁とシェルターのような熊野岳山頂の避難小屋。雨ではないので、避難不要でした。しかし、頂上にはトンボの大群落が飛び交いました。大量のトンボに囲まれたのは人生初。

熊野岳 自然・景勝地

足元には見頃のコマクサがそこら中に。山の女王様。

熊野岳からの御釜 1841m

蔵王国定公園 自然・景勝地

下山のリフト。幸いお天気むすめの面目が保たれ、時折晴れ間が…しかし、汗ダクです！

そして、その夕方の便で山形空港を去りました。最上川と夕焼けのお見送り。

山形空港 空港