2017/06/11 - 2017/06/11
61位(同エリア132件中)
mzwさん
胆振管内むかわ町穂別地区で発掘された恐竜化石(通称・むかわ竜)の全身標本が、4月に公開され、話題になりました。地元で、6月4日(むかわ町)と11日(むかわ町穂別地区)で一般公開されました。今後の公開予定は未定。
「むかわ竜」が見つかったのは、約7200万年前の地層。白亜紀後期にあたります。
大きさは8mほど、日本で見つかった恐竜の全身骨格の中では最大です!
恐竜の全身骨格が海成層から発見されたのは日本で初めてのことであり、海の地層から見つかったハドロサウルス科の全身骨格としては世界でも3例目なのだそう。植物食(草食)の恐竜の全身骨格・白亜紀後期の恐竜の全身骨格としても日本初!世界が注目する大きな発見です。
「むかわ竜」は新属新種であることが認定され「カムイサウルス・ジャポニクス」と正式に命名されました=2019.9。
表紙は「穂別町民センター」。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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先週公開の「むかわ町」へはまだ行きやすいのですが、穂別地区となるとこれは結構大変。調べていて、穂別町は合併して、むかわ町になったんだ、と思い出しました。隣町だったのですものね、距離はあるはずです。
交通手段は、
①札幌~高速バスでむかわ町まで(約1時間半)。むかわ町から路線バスで穂別まで(約1時間)。
②札幌~苫小牧(乗り換え)~鵡川駅JR利用(約1時間20分)。むかわ町から路線バスで穂別まで(約1時間)。
どちらも本数が限られ(少ない)、接続を考えると、時間的ロス多し。
③<穂別博物館おすすめ>札幌~新千歳空港JR利用(36分)。新千歳空港~穂別町民センターまで路線バス(約1時間20分)。
と言うことで③を選択。時間は選べません1往復しかありません。
で、この時間のエアポートになりました。 -
新千歳空港バス乗り場2番で待ちます。
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10:40発穂別行きに乗ります。
デマンド完全予約方式。 -
前で待っていた若い男性、恐竜好きなんですね、きっと(当然か)。
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「道南バス」が運行しています。
マイクロバス。 -
乗客は12名。全員「町民センター前」で降りたので、目的は一緒。
普段、このバス乗客っているのかな?
事前予約制と言うことは、予約なければ運行しないっていうことですね。 -
車窓からの眺め。
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緑がまぶしいくらいで、気持ち良かった。
水田も多かった。コメ作りが盛んな地域です。 -
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「鵡川」を渡ります。
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道南バス「町民センター前」のバス停標識。
歴史感じますね。 -
この消火栓も…。
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町民センター前に並ぶ人たち。
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町民センター前に並ぶ人たち。
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「むかわ竜全身骨格化石一般公開」会場。
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入場は無料です。でも、寄付を集めていました。ほとんどの人が寄付していました。
町民センターの建物入口まで並ぶこと約15分。 -
中に入って、会場は2階です。
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いよいよ公開会場が近づいてきました。
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会場入口。ここまでさらに約15分。
内部は少し高い場所(階段3段ほど)に見学スペースが設けられ、その向こう側に「むかわ竜全身骨格化石」が展示されています。写真撮影禁止。
7200万年前の「ハドロサウルス科」恐竜、全長8m以上の全身骨格、クリーニング済みで並べられているのは約6割程度。係りの方が説明してくれます。
「よくぞ見つかってくれた~!、と実物を見ることができて感動しました」。 -
見学所要8分。
出たところに、パネル展示が何点かありました。
「むかわ町 穂別博物館」。 -
「むかわ町 穂別博物館」。
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「むかわ竜 発掘の様子」。
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「むかわ竜 発掘の様子」。
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発掘を行った地域。
見えづらいかもしれませんが、右側の図で、オレンジ色の部分が「むかわ竜」の全身。左上に飛び出しているのが尻尾で最初2003年に発掘された部分。右下が頭の部分。脚もわかります。 -
恐竜遺骸が海に流されている様子。
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これまでにクリーニングした「むかわ竜」の骨(2017年4月)。
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こちらは「むかわ竜全身骨格化石」のレプリカ。
「NHKスペシャル」放送時にNHKが制作したもの。 -
最初に発見された部分(尾椎骨)。
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パンフレットに載っていた、「むかわ竜」のCG復元イメージ図。
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町民センターを後にして次は、お昼を食べて、「穂別博物館」へ向かいます。
恐竜の足跡と一緒に(進行方向は逆ですが…)。
と、雨が降ってきました。あっという間にスコール。傘もコートもありましたが、びっしょり。 -
「Cafe 木蓮」へ避難。
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町民センターでもらったMAPにも載っていました。
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取り敢えず一人でも座れましたが、満席、誰も食事していない…。
いや~な、感じ。
ビールはいただきましたが、このお店こんなに混んだことは無いと思われます。しかも家族連れ等グループが多くて、みんなそれぞれのメニューを頼んでいるようで、時間がかかっています。 -
早いかと頼んだ「牛筋カレー」ん?
この時点で、入店から1時間。
ほとんど食べれませんでした。失敗。 -
笑えたのは、サラダに乗っていた「恐竜型のパスタ」。
雨宿りが出来て、ビールが飲めたので、良しとしますか。 -
雨も止んで、さらに恐竜ちゃんと一緒に進みます。
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近づいて来ました。
今日は「穂別博物館」のみ見学します。 -
「モササウルス」のオブジェ。
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「むかわ町 穂別博物館」。
博物館の概観は全体としてクビナガリュウ、部分的にアンモナイトをイメージしたデザインになっています、とのことですが、上空から見ないとわかりません。 -
正面入口。
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入口を入ってすぐのロビーには「アンモナイト パキデスモセラス」。
穂別からも産するパキデスモセラスは日本で最も大きくなるアンモナイト(最大直径約1.3m)として有名で、穂別博物館には直径1mの標本が展示されています。 -
「ホベツアラキリュウ(ホッピー)」全身復元模型。
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「デスモスチルス」の化石。
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「デスモスチルス」。
新生代第三記。 -
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「現生ミンククジラ」の骨格標本で、三陸沖で捕獲された全長6.5mのものです。
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モササウルス類 「ティロサウルス」レプリカ。
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ウミガメ「メソダーモケリス・ウンデュラータス(新属新種)」レプリカ。
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二枚貝「イノセラムス」とキャラクター「いのせらたん」。
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クビナガリュウ。
クビナガリュウが恐竜でないのは、ご存知ですよね。
恐竜は陸上動物。海の中で生存していたクビナガリュウは海棲爬虫類です。 -
クビナガリュウの骨の化石。
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「ティラノサウルス・レックス」レプリカ。
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「エドモントサウルス・アネクタス」レプリカ。
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「むかわ竜=ハドロサウルス」は現在研究中です(笑)。
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赤はクリーニング済み。
オレンジは確認済み(未クリーニング)。 -
博物館前庭。
「アンモナイト」。 -
「イノセラムス」。
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「ノジュール」。
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この古い建物は?
「中村記念館」。
この建物は、穂別町開拓の先駆者、故中村平八郎氏によって、大正10年から13年にかけて、現在のむかわ町穂別458番地(ニサナイ)に建築され、後に平八郎の長男、故中村耕平氏(穂別村第7代村長、穂別町初代町長)が受け継ぎ、現在まで築80年を経過した建物です。 -
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一般公開もされていますが、見学はしませんでした。
帰りのバスまで約45分。
見たいところはまだあります。周辺散策します。 -
穂別マンホールの蓋。
クビナガリュウとアンモナイト。 -
「穂別神社」がありました。
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またやってきました「町民センター」。
もう人は少なくて、並んでいません。
もう一度、「むかわ竜」に対面します。
混んでなかった分、ゆっくり見れました。 -
散策開始。
このオブジェなんだかわかりませんでした。
男と女はわかったのですが…。 -
先に進んで、来たかったのは、「鵡川」。
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「穂別橋」から「鵡川」を望みます。
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「鵡川」。
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「穂別橋」。
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また、戻って来て「ふれあい公園」へ。
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ここには「壁泉」が。
もちろんデザインは古代生物。 -
バス停に向かいます。
ここは「進化の道」と名付けられ、900mに渡って植樹された生きた化石・メタセコイヤの並木が続きます。 -
ガソリンスタンドの屋根にもクビナガリュウ。
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街路灯にも古代の生物たちが…。
「モササウルス」。 -
「クビナガリュウ」。
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「アンモナイト」。
さすが恐竜の町、他のまちでは見られない景観が演出されています。 -
復路のバスに乗って、新千歳空港へ。
帰りは11名。
穂別→新千歳空港までは、1470円。 -
新千歳空港→札幌のエアポートは1070円。
私は必ず座りたいので、Uシート利用+520円。
もうこのあたりで、かなり足が痛くなってきました。
私的にはかなり珍しいタイプのショートトリップでした。
ワクワク感が何とも言えませんでした。
長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。
本日11752歩。
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