小学生の双子と行くべトナムダナン ≪後編≫

2016/07/15 - 2016/07/21

スパがオールインクルーシブで全ての客室がプールヴィラのフュージョンマイアダナンは、人気急上昇のリゾートです。
インフィニティプールとプライベートビーチが近く便利ですし、部屋数も90部屋くらいで落ち着いたリゾートです。
去年行きそびれていたら、予約も取りづらくなり、値段も上がっっている気配。家族水入らずで楽しめるプライベートプールが好きで、またスパで癒されたい私達は今年こそは行くぞ～と夏休み用ファミリーツアーを検索しました。ところが、４部屋しかない２ベッドルームスパヴィラは満室。仕方なく1ベッドプールヴィラにエキストラベッドを入れてもらうことになりました。でも、ファミリーツアーの場合、2ベッドルームと値段があまり変わらなかったので、早めの予約は必須と痛感しました。
残念な気持ちもありましたが、行きたかったリゾートですし、プライベートプールの大きさは同じなので良しとしましょう。
近くには世界遺産もあり観光が出来たり、街に出ると美味しいシーフードも格安で食べられて、大満足な旅行になりました。
後編はスパ、キッズルーム、世界遺産観光の内容です。

エリア ダナン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 飛行機

スパは一日２回出来ますが、１回に2コースでも受けられます。
予め2コースが一緒になっているコースもあります。
ただ、組み合わせ出来ないコースもありました。
到着日のスパは予め日本で予約しました。
SPA　ADBISORYにはバスローブに水着着用でお越しくださいと
記載されていますが、実際は下着か軽装にバスローブ着用でOKでした。
当日の予約に空きがあれば3コース目を受けることも可能でしたが、子連れ旅行だと子供を預けて行くのは１回、2コースで精一杯かな。
追加はしませんでした。
携帯やカメラの持ち込みは禁止されているので写真はありませんが、清潔なスパでした。
施術スタッフは日本語はもちろん英語も話せないです。
また施術は日本を基準にしてしまうとがっかりするのでリラックスしよう位が良いと思います。
主人とペアルームでアロマセラピートリートメント全身マッサージなどを受けましたが、慌ただしい日常生活から解放され癒されてきました。
そして終了後はスパレセプションでハーブティを頂きました。

スパの間に預かってもらったキッズルームのシアタールーム。
我が家の姉妹貸切でした。

ポップコーンも暖かく準備されていて、食べながら名探偵コナンを鑑賞したそうです。

アニメを見た後は、塗り絵をしたり、マニュキュアを塗ってもらいました。
シッターさんは若く優しいお嬢さん達で、子供達は毎日喜んで通っていました。
とても器用な方たちで子供はもちろんですが、私の髪も編み込みアップスタイルにして下さいました。
娘は爪を噛む癖があり困っていたのですが、ここでマニュキュアを塗ってもらうために出発前から爪を伸ばすことにチャレンジし、マニュキュア効果で噛む癖がなくなったのです！
ありがとう、フュージョンマイアのキッズルーム！

キッズルームでセットアップしてもらい、浴衣を着て夜のホイアンに出かけました。
ホイアンまでは無料シャトルバスがあります。

写真のフュージョンカフェにて無料のディナーをコースで頂きました。

写真は子供のハンバーガーセットです。
子供の分もオーダーしたところ、子供の料金がかかると言われて、子供の旅費も支払っている旨を伝えると、ホテルに確認をして解決しました。でもコースだと子供は食べきれないからと、ハンバーガーセットになりました。
ボーイさんが丁寧に説明をしてくれたので、嫌な思いはしませんでした。

コースの1品、エビの生春巻きとホイアンの代表的な麺料理カオラウ。

コムガー（チキンライス）

デザートのカスタードプリンとパッションフルーツ。
このパッションフルーツはグラニュー糖にバーナーで焦げ目を付けているのですが、酸っぱさと甘さとカリカリという香ばしさでとても美味しかったです。

ビールを頂くとトイレに行きたくなります。
ホテル外のトイレには出来れば行きたくないのですが、ローカルビールの誘惑に負けて飲んでしまいました(^^;)
この後にホイアンのランタンを楽しむためにもトイレに行く決心をしました。
でも、意外に？綺麗・・・普通でした。
海外に行くときは流せる除菌シートは欠かせません！

子供は朝からずっと泳いでいたので、案の定ダウン(ノД`)・゜・。
結局、ハンバーガーもほとんど残してしまいました。
食後に起こすのに一苦労し、暫くは主人がおんぶしていました。

何とか元気を取り戻した二人は幻想的なランタンを楽しんでいました。
浴衣を着ている同じ顔をした双子は目立っていたのか、何度も声をかけられました。

大きいランタンの前で記念撮影。
私は年を重ねるにつれ感動する心が小さくなっているように思います。この幻想的なランタンを見ても、ふーんって感じです(~_~;)　寂しいわ。。
それよりも、怪しい人はいないか、子供がはぐれないかとか安全面に気持ちがいってしまいます。
そういう事で、子供が眠くなる前に早めにホテルの送迎バスで帰りました。

翌日も朝食後からパブリックプールで遊びました。
そして、気温が上がり始めるとプライベートプールでのんびりと過ごしました。

お部屋のプールで涼むために持って行ったエアーマットは一瞬で空気が漏れ出しました。やはり、安物はダメですね。

夕食はダナンのシーフードレストランに行きました。
写真のお店は本店と支店があり本店に行きましたが、メニューが違うので、次回は支店に行きたいです。
大きいバケツから食べたい食材を自分で選び、お店の人に食べたい分だけ取ってもらいます。調理の仕方も決めなければなりませんが英語が通じないので結構大変でした。お店の方も面倒な客の私達には近づいてくれません(T_T)
何とか注文しましたが、混雑する前に行って正解でした。

蛤をハーブと鷹の爪で炒めたもの。
支店には蛤の網焼きがあって美味しそうでした。
次回にはぜひ食したい。

ボイルロブスター。
これは2,500円くらい。

これはハーブの入ったお粥。あっさりしていて美味しかったです。

市場みたいに屋根だけのお店です。
この他に車エビのチリソース炒めと大好きな空心菜の炒め物をオーダーしました。
普段、娘の姉の方はエビを食べないので12匹位を調理してもらったのですが、美味しいとみんなで取り合いになり、あっという間に無くなりました。なので、写真はありません(>_<)
熱い殻をむいてたべるのですが、本当に美味しかったのでおススメです。
12匹で3,000円しなかったと思います。
ウケたのが、ぬるいビールを持ってきたので冷えたビールはないのか？と聞いたら、ウエーターさんは汚い雑巾バケツに氷を入れて持ってきて、テーブルのビール瓶をそのバケツに入れてニッコリ。
あっけにとられていたら、周りのお客さんもそのバケツに自分のビールを入れてニッコリ。
日本だったらあり得ない出来事だけど、ここはべトナムだもんね。
何だかおおらかに受け止めちゃう私。

最終日は早めにチェックアウトの手続きを済ませ、主人の希望でHISの「ミーソン遺跡半日観光」に参加しました。
ツアーだから仕方ないけど、参加者をピックアップする為に数件のホテル回りは苦痛でした。
途中、私達を乗せた大型バスがバイクと接触。バイクに乗っていたおじさんが飛んだのを目撃しました(>_<)
私は「あ～、このツアーは中止か大幅に遅れるな」と思いました。
でも、なんと５分後には出発。
ガイドさんに大丈夫なのか確認すると、バイクがバスにぶつかってきたからバスは悪くないとの返答。
やはり、ここはべトナムだ(◎_◎;)

ミーソン遺跡。
大型バスからジープに乗り換えて、さらに１０分ほど歩くと風化した
遺跡が現れました。
世界遺産ですが子供は全く興味なし。
日本語ガイドの説明も暑くて割愛もありで５分で終了。
私も遺跡が迫力に欠けていてがっかり。
集合時間まで暑さの中、主人一人が楽しそうでした。

帰りにレストランでベトナム料理を頂いて、ホテルに戻ります。

ところが、主人は昼の日本橋を見ると言い出してホイアンでバスを降りることにしました。
これが大きな間違いでした。
ガイドさんがバスから日本橋までの道案内を説明してくれたのに、主人は自分の頭に地図が入っているからとよく聞かずバスを降りました。
そして、迷子に(－－〆)
地元の人に英語は通じないし、最後はガイドさんの説明を聞いていた私の記憶が頼りでした。
子供の為なら母は強しで、何とか到着。
主人以外は不機嫌顔の記念写真になりました。

気温３０℃超えの中、同じ様なお土産屋が並ぶ商店街で、子供は汗だくで体力消耗。
ホテルのシャトルバスにも乗り遅れ、炎天下の中、欲しい物がないお土産店をぶらぶらして、次のシャトルバスまで苦痛の時間を過ごしました。
時は金なり。今思えば、タクシーでホテルに帰るべきでした。
おかげで、子供達は楽しみにしていた午後のプールもビリヤードも出来なかったのです(T_T)

ようやくホテルに戻ると、日本人スタッフの泉さんからメッセージがありました。
空港への出発時間がわからない私たちの為にツアー会社に問い合わせて下さっていたのです。
ピックアップまで2時間位の余裕があったので、急いでタクシーに乗りダナン市内にある日本人経営のお土産店に向かいました。

Hoa Lyというお土産店は価格表示されているので、値切ったりするわずらわしさが必要ありません。
価格も比較的良心的だと思います。
ホテル出発の時間が迫っていたので、30分でお土産購入を済ませました。
もっと時間があったら、ゆっくり選びたかったので残念です。

ホテルに戻り、スパのシャワーを借りて、ようやく一日の汗を流すことが出来きました。さあ、子供たちの髪を乾かそうと思ったらドライヤーがありません。
パウダールームにドライヤーがないわけがないので、あらゆる引き出しを開けても無く、たまたまタオル交換に来たスタッフに聞いたら、面倒そうに持ってきてくれました・・・って、ドライヤーがないのっておかしいでしょ！！

のんびりしに来た今回のダナン旅行も最終日はバタバタでしたが、現地ガイドさんと共に空港へ到着しました。
ガイドさんは、ホテルから出発時間の問い合わせがあったことに対して、ダナン到着時に口頭でも書面でも私たちに出発時間を伝えていると訴えていました。
それに対して書類は受け取った記憶はないけれど、ガイドさんは悪くないよと伝えました。
慌ただしくチェックインしてダナンとお別れ。
そしてハノイで深夜にトランジットで翌朝に成田へ到着。

後日、荷物の整理をしていたらこの用紙が主人の書類に紛れていました。
到着時、ホテルに向かう専用車の中で、帰りのホテルピックアップの時間をメモ書きした用紙を主人は受け取っていたのです(^^;)　（でも出発時間記載をこんなメモ書きで済ませていたのね・・・）
いつも海外旅行に行くと、私が口出しをして気まずくなることがあるので、今回は主人に頼ってリラックスに専念しようと思っていました。
しかし、起こったいくつかの小さなトラブル。
この現地ガイドが書いたたどたどしい日本語を読みながら、快適に安全に旅するには、主人に任せつつも私がしっかりチェックしなければいけないのだと秘かに心に誓ったのでした。