2017/06/05 - 2017/06/05
15位(同エリア178件中)
ベームさん
6/5(月)、12日目。
昨日ブルターニュからパリに帰ってきました。今日は日帰りでシャルトルに行き、パリに帰ってモンパルナス・タワーに登り、ホテルをリヨン駅前に変えました。明日からリヨン駅利用が多くなるので。
パリ、モンパルナス駅から約1時間、フランスの穀倉地帯ボース平野の中心に位置するシャルトル。古代ローマ以前のガリア民族の首都、ガリアの宗教ドルイド教の聖地として栄えた町です。
その古都の真ん中に聳えるのがシャルトル大聖堂。起源は4世紀ころまで遡りますが何度も火災、略奪で破壊、再建を繰り返しています。876年に禿頭王シャルル2世が聖母マリアの衣/聖衣を寄進したことから聖母マリア巡礼の地となりました。
1194年の大火災で聖堂の殆どが焼け落ち、1220年に再建されたのが現在の大聖堂です。シャルトル・ブルーといわれるステンドグラスからの光に浮かぶ堂内は神秘的な荘厳さに満ちていました。
写真はシャルトル、ウール川。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
モンパルナス駅で。
駅ピアノ。どうぞお弾き下さい!。大きな駅でよく見かけます。時々通りすがりの人が弾いています。ピアノはヤマハ製でした。 -
フランスの駅は改札が無いので、乗車する前に切符をこの機械に差し込み日時を刻印します。コンポステと云います。
これをしないで乗車し検札で見つかると高いペナルティーが科せられます。。 -
8時9分発シャルトル行に乗ります。
切符は事前にインターネットで購入しました。といってもEチケットではなく、購入時に登録番号が送られてきます。現地の自動発券機でその登録番号をインプット
して発券しなければなりません。 -
発券されたチケット。
パリ、モンパルナスからシャルトル。
2等。12ユーロ。
確か当日購入では15か16ユーロでしたので少し安いです。 -
途中ヴェルサイユ・シャンティ駅。ヴェルサイユ宮殿の最寄駅。
-
Terの車内。
綺麗な車両です。 -
シャルトル大聖堂の尖塔が見えてきました。
-
パリからの昔の巡礼者は夜通し歩き疲れた後に遥か草原の彼方に朝日に浮かぶ大聖堂の塔を見て涙を流したそうです。現代は列車で簡単に、しかも草原の彼方にでなく家々の屋根越しに見るのです。
-
シャルトル駅着9時25分。
-
サントル地域を走る列車。
-
シャルトル駅。化粧直し中。
-
駅前から100mも歩くとシャトレ広場に出ます。
-
大聖堂の正面はは午前中は逆光です。
-
広場に建つ慰霊碑。
同志たちのために死んだウール・エ・ロワールの兵士たちの霊に。 -
シャルトル大聖堂。
1194年の火事でも正面ファサードは残りましたが左/北の鐘楼は焼け落ちました。 -
均整のとれた美しい姿です。
左の鐘楼は16世紀再建の新鐘楼、ゴシック様式。113m。
右の鐘楼は1194年の大火で焼け残った旧鐘楼、ロマネスク様式。105m。 -
日が差している南側に回ります。
-
南側の旧鐘楼。
-
建物を支えるフライングバットレス/飛梁。
-
南扉とバラ窓・
-
南面。
-
南中央扉。
-
南中央扉。
-
タンパン中央はキリスト。その下、最後の審判の聖ミカエル、左が天国行、右が地獄行きの民。
タンパン:扉の上部の半円形の部分。扉口の装飾の核心をなす。 -
西正面ファサード。
3つの扉があります。 -
中央扉。
-
扉横の諸王の像。
-
中央扉のタンパン。
栄光のキリスト。 -
右扉。
我が子を抱く聖母。 -
左扉。
キリスト昇天。 -
堂内に入ります。
身廊。 -
高い天井です。
-
内陣。
聖職者が聖務を遂行する場所。 -
主祭壇、聖母被昇天。18世紀の作。
天使の助けでマリアは死後天に昇ります。 -
天井の高さは37m。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
オルガンは1971年に修復されています。
-
翼廊。
-
翼廊。
-
最も有名なベル・ヴェリエール/美しき絵ガラスの聖母。12世紀。
1194年の大火を免れています。 -
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
西側ファサードのステンドグラス、最後の審判のバラ窓。13世紀。
下の3つのランセット(先の尖ったステンドグラス)の右のステンドグラスはエッサイの木。12世紀。 -
エッサイの木。
エッサイ(ダヴィデの父)から始まってキリストで終わる家系樹。
一番下にエッサイが横たわり、その腹から生えた木が上に上に延び頂上に聖母マリアに抱かれたイエスがいます。 -
北側のステンドグラス、バラ窓。13世紀。
-
北側のバラ窓。
-
バラ窓の下の5連ランセット(先の尖った窓)。
-
南側のステンドグラス、バラ窓。13世紀。
-
南側のバラ窓。
-
後陣のステンドグラス。
-
-
周歩廊の彫刻群。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
支柱の上の聖母。
-
支柱の上の聖母。
-
16世紀初め。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
外に出て、北面。
-
北面にも3つの扉。
-
大聖堂の後姿。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
大聖堂の裏にシャルトル美術館/旧司教館があります。休みでした。
-
美術館の前の庭。
-
美術館のテラスからの眺めです。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
遥にボース平野を見渡せます。
-
サン・タンドレ教会の屋根。あそこまで降りていき、ウール川沿いを歩きます。
-
庭園からウール川の方に降りていく途中、大聖堂を振り返る。
-
サン・タンドレ教会、ウール川に降りる坂。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
サン・タンドレ教会。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
今は教会ではなく催事場になっています。
-
市民のアート展のようです。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
市街地の裾を流れるウール川沿いを歩きました。静かな散歩道です。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
シャルトルの旧市街地の裾を流れる小川です。
-
川沿いの道をのんびりと歩きました。
-
目を上げると大聖堂。
-
時の流れが止まったようです。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
ブージュ橋。
-
ブージュ橋。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
ブージュ橋を渡って旧市街地に戻りました。
-
ゆるやかに続く坂道。
右下の建物の扉にYAMAHA音楽クラブのプレートが貼られていました。 -
ブール通り。
-
「ベルト王妃のらせん階段」です。
-
ベルト王妃の階段・エスカリエ・ド・ラ・レーヌ・ベルト。。
コロンバージュで装飾された美しい階段の小塔。16世紀。
ベルト王妃:シャルトル伯未亡人。 -
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
シャルトルは石造りの家が主流ですがこの辺りは木組みの家/コロンバージュが見られます。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
観光案内所が入っているメゾン・デュ・ソーモン/鮭の館。
-
サーモン/鮭が軒を支えています。
-
市場ですが今日は店舗は出ていません。
-
大聖堂から南に延びるシャンジュ通り。
-
シャンジュ通りを少し歩きました。
-
サン・テニヤン教会。
-
身廊。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
内陣。
-
祭壇。
-
板張りの天井。
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
オルガン。
-
古い彩色された柱。
-
岩窟の聖母みたいです。
-
ジャンヌ・ダルク像です。
シャルトルはオルレアンやパリに近く、ジャンヌがここに来たことは十分に考えられます。 -
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
コメントを全角3,000文字程度まで入力できます
-
大聖堂広場に戻りこのカフェで昼にしました。
ここで同年配の日本人男性と遭遇。妻、娘と3人で旅行中。妻と娘はウール川の方を散策していて自分はここで待っているとのこと。久しぶりで日本語を口にしました。 -
大聖堂に別れを告げます。
-
サント・フォワ礼拝堂。
今ギャルリー・ド・シャルトル。オークション会場になっています。 -
メディア・ライブラリー・アポストロフ。
少し市内をぶらつき12時52分の列車でパリに帰りました。 -
パリに戻りモンパルナス・タワーに登りました。
1973年完成、高さ209m、59階建ての高層ビルです。
展望階に登るのに16ユーロかかります。 -
モンパルナス・タワー、エレベーター・ホール入口。
-
56階の展望階まで高速エレベーターで一気に昇りました。
眼下にモンパルナス墓地とエドガー・キネ大通り。 -
左上リュクサンブール公園と斜めに走る通りはモンパルナス大通り。
-
リュクサンブール公園。左上にノートルダム大聖堂、右上にパンテオン。
-
左端サン・シュルピス教会とリュクサンブール公園。公園の上方にノートルダム大聖堂。
奥のカラフルな建物はポンピドー・センター。 -
左サン・ジェルマン・デ・プレ教会、右サン・シュルピス教会。奥の黄色くなっている所はサン・トゥスタッシュ教会。
-
南北に走るレンヌ大通りと東西に走るモンパルナス大通り、交差するところが
1940年6月18日広場。地下鉄モンパルナス・ビヤンヴニュ駅があります。 -
モンマルトルの丘方面。
-
モンマルトル、サクレ・クール寺院。
-
長々と横たわるルーヴル宮殿。
-
コンコルド広場。
水色のシートが旧海軍省、その左ホテル・クリヨン。右の緑の屋根はマドレーヌ寺院。左上にサン・トーギュスタン教会。 -
中央の緑はシャンゼリゼ大通りの緑地。その左にグラン・パレ、右にコンコルド広場。水色のシートが架かっているのがコンコルド広場の旧海軍省。
奥のドームはサン・トーギュスタン教会。 -
左上方凱旋門もあまり目立ちません。右下はアンヴァリッドのドーム教会。
-
アンヴァリッドとドーム教会。
-
エッフェル塔方面。
-
エッフェル塔。足元にシャンド・マルスとシャイヨー宮。奥にラ・デファンスの高層ビル。
-
眼下にモンパルナス駅。
-
モンパルナス駅。
-
明日からリヨン駅を利用することが多くなるので前後7泊したモンパルナスのホテルからリヨン駅前のホテルに変りました。
ホテル・パルム。ここにも前後5泊します。 -
リヨン駅。
-
リヨン駅前。
-
同。
明日から2泊3日でロワール川の南、ポワティエ、ブールジュ方面に行きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
142