ひょんなことから、アンデルセン公園

2017/05/28 - 2017/05/28

我孫子の“アートで散歩”の催しに出かけようと、娘と二人で家を出た。途中、アンデルセン公園の案内板を発見。帰りに寄ろうかと話しつつ、とりあえずお目当てのカフェのモーニングをと向かった。ところが、カフェはこの日は開店１１時より。
それまで、近くにあるアンデルセン公園に立ち寄ることに。
前から気になっていたけど、子供っぽいかなと敬遠していた公園。６５才以上入園料免除に気を良くし、ひょんなことから、いざ中へ。

エリア 船橋・習志野(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

いきなり迎えてくれたのは、岡本太郎さんの「平和を呼ぶ」像。

右にはわんぱく王国ゾーンのにぎわいを見ながら並木道を進む。
出会いの泉に出て左に折れると、虹の池。子供たちが水着になってあそんでいた。足踏みの水車やアルキメデスが考案したというスクリューポンプなど、楽しそう。

チーバ君とブルーサルビア。チーバ君の考案者はSuicaのペンギンを考案した方らしい。

牧場のアイス屋さんでソフトクリームをゲット。牛乳そのものの味。何しろ朝ご飯がまだなので、ことのほかおいしい。

太陽の橋を渡って、メルヘンの丘ゾーンへ。むこうに風車の羽根が見える。紫系のペチュニアが彩りよく飾られている。

アンデルセン公園は、船橋市の姉妹都市であるデンマークのオーデンセ市生まれの童話作家アンデルセンに由来した名前。この風車はデンマーク式の風車で、オーデンセから職人を呼んで作った本格的なもの。
　写真は裸の王様と並んで記念写真を撮れるスポット。まわりには造園会社協賛の童話に因んだ花壇があり、童話を読みながら、その情景を想像しつつ花も楽しめるよう工夫されている。

小さなイーダの物語。プレートには童話がかかれている。

クリスマスツリーになりたかったもみの木のお話し。

童話をテーマにしたタイル画。

アンデルセンの童話を上映するミニシアターも。ボタンで選び、「王様とナイチンゲール」をついつい全編見てしまった。（２２分）

童話をもっと読みたくなったら、童話館へ。自由に閲覧できる。

全体に花の色のあわせ方もハイセンスで、木陰も多く、歩いていてもとても気持ちがいい。
　この木はしだれ桂。

コミュニティーセンター
おみやげ売り場も

これも、デンマークの農家を再現したもの。

農家の前のスイレンの池。

船橋市の花「かざぐるま」。「開花中」と書いてあったが、ほとんど終わっていて、わずかに二輪残っていたうちの一輪。

花の城ゾーン。
オーデンセの町並みをイメージしたミニチュアガーデン

写真に撮ると、すっかりオーデンセ。

窓にすっぽり背景の風車が入るスポットもあった。

このゾーンに、殿堂入りしたばらの品種を沢山植えているところもあったけど、やや見頃を過ぎていたため写さなかった。でも、バラ以外の花で十分幸せな気持ちに。

ハートのトピアリー。

この後は、自然体験ゾーンを通って北ゲートに戻る。途中、池ではボートを楽しむ人たちが大勢。今日は天気が良くて気持ちがいい。
そして、わんぱく王国ゾーンに入り、森の中のアスレチックコースの脇を通ってはじめの並木道へともどった。
　ベゴニアの優しいオレンジ色がうれしい。
今回立ち寄らなかった子ども美術館ゾーンでは、さまざまなワークショップや童話の登場人物になって演じるなどの体験が出来る美術館があり、一日ではこなせない豊富な内容が用意されている。

カフェ「トトノエ」のランチプレート。玄米ご飯がついて体にいいお食事に満足。
　この後、本題の「我孫子・アートな散歩道」の会場に向かう。

手賀沼公園で。この他にもいくつか作品があったけれど、やや少ないかなという印象。

我孫子は手賀沼を見下ろす丘に多くの文人たちが別荘を構えたところ。房総の鎌倉とも言われるように、静かなたたずまいがのこる町。その別荘跡や記念館にさまざまなアートが展開されるというので、訪ねてみようと計画。でも、期間中の日曜日ではあったものの、展示が終わってしまったものも多く、やや物足りない感ありでした。

志賀直哉別荘跡。すぐ近くには我孫子市白樺文学館がある。

竹林のなかにあるプレートは、遠くから見ると字が書いているように見えるが、近づくとただの点●が並んでいるという面白い作品。杉村楚人冠記念館の庭で。

竹林の中で、「ぶつぶつ、●●●、・・・」

不思議な作品。

旧村川別荘。ほとんどの展示は終了していて、庭に「華」と題したオブジェが一つあるだけ。

そして、今日の締めくくりは「蔵６３３０」でのティータイム。近くの農家と提携し牛乳やチーズに特化したメニューがある。木造の落ち着いたカフェ。船橋市高根町。

キウイとセロリのホエードリンクとベビープリン。プリンは牛乳からチーズになる途中にできる乳清でつくったとか、まろやかトロトロの絶品。娘は欲張りプレートと二つのベリーのホエードリンク。
２種類のマフィンと牛乳をおみやげに買い、帰途に。

カフェの２階席から。