2017/05/03 - 2017/05/04
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益益ますますさん
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ゴールデンウィークを前後に伸ばして、那覇市を拠点に色々と離島を廻ることにした
大まかな行程は、那覇市(5泊)→南大東島(1泊)→北大東島(2泊)→南大東島(1泊)→那覇市(1泊)
六日目は、那覇市にお別れを告げ、南大東島に向かう、そして、南大東島で一泊してから七日目は北大東島に向かう
大東諸島は、この旅の軸であった
当初は、ふぇりーだいとうで向おうとおもっていたが、スケジュールがなかなか発表されず、泣く泣く飛行機で行くことにした、結局、ゴールデンウィークは船で往復というのはできなかったようであるが
大東諸島周辺は潮の流れが速く、接岸できなければ欠航となるらしい、現にどの日も波が高かったので、仮に船で行程を組んでいたらと考えるだけでも恐ろしい
那覇空港、南大東空港、北大東空港は、曜日によってダイヤが変わる
折角、高い航空運賃を払って大東諸島に行くということで、のんびりと二泊ずつすることにした
南大東島も北大東島も、現在はサトウキビの大規模栽培が主産業である
いずれも企業によって開拓された島であり、独特の歴史を有する
南大東島は北大東島の倍以上の大きさがあり人口も多いが、どちらかの島が主という感じではなく、独自に並行的に存在しているという印象を受ける、それだけ両島の間のたった8km程度の海を渡るのが困難だということだろう
南大東島はサトウキビ栽培がかつてより行われ、島内全域に軽便鉄道が敷かれていたという歴史をもつ、他方、北大東島は開拓当時はグアノ採取が主であったようである
また、南大東島には飲み屋街が形成されているが、北大東島にはない、他にも、南大東島には、天然の池沼が多くあるが、北大東島には殆ど無く、水問題が深刻なようで人工池が多く作られている、両島ともに近代的な漁港が建設されている
いずれの島もサンゴ礁の隆起により形成されたため、全体的に平坦であるが、絶海に存し続けられたことからもわかるように、いざ散歩してみるとそれなりに起伏が激しい
南大東島には、気象台があり気象観測の要衝とされる、多くの台風が通るように錯覚されるが、地元の人の話では近くを通るのは年に数個程度らしい、台風の位置を示す目印が南大東島くらいしかないので勘違いされるとのこと、しかし、いざ直撃すると、サトウキビはすべてなぎ倒され、目を過ぎると反対になぎ倒され、最後は抜けて飛んでいってしまうくらいの惨事になるらしいが、十年に一回くらいらしい
道を歩くだけで新たな発見のある見どころの無限にある大東諸島である
那覇空港から、RACで南大東空港に行き、小雨のなかレンタサイクルで軽く散策し、南大東島で一泊
翌日は、徒歩で散歩し、南大東空港から北大東空港に行き、北大東島も軽く散歩し、北大東島で一泊した
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ゆいレールで那覇空港へ
ゴールデンウィーク初日の朝だったので、車内は混雑していた
沖縄在住の人が県外へ出発するのと重なったのだろう
南大東行きのRACは階段を降りた場所にひっそりとある
LCCの成田行きと待合スペースを共有していたが、なんとなく南大東行きの人はすぐにわかり、なにか独特である
この日の那覇周辺は曇りだったのだが、南大東空港が視界不良のため引き返す可能性のある条件付き離陸というアナウンスが流れていた
本当になんでもない曇り空だったのだが、大東諸島へ行く難しさを再認識していた那覇空港 空港
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南大東空港には無事到着
機内は満席だった、観光客が五割、南大東島出身の帰省者が四割、残りはビジネスという感じ南大東空港 空港
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南国の島らしい空港ターミナルである
粟国空港や慶良間空港を見た後だと、むしろ立派である
ちなみに、南大東空港は二代目である、初代は島中心部にあり今はラム酒の会社が利用している南大東空港 空港
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預けた荷物の受取は、直接の手渡しである
ベルトコンベアのようなものは存在しない、まあ実際に必要もない南大東空港 空港
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空港からは、本日宿泊するホテルよしざとの送迎車に乗っていく
ホテルよしざとには到着早々チェックインすることができ、キャリーバッグを置いて、レンタサイクルを借りて島内を散策する
レンタサイクルは宿のを借りた、アットホームな宿で居心地がよい南大東島 自然・景勝地
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ホテルの目の前に、大東そばの富士食堂がある
昼は大東そばをメインにしているが、夜はバイキングになるらしい、観光客向けというよりあくまで地元の人のための店なのである -
大東そば
玉子が甘くて、塩辛いあっさりとしたスープと絶妙である
後二回、この店に通うことになる -
大東寿司
相変わらずの旨さである -
夕方から雨が降ってきたので、傘を差しつつトボトボと歩き、島南部にある日の丸山展望台に来てみた
ここは南大東島で一番高度の高い場所のようで、見事な幾何学的模様のサトウキビ畑を一覧することができる
生憎の天気だったので、後日また訪問することになる日の丸展望台 名所・史跡
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早い目に宿に戻り、ちょうちんという店で夕食をとる
喜作という店はゴールデンウィーク中は休業していた
ちょうちんには多くの客がいた、島を出た人達が連休に戻ってきて昔話に花を咲かせていた
こういう明確な故郷のある人はなんとも羨ましい -
ここ数日は漁に出ることができなかったらしく魚料理がないとのことで、ソーミンチャンプルーを注文
味は濃かったが、美味しかった
この後は、宿に戻り、サワラジャーキーとオリオンビールを楽しんだ -
翌朝は、気象台のバルーン気球打ち上げを見学した
世界中で定刻八時に打ち上げるものらしい
この機械の屋根が開いて、バルーンが出てくるのであるが、あっという間に高度を上げ、雲の中に消えていった
朝にバルーンを見に来るというのは定番らしく、昨日はどこにいるかまったくわからなかった観光客の人達が一堂に会していた南大東地方気象台 テーマパーク
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この日はよく晴れた
南大東島には、こんな景色を楽しみに来たはずであった
テンションも上がり、トボトボと島内を歩いてみる
南大東島の道には、5メートルに1匹くらいの割合で、自動車にプレスされたウシガエルの死体がある
サイズがサイズだけに、また、多くの蝿が群がっているので、最初は衝撃であったが、ここまで多いと慣れてくる南大東島 自然・景勝地
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雨の翌日なので、道路がプチ冠水している箇所が幾つかあった
南大東の土は粘土質で、結構苦戦するのだ
転びそうになるし、靴の裏に泥が付いて歩きにくくなる、ズボンの裾が茶色くなるのはもう諦めるしかない南大東島 自然・景勝地
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ここが旧南大東空港
今は、グレイスラムというラム酒の製造所となっている
見学もできるようであるが、ラム酒は飲めないのでパスした株式会社グレイス ラム 専門店
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月見公園のベンチで小休止
瓢箪池の向こうには、サトウキビの製糖工場がある
製糖工場は、南大東島の象徴的な場所である南大東島 自然・景勝地
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ふるさと文化センターの外には、かつてのシュガートレインの車両が展示されている
屋根があるとはいえ野ざらしなので、傷みが激しい
反対側にもう一台展示されているが、より傷んでいる
南大東島では、観光用にシュガートレインを再建するという計画もあるようであるが、どうなることか
個人的には、昨今の高級電車ブームに懐疑的なように、あくまでも地域に密着した住民の足と言えないような鉄道はつまらないとおもう
景色の綺麗なところを走るのではなく、必要に迫られた移動のなかで美しい景色を発見するものだとおもう
安直に与えられたものを楽しむというのは、自分で考える必要もなく楽かもしれないが、そんなものは遊園地のアトラクションと同等でしかなく、真の楽しみとは言えないとおもう南大東島 シュガートレイン 美術館・博物館
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また、ホテルの送迎車で南大東空港に戻ってきた
ここからたった15分間くらいのフライトであるが、RACで北大東空港に向かう
日本一短いフライト時間であるが、究極の絶景を楽しむことができた南大東空港 空港
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あっという間に北大東空港に到着
夕方とはいえ、陽射しがなかなか強い北大東空港 空港
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北大東島ではハマユウ荘に泊まる
ということで、空港からは宿の送迎車で送ってもらった
ハマユウ荘は、綺麗でのんびりできるところだった
事実、何泊も滞在している人もいた
虫が多く、殺虫剤が各部屋に完備されている
確かに、扉を開けた瞬間に虫が入ってしまうことがあった
ただ、ヤモリが天井付近の窓の室内側にいることに気付き、色々と諦めが着いたハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島> 宿・ホテル
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北大東島も初日は取り敢えず徒歩で散歩してみる
集落をウロウロしていると職質された、どうやら噂は本当のようである
かつて酒巻先生に習ったことをおもい出しつつ対応したわけだがハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島> 宿・ホテル
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北大東島の道はこんな感じ
島が小さいためか、常に海の存在を意識することになる、その辺は南大東島とは違いところかもしれない北大東島 自然・景勝地
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ハマユウ荘の展望台からの景色はこんな感じ
北大東島の集落が一望できる、ここに村役場や駐在所などが存在している、もう一つ西側の海沿いに集落があり、郵便局などはそちらのようであるハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島> 宿・ホテル
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ハマユウ荘のレストランで夜食を頂く
夜遅くまで開いているレストランがあり、ふらっと出掛け一杯飲めるのも素晴らしい
この日も魚類はなく、名前を忘れたが、肉料理をあてにオリオンビールを頂いたハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島> 宿・ホテル
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食後は、外のベンチで休憩
すると、南大東島ではプレスされた個体しか見かけなかったが、ここでは生きているウシガエルがたくさんいる
調子に乗って見ていたが、どうやら有毒らしいので注意が必要である
見どころ多き北大東島を散歩して、レストランで旨いビールを頂き、自然のなかのベンチでのんびり休憩をする、ここ北大東島は(職質など嫌なことは幾つかあったが)、もはや天国ではないかという気分に浸っていたハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島> 宿・ホテル
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ハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島>
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