2017/03/29 - 2017/03/29
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ぱっしょんKさん
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チェンナイから一番近い世界遺産、マハーバリプラム。
実はY君の彼女Aさんが来た時に行く場所として最後まで候補として残った場所です。
結局アグラを選択したのでY君のみを連れて行くことにしました。
3/29(水)はテルグニューイヤー。ハイデラバードを中心とした南インドの暦の新年にあたります。
ちょうど1日だけの休みだったので朝から出かけました。
バスでのマハーバリプラム旅行です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
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Y君には我が家までタクシーで来てもらい合流しました。
10時に集合し一番近くのバス停ティルマンガラム停まで歩きます。
途中ぶら下げるカメラを見ていきなりワンフォトの声が。
はいはい!撮りますよ! -
ティルマンガラムバス停です。
ここからバスに乗りCMBTバスターミナルに向かいます。 -
ティルマンガラムからCMBTまで8ルピーです。
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扉は開けっぱなしで走ります。2両編成のバスです。
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CMBTに到着しました。乗って来たのは77路のバス。
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ここが中長距離バスターミナル。
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ここからこのバスでマハーバリプラムまで向かいます。
特急バスですが、どこ行きなのかわかりません。
車掌さんに聞いて乗り込むしかありません。
何せタミル文字だけで全く読めませんから。 -
車内はこんな感じ。3X2のシート配列です。
バスはECR(イーストコーストロード)のマハーバリプラム入り口で降ります。 -
バス停からはオートリキシャで5分ほど、マハーバリプラム村の中心には入りました。
時間は1時ちょっと前になっていました。
このWOK TO DHABAレストランに入ることにしました。 -
注文したのはチリチキン、バターロッティーとカレー2種類、バターチキンとエッグマサラ。
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食べ終わった後に冷たいラッシー。
Y君に確認。お腹どんな感じ?
2人とも少々物足りないということで -
ベジフライドライスを追加注文。
お腹いっぱいになったので遺跡巡りに改めて出発です。 -
1人500ルピーのチケットを購入して海岸寺院に入場します。
チケットは海岸寺院とこの後行くファイブラタと共通券です。 -
小さな2基の寺院があります。
これが世界遺産マハーバリプラムの建造物群の一つ海岸寺院。
この建物の向こう側には今では防風林が植えられています -
すぐ横は海岸ビーチ。
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大祠堂の中にはリンガが、小祠堂の中にもリンガが安置されていたのだそう。
ここはシヴァ神を祀る寺院。 -
ベンガル湾の波が白いです。
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ひざまづくナンディー像がぐるっと囲っています。
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大祠堂。
鳥が飛んでる!今気づいた!! -
大祠堂の隣にあるおそらく池だったと思われる跡地。
中に牛が。削れてしまっているのでナンディーなのかどうかはっきりしないです。 -
大祠堂の裏側。以前は入れたんですが、入れなくなってました。
12月に来た大型サイクロンのせいかな?
奥にリンガが見えます。
この空間は女性の体内を表していて、シヴァの男根が挿入されているのを表しています。 -
壁の彫刻、装飾は海風で削れてしまってボロボロです。
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うーん。ライオンか?
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やっぱり大祠堂には立ち入り禁止になっています。
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地元の小学生が来ていました。
早速フォト!の掛け声が。 -
Y君も入って。
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僕も入って撮影。
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あとは僕とY君の帽子を奪い取り
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いえ~い!!!!!
(苦笑いしかない by Y) -
撮影会と化しました!
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いやっほ~!!
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いつまでたっても小学生に解放されそうにないので、そこそこに切り上げて小祠堂を見学します。
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小祠堂の部屋の壁にある彫刻。
シヴァとパールヴァティと思います。
この中に昔はリンガがあったようです。 -
ナンディーの像が並んでいます。
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シヴァ神の風で削り取られた彫刻が地面に置かれていました。
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前殿の跡です。今は基盤の一部が残っているのみ。本来は大きな建物だったようです。
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入場門となっていたところ。
上部は崩れてしまっているけれど柱は残っています。 -
削れすぎてもとが何かがわかりません。
海風が強いのがわかります。 -
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海岸寺院の全景。
これと同じ寺院が7つあったようです。
海の中にも跡があるようです。
海岸寺院を後にします。 -
海岸寺院を出るとすぐに地元の若者に囲まれました。
フォト、フォト攻撃。 -
次の目的地はファイブラタ。
歩いて15分。
マハーバリプラム村の中をゆっくりと歩いていきます。 -
バスターミナルのある交差点を左に曲がり道なりに進みます。
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突き当たりのT字路にこの彫刻。ちょっと離れてますけどアルジュナの苦行の一部。
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牛と結構すれ違うわ!
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ファイブラタまでの道には石の彫刻を売っているお店が多いです。
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次の世界遺産マハーバリプラムの建造物群の構成遺産はファイブラタ。
5つの寺院と象やライオンの像がありますが、元は大きな1つの花崗岩から削り出したものです。
さらにいうと南インドにあるヒンドゥー寺院はこの5つのタイプの寺院のどれかに当てはまります。 -
ナクラ・サハーデーヴァ・ラタ。仏教の礼拝堂の形を受け継いだと言われていて、後ろが円形になっています。
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ナクラ・サハーデーヴァ・ラタの横には象の像が。
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ここは記念撮影のポイント。
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象の後にライオンがいます。
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ドラウパディー・ラタ。この寺院は民家が元になっていると言われています。
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ドラウパディー・ラタの中に女神像があります。
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アルジュナ・ラタ
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アルジュナ・ラタの外壁には神の神像が見事に掘られています。
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アルジュナ・ラタの裏にナンディー像がありました。
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ビーマ・ラタ
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内部は未完成です。
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一番奥にあるのがダルマラージャ・ラタ。
ライオンの柱が正面に並んでいます。
中は全くできていません。 -
ダルマラージャ・ラタは南インドにある寺院の原型とも言われています。
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外国からの観光客も
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インドからの観光客も記念撮影。
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ファイブラタの裏側は打って変わって緑の芝生。
豚が1匹。 -
裏側から撮った手前からダルマラージャ・ラタ、ビーマ・ラタ、アルジュナ・ラタ、ドラウパディー・ラタ
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ドラウパディー・ラタここには神像があります。
中はちょっと掘り始めた程度。 -
神像の上に文字が書かれていました。
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一番完成度が高いのはこのアルジュナ・ラタ。
彫刻が1周出来上がっています。 -
ファイブラタを後にします。
次に目指すのはマハーバリプラムの花崗岩の丘の遺跡。 -
花崗岩の丘の南側に到着しました。
ここの上にオラッカンニスワラ寺院が見えます。
ここを登る前に右に折れて -
この広場をちょっと行くと左手に
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この石窟が。
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アーディ・ヴァラーハ窟です。奥に少しだけ彫刻があります。
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さあ今度こそ上に上がります。
写真まっすぐ行って岩のところまで行くと左側にまだ上の階段が。
右にはちょっとした広場があります。 -
広場に入って右側に掘りかけた跡。
未完の石窟コネリ・マンダバ。 -
マヒシャマルディニー・マンダパ窟。
上にオラッカンニスワラ寺院が見えます。
マヒシャマルディニー・マンダパ窟に入ります。 -
マヒシャマルディニー・マンダパ窟は両サイドの彫刻が素晴らしいです。
これはおそらく横になるヴィシュヌ神。 -
ハマヌーンが真ん中より左側に見えます。こん棒を持ってる牛は?ナンディーなのか??
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こっちでも記念撮影!
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奥の部屋にも彫刻が。
これは100%間違いなくシヴァ神ですね。
下にナンディーが座っています。
とするとサイドのはヴィシュヌではないのかな? -
改めて花崗岩の上に登ります。
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上からの眺めは最高!
内陸側。 -
青いベンガル湾がよく見えます。
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さらに上のオラッカンニスワラ寺院に行きます。
昔はここに光を灯していたため旧灯台とも呼ばれています。 -
階段があり、建物の上に出れる構造ですが、今は格子のドアがはめられていて上に登ることができなくなっていました。
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狭い通路で1周できます。
壁には彫刻が施されています。 -
東側の壁にはシヴァ神とガネーシャが彫られていました。
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ベンガル湾が本当に青い!!
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北側に回って来たら眼下には今利用されている灯台があります。
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暑いからここの陰で休む人が。幅がない通路だからここはやめようね~!
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灯台です。上に中の螺旋階段を使って登ることができます。僕は三回目ですし、Y君は灯台自体には興味がない様なので相談して素通りしてさらに北上します。
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次に出てくるのは、ラマジュナ・マンダパです。
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ライオンの柱があります。
中には彫刻があった様な跡がありますが、 -
全く残っていません。
完成してなかったのかも。 -
さらに北上するとこんな建物が出て来ました。
ハンピに首都があったヴィジャヤナガル王国の支配していた時代に作り始めて未完に終わった塔門、ラヤ・ゴープラムです。 -
門になるところに入って行きます。
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門の柱には彫刻が施されています。
こっちは男性の神 -
こちらは女神。
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たまには2人で記念撮影。
しまった!どうせなら女神を選ぶべきだった!! -
外壁は彫刻が全くありません。
おそらく基盤なんじゃないですかね。
次に進みます。 -
ヴァラハ・マンダパです。
ここの彫刻は一見も二見も価値あり。 -
女神の像があります。
おそらくヴィシュヌ神の妻ラクシュミー -
美人に囲まれてニンマリのY君。
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内側から見るとライオンの柱。
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横の壁の彫刻、ヴァラーハ。
ヴァラーハは猪の姿をしたヴィシュヌの化身。 -
天井に何やら赤い色のついたサークルが天井に。
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ダンシングシヴァだと思っていましたが、
後で調べたら、リグ・ヴェーダの複数の賛歌で登場するヴィシュヌ神のトリヴィクラマ(三界を3歩で跨ぐ者)をテーマにした偶像のようです。最初の大きな1歩を表しているそうです。 -
Y君ごめん、説明間違えてた!
ヴィシュヌ神のトリヴィクラマ。ググってみてくれ! -
北の広場に出て来ました。
小さなガネーシャ寺院があります。 -
岩山の上に巨大な岩が傾いて止まっているのがみられます。
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クリシュナのバターボールと呼ばれます。
Y君が下に潜って支えた様な写真を撮影。
転がれ!!!って心の中で願ったけど動かんかった(T_T)(笑) -
裏側から見るとナイフでカットした様な形しています。
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押してみました。
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それをみていたガキンチョがフォト!っていって来たので撮影。
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そしてY君も押しました。
動かんかったです。 -
パッラヴァ朝の王様が象を使って引っ張ったけど動かなかったそうです。
多分下の岩山と一体なんだと思うのよねー。 -
3連石窟トリムルティー窟です。
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奥の壁に彫刻がしてあります。
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ここはシヴァ神を祀っている石窟。
リンガがあります。 -
3つともにシヴァ神が彫られています。
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最後の見どころ。世界遺産の構成遺産になっているアルジュナの苦行と呼ばれる彫刻が彫られた岩。
幅29メートル、高さ13メートルの大きな岩です。
有名な叙事詩マハーバーラタのアルジュナの苦行の場面だと言われています。 -
別名ガンガーの降下。
女神ガンガーがこの世に降りて来た時の様子を描いたものであるとも。。
つまり2つの解釈の説があるものです。 -
海岸寺院の出口で記念撮影した若者と再会。
もう一回記念撮影しとくかい! -
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最後の見学ポイントはクリシュナ・マンダパ
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クリシュナ・マンダパの壁に美しいレリーフがあります。
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ゴーヴァルダナ山を持ち上げるクリシュナと名付けられたレリーフ。
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見応え十分でした。
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前二回来た時にマハーバリプラムのバスターミナルから帰る時に使ったバスが見当たりません。
リキシャを使ってECRのバス停まで移動します。 -
この日は暑かったです。
2人ともにフラフラです。
エアコンのあるところで涼みましょう!
ということでバス停のすぐそばにあったコーヒーデイに入ることにします。 -
まだ最近できた様な綺麗な内装でした。
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アイスカフェラテをゆっくりと堪能。
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改めてバス停から来た時に使った緑色のECR特急バスでCMBTに戻ります。
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バスに乗ってすぐ日の入りを迎えました。
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車内は満員。
チェンナイ市に入るまで座れませんでした。 -
CMBTからは77V路のバスでティルマンガラムまで戻ります。
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食欲がない2人。
冷たいラッシーが飲みたいとブカラレストランに入ることにしました。
チェンナイには珍しい北インド料理レストランです。
ティルマンガラムバス停のすぐ前にあります。 -
早速注文。スイートラッシー。
甘くて冷たくと美味しい!
これ飲んだら2人とも食欲がちょっと出ました。 -
チキンスチャウゼンヌードルを一つ頼んで2人で分けあってこの日の夕食はおしまい。
暑さと戦って長い距離を歩く旅行でした。
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