60歳を記念して出発した旅行の最後の町がコペンハーゲンでした。<br />４月７日に出発して３か月少々、オランダ、ベルギー、フランス、イタリア、オーストリア、スイス、ドイツ、ノルウェー、スエーデンと絵を描きながら旅をつづけましたが、途中でいろいろありました。<br />この最後のコペンハーゲンに行くのがまた少々大変でした。ストックホルムからコペンハーゲン行の直通列車は１日に２本くらいしかありません。<br />朝の列車に乗るためストックホルム駅に行って乗る予定の列車が何番線から出るのかの表示待っていましたが、なかなか表示されません。やっと6番線の表示が出たので6番線に行って待っていると、出発間際になって6番線から11番線に変更になるとのアナウンス！<br />コペンハーゲンに向かう人たちがみんなぞろぞろ荷物を持って移動していきました。<br />しかし、その時11番線にはイェーテボリ行の列車が止まっていました。誤ってかなりの人がその列車に乗ってしまいました。多くの人達は気づいて降りたのですが、中には気づかずに乗ってしまって、動き出した列車内であわてている人も何人かいました。<br />私は次に11番線に入ってきたコペンハーゲン行の列車にのることができました。<br />しかし、もう少しでコペンハーゲンに着くというところで、その列車は運転中止となってしまいました。<br />何でも、マルメ駅の信号機故障とのことです。<br />マルメの駅でまたぞろぞろ降りて、近くの駅までバスでの振り替え輸送。<br />そんなことがあり、予定到着時間を大幅に遅れましたが、何とかコペンハーゲン中央駅に着くことができました。<br /><br />さて、ユースホステル探し！<br />幸いにもさほど苦労せずにユースホステルにたどり着きました。<br />部屋は四人部屋。イタリアの若者とセネガルの若者と同室でした。<br />ユースホステルに泊まっていると、いろいろな連中と一緒になります。セネガルの若者は昼間もベッドに横たわっています。聞いてみると…金が無くて何も食べられないから横になっているのだと言います。<br />仕方なく、近くのマクドナルドでサンドイッチを買ってきてやりました。<br /><br />コペンハーゲンに来たら是非ともニューハーフェンを描いてみたいと思っていたので、イーゼルを立てて描き始めたのですが、船がたくさんあって大変描きにくい風景でした。船にはマストが何本も立っていて、そこからたくさんのロープが張っています。それを表現するのは簡単ではありません。しかし、何とか１枚を描き終えました。日本からキャンバスをだいぶ持ってきたのですが、途中で足りなくなってしまい、フランクフルトでだいぶ補充したのですが…、それもすべて描いてしまったのでこの１枚で油彩はやめにしました。ちなみに、長期間スケッチ旅行をする際は、木枠を３～４個を用意し、カットしたキャンバスを３０枚くらい持っていきます。乾いた作品は木枠から外して、プレスして保管します。その木枠にはまた新しいキャンバスを張ります。そうしないと、大変な荷物になってしまうので…。ですからキャンバスを張るための道具も持っていきます。<br />

コペンハーゲン　スケッチ旅行

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2010/07/11 - 2010/07/14

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#その他

peintreさん

60歳を記念して出発した旅行の最後の町がコペンハーゲンでした。
４月７日に出発して３か月少々、オランダ、ベルギー、フランス、イタリア、オーストリア、スイス、ドイツ、ノルウェー、スエーデンと絵を描きながら旅をつづけましたが、途中でいろいろありました。
この最後のコペンハーゲンに行くのがまた少々大変でした。ストックホルムからコペンハーゲン行の直通列車は１日に２本くらいしかありません。
朝の列車に乗るためストックホルム駅に行って乗る予定の列車が何番線から出るのかの表示待っていましたが、なかなか表示されません。やっと6番線の表示が出たので6番線に行って待っていると、出発間際になって6番線から11番線に変更になるとのアナウンス！
コペンハーゲンに向かう人たちがみんなぞろぞろ荷物を持って移動していきました。
しかし、その時11番線にはイェーテボリ行の列車が止まっていました。誤ってかなりの人がその列車に乗ってしまいました。多くの人達は気づいて降りたのですが、中には気づかずに乗ってしまって、動き出した列車内であわてている人も何人かいました。
私は次に11番線に入ってきたコペンハーゲン行の列車にのることができました。
しかし、もう少しでコペンハーゲンに着くというところで、その列車は運転中止となってしまいました。
何でも、マルメ駅の信号機故障とのことです。
マルメの駅でまたぞろぞろ降りて、近くの駅までバスでの振り替え輸送。
そんなことがあり、予定到着時間を大幅に遅れましたが、何とかコペンハーゲン中央駅に着くことができました。

さて、ユースホステル探し！
幸いにもさほど苦労せずにユースホステルにたどり着きました。
部屋は四人部屋。イタリアの若者とセネガルの若者と同室でした。
ユースホステルに泊まっていると、いろいろな連中と一緒になります。セネガルの若者は昼間もベッドに横たわっています。聞いてみると…金が無くて何も食べられないから横になっているのだと言います。
仕方なく、近くのマクドナルドでサンドイッチを買ってきてやりました。

コペンハーゲンに来たら是非ともニューハーフェンを描いてみたいと思っていたので、イーゼルを立てて描き始めたのですが、船がたくさんあって大変描きにくい風景でした。船にはマストが何本も立っていて、そこからたくさんのロープが張っています。それを表現するのは簡単ではありません。しかし、何とか１枚を描き終えました。日本からキャンバスをだいぶ持ってきたのですが、途中で足りなくなってしまい、フランクフルトでだいぶ補充したのですが…、それもすべて描いてしまったのでこの１枚で油彩はやめにしました。ちなみに、長期間スケッチ旅行をする際は、木枠を３～４個を用意し、カットしたキャンバスを３０枚くらい持っていきます。乾いた作品は木枠から外して、プレスして保管します。その木枠にはまた新しいキャンバスを張ります。そうしないと、大変な荷物になってしまうので…。ですからキャンバスを張るための道具も持っていきます。