ヨガの聖地を下見

2017/05/09 - 2017/05/16

６泊８日でヨガの聖地リシュケシュをうろついた。
YH・GH・ホテルと３か所を泊まり歩き、次回（多分）
の参考資料を集めた。

エリア リシケシ(インド)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

羽田発なので品川経由、品川駅前で最後の
和食（？）。

キャリアーは初めてのタイ航空、羽田０時２０分
発、デリー着１０：２５（現地時間）。暗くなる
前にリシュケシュに着きたかったし、帰りは午前
３時（現地）発で羽田着が午後９：00強なので選
んだ。
スワンナプーム空港の案内ボード、分かり易かった。

シンハビール、赤ワインともグッド。よく
眠るにはアルコールの助けも必要（？）。
行き帰りともうまく２～３座席を占有でき
体を伸ばせて眠れた。

６度目のインドなので少しは慣れてきた。
前回もリピは無しと思ったのだけれど。

ビザオンアライバルの看板を見て安心した。

案内に従って、ビザオンアライバルコーナーに。
5×5の写真は不要だった。料金は４０００円。
１万円を出したら、ルピーで釣りをくれて、入管
も案内して通してくれた。

空港内のプリペイドタクシーはぼったくり、
１万４千ルピーと言われ退散、空港を出た
所でシェア仲間を探すもかなわず、結局リ
シュケシュまで６０００ルピーで折り合う。
倍以上とは思うけれど初めて行く所だし宿
の場所も分からないから…。（飛行機代２
万円と比べればリーズナブルかも）

１つ目のホテルはガンジス川沿いでレストランは
サイガート（シルディーのサイババ）の真上、沐
浴風景も間近で見られたり、ガンジス河に昇る朝
日も見れた。

宿のレストランから上流を。ちなみにこの宿
（パラダイス）はお湯も出ないし、WIFIとこ
の眺めのみOKであとは残念だった。

宿の近くにある木には猿が、リスも見かけた。

朝食付きだったので少し期待したけれど１泊
２千円なので期待する方が無理だよね…。

早速沐浴開始、宿からは歩いて２～３分。水着
で赴き、サイ寺院に参拝した後、若者達がいた
ので加わる。

宿の自転車を借り（３００ルピー）アシュラム散策へ。
すぐそばのガートに寄る。シバ神とガンガー女神。

よく目にする寺院も。

ガートわきに女神寺院。ガンガー、カーリー、
あと…？

ガートわきに一応ゴミ箱はあるけれど…。

ガートそばの木下には神々が祀られていた。
木・岩・山とも神の依り代（？）

寺院らしい場所からガンジス河を見下ろす。

ガート風景、老若男女が朝から集まる。沐浴と
キリスト教の沐浴との共通点を意識する。
ルルドの女神には沐浴後でないと会えなかった
感じ……が（？）

ニケタンアシュラムに寄って夕方のコースを
予約する（１００ルピー）、結局は参加でき
なくなるハップニングに遭遇。
アシュラムからガンガーを見下ろした所。

日本からの修行者も多い感じのニケタン、
欧米かららしい修行者も目立った。

スワミ（覚醒者）の看板は至る所に。
目標とするアシュラムを発見できたの
で、満足。シバ神は最高ヨギとされて
いて、修行により神と一体になれると
いう教えは新鮮（キリスト教・仏教と
も自身はキリスト・仏にはなれない？
…！）

日本人女性が経営するGH/食堂の看板を
発見するも、たどり着けず近くのアシュ
ラムで次の日のコースを予約する。

ホテルから次のYHに移動する。若者と同室は
厳しいので個室を予約。ここはベランダ、暑
くて熱風が吹き付けるけれど、憩う場所とし
てはまあまあだった。

YHから北側を眺める。ここはリシュケシュの
コア部分、宿泊施設も密集。

YHから南側を眺める。金持ちの寄進らしい
寺院。（スワミを名乗る人物の案内に乗るも、
２５０ルピーを払わされた…）注意すべき！

GHの部屋、ACと天井扇風機もあってグッド
けれどトイレの座が壊れていたし、ACの水
がだだもれだった。

YHの客は２００ルピーで屋上でのヨガ教室
に参加できる。教師はTTC(ヨガ教師トレー
ニングコース）を終え、ここに居ついた（？）
金髪碧眼美少女。ただヨガマットは汚れ放題、
使い終わったら、すぐ洗うべし！と言いたい。

YH近くのアシュラムのヨガ教室に参加、
ハタヨガだけれど様々な国からの人と
ヨガをするのはまた格別な感じ…。講
師は受付の女性だったけれど、日本の
インストラクターにそっくり、という
よりインドの女神が日本に降臨してい
る（？）のかもという体験もある。
愛知のTTC３０日を終えて修了式に臨む
女性が会場まで案内してくれた。
ここも２００ルピー（約３２０円）。

受付の女性は本当に日本で受講したインストラ
クターに瓜二つ。

次のGHに向かい、YHから５分ほどで橋に
到着。めちゃ混んでいるし、牛・バイク
も渡る。疲れも半端ない。

ラフティングの参加者も多い。けれど
参加する気にはならなかった。聖地を
水上から楽しむのも納得できるし、遊
びの要素は十分、歓声も響き渡る。

GHに昼頃到着、チェックインは１時な
ので少し待つ、やはりドーミトリーの
部屋はきついので個室を。ここは素泊
まりで１泊８００ルピー（約１３００
円）でリーズナブル、しかもベランダ
付き、シャワーの温度も熱いくらい。
ｼﾊﾞシャクティGHの個室はお薦めだ。
ガンガーが少し見える。

散策を開始する、受けたかったアシュタンガ
ヨガの看板が見えて即予約、待ち時間に再度
ガンガーで沐浴、怪しげな子供が近付いてき
たので警戒、沐浴時の持物の管理には注意（！）
アシュタンガヨガクラスに良い刺激を受けた。
その後探求したいラーマクリシュナ氏の弟子で
あるビベーカーナンダアシュラムが目に入り、
受付で情報を得る。結果的に２日に渡り教
室に参加する。

ビベーカーナンダアシュラムドロップインクラス
日程、初級者クラス・クラシカルハタヨガ・呼吸
法に参加し満足した。

橋から上流部に行ったところにカフェが
あり、アイス（クリーム）コーヒーを注
文（８０ルピー）、大満足で続けて３日
通った。ガンガーからの風も心地よかった。

このカフェで中国麵（焼きそば）も食して
みた。確か１００ルピーほど。

サティアサイババ学校の看板、シルディー
のサイババは広く支持され写真は個人・商
店に掲げられていてガートもある。対する
生まれ変わりとされるサティアサイババは
少し影が薄いと感じるのは私だけ…？

ここからは旅の寸描、まずはアシュラムの
シバ神像、ヨギの最高峰とされることもあ
る。天からの水を髪の毛で受け止め、ガン
ガーの始まりとなったとされ崇められてい
る。

リシュケシュの郵便局。

ガート脇の王様（？）シバ神（？）

ガート脇、ガンガー女神像。

シバナンダアシュラム入口。

シバナンダアシュラム、名言集４面に。

サリーは色鮮やかで素敵だ、マザーテレサ
のは地味だったけれど…。

乗り合いタクシー待合所。値段を聞いたら
８００ルピーとのことで使用せず（トゥク
トゥクの倍以上だ）。

バス停の椅子、ばっちり鍵で固定されてる。

いかにもヒマラヤ山脈の南端という感じ。

町中のガネーシャ神（象）、ハヌマーンさんは猿
神の使いとか眷属でないのが不思議…。

スクールバスはよく見かけた。けれど
学校に通っていない子供も見かける。
カースト制度は深く浸透していてよそ
者には分り得ない世界だ。

町中の寺院１。

町中の寺院２、金持ちの寄進らしいものも
見られる。

町中の寺院３、インド人の神への崇敬は
半端ない。貧乏でも供え物は欠かさない
感じだ。

町中寺院４、人がひしめき合う状況だと
寺院がほっとできる場所であるのは確か
だ。

ひょっとこ神（？）

工事現場に頭で工材を運ぶ女性が…。

ハヌマーン像（お猿さん）。

ヨガヴィディア日程、午前午後１回づつの
参加を目標とした。

アナンダプラカシュアシュラム日程、TTC
教師トレーニングコース主体で有るらしい
がドロップインも受け付けている。

デリーに直行するバスターミナル、手数料を
含んで８５０ルピーほど、ただ空港までさら
にタクシーかトゥクトゥクで４００ルピーか
かる。

ハリドワールの巨大シバ神像。

ここはハリドワールのガート、クンブメーラ
が行われる聖地。今回はヨガ修行の下見が目
的だったので、立ち寄れず残念。
リシュケシュでは鼻の洗浄や鼻からの食事な
どマニアックな体験やハタヨガ以外のヨガも
体験出来てまあまあ満足できる旅となった。
インドにいると「人間が暮らせる状況じゃな
い」と嫌悪感でいっぱいになるけれど帰国す
ると何故か懐かしく思い起こすのが不思議、
ディープな体験ができるからだろうと思う。