2017/04/28 - 2017/05/07
3位(同エリア13件中)
Asyさん
2017年GW、7才、2才の子供を連れて、アメリカのロングビーチ(カリフォルニア州)から太平洋側のメキシコをめぐるクルーズ旅行記です。
長男の小学校を休ませての旅行となったので、いろいろ意見はありましたが、結果的には10才までは家族旅行優先という我が家の方針を貫いてよかったと思っています。
この旅行記では、二番目の寄港地マサトランでの市内観光の様子について記します。
(登場人物)お父さん、お母さん、ルイ(♂7才)、レオ(♂2才)
(旅程)
1日目 アメリカン航空 成田-ロサンゼルス ロングビーチ泊
2日目 カーニバルミラクル乗船
3日目 終日航海
4日目 カボ・サン・ルーカス(メキシコ)寄港
★5日目 マサトラン(メキシコ)寄港
6日目 プエルトバジャルタ(メキシコ)寄港
7日目 終日航海
8日目 終日航海
9日目 ロングビーチ 下船 日本航空 ロサンゼルス-成田
10日目 成田着 帰宅カボサンルーカスの旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス
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カボサンルーカスを夜に就航した船は、コルテス海を横断してマサトランに一路向かいます。マサトランに上陸して何をするか、何も決めていません。船旅は巨大な団体旅行のようですが、楽しみ方は人それぞれ。行き当たりばったりの旅も楽しむことができます。
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朝起きたら、もうマサトランの港近くに船が近づいていました。
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メキシコのwifiがつながるようになりました。船は旧市街に近い埠頭に近づきます。
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カボサンルーカスとは違い、生暖かい空気です。よし、この暑さなら今日は浴衣を着ていこう!
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クルーズ船は旧市街に近い貨物ターミナルに着岸しました。コンテナだらけです。マサトランはこの近辺では一番の都市とのことで、昨日訪れたカボサンルーカスで買えるお土産もマサトランで作っているとか。貨物ターミナル内は制限区域のため、クルーズ客は勝手に歩くことができず、クルーズ船から貨物ターミナルの入口までは大きなゴルフカートで移動です。ビッグサイズのアメリカ人ばかりなので、大きなゴルフカートもすぐに人で一杯に。
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クルーズターミナル入口にはお土産物屋が軒を連ねた大きな建物があります。タクシーの手配、観光バスツアーもここで申し込めます。建物の中にあった、メキシコらしいカエルのキャラクターに子供たち興奮!
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マサトランの旧市街をぶらつこうと思っていましたが、ターミナルから距離があるので、観光バスツアーにその場で申し込みました。これが実は大正解でした。大人一人25ドル、子どもは無料でした。バスといっても写真のようなミニバスですが、クーラー完備なうえに清潔でした。お客は私たち4人家族以外は、アメリカ人のおばちゃん姉妹3人、奥さんがメキシコ系の夫婦一組、一人でクルーズに参加しているアメリカ人のおばちゃん一人。バスは港に近い、丘の上にある展望台をまずは目指します。
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聖母マリアの像が公共スペースにあるあたり、アメリカとは違う風景です。
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車窓からイグアナを発見。同乗のおばちゃんたちはすごく興奮していました。
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展望台のある丘には海に面する形で大きな別荘が立ち並んでいます。こちらでも山の手が好まれているようです。運転手さんが「この家はいま100万ドルで売りに出ている」とか言うたびに、おばちゃんたち大騒ぎ。ノリのいい反応を見ているとこちらも元気になってきます。
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「あの葉の長い植物からテキーラができるんだ」と運転手さん。お酒に興味がないおとうさんは、きれいな別荘街の風景に見とれています。
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ブーゲンビリアがきれいに咲いています。
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さて、ようやく展望台に着きました。20分ほど自由行動です。ルイは道端に落ちているビールの栓が珍しいようで、拾い集めています。早く来いよ~
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展望台からは「カーニバルミラクル」が見えました!
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島の色が白いのは海鳥のフンが積み重なっったからだそうです。本当かしら?白さが何であれ、写真映えのする風景です。
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展望台の先に見える島には灯台があり、そこまでは陸続きで歩いて行けるそうです。元気のいい人たちはそちらに向かっていましたが、ベビーカー連れにはさすがに無理です。
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展望台には昔使われていた砲台もありました。レオも男の子だから、武器は好きです。
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お父さんはすっかり展望台が気に入りました♪
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砲台の下で眠っている猫をレオが発見。ネコ好きなので触っています。引っ掻かれるよ~
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「こっちにもっとネコいるよ~」とルイ。展望台の端は猫の住処になっていました。
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空を飛んでいる鳥はカモメ・・・ではないです。
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丘の斜面にサボテンが生えています。「メキシコ=サボテンの生えている所」という脳なので、思わず写真を撮ってしまいました。
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展望台を後にして、丘を下りる形で旧市街の中心にあるカテドラルを目指してバスは進みます。「俺はこのあたりの生まれなんだ~」と運転手さん。町の建物の色は原色を使って鮮やかです。窓や扉の鉄格子もおしゃれです。ルイと泊まっている車がどのメーカーのものが多いのか数えましたが、トヨタ、ニッサンが多い印象です。
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カテドラルの前でバスは止り、ここから約40分自由行動です。ちょうど12時前でした。
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カテドラルの敷地の中には、グアダルーペの聖母のイメージが浮かんだ布を見せる聖ディエゴの像がありました。
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教会の正面入り口です。教会の中に入ったら、鐘がなりだしました。12時だったのでアンジェラスを告げる鐘かなと思ったら、主祭壇でミサが始まりました。聖堂の中も中々よかったのですが、ミサの最中だったので控えておきました。中の様子に興味のある方は他の旅行者さんのもので確かめてください。
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カテドラルから歩いて5分のところに、公設のメルカード(市場)があります。観光客も多く寄るのでお土産物屋さんも多いのですが、地元の方向けの食料品、雑貨店も多く入っています。地元のスーパーや市場に行くと、その土地の生活が見えるようで面白いです。
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大量のマンゴーやバナナが積まれている八百屋の前で子どもたちはかなり興奮。お父さんもお母さんも市場でテンションが上がっています。市場では米ドルでも支払いはできますが、クレジットカードは受け付けてくれません。
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マサトランは海に近いため貝殻が多く取れるようで、それを使ったお土産が多かったです。貝が好きなルイは袋一杯に入った貝の詰め合わせを2米ドルで買っていました。でもすぐに別のものが欲しくなるようで、お店の前で必死に何を買うか考えています。
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カテドラルを後にしたバスは、西に向かい海に面したところで再び降ろしてくれました。太平洋の海は荒々しく、泳げるような雰囲気ではなかったです。
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この場所はグーグル地図によると「El Clavadista」と呼ばれています。写真の見晴らし台から、下の海に飛び込む男を見るのがここでの定番とのこと。
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バスは海沿いの道を走り、マサトランの新市街を目指します。海岸沿いはゴールデンルートと呼ばれています。お父さんたちは疲れていたせいか眠ってしまい、折角の車窓の風景を撮り損ねてしまいました。起きたら、海辺にあるレストランの前に着いていました。
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アメリカ人の観光客ばかりです。店は清潔でした。ウェイターのおじさんがメキシコ民謡を朗々と歌い出しました。
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でも子供たちは歌より食べ物です。お通しで出されたトルティーヤチップスが気に入ったようです。
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マサトランはエビが有名だそうですが、お父さんはカキ好きなので生ガキ(6ピース)を注文しました。これで70ペソ(=420円)なんて信じられない安さです。肉厚でジューシーな生ガキでした!
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マリアッチ(楽団)の方々がレストランに入ってきて、歌付きで演奏してくれます。異国情緒があってよいのですが、ルイにとってはうるさいだけだったようです・・・
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「カニ取ってくる~」と一人でレストランの前の海に向かったルイ。お父さんもあとを追いかけます。子どもは食べることより、遊ぶことが好きですね。
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浜辺は物売りがいますが、しつこくありません。掃除が行き届いててゴミが落ちていません。浜辺の漂着物を集めるつもりであったルイはちょっと残念な様子。海が怖いレオはレストランから出ようとしません。波は荒く、水着の人も浜辺で日光浴をして過ごしている人ばかりで、泳いでいる人はいませんでした。
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レストランを後に、バスは出発した貨物ターミナルまで再びゴールデンルートを戻っていきます。所要時間は5時間程度でしたが、かなり充実したバスツアーでした。クルーズでマサトランの寄港地観光するなら、このバスツアーが経済的でいいです。
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船に戻った後はシャワーを浴びて、みな1時間ほど寝てから夕食に向かいました。今日の一品目は・・・忘れました。チーズを使った料理であることは確かです(笑
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二品目はミラノ風カツレツ。付け合わせもボリュームがあります!
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夕食後部屋に戻ると、象さんが待ってくれていました。船は18時に出港し、陸地沿いに南下し、三番目の寄港地プエルトバジャルタを目指します。プエルトバジャルタでは馬に乗ってシエラマドラの山をトレッキングします。
長々と旅行記お読みいただきありがとうございました!
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