多々良沼・野鳥観察記

2013/12/09 - 2013/12/09

群馬県の邑楽町から館林市にまたがる多々良沼を散策した記録。

エリア 邑楽・大泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

新しく買った予備バッテリーの品質確認を兼ね、近くの多々良沼公園を訪れました。

ここは白鳥の飛来地として有名な場所。
期待に胸を高鳴らせ、いざ車を降りて水辺へ向かうと広大な沼が出現。

・・・そして、寒い。

白鳥の姿を探すが、どこにも見当たらない。

どうやら駐車場所を間違えたようです。
白鳥が見られるのはもっと北側で、南側のここにはいないのでしょう。

仕方なく駐車場に戻り、改めて沼沿いに車を走らせます。
一応、遊歩道は整備されているようですが、歩いて向こう岸まで行くのは至難の業です。

改めて西側駐車場に車を停め、沼を目指します。
こちらのほうが舗道が整備されており、多々良沼の中心地みたいですね。

さっそく鳥類第一号を発見。
白鳥でないことは分かりますが、なんでしょうね？
鳩でしょうか。

整備された舗道はこんな感じ。
朝７時ということで人はまばらでしたが、ジョギングをしている人と何度かすれ違いました。

沼の反対側に目を向ければ、彼方に連なる山々が見渡せます。
冬場の澄んだ空気は散歩にはうってつけですね。

ちなみにここは群馬県ですが、見えているのは方角的に栃木の山だと思います。

しばらく歩くと、遠くに鳥を発見。
こういう時だけは、自分のカメラの性能を呪います。
最大８倍ズームなので、あまりよく見えません。

更に進むと、再び鳥を発見。
これは白鳥でしょうか？
しかし、これまた遠くてよく分かりませんでした。

ちなみに野鳥観測スポットでは大勢のカメラマンがすでに陣を張っており、立派なカメラで撮影をしていました。
ほとんどの白鳥は餌付けでもされているのか、ほとんどそちらのほうへ行ってしまうようです。

しかし、望遠レンズ付きの高性能カメラなど持っていない私は、近くに来た鳥を撮ることしかできません。
ということで、頭上に見つけたカラスです。

白鳥を撮ることは半ば諦め、純粋な観光モードに移行します。

ちょうど多々良沼に突き出た先端まで行くと、なにやら雅な建物が。

近づいてみると、橋の名前は「浮島橋」というらしい。

「島・池・橋」の３セットは、どうして日本人の情感をこうもくすぐるのでしょう？

どうやらお堂は「浮島弁財天」というらしいです。

正面から。

水辺を背景にすると、どことなく厳島神社を思わせます。

お堂の屋根の上で、雀を発見。
雀だって立派な鳥類ですからね。

そろそろ帰ろうと橋を渡ったところで、なんとすぐ近くに白鳥を発見。

撮ろうとしたら橋の下に隠れてしまい、これはその寸前にギリギリ撮影したもの。

白鳥の向かった先を見ると、もう一羽、割と近くに白鳥が。
これはラッキーです。
この距離なら私でも撮れます。

白鳥の視線の先を悠然と泳ぐカルガモ。

他にも数多くの水鳥を観察することができました。
ここは野鳥観察には最高の場所だと思います。

沼と駐車場の間には整備された公園が広がっています。

どうやらここは、昔はお城があったようです。

公園の端には、小さな竹林もありました。
他にも沼の周囲は緑豊かなので、散歩するには絶好のスポットだと思います。

以上、多々良沼の野鳥観察・散策記でした。
今回は一か所だけですが、最後までお読みいただきありがとうございます。

これを機に、鳥の種類や名前についても勉強しようと思いました。