梅雨の台北～初めてのダイバート!!～

2017/06/02 - 2017/06/04

今年も冰讃がオープンしている間に一度は台湾へ行かねば、でも行ける週末がココしかない、と梅雨を承知で決行!

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

9:10関空発JALで出発。JALは今日も定刻ぴったりの運行。
機内では「美女と野獣」が早くもやっていたので着席と同時に映画タイム。
映画見るために飛行機に乗りたいくらい。

機内食のご飯が美味しかったけど、台北に着いたら色々と食べないといけないので少しだけ。近距離便なのにハーゲンダッツも。

着陸までに最後まで美女と野獣を見終われるか微妙な時間だったけど、最後まで見終わって少し睡眠。
すると、台北上空で機長からのアナウンス「雷雨により着陸出来ず、上空で待機してたけどまだかかりそうなので那覇空港に着陸して給油します」と。

今回は私だけ先にJALで行って相方は夜便で到着予定の為、今日は一人で時間をつぶすだけだったし、大好きな沖縄だし、とこの時点では「まいっか」くらいに思っていた。
沖縄も梅雨でいつもの真っ青な海が今日はどんより。

結局、13時前に那覇空港到着～
階段が準備されたので降りれると思いきや、「降りるかそのまま給油するかの相談します」という状態でしばらく待機。
携帯は使用出来たのでネット見たりで時間をつぶしてると、隣の台湾人が、大雨で浸水している台北の街の動画を見せてくれました…
結局１時間以上経過しやっと「このまま給油して40分後に出発します」と…
給油中はシートベルト必須の法律があるみたいです。
14:50頃にやっと那覇空港を出発。

9時に出発して15:40に台北着、という事は…７時間半も飛行機に乗っていたことに!!ハワイ行けたし…、機内食も食べればよかった…
これだけ飛行機乗ってて、初めてのダイバートが予定を詰めてない日かつ那覇空港だった、という事で、まだ良かったと思うことにします。
あと、今回の便の客層がとても良くて、誰もざわざわせず皆さんずっと静かだったのも良かったです。

やっと空港に着いて、開通を待ちに待った地下鉄で台北駅へ向かいます。

自販機でeasy cardにチャージ。
38分で台北駅まで行くEXPRESSは15分ごとに運行してます。

今まで、バスかバス+新幹線で台北駅まで行っていたので、とても便利になりました。

大幅に到着が遅れた事により、お腹がペコペコ。久々にエコノミーに７時間以上も乗って体もバキバキ。で、ここは鼎泰豐で満腹になるしかない、とホテルへ行く前に本店寄って夕食。
17時だったので10分も待たずに入店出来ました。
一人なので小籠包5個と空心菜炒めの小。
小サイズはメニューには記載されてませんが、前回一人で訪れた時に店員さんに小もあると教えてもらいました。値段も少し安いです。

あと、大好きな酸辣湯。
いつも選ぶ定番。

お腹が満たされて、再び地下鉄で「大安」駅にあるパークホテルへ。
何度も利用している定宿。
ここは駅の真上という立地と喫煙出来るバルコニールームがあるので相方のお気に入りでしたが、今回は予約した際にバルコニールームが満室と言われ、当日も聞いてみましたが満室でダメでした。しかも、全館禁煙になってました。

部屋は至って普通ですが、防音がしっかりしていたり、トイレがTOTOのウォシュレットだったりと値段の割には良いホテルです。

しつこくバルコニールームを指定したからか、101ビューの部屋にアップグレードしてくれました。
バルコニールーム以外にもベランダがあるのは写真で見ていたけど、鍵がかかっていて出れません。

下側が101が見える部屋。
小雨で霞んでたけど…

シャワーブースとバスタブが分かれてます。

コットンが無かった

こちらのホテルは２階に、小さなジムとラウンジがあります。

ラウンジに置いてあるお菓子とお茶。
誰でも利用出来ますが本当に小さな部屋なので、他人が居たら遠慮したいくらいのスペースです。しかも、ラウンジの外には喫煙出来るテーブルがあったのに、そこもクローズされてました。

部屋で落ち着いた後は、シャンプーしに近くの曼都髪型美容へ。チェーン店なのであちこちにあります。19時半閉店だったので5分前に滑り込み入店。最初の肩マッサージとシャンプーは安定の上手さ。台湾の美容院での肩マッサージはツボを押さえてて本当にどこも上手だと思います。
相変わらずシャンプーがトイレの芳香剤の匂いがするのが玉に瑕ですが、280ドルですっきり!

頭が軽くなった所で、大好きな豆花を買いにバスに乗って出かけました。
ずっと気になっていた庄頭豆花担へ。外観はレトロでかわいいです。

こちらは白い普通の豆花と黒豆の黒い豆花があり、初めてなので白いのを選択。

トッピングは乗せ放題とのことで、指差しで選択します。

店内かテイクアイトか聞かれたので、時間も遅いしテイクアウトに。

帰ってる途中で、好きな芋頭をトッピングするのを忘れた事に気づく。
美味しかったです。

台湾にも助け合い傘みたいなのが、駅にありました。しかも立派な傘が置いてる。

ライトアップされてやっと部屋から101が見えました。
結局、この日は今年一番の大雨、とニュースでやってましたが、空港が閉鎖されたのは、JALが到着する予定だったお昼の1-2時間だけで、LCCでも上空待機で着陸してたり、東京・名古屋・関西発のJALが那覇に着陸させられていたので、JALなら那覇で給油させてもらえるから後回し、とかあるのかも。

相方は０時過ぎに到着予定のJETSTARでしたが、昼間の空港閉鎖の影響で１時間遅れて真夜中にホテルに到着しました。深夜のタクシー乗り場の行列はすごかったみたい。

翌朝。
梅雨らしい曇天。

朝ご飯は以前から気になっていた「永和豆漿大王」へ。同じ名前のお店はあちこちにありますが、大安店が美味しいとネットで見たので大安に泊まった時に行ってみようと思ってたとこ。ホテルから歩いて5分くらい。
地元の方がたくさん居ました。

持ち帰りの人は手前で注文して、店内で食べる人は奥に注文する所があります。

レジの横に日本語メニューがあったので見せてもらって指差し注文。

冷たい豆乳は甘くて美味しかった。
この手の店の小籠包はどんなものか、試しに注文してみましたが、灰汁が飛び出ていて見た目からして萎えました。やっぱり小籠包は専門店に限ります。
それ以外も、阜杭豆漿の勝ち。行列するだけあると思った。

ホテルに戻って小休憩の後は、11時の開店に合わせて、今回のメインイベント「冰讃」へ。

去年と変わらぬ店内。数年前からお客は全員日本人になり、今回も開店直後に着きましたが日本人で満席でした。

注文してベルをもらって待ちます。

相方はマンゴ、私はスイカ＆マンゴ。
毎年値上げしていて150ドルに。昔は110だったのに。
でも変わらない美味しさで大満足。

そして、これまた台北へ行く目的のひとつ足つぼへ。
滞在時間が短いので、さっさとミッションをこなしていきます。
リージェントの近くにある「足道養成会館」へ。こちらは場所柄日本人向けで安くはありませんが、キレイだし腕も良く、なんといっても店員のおしゃべりが無いので気に入ってます。

1時間の足つぼで少し小腹が空いてきたのでランチへ。
行った事無い小籠包屋さんに行きたいとのリクエストで、蘇抗点心店へ。MRT古亭駅にある本店がリニューアルされたとのことで行ってみることに。

確かにリニューアルされててキレイ。でも店員が机でまかない食べてたり台湾らしい。
こちらは小皿料理。ドリンクも自分で冷蔵庫から取ってくるタイプ。

メニーは日本語記載あり。
普通の小籠包と、エビとヘチマの小籠包と炒飯を注文。

エビとヘチマのが特に美味しかった。
炒飯は、空気を含んだふわっとした美味しいものだったけど、どなたかが人口旨味調味料の使い過ぎで舌がビリビリしたと書かれてましたが、私も舌がビリビリした気が…

甘いの辛いのと食べたので再び甘いの。
マンゴーカキ氷も新しいお店を試したくて「緑豆蒜??軌」へ。
初めて行くエリアでしたが、下町っぽい雰囲気の街に突如可愛らしいお店が。

こちらもananなんかで取り上げられたので日本人率高し。

これだけ食べておいてなんですが、私はスイーツ系は苦手なので、いつもは相方しか注文しなかったりしますが、小豆のカキ氷も美味しいと聞いたので試しに注文。

相方は愛文マンゴー。マンゴー2つ分が乗っていてマンゴーの量だけで言うと冰讃の倍くらい。氷は日本と同じ粗削りのもので黒蜜がかかってます。
相方曰く、台湾の薄削り氷よりも腹に来るとのことで、量が多くて食べきるのが大変でした。
お店もカワイイしインスタ映えしそうなカキ氷なので、これから益々人気が出そうです。

いつもの旅ではありえない程、予定を詰め込んだので一旦ホテルへ戻ります。
今回もガイドブックはナシ、全てGooglemapで行動しましたが、地下鉄の出口番号からバス乗り場から全て最寄りが分かるし、複雑なバス路線も何番に乗れば良いかも、バスが到着する時間も全て分かるので本当に旅がしやすくなりました。

バスは、いつお金を払うかは車内に掲示されていて「上・・・」とあれば乗る時、「下・・・」とあれば降りる時に払うらしい。上の写真は棒の後ろの電光掲示で「上」となってますが、途中で「下」に変わりました。乗る時に写真のピンクの紙が渡されて何かと思ってたけど、降りる時に回収されたので、先に払ったよ、という紙なのかも。

ホテルに戻った後はお昼寝タイム。

台湾へ来たら毎日美容院でシャンプーしたいので、19時に起きて昨夜と同じ曼都髪型美容へ行くも「本日15時で閉店」の張り紙…。
どこの美容院でもシャンプーはあるので、近くの美容室へ行くも満員。
仕方がないので、お店がたくさんある忠考復興駅まで移動して、外観から美容院を探します。日本もそうだけど歩けば美容院にあたるので、適当に良さそうなお店に入りました。
適当に入ったこちらは、日式シャンプーだったけど気持ちよかった。シャンプーはアシスタントがしてブロウはスタイリスト、と分かれていて、最初と途中と最後の三回もお茶が出てきた。

チェーン店みたいにサクっとシャンプーが終わらなかったので、ゆっくり夕食する時間がなくなり、SOGOの横にある「阿宗麺線」へ。

私は以前も食べた事があったので2回目。カツオ出汁のスープにモツとソーメンが入っていてパクチーを乗せて頂きます。ニンニクが効いてて美味しい。日本で出店しても人気出ると思う。

最後はマッサージ。ホテルで予約してもらった「VILLA LIKE」へ。こちらも台北の行き付けですがお洒落なタイマッサージ屋さんで、とても人気なので早めに予約しないといつも満員です。市内4店舗くらいあり。いつもの仁愛本館のすぐ近くに二号店がオープンしていて今回はそちらです。
受付のお姉さんは日本語出来ました。

フットバスで丁寧に足を洗ってもらってお部屋へ。
相方がタイマッサージで私は指圧にしたら、同じ部屋でもタイマッサージ用のマットと、指圧用のマットが用意されてました。マッサージの種類によってマットの高さが調整出来るみたいです。
こちらのお店も皆さん上手でいつ行っても外れなしです。

23時頃に歩いてホテルへ戻りました。

翌朝。
12時過ぎのフライトなので、朝ご飯を食べたら空港に向かわないといけないのでチェックアウト。

毎回、最後の食事は鼎泰豊。土日は9時開店ですが、いつも9時前に入店出来てたので試しに8:30過ぎに行ってみることに。
さすがに入店は開始してませんが、受付は始まっていて4番目でした。
結局10分前の8:50分くらいから入店開始。なので9時過ぎに来ても一巡目ですぐに入店可能と思われます。

まずは朝限定の小さい小籠包。

大好きな青菜炒め

食べた事ないメニューに挑戦して、パイクー炒飯。
懸念していた八角臭は少なくて、骨なしの柔らかい肉でした。

最後に再び小籠包を追加して熱々で頂きました。

帰りも台北駅から空港線で空港へ行きます。
空港線の駅は今までの台北駅とは少し離れた場所にありますが、地下には案内がたくさん出ているので迷わず到着できます。
歩いて10分くらいはかかります。

新しい駅。

インタウンチェックインも出来ますが、今はチャイナエアとエバー航空くらいしか出来ないのでJALは不可。

相変わらず出国の際の荷物検査とパスポートコントロールは混んでて時間がかかりましたが、そのまま新しくなったサクララウンジへ。
空港線も出来たし、入出国の行列が無くなればもっと気軽に来れるのに。

古臭い雰囲気だったサクララウンジはリニューアルにより若干キレイになってましたが、基本的には変わらず。
ここのラウンジはやたらと広い。

お腹いっぱいだけど、ここのマンゴプリンは大好き。
ついでに隣のプリンみたいなのも食べると、パンナコッタみたいなので、これも美味しかった。ホットミールも色々とあります。

帰りの機内食はぶつ切りのチキンが怖くてメインは見ただけ。
デザートがラウンジで食べたパンナコッタと全く同じ味だった。

あわよくば梅雨の晴れ間になればと決行したものの、今年一番の大雨に当たってしまい来年からは行く時期を再考します。
でも効率良く色々と行けて良かったです。