ひろしま美術館～ピーターラビット展～絵本の世界で出会った仲間たち♪

2017/06/02 - 2017/06/02

ピーターラビットの作者「ビアトリクス・ポター」の生誕１５０周年を記念しての「ピーターラビット展」が、４月１５日からひろしま美術館ではじまりました。
この特別展では、貴重な絵本の直筆原画やスケッチ、愛用の品々など２００件以上の作品・資料を鑑賞することができます。
彼女の生涯に触れながら、「ピーターラビット」誕生からその物語が仲間のキャラクターと一緒に広がりを見せていく様子は、ほとんどが日本初の公開となります。

会場のひろしま美術館は、街中にあっても、広島中央公園の木々の緑に囲まれたなかにあり、県の登録博物館になっています。
その緑の庭で、「ピーターラビット展」開催期間には、たくさんのピーターの仲間達が出迎えをしてくれます。
そんな趣向を凝らした「ビアトリクス・ポター１５０周年ピーターラビット展」は、６月４日までの開催期間に多くの来場者で賑わいます。
その数は５万人を超えるそうです。

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 自家用車

６月２日晴れ
開催終了まであと二日と迫ったこの日、
午前中のひろしま美術館へ「ピーターラビット展」鑑賞に出掛けました。
「ビアトリクス・ポター生誕１５０周年ピーターラビット展」

ひろしま美術館
１９７８年１１月３日開館、広島県の登録博物館にもなっています。
街中でも緑の多い広島中央公園の中にあって、季節の花や木が迎えてくれます。

ひろしま美術館 美術館・博物館

茶色のジャケットを着たピーターのいとこのベンジャミンもお出迎えの「ピーターラビット展」
～作者ビアトリクス・ポターの生涯も紹介されています～

広島中央公園の中にあるひろしま美術館
「りすのナトキン」も公園の中に隠れていました。
＝ナトキンは悪ふざけがすぎて、ある日しっぽを半分斧で切り落とされてしまいます＝

「パイがふたつあったおはなし」
黒い犬（女の子）のダッチェスもみつけました。
＝ねこのリビーからの招待のお茶会にむかう様子＝

入場受付・入り口には緩やかなスロープがあります。
空の雲の配列とおんなじようにアイビーが蔦っている～。

エントランスから中庭に入ると、
木陰でお出迎えのこねこのトムとお母さん。

中庭で。
新緑の木と青空をいっしょに一枚と思ったら、一部分だけ赤い葉が・・・。

～ビアトリクス・ポターは１８６６年７月ロンドンに生まれました～

エントランスから別館に続く屋根つきの通路は、「厳島神社」の回廊を模しているとのこと。
通路は、丸い円形の建物の本館を取り囲むように、「ピーターラビット展」の別館の建物へと続いています。

中庭にはキャラクターたちが総出のお出迎え。

～ビアトリクス・ポターは、イングランド北部にまたがる湖水地方に毎年避暑に訪れていました～

別館の地下から展示のスタートです。
ここまで撮影できます。
～ビアトリクス・ポターは家庭教師をしていた女性の５歳の息子・ノエルが病気になったとき、彼を元気づけるために書いた手紙に、ピーターという名前のウサギの物語をしたためました。これが「ピーターラビットのおはなし」の元になりました。１８９３年のことです～

タマネギを包んだ布を抱えるピーターが「はじめまして」とごあいさつ。
作品の数々は撮影できません。「ごめんなさい」とも。
～ビアトリクス・ポターは１９０２年「Ｔｈｅ　Ｔａｌｅ　ｏｆ　Ｐｅｔｅｒ　Ｒａｂｂｉｔ」の出版にようやく扱ぎつけました～

～ビアトリクス・ポターは３９歳で婚約するも１か月後に白血病でフィアンセを失います。その後４７歳で結婚。ニア・ソーリーのヒルトップに夫婦で暮らします～

展示を見終わって中庭に出てきました。
美術館の初夏の花は「さつき」

ひろしま美術館の本館
丸いドーム型の建物の本館は、原爆ドームをイメージしています。

本館の白を背景に、中庭のさつきと女性の像

～ビアトリクス・ポターは晩年、自然保護に力を入れました。ハード・ウィック種の羊を飼育して高い評価も得ています。１９４３年に７７歳で亡くなるまで、その活動は続けられました～

女性像：「果物を持つ裸婦」アントワーヌ・ブールデル（フランスの彫刻家作品）
～右手には林檎（たぶん？）を持っていました～

会場を振り返っての一枚。国旗が並んでいます。
本館では常設展「フランス近代美術の展示」があります。
～展示の音声ガイドと、映像でのポターの案内は俳優のディーン・フジオカさんでした～

前庭に咲く「さつき」
「マロニエ」の木があります。

パリから来た由来のある「マロニエ」(西洋トチノキ）

池には鯉が泳いでいます。さすがカープの本拠地。

帰り道の午後１時前、美術館近くの駐車場で・・・
わたしの車の下でまったり休んでいる姿は？
「ピーター」の物語のつづきのようなねこでした。

わたしも、用事があってこれから帰らなきゃいけないから。
ごめんね・・・と、エンジンを掛けたら
近くの日陰に移動してくれました。

編集後記は～ねこにさよなら～
植え込みの中に入っていってしまいました。
向こうは大きなバス通り、車に気をつけてね。

ここの駐車料金高くてびっくりしたけど、このねこに出会えたから「まぁ、いいかっ！」・・・。
それでは、ひろしま美術館にお付き合いありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• タロちゃんさん 2017/06/04 21:27:04

  こんばんは(^^)

  momoneneさん、こんばんは。
  
  ピーターラビット、かわいいですよね(^^)
  我が家にもお皿やカップがあります。
  なんとなく癒される絵なんですよ。
  キョトンとした顔がいいのかな？
  
  あ、お礼を言いの忘れてました。
  草津の旅行記にいいねを投票していただきありがとうございました。
  
  momoneneさんのショートストーリー、読みやすくてとても好きです。
  次回も楽しみにしてますね(^^)
  
  タロちゃん

  momoneneさん からの返信 2017/06/05 10:54:40

  RE: こんばんは(^^)

  　タロちゃんさん、おはようございます。
  
  ショートストーリーに訪ねてくださって、
  いいねを、そして書き込みもありがとうございます。
  
  ピーターラビット展にもお皿やカップのアンティークなものが展示してありました。
  グッズ売り場にも、マグカップがありました。
  マグカップは色使いも可愛かったのですが、購入はあきらめました。
  グッズが他にもたくさん並んでいて目移りしてしまいました〜。
  あの何とも言えない「キョトンとした」表情にやっぱり癒されますね(^^)
  
  タロちゃんさんの「軽井沢での美味しいものの数々」楽しかったです。
  お天気も良かったのですね。草津の湯もみ体験は体力勝負の感じですが、
  どちらも、行ってみたいです(^^)
  
  お留守番のタロちゃんのお顔、「がんばっていい子にしてたよ！」感がアップに表れています。かわいい〜〜。
  
  　momonene