2017年北欧旅行記②コペンハーゲン

2017/06/30 - 2017/07/07

今回の旅行の中では、１泊（+α）しか観光できなかったデンマークの首都、コペンハーゲン。
見どころは沢山ありましたが、今度はもうちょっと時間をとって北欧旅行に組み込みたいですね。
行ってみて初めて知りましたが、意外と日本とながーい交流がある国家ということでした。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 1.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 団体旅行
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

コペンハーゲン中央駅前午後９時前の図。

今回お世話になるコペンハーゲンプラザホテル。
部屋は文句なしですが、廊下の電気が切れていてトホホな夜になりました。

コペンハーゲンは自転車の街。駅前にも無数の自転車が。

中央駅前は広いのですが、あまり見どころはありません。

夕食を求めてさまよう道すがら。
コペンハーゲンは夜が早いような気がします。
午後９時台に観光客を入れてくれるレストランは余りアリマセン（涙）

ようやく１軒見つけた駅から徒歩５分の場所にあるレストラン。
総勢９名で入ったのですが、快く入れてくれました。
けっこう凝ったレストラン。「bastard」というそうです。

ホテル室内の図。

コペンハーゲン駅前朝８時の図。
今日は午後４時にマルメに立つので、急いで観光せねば・・・

昨日買ってもらっていた２４時間有効のシティパスがあったので、まずは中央駅から４駅のウスタポート駅へ。ホームは、行先さえちゃんと見ていれば迷わないと思います。

グループでキョロキョロしていたら、地元の女の子が「どこ行くの？」と声をかけてくれました。
やさしいなぁ。

ここウスタポート駅は、中央駅の北西に位置する海岸沿いのエリアを観光するのに便利な駅。

近代的な歩道橋も整備されています。

車はそれなりにいますが、歩いている人はあまりいません。

雰囲気のある家が並んでいます。

もうすぐ人魚姫の像。取りあえず一度見ておこうと思いまして。
たとえ３大ガッカリだとしても・・・

途中、なかなかに立派な天使？の像を見つけました。

月桂樹の冠をもっているのと、翼があるので、ヴァルキリーかなぁ？などと同行者といいながら、結局どちらさんかわからず・・・

人だかりができているので、たぶんもうすぐですね・・・

あ、これが・・・

うん。なるほど。
３大ガッカリといわれるわけだ。
とりあえずパチリ。

人魚姫の像のすぐそばには、五稜郭がパクッたとうわさされるカストレット要塞があります。

要塞内部の様子。
北海道の駐屯地を彷彿とさせますね。

チャーチル元首相の胸像。
チャーチル公園と名前がついているのに、観光客は誰もいません・・・
心なしかさみしそう。

チャーチル公園敷地内にある聖アルバニ教会の様子。

とりあえず、デンマークの教会を見ていくことにします。

ゲフィオンの噴水前の様子。

とりあえず、港の様子をぐるっと見て・・・

カストレット要塞を南下し、向かうはアメリエンボー宮殿。

現在の王宮であるアメリエンボー宮殿前広場の様子。

中央に位置するのはデンマーク・ノルウェーの王、フレデリック５世の像。

マルメにもありましたが、こういう騎馬像は北欧らしくてなかなかいいですね。

フレデリクス８世王宮殿は宝物庫になっており、数々の展示物が見られます。

内部の図書室の様子。

王室の歴史が詳しく書かれています。
同行者が「田舎大名～」などと罵っていましたが、世界史的にみればそうなのかもしれませんね・・・

デンマーク王室は子だくさん。

アメリエンボー宮殿敷地内に位置する４つの王宮殿の模型。

執務室内の様子。

現在の王室の系譜を描いた図。
なんとなくスプラッターチックでニヤけてきます。

デンマーク王室と日本は、実は深い交流があります。

デンマークを訪問した皇太子の御姿。

日本に対するリスペクトがいたるところに。

日本の鎧兜も展示されています。

デンマークの伝統と日本の伝統が合体するとこうなるの図。

徒歩２分の位置にあるフレデリクス教会の内部の図。
ロマネスク・バロック様式の教会です。

なかなか見事な天井部。

デンマークの宗教戦争の歴史をひも解いてみるのも面白そうです。

１２時ちょうどに始まりました。
衛兵の交代式。

デンマークの衛兵は体格はよいのですが、熊の毛で作った帽子を被っているのでなんかコミカルです。
交代式は長いです。２０分以上続いていたかな？

さらに南下し、ニューハウン方面へ。
さすがに自転車の街・・・

滞在中、一度自転車に乗ってサイクリングをしましたが、進行方向には気をつけましょう・・・
日本と同じ感覚で、左側を自転車で走ろうものなら直ちにブーイングです。

やってきました。
コペンハーゲンで一番見たかった街並み、ニューハウン。

コペンハーゲンは海運都市なので、運河と呼ぶかどうかは微妙？らしいですが・・
この狭い開運通路に無数の小舟が泊まっている光景・・・
個人的にはツボです。

ニューハウンの運河？沿い。
散策がとにかく楽しいです。

カフェ・レストランが軒を並べ、ぐだぐだだべっていたい雰囲気。

港町らしい光景。

お昼はめぼしいレストランを探し、結局有名店のニューハウン・ファーゲクロへ。

オープンサンドのスモーブローをオーダー。
しかし、個人的には全く量が足りない・・・・

水上バスにも乗りたかったのですが、ほかにも見るべき場所があるので、次回に取っておくことに・・・
水上バスに乗りたい人は、観光船の乗り場と間違える可能性が大なので、よく場所をチェックしておきましょう。

さらに西へ進むこと２０分、クリスチャン四世と妻カーステンの愛の巣と呼ばれるローゼンボー離宮へ。

庭園内部。なかなか豪奢な建造物です。

誰だかよくわかりませんが、神話のアスタロトを髣髴とさせる造形ですね。

ローゼンボー離宮外観。

ドラクエのモチーフとなった城と言えば、フィンランドの古城オラヴィ城が有名ですが、これもなかなかドラクエチックです。

入場のためのチケット３０分待ちということで、あっさり断念。
同行者は入りたかったようですが、自分は全く興味がわかないので、街歩きのためここで単独行動。

ローゼンボー離宮の最寄駅は、コペンハーゲンでもっとも繁華街であるノアポート駅。ここで降りて徒歩散策でもよかったのですが、もう一人の同行者を中央駅間で送り、自転車を借りてサイクリングに。
出発まであまり時間がない中での１時間１００クローネは高いなぁ・・・

やっぱり単独行動は落ち着く・・・
この緊張感が海外旅行ならではではないですか。
でもコペンハーゲンで自転車に乗る方は、最初は車道上にデン！と設けられた自転車専用レーンに戸惑うかもしれません。
けっこう車が遠慮なくガシガシ来るので。

一度見ておくだけは見ておこうと訪れたクリスチャンスボー城。
現在は王宮がアメリエンボー宮殿にあるため、ここは国会議事堂として用いられています。

デンマーク王クリスチャン９世の像。
ここが首都コペンハーゲンが産声を上げた場所です。

国会議事堂らしい建物。
ちなみに内部は広大そのもの。
じっくり見て行きたかったのですが、出発まで残り１時間を切る中、全部を見ようとすると１５０クローネという価格に断念し、内部をこっそりのぞいておさらば。

内部通路の様子。

内部にはレセプションルームや博物館もあります。

外観には雰囲気のある像が並んでいます。
誰だろう？

じっくり見て行きたかったなぁ。

いわゆるスロッツホルメン地区一帯の外観。
ここは半日くらいウォーキング、またはサイクリングで来てみたいところですね。

残り時間で見ておきたいと思って、ラウンドタワー方面へ。
この周辺がショッピング街、ストロイエです。

ちなみにこの日、けっこうにわか雨にやられました。
このエリアに降る雨は、日本と全く変わりないです。
粒が大きく、普通に濡れるとけっこうダメージデカいです。
こっちの人は余り傘を差しませんが、折り畳み持っておいた方がいいですよ～
自分は１００均のカッパでしのぎました・・・

この辺は一大繁華街かな。

それなりに栄えていますが、やっぱり南ヨーロッパで感じた、あの鼻をつく甘い香水？の香りが全くしないのは快適・・・

見えてきました、もともとは天体観測所であったといわれる、コペンハーゲンを一望できるラウンドタワー。

時間があまりないのと、テッサロニキで見たホワイトタワーに比べると見劣りするな・・ということで、外観のみでよしとすることに。

ラウンドタワーの説明図。

午後４時前。急いでホテルに戻ってきて、電車で向かうはオーレスン大橋を超えたスウェーデンの都市、マルメ。
最終日にもコペンハーゲン観光をしたので、書き足りない分はそちらで。
マルメ旅行記でお会いしましょう～♪

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2017/09/04 09:31:58

  “人形姫”が三大がっかり？なんですか〜

  ☆ホイアンのQ&Aを答えようとしましたが、こちらの方が面白かったので〜
  
  コペンハーゲンの初夏はまだ肌寒い？私が行った(25年前)10月は、ほとんどの方がコートを羽織ってまして、美男美女の勢揃い〜って感じでした。
  
  ☆次回は、コペンハーゲンからフェリーでオーデンセまで行って下さい。H.C.Andersenの生家があり、本当にのんびりした北欧の田舎なのに、洗練された町並みと石畳が素敵よ！
  
  ☆衛兵の交代式はガイドによると『田舎の兄ちゃん！』背高いのが選ばれただけ？とほざいてましたが、結構ハンサム(古い表現）でしたね！
  
  ｐ。ｓ。そうだ。ホイアン3泊滞在しかしてないので何とも言えませんが、フエは、他のご意見もあるとおり、タクシーで30分程度で行けそうじゃないかしら？ホイアンの街ばかり歩いても同じだから、ちょっと熱海へ行く感じで行けそうですよ＞〜see you〜

  ハンマークラヴィーアさん からの返信 2017/09/04 22:13:13

  RE: “人形姫”が三大がっかり？なんですか〜

  > ☆ホイアンのQ&Aを答えようとしましたが、こちらの方が面白かったので〜
  >
  > コペンハーゲンの初夏はまだ肌寒い？私が行った(25年前)10月は、ほとんどの方がコートを羽織ってまして、美男美女の勢揃い〜って感じでした。
  >
  > ☆次回は、コペンハーゲンからフェリーでオーデンセまで行って下さい。H.C.Andersenの生家があり、本当にのんびりした北欧の田舎なのに、洗練された町並みと石畳が素敵よ！
  >
  > ☆衛兵の交代式はガイドによると『田舎の兄ちゃん！』背高いのが選ばれただけ？とほざいてましたが、結構ハンサム(古い表現）でしたね！
  >
  > ｐ。ｓ。そうだ。ホイアン3泊滞在しかしてないので何とも言えませんが、フエは、他のご意見もあるとおり、タクシーで30分程度で行けそうじゃないかしら？ホイアンの街ばかり歩いても同じだから、ちょっと熱海へ行く感じで行けそうですよ＞〜see you〜
  
  
  こんばんは。コメント、ありがとうございます！
  ７月のコペンハーゲンは、日中はシャツ１枚でちょうどいいくらい、早朝深夜は○二クロのライトダウン様様でした。
  オーデンセ、実は行きたかったんです。ほかには、リーベも。
  しかし、平日に仕事を休み６泊で３か国回るという強行軍ゆえ、もったいないことをしました（泣）。
  衛兵の交代式は長かったですね〜　一番楽しみにしていた同僚が「もう行くべ・・」とそそくさ退散しちゃいまして。あの帽子とはいてるパンタロン？のおかげで、なんか熊の親子の行進みたいでほほえましかったです。
  
  フエ情報もありがとうございます。初ベトナムも楽しんでまいります！