チリの北端に位置するイキケは元々ペルー領であった所。<br /><br />夏の終わりにも関わらずまだまだ残暑というよりは猛暑とも言えるじりじりと照りつける太陽、町のすぐ隣にある太平洋から漂ってくる潮騒の香り、時折流れてくるラテン音楽、ここに居ると欧州文化が色濃いチリに居るにもかかわらず、まるでカリブ海の沿岸都市にでもいるような気持ちにさせてくれる。<br /><br />かつてペルー領であった事を受け、町行く人も白人のチリ人ではなく、ペルー、ボリビア、コロンビアといったメスチーソの国からの出稼ぎの人も多く、異国情緒に色を添えている。<br /><br />目だった高層建築も無く、空と町の後ろにすぐそびえ建つ砂漠の山が町のどこからも見えるという独特の地形でもあり、街はこじんまりとして殆どが徒歩圏内に有る。あくせく観光するよりものんびりと椅子に腰掛けて雰囲気を楽しみたい、そんなイキケで、綺麗な町並みを楽しんでみた。

南国の香りただよう海辺の町　イキケを歩く

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2017/03/22 - 2017/03/23

5位(同エリア13件中)

#街歩き

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Krisflyerさん

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チリの北端に位置するイキケは元々ペルー領であった所。

夏の終わりにも関わらずまだまだ残暑というよりは猛暑とも言えるじりじりと照りつける太陽、町のすぐ隣にある太平洋から漂ってくる潮騒の香り、時折流れてくるラテン音楽、ここに居ると欧州文化が色濃いチリに居るにもかかわらず、まるでカリブ海の沿岸都市にでもいるような気持ちにさせてくれる。

かつてペルー領であった事を受け、町行く人も白人のチリ人ではなく、ペルー、ボリビア、コロンビアといったメスチーソの国からの出稼ぎの人も多く、異国情緒に色を添えている。

目だった高層建築も無く、空と町の後ろにすぐそびえ建つ砂漠の山が町のどこからも見えるという独特の地形でもあり、街はこじんまりとして殆どが徒歩圏内に有る。あくせく観光するよりものんびりと椅子に腰掛けて雰囲気を楽しみたい、そんなイキケで、綺麗な町並みを楽しんでみた。

エリア

イキケ(チリ)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 3.5

グルメ: 4.0

ショッピング: 3.5

交通: 3.5

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イキケ空港を出たところ。すぐ後ろに砂漠の山が迫ってきています。

ディエゴアラセナ国際空港 (IQQ) 空港
空港からイキケに向かう道すがら、右手には砂漠の山、左手には海という独特の風景が広がっていきます。
いよいよ町並みが見えてきました。高層ビルが立ち並んでいるのは旧市街、そしてリゾートエリアです。
市内観光、まずは中心部のアルトゥーロ・プラット広場から。
中心にある時計塔が目印です。
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広場の南側に面して建つクラシカルな雰囲気の建物は市民劇場

プラット広場広場・公園
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時計塔

プラット広場広場・公園
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旧スペインカジノ。今はスペイン料理レストラン。

1904年建築でムーア様式。内装がすごいのです。レストランに行かなくても中に入れて見せてくれます。
こんな感じです。特に天井のアンダルシア柄がすごいですね。
甲冑まで。ドンキホーテ？
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広場から南に下ったところにあるのは、イキケ地域博物館。
イキケで発掘された古代の道具などが展示されています。なんと無料。

地域博物館博物館・美術館・ギャラリー
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旧石器時代に使われていた石臼ですかね。

地域博物館博物館・美術館・ギャラリー
こちらはつり道具
もう一つつり道具
イキケ地方の伝統の織物柄の展示もありました。
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こちらはアストレカ宮殿。

1880年から1930年にかけて建てられたジョージア調の建築。

今では大学になっています。

アストレカ宮殿城・宮殿
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一階部分だけ見せてくれます。

アストレカ宮殿城・宮殿
結局この建物は何だったのだろうか？
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パロキア大聖堂

この辺の教会は新しい建築が多く、イキケのカテドラルも漏れなく新しい。
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エスメラルダ号博物館。

この船は本来沖合いで沈んでしまったのものを復元して、博物館にしています。当時の海洋王国としてのチリ海軍のすごさを見せ付けるものですかね。

コルベットエスメラルダ博物館博物館・美術館・ギャラリー
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これがその沈んだ本物の方。無残!!

コルベットエスメラルダ博物館博物館・美術館・ギャラリー
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船員の部屋。

コルベットエスメラルダ博物館博物館・美術館・ギャラリー
帆を巻き上げるウインチも見せてくれます。