
2017/05/22 - 2017/05/22
4位(同エリア113件中)
akikoさん
- akikoさんTOP
- 旅行記417冊
- クチコミ9件
- Q&A回答2件
- 1,229,851アクセス
- フォロワー341人
大阪・泉南の花咲きファームにあるデビッド・オースチンのイングリッシュローズガーデンってご存知でしょうか。
デビッド・オースチンさんは、バラがお好きな方はどなたもご存知の有名なイギリスのバラ育種家で、彼が手がけるこのイングリッシュローズガーデンは、本国の英国を含めて世界で2つ目の公式ガーデンで、最新のイングリッシュローズのコレクションを持つ庭なんだそうです。
ちょうど今、春のローズフェスティバル(2017年5月1日(月)~5月31日(水))が開催中で、知り合いの方に誘っていただいて行ってきました。
もともと泉南市農業公園「花咲きファーム」の花畑エリアが、イングリッシュローズガーデンとしてリニューアルしたのだそうで、広大な丘陵の敷地に多くの種類のバラが見事に咲き誇っていました♪
-
デビッド・オースチン・イングリッシュローズガーデンは大阪府泉南市にあり、電車で行く場合、JR阪和線「和泉砂川駅」が最寄駅となります。
私たちはJR大阪駅から"紀州路快速"に乗り、「和泉砂川」で下車し、駅から約3.5kmの道のりをタクシー利用しました。 -
緑豊かな丘陵地に立地し7500㎡にも及ぶガーデンには、3000株を超えるバラが植えられているそうです。
-
特に入場ゲートがあるわけではなく入場も無料で、
ここからとても楽しみにしていたローズガーデンに入って行きます。 -
色とりどりのバラがちょうど見頃でした(^^)♪
-
どのバラも可愛くて、どこから見れば良いか迷います~
-
この濃いピンクの房咲きのバラは「プリンセス・アン」。
エリザベス2世の王女にちなんで名付けられたそうで・・・
2011年の最優秀新品種のバラに選ばれたそうです。 -
集まって咲くと、こんな風にゴージャスに見えます(*^^*)
-
たぶん、「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」だと思います。半八重の花で金色に輝く雄しべが見えます。
まるでバラの名前をよく知っているようですが、実は、それぞれのバラの足元に品種のネームプレートがあるのです(笑)
ネームプレートが見えないものもあったり、記憶も曖昧なので、もし間違っていれば教えていただければ幸いです。 -
イングリッシュローズとは・・・
1970年代に入ってから注目されるようになった、比較的新しいバラの仲間で、オールドローズとモダンローズの品種を交配することで生まれたそうです。
オールドローズの可憐な魅力とモダンローズの豊富な色と四季咲き性の両方の良さを併せ持つのが魅力なのだとか。 -
アーチに絡められたイングリッシュローズのつるバラが、たくさん花を咲かせていて、バラのトンネル(短いですが)になっています♪
-
アーチの真下から見上げると、このように見えます。
-
青空をバックに可愛く咲いています♪
-
この濃いクリムゾン色の大きな花は「ヒースクリフ」という新品種のバラだそうです。
高貴な色で、フォーマルなシチュエーションに似合いそうなバラです。 -
このバラはオレンジっぽい色のバラです。
この色合いは"リッチイエロー"とも呼ばれるそうで・・・ -
花弁の重なりが見事なロゼット咲きのこのバラは「モリニュー」という品種のようです。
-
可愛らしいピンクのバラがいっぱい咲いています。
-
横から見ると、カップの中にぎっしり花びらが詰まっていて、華やかでボリュームがある素敵なバラです。
顔を近づけると、とても良い香りがしました♪ -
デビッド・オースチンの公式ホームページには、それぞれのバラの説明が書かれています。例えば、この"ジ・エンシェント・マリナー"には
『ピンクのつぼみが徐々に開き、内側にカーブした数え切れないほどの花びらを持つカップ咲きになります。咲き初めからどの段階でも美しく、温かみのあるミルラの強香です・・・』などとの情報が載っています。 -
この優しい薄ピンクの花が・・・
-
咲くと、このような美しいバラになります。
-
これは「シャーロット・オースチン」という美しいイングリッシュローズで・・・
デビッド・オースチンの孫娘に捧げられたバラなのだそうです。 -
DAVID AUSTIN ROSESというタグがついています。
-
ところどころにバラのアーチやオベリスクが置かれていて、
テーマごとのガーデンの入り口やそのガーデンの見どころになっています。 -
手前がピンクのつるバラのアーチで、奥に淡い黄色のアーチが見えています。
-
ガーデンの通路に沿ってツゲの生垣が延びています。
美しく整えられた生垣は、それぞれのガーデンの縁取りの役目も果たしています。 -
うわっ~これがバラ?? こんなに花びらがぎっしり詰まったバラは見たことがありません。
-
またフォーマルガーデンのような一画にやってきました。
-
なかを覗き込むと・・・
奥にピンクのバラのオベリスクが見えました。 -
ぐるっとまわって・・・
-
どこも素敵なイングリッシュローズが咲き誇っています♪
-
ガーデンはテーマごとに分かれていて・・・
フォーマルガーデンでは香り豊かなつるバラで覆われたアーチ・ローズトンネルに沿ってバラが同心円状にレイアウトされているんだそうです。 -
これが中心にあったピンクのバラ☆☆
周りには樹高低めの薄いピンクのバラが植えられています。 -
このあたりには、イエロー系のバラが多く咲いています。
-
よく見ると、ハチが花芯の蜜を吸っていました。
-
-
このピンクのバラは地上1mくらいのところで咲いています。
このようなスタイルのバラはスタンダード・ローズ と呼ばれているそうで、高さを表現するのによい方法なのだそうです。 -
イングリッシュローズは他のバラと比べて、素晴らしい香りを持っているのが特徴だそうです。
香りの説明にはフルーティ、フローラル、ムスク、スパイシーな香りなどが使われますが、このガーデンでは品種ごとに「洋ナシ、ブドウ、柑橘類を思わせるフルーツの香り」「ストロベリーと甘口の白ワインのような強烈なティーの香り」などのようにそれぞれ興味をそそられる香りがあるようです。
正直、香りを嗅ぎ分けることは難しいですが、目を閉じて静かに息を吸い込むと・・・
これは「桃の香り」かなこれは「リンゴっぽい」などと自分ながらの香りを楽しむことができます。 -
-
フォーマルガーデンを出て、カジュアルにバラを楽しむゾーンに来ました。
-
この白っぽい一重のバラは「キュー・ガーデン」というもので、一見アジサイのような花のかたまりになっています。
ロンドンにあるキューガーデンの250周年記念に名前が付けられたのだとか・・・ -
バラが咲く小径を散策していると、
とても心が華やぎます*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:* -
初夏の陽射しを浴び、生き生きと咲くバラたちです~
-
すくっと伸びていたバラ♪
-
せっかくだからアップにしてあげましょう~~
まだ蕾のベイビーに、幼児のような咲き始めのもの、そして見事に咲いた親バラのファミリー勢ぞろいです。 -
これも目立っていたイエローの「ゴールデン・セレブレーション」かな。
-
これは「ロイヤル・ジュビリー」でしょうか。
エリザベス女王2世のダイアモンド・ジュビリー(即位60周年記念)の年に誕生したバラだそうです。 -
これは、ソフトピンクの「ジェフ・ハミルトン」かな。
周囲にはこれから咲きだす蕾がいっぱい・・・ まるで女王様のようです。 -
これもあれもと、何枚も写真を撮ってしまいます。
-
-
ジギタリスかな、バラ以外の花たちも可愛く咲いています。
-
-
ベンチに座ってひと休みするのもいいですね~
-
この水路があるエリアはイギリス本社にあるルネッサンス・ガーデンからインスピレーションを得て作られたそうです。
水路の脇にも色とりどりのバラが咲いていて、とても魅力的です。 -
-
水路の下に来てみました。
高低差を利用して、段々状に水が流れ落ちるようになっています。 -
ほぼ、メインのバラのエリアは周りました。
一緒に来た知り合いの方との待ち合わせ時間があるので、あとはガーデンギフトショップまでゆっくり歩いていくことに・・・ -
-
-
-
-
-
イングリッシュガーデンの横に、バラの苗が購入できるプランツセンターがあります。
-
プランツセンターの中にギフトショップがあります。
-
入口のウェルカムボード
-
-
ギフトショップの建物の壁にもバラが這い、溢れんばかりに咲いていました。
-
ギフトショップに入ると・・・
バラ関連の小物や本がたくさん置いてありました。 -
-
イギリスのスーベニアショップに来たかのようです・・・
-
木製の可愛いオーナメント
-
どの商品にもお花があしらわれていて・・・とても惹かれます♪
-
レジ横にデビッド・オースチンのバラのハンドブックが販売されていたので、それをお土産に買うことにしました。
-
最後に、ギフトショップの裏側に回ってみました。
-
オレンジ色のバラの向こうにイングリッシュガーデンが・・・
-
反対側には、無数のピンクのバラが壁を覆っていました♪
-
最後に、また可愛いバラを見ることができ大満足です(#^.^#)
現在、デビッド・オースチンさんの息子さんが事業を引き継がれ、「これまで、世界中の数え切れないほどのガーデンにバラを提供し、デザインにも携わってきました。花咲きファームのイングリッシュローズガーデンは、我々が手がけたイギリス以外で初めての本格的なガーデンです。期待以上の好結果に恵まれたことをとても誇らしく思っています。」とハンドブックの中で述べられています。
大阪の辺鄙な丘陵にこのようなイングリッシュローズガーデンがあったなんて知りませんでした。(誘っていただいたSさんOさんありがとうございました♪)
大阪近辺にお住いの方で、バラが好きな方はぜひ訪ねてみてくださいね。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
26
76