2017/06/16 - 2017/06/16
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minaMicazeさん
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群馬県大泉町には、戦国時代のお城である小泉城の城址が「城之内公園」として整備保存されています。
そこから北へ500m程の所に「分水堀緑道」があります。護岸整備された川(用水)の河川敷と一部暗渠化された上、合せて800mくらいの間に整備された遊歩道です。
その緑道の一部、100mくらいの部分の両側に、花菖蒲が植えられています。
今年は、全般的に開花が遅いようなので、花菖蒲を見に行ったのですが、さすがに見頃は過ぎていたようです。しかし、綺麗な花もまだ残っていました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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「分水堀緑道」には駐車場がなさそうなので、「城之内公園」の東駐車場に駐めます。
「城之内公園」は、戦国時代の平城「小泉城」の城址を整備保存しているところです。 -
ネット情報によると「小泉城」は延徳元年(1489)に築城され、天正18年(1590)に豊臣秀吉に滅ぼされて廃城になりました。戦国時代の約100年間、使われていたんですね。
戦国末期に廃された平城としては、土塁や水堀、櫓台跡など、その形をよく残しているそうです。上の写真の東駐車場は、二の丸跡です。 -
「城ノ内公園」の中央には本丸跡の広場、その周囲の土塁、その外側を囲む内堀が残っており、北側には外堀の一部が水堀のまま残っています。
その「城ノ内公園」の東側の道路を、公園に沿って北へ歩きます。 -
東側の道路から公園内を覗くと、SL列車を模した遊具や、
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コアラが乗った遊具などが見えます。
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「城ノ内公園」の北縁には、東武鉄道小泉線が通っています。
その踏切を渡って、さらに北へ歩きます。 -
北へ向かって歩く道路の左側に「龍泉院」というお寺があります。
大泉町都市計画課の資料によると、緑道がある「分水堀」は、別名を「龍泉院川」というそうです。 -
分水堀に着きました。ここから東側は暗渠になっているようで、緑道は地上の木陰の中へ続いています。
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西側は堀になっていて、下へ下る階段があります。
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堀の中央には水が流れており、その両側に花菖蒲が植えられています。
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階段を降りてみると、花菖蒲の花はだいぶ萎れています。
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それでも萎れずに残っている花もあり、
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それらは比較的元気に咲いています。
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十分な水に恵まれた環境なので、
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萎れる直前までは、
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元気で咲いているのではないでしょうか。
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花菖蒲が植えられているのは、奥に見える四阿のところまでです。
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大泉町の都市計画課の資料によると、小泉城は、城を取り囲む内堀と外堀の更に外側に、周囲の街を取り囲む堀があったようです。
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これは、町の北側から東へ流れる龍泉院川と、町の西から南へ流れる休泊川を活かして、町の北西側と南西川で二つの川を用水で繋ぎ、町を取り囲むように水路を巡らしています。
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この水路の、龍泉院川の部分を「分水堀」と呼んでいます。
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町の北側で龍泉院川を分水して、休泊川につながる水路を作った、ので、ここを「分水堀」と名付けたのではないかと思われます。
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イチオシ
かつての小泉城の城下町(?)を取り巻くように作られた水路(外環堀?)ですが、現存しているのは、龍泉院川と休泊川だけのようです。
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前述の「分水堀」の名前の由来が、正しいのかどうかは分かりませんが、このような話が、大泉町のホームページの「分水堀」の説明に加えられていると、もっと興味を持つ人が増えそうな気がします。
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現在のホームページには、城ノ内公園の北に分水堀緑道があります、という記述だけだった、……かな。
写真は、花菖蒲エリアの北西端の四阿から、南東方向を撮ったものです。 -
四阿の前付近の方が、花が多く残っています。
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「金冠」とか「新世の輝」という名札が立てられています。
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右の端の方には「沖津白波」という名札が立っています。
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イチオシ
このあたりでも、
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咲いている花は、
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イチオシ
とても元気に見えます。
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四阿の横の階段を上がります。
奥に見える階段からここまでが花菖蒲のエリアです。 -
階段を上がったところに「分水堀緑道 案内図」があります。
案内図によると、緑道は4つのエリアに分かれています。
花菖蒲が咲いているのは「しょうぶ園」と呼ばれています。 -
案内図の横には、アジサイが咲いています。
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赤紫のアジサイも咲いています。
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案内板の北西側の地上には、小さな広場があります。
広場を通り抜けて、さらに北西へ歩きます。 -
堀へ降りるスロープがあります。
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スロープを降りると、
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四阿があります。
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その先に遊歩道が続いています。
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遊歩道の傍らには、アジサイが咲き始めています。
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案内図によると、このエリアは「せせらぎの道」と名付けられています。
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小泉城の外堀の名残りをとどめている部分だそうです。
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イチオシ
「分水堀緑道」の中心部分は、このエリアのようです。
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このエリアの中央より少し北西側に、藤棚があります。ずいぶんと元気に蔓が伸びています。
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藤棚をくぐり抜けて、さらに北西へ歩きます。
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左側の土手に、黄色い花が咲いています。
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左に曲がった先の向こうまで、黄色い花が続いています。
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黄色い花を近くで見ると、このような花です。
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正面から見ると、こうなっています。
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「せせらぎの道」の北西端の階段の上まで続いている、この黄色い花が咲く木の名前は「ビヨウヤナギ」というようです。
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水路に沿った遊歩道はここまでです。
ここから城之内公園へ戻ります。 -
城之内公園の北縁を走る東武鉄道小泉線まで歩くと、西小泉行の電車が来ました。
写真の右の緑が「城之内公園」です。 -
城之内公園に入ってみたら、青いアジサイが咲いていました。この公園には、アジサイは、ほんの少ししかありません。
( おしまい )
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